絶景が広がるアルプスの山歩きと鉄道の旅：スイス、リヒテンシュタイン旅行【７９】（2019年秋 １０日目⑧ 帰路もまた旅路）

2019/09/21 - 2019/09/21

ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国（スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア）となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/12）羽田 ⇒ 北京
2日目（9/13）北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目（9/14）ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目（9/15）ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目（9/16）ハイキング、ツェルマット移動
6日目（9/17）ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目（9/18）ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目（9/19）ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目（9/20）リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目（9/21）チューリッヒ市内観光、ﾁｭｰﾘｯﾋ ⇒ ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ ⇒ 北京
11日目（9/22）北京散策、北京 ⇒ 羽田
　　　※ MHGP＝マッターホルングレッシャーパラダイス

今回は１０日目⑦です。

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

無事帰国便に搭乗できました。これからのルートはまずフランクフルトにルフトハンザドイツ航空LH1191便で飛び、約2時間のインターバルでLH720便で北京、さらにそこから全日空NH962便で羽田着という予定です。
（ﾁｭｰﾘｯﾋ14:58 ⇒ 15:43ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ）

まずは序章のフランクフルト行きです。僅か1時間の飛行ですが、ビジネスゆえかケーキが出てティータイムといったところです。

チョコレートには「オクトバーフェスト2019」とミュンヘンのビール祭りのことが書かれていてなるほど既にスイスではなくドイツです。

座席は一般席でしたが、サービスは満点でした。

正味1時間に満たない飛行なのであっという間に機は高度を下げ、ドイツの大地が見えてきました。

ほぼ定刻、ドイツ・フランクフルト空港に着陸しました。
（ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ空港15:43～17:41）

機は沖止めで、シャトルバスで空港ターミナルへ移動します。

シャトルバスは面倒ですが、空港内を見て回れる楽しみはあります。

ターミナルに到着。乗継の北京行きの予定時刻とゲートを確認しておきます。

乗継時間は2時間あり、余裕があったので暫しラウンジで休憩した後、乗場ゲートへ。

今度の機は遠距離便なので大型です。

ファースト・ビジネスとエコノミーの乗り口です。こういうところで優越感を感じてしまうところが既に小市民ということでしょう。

まずはウェルカムドリンク。長い飛行時間は退屈ですが、ゆっくりお酒を飲むことができ快適です。

欧州の中枢フランクフルト空港を出発します。20分程度遅れていますが問題ありません。長い旅路、挽回できるでしょう。

離陸しました。この瞬間は緊張しますが、急激に高度を上げGがかかるのと、窓外の風景がみるみる小さくなっていくのはなんとも心地よいものです。
（ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ17:41 ⇒ 翌8:19北京 ※時差あり）

飛行が安定し、1時間ほど経過したところでお食事タイムが始まりました。まずはシャンパンとおつまみナッツでほろ酔い気分。

前菜とパン、そして飲み物はシャンパンでもよかったのですが、ルフトハンザはドイツの会社、ドイツと言えばビール、銘柄はヴァルシュタイナーです。

メインはこちら、よくわかりませんがあまりおいしくありませんでした。

旅行中は野菜不足になってしまうので、サラダが出たのは望外の喜びです。

どの辺を飛んでいるのかと窓外を見ると白くべっとりと何か広がっています。雪かなと思いましたが、まだ9月、恐らく低空に掛かる雲でしょう。食事も食べてほろ酔いでもあり、暫し寝るとします。