2021/11/28 - 2021/11/28
124位(同エリア1792件中)
はんけんさん
香川遠征、前日の丸亀に続き、この日は高松に来ました。
どこに行こうか色々と逡巡したのですが屋島に行ってみました。屋島といえば、源平合戦の決戦の場として有名です。(日本史の授業ではなく)国語の授業で習った、『平家物語』の「扇の的」や「弓流し」が強く印象に残っています。が、屋島についての私の知識はそれ以上でもそれ以下でもありません。なので、勝手に小さな島をイメージしていたのです。が、実際はかなり大きな島で、現在は周囲が埋め立てられて地続きになっているということです。しかも、標高300m弱のメサ台地状のフラットな山とのこと。火山の噴火による安山岩がその成り立ちとして大きく寄与しているそうです。そのため天然記念物に指定されています。そして、「香川県の山」であり「四国百名山」にも選ばれているという。おまけに山頂付近はフラットな土地を活かして、水族館などがあったりするという。俄然、興味が湧いて登ってみることにしました。
更に山頂にある屋島寺は、鑑真が開き、空海(弘法大師)が真言宗に改宗し、今は四国八十八ヶ所の一つとなっています。お遍路姿の方々も見かけました。また、日本書紀に書かれている山城は、1998年に初めて発掘され、城門が復元されている など見どころいっぱい。島の北端の長崎の鼻も訪れ、屋島を満喫しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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うどん県に来ているので、当然のごとく朝からうどんです!
JR高松駅近くのうどん屋さんで朝食を摂りました。 -
肉うどんです。ネギと生姜と天カスは自分で自由にトッピングできるシステム、これで430円とは安い!!美味しかった!!!
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ことでん(高松琴平電気鉄道)の車窓から屋島が見えてきました。調べて理解していたとおり平べったいですね。まさにメサですね。
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高松琴平電気鉄道の潟元駅から歩きはじめます。
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道池と屋島。
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柑橘系の木と屋島。
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前日の飯野山(讃岐富士)に続き、ここもイノシシが出るようです。
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ここから、歩行者のみです。自動車は侵入禁止、って自動車、階段は登れないッス。
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お地蔵さん。
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加持水。弘法大師のおかげで、どんな干ばつの時もこの湧水は枯れることが無いそうです。が、枯れている様な気がします、、、、。
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屋島城跡へ
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急な階段で、標高100mほど登ります。
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屋島城跡に到着。
屋嶋城と書いて「やしまのき」と読むそうです。
日本書紀に記述されているのだが、存在が明白でなく幻の城と言われていたのだが、1998年に発見されたそうです。 -
復元は大変だったのだと思います。
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1350年の長きに渡る眠りから覚めた城門と城壁
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城跡からの眺め。
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城門と城壁。白村江の戦い(663年)に敗れて、国防の意識が高まり築いた山城とのことで、その歴史の凄さを感じます。
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東側の眺め、五剣山(八栗山)。
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五剣山(八栗山)は、かなり何か(セメントor石?)が掘削された様で、山肌がオリジナルからかなり変形している様に見えます。
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屋島の最高地点へ向かいます。山頂もほぼほぼ舗装路となっているのですが、この部分は舗装されていませんし、何の案内もありません。(行って欲しくない?)
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三角点、ありましたっ!
何と、一等三角点です!!貴重なものに出会えたポジティブサプライズに、テンション上がります!!! -
南嶺はかなりフラットなので、登りの感覚が少なく、最高地点がとても分かりづらいです。
ここが最高地点かな?と、回りをキョロキョロしてみると、、、、 -
紅葉。
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屋島寺。四国八十八ヶ所の八十四番目です。
お遍路姿の方々を散見しました。
自分は、四国八十八ヶ所を歩くよりは、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路を歩いてみたいと考えています。 -
屋島寺。
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屋島寺。
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西尾根展望台。
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東側の眺め。
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ズームアップで、先程訪れた屋嶋城跡の復元された城門が見えました。
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西側の眺め。高松市内が一望できます。
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かわら投げ、やしま名物 だそうです。
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的はこれ
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皆さん、張り切って投げています。
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山頂エリアに水族館があります。
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この後訪れる北嶺。南嶺と同じく、こちらもかなりフラットです。
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血の池。源平合戦の時、武士たちが血の付いた刀を洗ったため血で染まった ことが、名の由来だそうです。
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展望台から東側の眺め。ボランティアによるガイドツアーの人達がいたので、ガイドの説明に聞き耳をたてました。
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「平家物語」の「扇の的」で有名な那須与一の射的現場はこの辺りだそうです。当時はこの辺りも海でした。
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「平家物語」の「弓流し」、義経が弓を落として自分で拾い上げのは、この辺りだそうです。当時はこの辺りも海だったのだ。
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北嶺に向かいます。
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屋島は、「天然記念物」に指定されています。
島が「天然記念物」かよ?って思うけど、火山の噴出物が固まって安山岩となり、その部分が残ってフラットなトップになっている希少価値な存在、というその成り立ちを知ると、なるほど!と思います。 -
北嶺へ。
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岩肌がすごい。これも安山岩なのでしょう、おそらく。
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北嶺への道はあまりにフラットで、いつの間にか北嶺最高峰を通過していました、、、、汗。
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遊鶴亭からの眺め。320度ビューです。
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ズームアップして、この後訪れる長崎の鼻。
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下ります。一部滑りやすい場所があるので、要注意。
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イノシシが掘った?と思われる場所も多くありました。
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眺めは最高。
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下ります。
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長崎の鼻への道。
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長崎の鼻へ。
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先端からの眺め。
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長崎の鼻の先端にあった三角点。
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海の水はキレイです。
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長崎の鼻から眺める北嶺。あれだけフラットなのに、ここからは尖って見えるのが不思議。
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屋島の西側を南下します。
南嶺。 -
アルコール注入でラストスパート!
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高松琴平電気鉄道の潟元駅に着く直前に列車に行かれてしまいました。24分毎のダイヤなので、24分きっちり待つことになりました。
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高松琴平電気鉄道の潟元駅に戻りました。
続く。
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