うめぇもんけ！南部房総半島の休日

2020/12/21 - 2020/12/22

2020年10月、コロナ禍で苦境に喘ぐ観光業界には様々な公的支援が注入されました。県境をまたぐ移動を自粛する動きが活発な中、多くの都道府県が始めた試みが、自県民に自県内での観光を楽しんでもらう施策。ご多分に漏れず、我らが千葉県もそのようなキャンペーンを実施。

名付けて「ディスカバー千葉」

ワイフ様の同僚さんが応募したら当たった事を聞き、物は試しと応募した所我々も当選した次第。
空港と巨大なネズミの遊園地以外ではパッと思いつく場所のない千葉県ですが、考えてみれば色々とあるもんですね。せっかくキャンペーンに当選した事だし、たまには近場での旅行、と言う事で千葉県内一泊二日の旅に出発！

うめぇもんけ！は房総弁でおいしいものを食べろ！の意。

エリア 千葉

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ディスカバー千葉の当選案内メールと封筒が届いたのは2020年11月の事。
お！当選したんだ～！と軽く考え、これをどう活用するか検討スタート。

キャンペーンの内容としては宿泊に対する補助。
一人5000円/泊で最大20000円までベネフィットを享受できます。
我が家は夫婦2人なので、1泊 x 2名 x 5000円で合計10000円の補助か2泊で20000円。
まぁ正直同一県内で2泊するのも正直手持ち無沙汰になるかなぁ…と思い1泊2日。

県内とは言え、旅行は心が躍りますね。
ルンルンしながら出発し、館山自動車道を南下し、途中休憩では定番の市原SAへ。

…しまった…ディスカバー千葉のクーポン持ってくるの忘れた…。

しょっぱなから躓き、まさかの本来の目的であるクーポンを忘れた私。
ここから北総まで取りに戻るガソリン代と高速代と時間を考えたら本末転倒なので補助なし旅行へシフトチェンジ（笑）

市原サービスエリア (下り) 道の駅

ごめんよ…ワイフ様…。

自分のおっちょこちょいと忘れ癖のいひどさでクヨクヨしていましたが、静かで大きな東京湾が目の前に広がってきたら、そんな事悩んでもしょうがない！と晴れた気分に。

トイレ休憩で海辺の湯に。
名前の通り温泉施設で宿泊も可能ですが、こちらでの入浴は今日は無し。
でも建物の横に足湯はあるので、そちらで小休憩も良いですね。
ワイフ様は中の土産物屋さんに夢中。

天然温泉 海辺の湯 温泉

千葉県が誇る名峰（？）鋸山が近くなってきたらいよいよ房総半島南部に来た感じがしますね！
ここらからトンビとかが見えて自然豊かな雰囲気に気持ちも栄えます。

我らが地元の名峰、成田山（？）と鋸山で千葉県の二大名山は終了。
（スペース、ビッグサンダー、スプラッシュが千葉県三大名山との意見もあります）

今日の昼食はこちら。

『さすけ食堂』

どこから仕入れた情報か知りませんが、ワイフ様が気になっていたみたい。
詳しい事は知らなかったけど、実は隠れた名店らしく、なかなかの盛況。
普段は行列必至なのだそうですが、我々は運よく、ほぼ待ち時間なく入店。

さすけ食堂 グルメ・レストラン

『さすけセット』
・アジフライ
・アジ刺身、イカ刺身、ハマチ刺身…だったかな？
・豆腐
・香の物
・ご飯
・味噌汁

アジフライ、サクサクな衣にフワフワな身。
この近辺では旨いアジフライを出す店が何件かあるみたいなので、他もチャレンジしてみたいですね～。

ちょっと遅めの昼食を終え、沿岸部を離れ車を山へ。
既に４時近くになっていたので、11月の陽は既に地平線すれすれ。

大山千枚田 名所・史跡

日本一平べったい（最高峰が低い）千葉県にこんな立派な棚田があるとは知りませんでした。
友達が南総周遊サイクリングしたインスタを見た時に存在を知り、今回チャレンジした次第。
調べたら「日本の棚田百選」にも含まれているとの事ですが、そもそもそんな百選がある事にビックリ。

棚田は概ね南東向きなので、なんとなく朝か昼の方が訪れる時間としては良いかもです。夜間は棚田の枠が照明されるようなので、私みたいに夜型の人間はそんな時間帯も良いかも。
あと、時期的に水も稲穂もない時期なので、あまり絵にはならない時期でした（笑）

どうやら各棚には区画オーナーがいるようで、自分もお米を栽培できるそうな。本格的に農業はできなくとも少しだけやりたい人を募り、廃田にせずとも棚田文化を構成に継ぐ素晴らしい取り組みですね。

内房から山を超えて外房にやってきました。
辛うじて空に明るさが残る時間帯に宿に辿り着けそう。

それでも到着は5時頃に。
ワイフ様は宿にはチェックイン開始時間とともにチェックインしたいみたいなので晩くなった事をブツブツ言われちゃいました。
すまんです。

旬彩の宿 緑水亭 宿・ホテル

チェックインしたらお茶とお菓子がだされました。
日本風ウェルカムドリンク、ほっとしますね。

ウェルカムシャンパン等は酒好きとして嬉しいけど、旅館とかではお茶のほうが良い！
五臓六腑より心に染みる感じ。

今日のお部屋は『穂の音』。
10畳の和室にリビングとベッドルーム。
うーん、一泊しかしないのは勿体なさ過ぎる！

部屋付きの露天風呂が併設。
細かい事を言えば半露天みたいな感じかな。
暖かい南総でも12月になれば夜は寒いので頭寒足熱を楽しめてサイコー！

ベッドルームはツインベッド。
ワイフ様はいつもより少し私のいびきを遠ざけられる事を喜んだ事でしょう。

夕食前に一ッ風呂！
ほぼ満室だったようですが、一回目の食事時間帯は大浴場は無人。
『夢見の湯』、その名に従って夢うつつ日頃のストレスを湯に流しましょう。

うぃ～～。

湯上りで小休憩。
麦茶やポカリ等が準備されていましたが、ビールもあると大盤振る舞い。
ワイフ様には内緒で食前酒を一杯…。

『藏』と名付けられた個室ダイニングエリアで夕食タイム。
先付が並び、食前酒を潤滑剤に流し込んだらディナータイムをローリングスタート！

先付
・河豚白子豆腐　雲丹　山葵　美味豆腐
前菜
・しんとり菜のお浸し
・なまこポン酢
・化粧くわい
・柚子松風　金柑蜜煮
・のし梅クリームチーズ

和食のプレゼンって本当に細かくて繊細で、本来の目的である食べる事を惜しくさえ思わせるからすごい。

そして毎度思うのが、先付や前菜って酒に合いそうな物の勢ぞろいなんですよね…。高級料亭の前菜セットみたいな物が売っていたら、家で晩酌の肴にしたいくらい。
ベタな流れですが最初っから日本酒ではなく、まずはビールでのどを潤したい私。もし湯上りのビールサーバーがそれを見越した設置だとしたらこれは脱帽！

主肴はまだ先ですが、まずは準備開始。
かずさ牛を含んだプランとかもありますが、今回選んだプランは海の幸に特化したその名も『海の幸プラン』。

伊勢海老、鮑、さざえのオンパレード！
それぞれの食材を好みの調理法を選択。夫婦でそれぞれ違う調理法も選択可能。
って事で鮑の一つは蒸し焼きに。こんなにデカい鮑はそうそう見ない
から心も鮑も踊ります。考えればなかなか残酷な調理方法だけど、美味い…。

鮑が蒸あがるまでコースを進めましょう。

御椀
・清汁薄葛仕立て
　　湯葉新丈　雪輪大根　白舞茸　柚子

味噌汁も好きだけど、清汁の体に出汁が染み渡る感覚には比較にならない恍惚とさせるものがありますね。

頼んじゃいました。

優柔不断な私には持ってこいな飲み比べセット。

・東灘（勝浦）
・腰古井（勝浦）
・寿萬亀（鴨川）

コメ生産量が国内トップ10に入る千葉県ですが、日本酒はさほど有名ではないかな？
外房地域の日本酒でラインアップ。特に寿萬亀とか初めて飲むお酒もあって嬉しい！

造里
・旬の地魚盛り合わせ（鰆炙り、平目、勘八、梶木鮪）
　　妻色々　山葵　海水塩　土佐醤油

やっぱり刺身は日本酒が一番合いますね！
このタイミングで日本酒を頼んだのは正解でした。
幸せ…

主肴
・鮑　蒸し焼

先ほど作っていた蒸し焼の鮑ができあがりました。
生だとコリコリなのに、調理する事によって柔らかいプリッとして触感になるのは驚き。
鮑の肝は珍味ですね。

主肴
・鮑　活造り

プリッとした蒸し鮑とは真逆なコリコリした鮑のお刺身。
これまたサイコー！

主肴
・伊勢海老　鬼殻焼
・伊勢海老　雲丹焼き

伊勢海老は同時に出てきました。
ワイフ様は雲丹が大好物なので雲丹焼きは外せません！
でも同じ品を並べるのも面白くないので、もう一方は鬼殻焼をチョイス。
そういえば千葉県って伊勢海老漁獲量日本第２位なんだそうな。日本一は伊勢の名前を冠する通り三重県。

主肴
・さざえ　壺焼き

サザエでございま～す。
日本人なら誰でも脳内再生できるはず。

美味しんぼでもサザエは壺焼きか刺身かで論争が繰り広げられましたが、やっぱりサザエは壺焼きだよなぁ…と思う私。
肝の部分はワイフ様に献上。

主肴
・さざえ　刺身

とは言え、刺身で食べるもの負けずと美味！
うーん、磯野かおりが…誤変換で全く違う意味になっちゃいました。
カツオの将来は絶対花沢さんルートだと思っています。

箸休
・季節替わりのシャーベット

何のシャーベットだったか忘れちゃいました。
箸休と言うより、口の中をさっぱりさせるグラニテみたいな感じ？

炊物
・海老芋米粉揚げ
　　ふかひれ餡掛け　青梗菜　クコの実

雲丹焼き以外はサッパリとまでは行かずとも淡白な物が多かったですが、ここでちょっと濃厚な一品。
油たっぷり！と言う意味ではないけど、ふかひれ餡が好い味。

焼物
・鴨川産　地蛤の塩焼き　叩き牛蒡

ここいらでもう既にお腹がいっぱい。
千葉県民的には蛤と言えば外房！
アサリの産地偽装が世を賑わせているけど、蛤はどうなんだろう？
正直、食べてどこ産か解るほど上等な舌をしていない私ですが、何はともあれ美味でした。

食事
・ずわい蟹の炊き込みご飯
　　赤出汁　香の物

ふひ～、お腹いっぱいです。
正直、かなりのボリュームなので海の幸メインが三種も出てくるコースはちょっとtoo muchだった気がします。
美味しい事は間違いないけど、心なしか、20代の頃と比べると食が細くなった私にはもったいなかったかな。

水菓子
・ショコラムース
　　季節の果物と一緒に

とかなんとか言いながらデザートを平らげる私を見て、「食欲は減っていない」と断言するワイフ様（笑）

今日の飲み比べボトル三種。
お宿の方に我儘言ってラベルの写真を撮らせて頂きました。
どれもおいしくて甲乙つけがたいなぁ。

お宿の建物は比較的近代的な風ですが、大きな池を構えた中庭があったりと、和な落ち着きがあって良いですね。

我が家の庭にも池、ほしいなぁ…。
でも作ったら犬の水飲み場+カエルの産卵地になって悲惨そう（笑）

部屋に戻り、一休みした所でまた風呂へ。

温泉は自家源泉で中性～弱アルカリ性かな？
もともと冷泉につき、お宿で加熱し湯を張っているそうな。
部屋数がそれほど多い宿ではないので、浴場が混雑している事もなく、満室のようなのにかなりの確率でほぼ貸し切り状態を楽しめました。

就寝したのですが、変な時間に目が覚めてしまいました。
少し夜風に当たります。

なかなかの田舎で街灯も少ないのですが、残念ながら星空は撮影できず。
ゆっくりと雲が流れていく様子を眺めていたら眠くなってきたので再度入眠。

おはようございます！

…と元気は出ない朝が弱い私。
朝食が付いているなら食べなきゃ…と貧乏根性だけで寝床からはい出します。

でもご膳が出てテンション急上昇。
こう言ったご飯の友がたくさん並ぶ朝食、大好きなんですよね。
時々ちょこっと上品な量が盛られている物には「おかわり！」と言いたくなってしまう始末。

チェックアウト時間ギリギリまでゆっくりさせてもらい、のんびりと出立。
再び外房を沿って更に房総半島を南下します。

当初はこんな曇り空でしたが、時間と共に素晴らしい晴天に。
今日は天気も海も穏やかな一日ですね。

道の駅好きなので途中道の駅『和田浦WA O!』にお立ち寄り。
外にはクジラの骨格がデーン！と展示。まさにWA O!となります。
ここ和田浦は日本に5か所しかない認可鯨解体所があるとか。

賛否両論ありますが、絶滅危惧種に指定されていない鯨であれば捕鯨は認められるべきと個人的には思います。ワイフ様は逆。
もちろん、捕鯨の際には命を頂戴する事で我々の糧となる事への感謝を忘れる事無く、無駄にする事無く、が大前提です。

道の駅 和田浦WA O！ 道の駅

のんびり走りながら館山にやってきました。
今日のランチはこちら、ビストロ アン。

私の父母が千葉県南部に住んでいるので、合流してちょっと遅めのランチとしました。

ビストロ アン グルメ・レストラン

ワイフ様はパスタをチョイス。

・ズワイガニのクリームスパゲティ

もうちょっと蟹蟹しくてもよかったような…。

父ちゃんは確かランチセットAとかBとかそんなのだった記憶が…。
母ちゃんに至っては何を頼んだかすら記憶にない（笑）

・子羊のロースト 粒マスタードソース

私は安定の羊肉好きを発揮し、子羊。
粒マスタードってあの酸味がさわやかでおいしいよねぇ…。
至福。

確かセットで付いていたデザート。
あてにならない私の記憶が確かならば、ナッツがふんだんに入った自家製ヌガーグラッセだったと。
パッと見アイスっぽいけど冷たくない不思議なお菓子。
ベリーと一緒に食べると美味…だった記憶がある。

昼食タイムを終え、少し海岸付近を散策。
まん防も緊急事態宣言も発令されていない時だったけど、やっぱり心配なので両親の家に行ったりする事は割け、握手もしないちょっと寂しい再開でした。

館山夕日桟橋 名所・史跡

でも私は接触や実家での宿泊こそせずとも、会おうと思えば会える身。
方やワイフ様は既に2年半は家族と会っておらず、テレビ通話ができる世の中になったとは言え、その寂しい気持ちは計り知れないね。

2022年、今年こそは里帰りしよう。

凪いでいる水面を眺めていると、一か所だけやたら水が揺らいでいる所が。
ボラかな？
サギと思われる鳥がスーッと近づくとバシャバシャ暴れます。

桟橋の袂にある渚の博物館。
東京湾にいる魚を中心に案内しているミニ水族館みたいな場所で小さいお子様連れには楽しめる場所かも。

渚の博物館 美術館・博物館

関東地方最南端の植物園にやってきました。
その名もアロハガーデンたてやま。
植物はハワイ原産が多いとかではないのですが、全体的に南国風でハワイっぽいオブジェを置いたりフラダンスショーを時々開催していたり。

アロハガーデンたてやま 公園・植物園

植物園は特に温室部分がお気に入り。
早速パパイヤの木に遭遇。
日本ではパパイヤってあまり一般的ではないよなぁ。
マンゴーとか同じ南国フルーツでも市民権を得ているものとそうでないものの格差よ…。

温室は数個の棟に分かれているけど、特に館ごとに温度や湿度を分けている様ではなさそう？
シダ植物の多く集めている棟もあったり。
あのムワッとした独特なにおい、得意じゃないけどクセになるんだよなぁ…これ解る人いますか？

お！コンゴウインコだ！
フルーツをかじったりしながらのんびり。
我が家にもセキセイインコがいますが、そのサイズは桁違い（笑）

外に出ると孔雀園がありました。
我々が近寄ると全員寄ってきます。
直後に飼育員さんが餌やりをしていたので、みんな時間とかを把握しているんですね。
頭いいわ…。

内房の海に陽が沈む…あっちに見えている陸地は大島かな？
懇意にして頂いている大先輩が大島一周チャリが思ったよりきつかったと言ってたけど、私もいつかチャレンジしたいな。ビワイチと並んでいるかやってみたい一周モノ。

4時も回ったのでそろそろ閉館ですね…。
ゆっくりのんびりできたのでそろそろおいとましましょう。

ちょうど近くに安房神社があったのでお参りに。
ワイフ様は「無理に詰め込まなくてもいいんじゃない？」と言っていましたが、祀られている神様である雨太玉命様の奥様は夫婦円満の神様だって事で。

安房神社 寺・神社・教会

境内入り口すぐ右手には御池が。
やはり温暖な気候で知られる房総半島最南端、見頃は過ぎているものの一部色づいた葉っぱをまだまとっている木々がありました。

なお、ワイフ様はこちらの神社が日本三大金運神社の一つと聞き乗り気になった模様。誠に現金な物です。
祓い給へ～清め給へ～、と言いながらも心の奥底で「お金持ちになりますように」と願っているちっとも清まるそぶりを見せない我が心中、神様もお見通しであられますでしょうに。

そろそろ夕暮れ時も終わりなので房総半島南部を離れ北上しましょう。
反対側に見える大島と伊豆半島かな？本当に目と鼻の先。

そして赤い空にシルエットを描く霊峰富士。
富士山を見るとついつい写真撮っちゃうよね～、な日本人です。

帰路の途中、再び市原パーキングエリアで一休み。
せっかくの旅行なのに夕食がパーキングエリアってのもちょっと味気ないなぁ…。
あ、でも最近のパーキングエリアってご当地グルメを多く取り入れたりして躍進的だったりするし。どうすんべ。

市原サービスエリア (上り) 道の駅

と、考えていたらワイフ様が「インドカレー食べない？」と聞かれ、もちろん大好物なので二つ返事。
なんでもここから30分くらいの所に気になるカレー屋があると。以前かりそめ天国でマツコ想い出のナンを出すお店らしく、前から目星をつけていたものの自宅から1時間の距離に躊躇していたとか。

印度料理シタール グルメ・レストラン

人気店らしく、地元風な方が多く並んでいたので少し待ってから着席。
マンゴーラッシーとチャイ。使われている食器が小物風でイチイチ可愛い。
ビールと行きたい所だけど、まだ食後に運転が待っているので我慢。

スペシャルターリーをオーダーしたのでタンドリーチキンが付いてきました。
おお、柔らかくてうまい！
カレーにも期待が高まります。

辛くないのと、普通なのと、辛いセットから選ぶことができるスペシャルターリー。辛い物好きなのに加え羊肉好き、唯一セットにマトンが入っていた辛いセットに決定。

汁気のあるキーマカレーとマトンカレーとチキンカレーの横にはナンの他にもクミンシードの入ったライス。そしてデザートのハロワ。
久々にパパダムに遭遇！イギリスのカレー店では必ずあるメニューでしたが、日本ではあまり主流じゃないのかな？しかも名称もマラティー語のパパド記載が多いような…。

辛いセットだけど、バカ辛い物も併記で食べる私には「辛い！」セットではなかったかな。あ、でももちろんそれは辛さだけの話で大変美味 :-)

こちらはトリプルカレーセット。
ナンの代わりにバトラが選べます。バトラとプーリーの違いが判らんお年頃。
キーマ、海老の入った甘いカレー、あとなんだったっけかな？南インドっぽいサラッとしたカレーだったと思う。そしてトリプルカレーの冬季版としてカボチャスープみたいなのも。

こっちも美味しかった～！

レジ横には店名でもあるシタールが展示されていました。
あの独特な音色はまさにインドを代表する音と言っても過言ではないですよね。

満腹になり、楽しんだ房総半島の旅行は終了。
千葉もなかなかと楽しい所もあるもんですね！

今回もお付き合いいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• eahawkさん 2022/04/16 18:10:45

  千葉って！！！

  Salaamさん
  
  どうもお久しぶりです！！
  今回の旅行記を拝見したり、自分が千葉へ行ったときの事を考えていたんですが、
  千葉って観光資源もの凄いですよね！！！！
  売り方うまくやればもの凄くバズりそうなんだけどな・・・
  という思いを抱きつつ素晴らしい旅行記堪能いたしました！！
  
  eahawk

  Salaamさん からの返信 2022/12/05 04:24:38

  Re: 千葉って！！！

  eahawkさん、ご無沙汰しております！
  すいません、もう半年以上もコメント頂いたのを見落としておりました…お恥ずかしい…。
  千葉県って空港・成田山・ディズニーしかないと思われがちですが、意外と掘り下げてみると見どころ豊富なんですよね。北海道や沖縄のようにがっつり観光県ではないかもですが、一泊二日でちょっと近場ののんびり…にはうってつけ。残念なのは、仰せの通り千葉県がアピール下手だと言う事（笑）
  是非、千葉にのんびりしに来てください。ご案内しますよ！
  
  Salaam