絶景が広がるアルプスの山歩きと鉄道の旅：スイス、リヒテンシュタイン旅行【７４】（2019年秋 １０日目③ 金融の都）

2019/09/21 - 2019/09/21

ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国（スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア）となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/12）羽田 ⇒ 北京
2日目（9/13）北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目（9/14）ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目（9/15）ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目（9/16）ハイキング、ツェルマット移動
6日目（9/17）ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目（9/18）ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目（9/19）ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目（9/20）リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目（9/21）チューリッヒ市内観光、ﾁｭｰﾘｯﾋ ⇒ ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ ⇒ 北京
11日目（9/22）北京散策、北京 ⇒ 羽田
　　　※ MHGP＝マッターホルングレッシャーパラダイス

今回は１０日目③です。

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

続いては⑤リンデンホフの丘から⑥フラウミュンスターへ移動します。
（ﾘﾝﾃﾞﾝﾎﾌの丘8:53 ⇒ 8:58ﾌﾗｳﾐｭﾝｽﾀｰ）

リンデンホフの丘から小路を歩いていると、フラウミュンスターの塔が正面に現れました。

到着。本来であれば⑦聖ペーター教会や⑧ヴァイン広場の方が近かったのですが、尖塔に惹かれ、通り越してフラウミュンスターに先に来てしまいました。

見事な尖塔です。チューリッヒで一番有名な塔かと思います。

前庭はミュンスター広場になっています。
（ﾌﾗｳﾐｭﾝｽﾀｰ9:00 ⇒ 9:04聖ﾍﾟｰﾀｰ教会）

その一角にはこんなお洒落な噴水が。

さて移動します。フラウミュンスターから戻る形で来たのがこちら聖ペーター教会です。

ここの塔もなかなかいい感じです。

聖ペーター教会からすぐのヴァイン広場周辺では小規模ながら朝市が開かれていました。
（聖ﾍﾟｰﾀｰ教会9:06 ⇒ 9:14ｸﾞﾛｰｽﾐｭﾝｽﾀｰ）

その朝市の向かいにはローマ神殿風の建物が。チューリッヒ州警察の建物です。味があります。

リマト川を再び渡って対岸に建つ古めかしい建物は旧市庁舎。小規模ですが、威厳があります。

建物の前を旧式のトラムが走り抜ける、なかなか画になる風景です。

旧市庁舎からリマト川沿いに歩くとグロースミュンスターの塔が見えてきます。ここは今までの教会の塔とは違い双塔です。

入ってみます。

何か行事を行っていたので、ちょろっとお邪魔してすぐ出ました。

リマト川対岸から眺めるチューリッヒ市街。ヨーロッパ的な建物群と脇を固める聖ペーター教会とフラウミュンスターの尖塔です。
（ｸﾞﾛｰｽﾐｭﾝｽﾀｰ9:17 ⇒ 9:24ﾊﾟﾗﾃﾞ広場）

夜景も美しそうですが、残念ながら暗くなる前に出発しなければなりません。

もう一度グロースミュンスターを見返して．．．

ミュンスター橋を戻ります。

リマト川起点の先に広がるのはチューリッヒ湖です。

さてミュンスター広場を通り抜け歩いて行きます。

美しい街並み。街歩きはやはりいいもんです。

続いて来たのはパラデ広場。石造りの重厚な建物が建っています。
（ﾊﾟﾗﾃﾞ広場9:24～9:35）

こちらはクレディスイスの本社。言わずもがなですが、世界的に有名なユニバーサルバンクで、秘匿性が高く、富裕層向けプライベートバンキングなど定評がある銀行です。ドラマなどで耳にする所謂「スイス銀行」でしょうか。

パラデ広場を囲んでクレディスイス本社と隣接して建っているのはUBS、クレディスイスと並ぶスイス最大の銀行の本店です。土曜日の朝ということもあってか、両巨大銀行本店とも出入りは無く静かです。