北陸美食尽くしの旅3日間②　1日目の２　見附島～珠洲デカ曳山倉庫～別所岳SA～ロイヤルホテル能登　

2022/03/06 - 2022/03/06

　2022年3月6日（日）～8日（火）阪急トラピックス主催「お身体に配慮しゆったり巡る北陸美食尽くしの旅3日間」に参加しました。その謳い文句通り、飛騨牛、フグ、富山鮨、一人1杯の紅ずわいがに・・・石川、富山、岐阜を回って、美食尽くしの3日間の幸せな時を過ごしてきました。その1日ごとの旅行記です。主な行程は以下の通りです。①②③・・は旅行記の番号です。⑧までありますので、宜しければご覧ください。
1日目　6日（日）自宅～羽田空港　ANA747　8:55発～9:55着　のと里山　
　空港　〇白米千枚田★長浜食堂にて能登牛尽くし昼食☆道の駅すずなり①
　〇見附島◎珠洲デカ曳山倉庫〇別所岳ＳＡ　ロイヤルホテル能登泊 ②
　2日目　7日（月）〇気多大社〇天日陰比め神社③△能登島大橋〇道の駅のと　
　じま☆能登食祭市場にて自由昼食〇金屋町④　ロイヤルホテル富山砺波泊⑤
　3日目　8日（火）〇白川郷★栄寿司にて富山湾鮨昼食⑥高岡大仏〇高志の紅　
　ずわい蟹おやつ〇新湊きっときと市場⑦☆池田屋安兵衛商店
　ANA322　18:30発　富山空港～19：35着　羽田空港～自宅　⑧

エリア 珠洲(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2022年3月6日（日）旅行1日目の続き
　見附島です。ここから現地ガイドさんが付き、説明を聞きます。

見附島 自然・景勝地

　この浜は恋路が浜という名だそうで、縁結びの鐘があります。鐘の下は

ピンクのハートが。

脇には木彫りの仏像

　見附島は別名「軍艦島」と呼ばれています。真上から見ると、軍艦の形をしています。私は長崎のあの「軍艦島」を思い浮かべてしまいますが。

　その昔、弘法大師が唐で投げた金剛杵を探して佐渡から能登へ渡ったとき、最初に見つけた島ということから、この名が付いたそうです。

　踏み石を渡って島のそばまで歩いて行く事もできます。万一転ぶと、びしょびしょになってしまうので、誰も行きませんでした。

　弘法大師は空海とも言います。唐に留学して、日本に帰る際、密教伝来の三杵（さんしょ）を授けられ、唐の僧はそれを取り返そうとしました。それで、空海は、三杵を投げ、投げた一つがここ、そして高野山、もう一つが佐渡に飛んでいったそうです。

　ここのマスコットキャラでしょうか？
　見附島は、歳月による風化、能登沖地震により、お社も崩壊したままだそうです。

　おらかた案内人
　地元のボランティアガイドさんです。見附島やこの地域に関する詳しいお話をして下さいました。
　ここで一人参加のツアー客の、ある女性に声を掛けました。「あの、もしかしたら、1月に奄美大島にいらっしゃいませんでしたか？」「はい？」

　恋路椿
　隣町から輿入れし、夫婦椿として仲良く植栽されています。
　
　やはりそうでした！奄美大島のオプションランチの際、お隣に座って会話した方。1月の八丈島、出発日は違うけれど、私より後出発だけれど同じ阪急トラピックスで行くとおっしゃってました。

　見附千年椿
　大変よく茂っています。

　阪急は自己紹介をしないので、名前は存じ上げないけれど、偶然の再会でした。海外では2度、そういったことがありましたが、国内では初めてです。
　

　見附千年椿は、平成５年の震度６の能登沖地震により、見附島の上から落下した天然椿を植樹したものです。

　恋見附子宝椿
　見附椿と恋路椿の子供たち

　人工授粉により誕生。
良縁に、子宝に恵まれますようにと。

　日本遺産
　宝立七夕キリコまつり
　というのがあるそうです。

　珠洲市案内図
　珠洲市は能登半島の先端にあります。

　見附島
横から見るとこんな形です。
　ガイドさん曰く、恋人たちは、ここの鐘を鳴らしてもう一つ、この先の鐘も鳴らさないと、成就しないと。あら残念。ツアーではこの先へは行きません。ツアー客はどなたも成就できませんね。

　次は珠洲曳山（すずやま）デカ倉庫へ。
　予習の際、図書館で借りた、るるぶや、まっぷる、楽々、てくてくなどのどのガイド本にもなく、ネット検索しても出てなくて、困りました。それで阪急に問い合わせ、住所だけは教えていただきました。そもそも珠洲の読み方ひとつとっても、初め「じゅす」と思っていて、「すず」と分かったくらいです。曳山だってひきやまと読んでいました。（やま）です。それで出てこなかったのです。
　かなりローカル。知名度の低い、入場料のかからない所を選んで連れ回ってくれています。阪急の企画者、ある意味凄い！

　孫に写メを送ってやりました。「鬼滅の刃」のお人形たち。

高さ18mもあります。毎年テーマが変わるそうです。これは伊達政宗や千利休。

　重さが20トン
引っ張る様子などをビデオ鑑賞しました。

2011年のものです。

毎年こんな曳山を作って、海岸の砂地を引っ張るそうです。

　ねぶたも、こういったものの親戚なのでしょうか？
もちろんコロナ禍なので、お祭りはお休み中。ころを使って引っ張るのに、かなりの人手も必要ですから。

　次は別所岳のサービスエリアで、トイレ休憩。　　　

　お土産用のお米いろいろ。
　2合540円
　いろいろあるのですね。違いが分かるか、食べ比べてみても面白いかも？ただ、私は自分の舌に自信がないので・・・キャリーに入れるなら、この下の平らなほうが入れやすいですね。

　車内でＴＤが配りました。いわゆる車内販売。お買い上げの商品は3日目の搭乗前の車内で配るとのこと。夜便だから、ますずしを買って、空港内か、機内かで食べてもよいよね。少し安くなっているし。1本ってどれくらい？多ければ残せばよいね。３日も持つなら安心。ますずしは、いつもは駅弁の、薄い円柱のを買うけれど、こんな形の方が持ち帰りやすいですね。

申込用紙と封筒も配られました。お釣のないようにぴったり千円入れて渡しました。

　今日の宿泊はロイヤルホテル能登。羽咋にあります。これも読めませんでした。「はくい」と読みます。ロイヤルホテルグループです。夕食は会食で、朝食は会食＋ハーフバイキング。露天風呂は温泉、中のお風呂は沸かしたもの。
　16時前に着いたので、荷物を置いたら、まずお風呂かな？到着してすぐ、夕食後、朝食前と、温泉に泊まったら3回入浴します。

　ロビーの生のお花。蘭がちょっとしおれているけれど。
　私の価値基準は、ロビーに生のお花が飾られているホテルは、よいホテル。
期待します。

メルキュール能登リゾート＆スパ 宿・ホテル

　花の名前まで明記してあります。

　館内案内図
　部屋の引き出しの中にありました。

　35平方メートルのお部屋
ソファーセットがあります。一人には広すぎてもったいない。
　個人旅行の際には、いつも駅に近い、ベッドから何でも手が届いて便利な、狭いビジネスホテルばかりなので、持て余します。

ツインです。

　机と鏡とテレビ。
　事前にリクエストした、電気スタンドも置いてくださっています。ありがとうございます。シニアは、スマホを見るには手元が明るい方がありがたいのでね。この左手に、空気清浄機付き加湿器もありました。ご時世なので嬉しい。ただ、コンセントが、ここには一つなので、スタンドを付けると、加湿器は使えず、2択という形になります。うーん。三又コンセントとか、テーブルタップもリクエストすればよかったのかな？お返事メールはすぐくれたけれど、ちょっと想像力も欲しかったです。

引きだしの中にドライヤーがあります。

　机の横の冷蔵庫
　一人暮らし用の大きな冷蔵庫です。冷凍庫も大きい。蟹でも買って、入れておくのかな？山の中のゴルフ場前のホテルだけれど。ホテルの部屋内にこんな大きな冷蔵庫があるのは初めてです。長期滞在者向けなのかな？ここに長期滞在する方っているのかな？

茶羽織とリセッシュとハンガー4本。十分です。

　スリッパ2足。
廊下にもこのじゅうたんが敷き詰めてありました。明るい感じがします。

可動式シャワー付きバスタブ。大浴場に行ったので、使わず。

シャンプー類。使わず。

トイレの上の歯ブラシ、タオル、袋の中身は

　歯ブラシ、コットン、髭剃り
　エレベーターを降りたところに、サイズ各種の浴衣、帯が置いてあり、セルフで持って行くようになっていました。ごぼう茶とお茶のティーパックも。自分に合ったものを持って行くというのは、合理的ですね。ただ、キャリーとリュックとポシェットと、ダウン、ルームキーを持っているので、後２本手が欲しかったです。

　晴れたらこんな景色が眺められるそうです。
　

　夕食は18：30から、ふぐ会席だそうです。石川は日本での天然フグ漁獲量日本一だそうです。知りませんでした。下関だとばかり思ってました。

　右下から右回りに、能登フグてっさ（刺身）割ポン酢、皮あえ、ふぐいしる鍋、能登フグ寿司2貫、ふぐ身入り茶碗蒸し、能登牛陶板焼き。能登牛は流通量が少なく、県内で消費されてしまうそうです。後でふぐのから揚げも来ました。ご飯（石川県産ひゃくまん穀）とお吸い物はセルフ。「美食」を謳っているだけあって、ツアーにしては豪華で、美味しかったです。ただ、私の舌からすれば、この少し分厚いてっさは、からとふぐ（ごまさばふぐ）なので、透き通った、薄い、トラフグの方が好きです。聞いたわけではないので、確かではないとは思いますが。もちろんトラフグの方が、うんとお高いです。量は少なくてもよいので良いものを頂きたいです。今月末忘れてなければ、お店にあれば、福岡でとらふくをいただきましょう。楽しみができました。
　アルコールは苦手なので、次々に、さっさと頂きました。

定食もあるようです。量的にはこれくらいでもよいなあ。
　
　夕食後、2度目のお風呂に行きます。皆さん夕食中なので、空いているはずと、期待しています。バスタオルは食事会場に持参しているので、直行します。自分勝手に「お身体に配慮」しました。

　志賀の郷温泉というそうです。この山奥で、様々な動物たちが、傷ついた体を癒していたそうです。私の膝にも効くかな？

感は当たりました。貸切だったのでぱちり。脱衣場。

洗面所

中のお風呂。左手の洗い場。

右手の洗い場。

　露天。夜風がちょっと冷たかったですが、短時間の貸切風呂を楽しみました。
ラッキー！

　明日行く　気多大社のポスター。うっそうと茂る木々に囲まれているのかな？期待しながらおやすみなさい。