2022/02/28 - 2022/03/12
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ばねおさん
ウクライナのために何ができるだろうか
抗議活動への参加や寄金ぐらいだろうか
自分に出来ることは本当に限られている
白昼堂々と強盗を働く、さらには殺人も重ねている
個人であれば捕えられて裁きを受けるものが
国家の犯罪に対して世界はあまりにも無力だ
事前に大軍を集結させ、侵略の準備を重ねている様子を知りながら
阻止もできず、次々と起きている悲劇に対し
国連も、EUも、NATOも利害と思惑が絡まって機能しない
「世界大戦」にならぬようにと直接の軍事介入を回避し
武器や装備を提供してウクライナに戦わせる
これが本当に正しいのだろうか
社会が複雑多岐化した現代では、「経済制裁」は我が身にも反ってくる
エネルギーや資源をロシアに依存している国は
依存度が高いほど及び腰だ
まして、そこから利益を得ている企業はなおさらだ
今、まさに起きている無差別破壊と殺戮を目の前にしながら
ロシアとウクライナの歴史的因縁をもっともらしく解説する学者もいる
いったい歴史に何を学んできたのだろうか
パリの日本人団体の広報誌にこんな文章が書かれていた
「ウクライナに寄付をしたお金は、病院よりも武器の購入に使われる可能性のほうが高い。そしてその武器は、国で家族が待っているロシア軍の兵士を殺すかもしれません。戦争反対を唱えながら戦争の支援をしてしまっては、武力対武力の戦争に終わりが来ることはありません。」
一見、いかにももっともらしい内容だが、これを書いた人に問いてみたい。
ロシア軍の兵士の心配の前に、生活を奪われ、家族を失い、生命を犠牲にするウクライナの人々はどうすればよいのかと。
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住まいから10分ほどの距離にある在仏ウクライナ大使館。
サックス通り沿いの瀟酒な邸宅風の建物はずっと以前から知っていた。
この通り沿いに開かれるマルシェで、お気に入りの店の場所の目印としていたからだ。 -
今ではウクライナの人びとへの激励と犠牲者の追悼の場になった。
-
訪れた人びとが思いを込めて置いていく花束とメッセージ
読むと心が痛むものがある。 -
今や世界中にすっかり知れ渡った青と黄色のウクライナの国旗。
-
通りの先の延長線上にはエッフェル塔がある。
エッフェル塔もウクライナの国旗の色に合わせて調光をおこなった。 -
パリ15区の庁舎には
正面にウクライナの国旗が掲げられ
友愛と連帯の意思を示している。 -
通りがかりのホテルの正面にも、中央にウクライナの国旗があった
目を凝らせば街のあちこちで
ウクライナへの支援と連帯の意思表示が見いだされる。 -
ストリートアートの訴えは端的だ
ウクライナの国旗を捧げ持ち
やってくる戦車を踏みしだいていく少女の姿 -
ウクライナに無心に遊ぶ子供の姿が見られるのは
いつになるのだろう
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この旅行記へのコメント (2)
-
- yunさん 2022/03/14 17:35:42
- 目を凝らし、諦めない
- 疑い無き悪事を前にして、私は言葉を探せずにいます。
ばねおさんの綴る言葉に何度も頷いています。
いわしおじさんの目印
エッフェル塔の照明
大好きな壁絵作家Sethがビュット通りに意思を掲げたこと
(Sethの描く子供には楽しく遊んで欲しいけれど…)
自分なりに考え選び小さな支援を継続中のNPO
発足地がパリだっと最近知りました。
自分のどこかがパリに繋がっている様に思っています。
直接できる事が無いと嘆かず、諦めずに
目を離さず、なるだけ多方面から見て考え続けたい。
ロシア国内で「やめなさい!」と声をあげる人が居ることに望みをもちたいです。
yun
- ばねおさん からの返信 2022/03/15 20:21:52
- RE: 目を凝らし、諦めない
- 言葉というのはむつかしいですね。
ロシアとウクライナという図式の中で
ウクライナに同情を寄せつつ、ロシアの国民に思いを馳せるひともいます
中立という立場から、両者を均等に見ようというひともいます。
さまざまな考え方がある中で、一方が他方を否定するようなことは避けなければならぬとしても
今、目の前で起きている出来事に向き合う姿勢として疑問を感じることが少なくありません。
傍観し、手をこまねいている内に、朝起きたら世界が変わっていたということにならぬよう
自分が出来ることをしたいものです。
> いわしおじさんの目印
贔屓にしていた燻製屋さんの店も移動してしまい、ウクライナ大使館は営業場所の目印ではなくなりましたが
ウクライナへの連帯を示す象徴の場となりました。
日本(人)からのメッセージもあって、嬉しくなりました。
> ロシア国内で「やめなさい!」と声をあげる人が居ることに望みをもちたいです。
少数ながらも、反対の人びとの存在があることは、将来への希望につながりますね。
ばねお
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