
2022/03/07 - 2022/03/08
56位(同エリア3466件中)
Kちゃんさん
長崎を訪れるのは2回目ですが、前回は到着が遅く観光として訪れる場所は既に閉まっていました。
今回は朝の便で出発したことが功を奏して、日暮れ前の2時間ほど狭い範囲だけですが観光地巡りも叶いました。
長崎という場所をもっと知るには、なお数回の訪問が必用かもしれません。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
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朝の羽田空港、JALラウンジです。
国内線に関してはだいぶ乗客が戻っているように感じますね。 -
昨年、なんどか「カルボナーラ味あにぎり」の話題を書きましたが、
今度は「ジューシ-」と来ました。 -
パンはいつものように
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で、こんな朝食。
「ジューシーおにぎり」も試しましたが、温めたおこわで「ちまき」のようなものでした。 包装には賞味期日でなく「賞味時間」的なシール、冷えたら美味しくないのでしょうか? -
搭乗ゲートへ向かう途中でこんなモノを発見
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調べれば、昨年6月から運用されているとのことですが、この半年以上に何度も羽田空港を利用しながら気が付かず、利用者を見たこともない、いうのでは認知度は低いですね。
ただ、見た限りでは荷物を載せるスペースは国内線用ターミナル用としても小さく、実際に動いている様子はわかりませんが歩行者との共存と言うことでは極めて低速でしか運用出来ないであろうことからも、高齢者など限定的な用途でしかなく、だとすれば「無人」というような事でなく気安く利用出来る有人サービスのほうが余程血の通ったサービスと感じてしまいます。 -
今回は予約時点でJクラス席が普通席の¥1000プラスだったので久しぶりにJクラスを奮発です。
最初のほうに搭乗したのでまだ席は埋まっていませんが、この後Jクラス、普通席共にほぼ満席でした。
特に3月に入り学生さん風のグループ客が多かったですね。 -
離陸後、都内上空を経て西へ向かいます。
眼下には池袋あたり? -
途中、薄い雲の中を飛び下界の様子は良く解りませんでしたが、これはたまたま見えた南アルプスの様子。
手前から、塩見岳、間ノ岳、北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、(?)など。 -
雲に阻まれたままに飛行し着陸間際に現れたのは既に大村湾の海岸でした。
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長崎空港着陸
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少しでも早く所用をかたづけようと発車間際のリムジンバスに飛び乗ります。
こういうときに地方空港は搭乗ゲートからバス乗り場などが近くて便利ですね。
今回も到着後飛行機のドアが開いたのは、調べておいたバスの発車時間の3分前。
それでもチョット駆け足でセーフです。 -
30分ほどで市内へ着きます。
ここからは所用先から迎えに来て貰って・・ -
お陰様で所用も順調に進み、16時過ぎにホテルへチャックイン出来ました。
前回は前乗りで前日に着いたのが17時過ぎ、季節(コロナ?)もあって周辺の観光施設は17時には閉まっていて外から眺めるだけでしたので、今回は短いながらも周辺を見られそうです。 -
このホテルの場所も充分に由緒ある場所のようです。
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ホテルのお部屋。
「ダブルにアップグレードさせて頂きました」と言うものの、シングルベッドに枕が2つ置いてある程度。 これでダブル? -
多少古びていますが、造りはビジネスホテルチェーンの部屋とは比べものになりません。
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バスタブもたっぷり
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部屋からの眺めです。
とんがり屋根は大浦教会。 -
早速に繰り出します。
グラバー通りという坂道を登ります。
前回訪問時はほぼ全て閉店していて人通りも在りませんでした。 -
祈りの丘美術館
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長崎名物(?)ザボンの販売です。
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カステラと言えば、
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魔女も居ます
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長引くコロナ騒動で持ちきれなくなったお店も・・
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大浦天主堂。
グラバー園を先に訪れてから再び戻ってきましょう。 -
大浦天主堂は既に遺跡/観光地化されていますので、普段の信仰行事は向かい側の大浦教会が担っています。
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グラバー園の入り口です。
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入場料を払って入園しますが、
施設全体が山に造られていて最初は登る一方です。
エスカレーターが便利に配置されています。 -
山の一番てっぺんにある洋風建築は三菱造船第2ドックハウス。
明治29年に造られ後にここへ移築されました。 -
ドックハウスとは船が修理でドック入りしている期間の船員宿舎として使用されていたようです。
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ドックハウス前の池には鯉がいっぱいです。
エサやりの子供達が大騒ぎです。 -
中廊下の正面に稲佐山
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2階デッキ
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ドックハウス2階デッキから長崎港方面
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居留地標などが集められています
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旧ウォーカー邸
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明治16年築と言われるこの邸宅も長崎市に寄贈されグラバー園に移築されています。
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長崎で幅広く事業を営んだロバート、ウォーカー Jr.が昭和33年に没するまで住んでいたとされる住宅です。
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ウォーカー邸
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自由軒。
日本人シェフによる初めての西洋料理店として始まった良林亭はその後「自由軒」と名を変え長崎奉行から外国人接待用としても重用されたという。
現在はコーヒーショップ。
普段は料理も出されているようですが、コロナ状況下では喫茶のみの営業でした。 -
その良林亭/自由軒を始めたのは草野丈吉。
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そしてグラバー邸です。
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鎖国の撤廃と同時に解放された長崎を舞台に貿易商として21歳で来日し、グラバー商会を設立したトーマス・グラバーが住んでいた邸宅。
明治よりも更に前の文久3年築と言われ、日本最古の西洋式木造住宅として残っています。 -
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「独特のバンガロー形式・・」と説明されても良く解りませんが
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室内です。
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スコーンなど並べられた英国風のティータイムでしょうか。
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こちらはダイニングルーム
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ベッドルーム
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トイレは水洗!
グラバーの息子が住み、後に三菱造船に売却され使用されていたそうですので建築当時のものではありませんね。
それでも、日本家屋で水洗トイレが普及したのはだいぶ後ですので、このスタイルの水洗トイレでも70年~80年は経っていそうです。 -
厨房です。
こちらは流石に薪コンロ。
しかし流しには水道の蛇口がついています。 -
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グラバー邸前から長崎港
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梅が綺麗に咲いています。
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帰路は強制的(?)に伝統芸能館へ誘導されます。
400年近い歴史がある長崎くんちの奉納船廻し踊りの際に用いられる各腸内自慢の船ですね。 -
最後はおきまりのお土産売り場を通って外へ出ます。
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さて大浦天主堂に戻ってきました
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正式には、「日本二十六聖殉教者聖堂」と言い、1862年に二十六人の殉教者たちが聖人に列せられたのを受けて捧げられた教会だそうです。そのために大浦天主堂は殉教の地である西坂に向けて建てられています。
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潜伏していたキリシタンが信仰を告白したとされる記念念碑
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ヨハネ・パウロ2世ローマ教皇が訪れた際の記念胸像ですね
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十字架前の梅もほころび始めています
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聖堂正面に、聖マリア像
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「日本之聖母」と刻まれています。
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聖堂入り口
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聖堂内は撮影出来ませんので外から雰囲気だけでも。
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聖堂周囲
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博物館から
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祈念坂入り口あたり。
このあたりは、大浦教会、諏訪神社、妙行寺、と3つの異なる宗教施設の集まる場所で「祈りの3角ゾーン」と言われているとか?
予備知識やガイドブック無しに歩き回って「祈りの3角ゾーン」と標識があっても、最初は意味もわかりませんが。 -
聖コルベ館。
カトリック信者御用達のお店なんでしょうか? -
大浦あたりの散策は終えて、ちょこっと長崎の夜景を見に行こうと思います。
ホテル前に無料の送迎バスが停まるようですが、早めに散策が終わったのでバスを乗り継いでいきましょう。
長崎駅前で乗り換えて稲佐山方面のバスに乗るつもりでしたが、来たバスの側面方向幕経由地に「ロープウェイ前」とあったので乗ってしまいます。
出先で利用するときに一番難しいのが路線バス。 とにかく方向と経由地がローカル過ぎて解りません。
このバスも、私の知っている拙い長崎の範囲を超え、新地ターミナルから市役所前、などぐるっと回り、やっと長崎駅前、そして稲佐山方向へ。
乗るときに運転手さんに「ロープウェイに行きますね」と聞いてはいましたが、途中はミステリーツアー的でした。 -
ホテル廻り無料送迎バスは「渕神社」行きだったと記憶していましたが、「ロープウェイ前」バス停と「渕神社」バス停の位置関係も解りません。
「ロープウェイ前」バス停で降りて暫く先の駐車場係の方に聞くと「稲佐山ロープウェイなら神社の中へ入って・・」という案内です。 -
だいたい(函館などもですが)観光地のロープウェイ乗り場は遠くからでも良く目立って、広い駐車場があって・・、ですが、ここ長崎稲佐山ロープウェイ乗り場は神社の境内を通り抜けた先にありました。
まさか神社が経営しているわけでもあるまいし? -
ゴンドラも意外と小さい?
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出発です
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山の中腹住宅地です。
長崎は平らな場所が少ないのは承知しますが、こんな急斜面にも住宅地が設けられています。 -
山頂駅に着きました。
稲佐山からの夜景、ロープウェイ、山頂、スロープカー、展望台、稲佐山公園、というそれぞれの関係がわからないまま来ましたが、ここへ来て少し解り掛けます。
「山頂から夜景」ならやっぱりープウェイ利用が直近でした。
こちらは稲佐山公園からのスロープカーですね。 -
ロープウェイ山頂駅からの通路を抜けると山頂広場です。
車でも来られるようですね。 -
展望台ビルの1階はカフェ
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2階はレストランです。
夜景を見ながらの食事も良さそうです。 -
陽が西へ沈みます。
まもなく6時半ですが東京あたりを標準とする感覚では日没が30分くらい遅いでしょうか? -
夜景を待つ人達です。
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向こうの電波塔の下あたりがロープウェイ駅です。
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写真で撮るとだいぶ明るく映りますが、だいぶ暗くなってきました。
まだまだ夜景には早いですね。
上の方、左側の大きな白い建物が「新長崎駅」の駅舎です。
ここへ来るのは初めてですが、こうして見てみると巨大な建物で地元の方は「風景が変わった」と感じるかもしれません。
手前は風景説明用の写真です。 -
やっと陽が落ちました。
世界3大夜景とか、日本なんとか夜景、と謳っていますが、綺麗なことは綺麗でも香港や函館の夜景と比べたら規模は小さいですね。 -
寒くなってきたので早めに降ります。
これだけの観光地(?)ですが大した混雑も無く楽チン -
もう充分に暮れていますが、陽が完全に落ちてからが「夜景本番」のようでロープウェイを降りてきたら下の駅には結構なお客さんが居ました。
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駅前でバスを降り食事がてら少しウロウロします。
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市電はいろんな形式のが走っていますね。
これは少し新しめ。 -
充分に古い型
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そして新鋭機です。
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充分に古い型の運転席、レトロです。
運賃は若干値上げされたようですが¥140は安いです。
前回は乗り継ぎ時に紙の「乗り継ぎ券」が発行されていましたが、今回はICカードで乗れば自動で乗り継ぎ処理されるようになりました。 -
翌朝、早い時間の空港バスに乗りますので早めに朝食レストランに向かいます。
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1番乗りでした
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このホテルの朝食、品揃えなど同系列の他ホテルよりも立派なようです。
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おきまりの「和」
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洋風もいろいろ
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ですが、バスの時間を気にして(というよりも昨晩駅前での一人宴会がたたって)簡単に済ませます。
スープにシリアル、フルーツなど。 -
駅前までバスに乗ります。
昨日の経験があるのでどのバスが駅前へ行くか(駅を経由するか)調べておきました。 -
少しオタクっぽい話題で。
長崎には古いバスがまだ多く残っていました。 特にバス(路線)マニアには話題の、平成初期に展開されたいすず製キュービック、しかも大出力のV8エンジン車が独特の低いエンジン音と共に未だに現役バリバリで市内を走り回っています。 単に古いというだけでなく最近のバスはエンジン出力が低いと聞きますので、何処へ行っても坂道の長崎では必須の性能かもしれません。 しかも今回乗り合わせたのはFFシフトでなく古風なロッドシフトとなれば、マニアの方は巡礼に訪れそうな代物でしょうか。 -
長崎駅前です。
2年前に訪れたときも既に新幹線駅工事が始まっていましたが、今秋開業を控えて長崎駅あたりは大きく変貌していました。
長崎は終着駅ですので、青函連絡船時代の青森ほどでは無いにせよ哀愁ただよう「ここで終点」的などん詰まり感のあるホームが特徴でした。 今回の新幹線開通により在来線共に高架駅になってしまいもはや哀愁は感じられません。
さらには以前のホームあたりは新たな造成が行われており、駅全体が海側へ大きく移動してしまっています。 -
2年前の長崎駅
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同じく2年前の長崎駅ホーム
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ただ、駅前の歩道橋から反対側を臨むと、
これだけを捉えれば以前と全く変わらない風景ですね。
現時点ではJR駅とバス/路面電車の乗り換え距離は大きく隔たってしまい不便そのものでしょう。 -
帰路は長崎駅前から空港行きの高速バスに乗ります。
こちらは駅前の県営バスターミナル。
JRの新しい駅が令和モダンとすれば、こちらは逆に昭和の雰囲気が漂っていますね、良い味を出しています。 -
市内から空港へのバスは2ルートあって、新地ターミナルから直ぐにトンネル/高速を経て空港に向かうバスがいわば直通で所要時間も短い運行です。 逆に駅前の県営バスターミナル始発のルートは浦上あたりまで市内を走って各停留所で客を拾ってから高速に乗り、空港手前の大村でも市内で降車出来るなど、長崎-大村を結ぶバス路線も兼ねているようです。 今回はバスの車中からですが市内の様子を観たくてこちらに乗車しました。
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駅前を出たバスは市内を進みます。
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浦上駅。ここも在来線を含めて高架の新しい駅に変貌しています。
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昨年、沖縄を訪れたときもそうでしたが首都圏などと比べてガソリンが大幅に高いですね。 このスタンドも価格表示していません。
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路面電車と分かれます。
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高速手前最後のバス停にて切符販売風景。
空港行きだけでなく福岡など九州各地行きのバスも停まるのですが。 -
高速に乗りました。
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といっても15分ほどで大村ICから降りてしまいますが。
大村市内へ。 -
空港手前の停留所は「試験場前」
長崎あたりの運転免許試験センターのようです。
季節柄、高校を卒業したばかりとおぼしき若者達が降りていきました。 -
空港への橋を渡ります。
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チェックイン
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2階搭乗口入り口付近はお土産もの店。
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こちらはハウステンボスのお店
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コチラで帰ります。
帰路も小型の737-800です。 -
帰路もクラスJに変更出来ました。
この機材のクラスJシートは新型のものでした。 738初期のクラスJ用のシートは小糸製のものでしたが、認証テストの不正が発覚してしまい以降は米国TIMCO製シートが使われていました。 昨年、遂に小糸製シートの暫定使用期限が来てしまったので交換されたのがこの独国ZIM製のもの。 不正は別として小糸製シートは座り具合の良いものでしたが、その後のTIMCO製はおしりが前に滑りやすく、座り心地は良いといえるものではありませんでした。 今回のZIM製のものはTIMCOよりも格段に良くなっていますが、ちょっと座面が(脚の短い私には)高い感じもします。 -
コチラが往きに乗った便のTIMCO製シートです。
ほんのさわりだけの旧跡巡りでしたが、単なる往復だけでなく長崎の一端を観ることが出来ました。
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