2022/03/02 - 2022/03/02
385位(同エリア972件中)
Reiseさん
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芦屋にあるヨドコウ迎賓館に行きました。
予約をして見学ができます。
ヨドコウ迎賓館は1918年にアメリカ人建築家 フランク・ロイド・ライトが灘の酒造家8代目の山邑太左衛門の依頼を受けて、別邸として設計、
ライトが帰国してから、その弟子たちによって1924年に建設されました。
ライトは大正年間に帝国ホテルなどの設計でも知られています。
緩やかな南傾斜の土地に、バルコニーからは六甲山々や芦屋の市街地、大阪湾まで臨むことができます。
大谷石をふんだんに使い、その幾何学模様に、マホガニーの木のぬくもりと
小さな装飾、一見、簡素で重厚な雰囲気の中に、開放的で優しい生活のぬくもりを感じることができる建物でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
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駐車場に車を停めます。
小高いところに建物が見えてきます。 -
坂を上っていきます。
ここはヨドコウ迎賓館を設計したフランク・ロイド・ライトの名前をとってライト坂と呼ばれています。 -
1918年の建造。
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時間までゲートは開きません。
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ライト坂。
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緑いっぱいの中を通っていきます。
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美しい建物が見えてきました。
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大谷石を使った複雑な幾何学模様。
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車寄せ。玄関は奥まった右のところ。
使われている石は大谷石ですが、でこぼこの石でありつつ、暖かい柔らかな色合いです。 -
玄関前には休憩できるスペースも。
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柱も電灯も調和してきれいです。
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ちらり、こちらからもよい景色。
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玄関入口に水盤。
以前は屋上から雨水が流れるようになっていたようです。
金魚が泳いでました。
お洒落です。 -
受付を済ませ、二階へ。
建築家ライトの説明。
大正期にアメリカから来日し、帝国ホテルなどを設計。
こちらの建物は灘の酒造家8代目山邑太左衛門の依頼で別邸として造られたもの。
1918年に設計、その後弟子たちによって1924年に建設されます。 -
イチオシ
二階の応接室から見学しました。
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暖炉も素敵です。
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最初に目に飛び込んできたのは、小さな窓がずらりの風景。
採光がなんともお洒落です。 -
マホガニーの木のぬくもりと石との調和。
長いベンチがあり、大きな窓から外が見渡せます。 -
広い窓も。
景色も美しい~。
明るいです。 -
模型もありました。
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建物は四階まであります。
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小さなバルコニー。
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棚も多くて、収納など使いやすそうです。
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建物の中で一番好きだったのが、こちらのキッチン。
応接室の横の台所です。
ここでもお茶を出したりされていたのでしょう。
形の違う窓もお洒落です。 -
イチオシ
ここがまた素敵で、木材を統一、棚もお洒落ですが、ところどころに飾ってあるお花も似合ってました。
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こちらも食器棚も使いやすそうです。
ついつい、主婦の目で見てしまいます。 -
イチオシ
この装飾も、シンプルで窓の雰囲気に似合ってます。
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あちこちに素敵な花の飾りがあります。
簡潔な重厚な建物に、花が優しい雰囲気を添えます。 -
このようなものも。
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イチオシ
さらに上に上がります。
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廊下もシック。
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イチオシ
窓にある装飾。
植物の葉をモチーフとした飾り銅板。 -
あちこちに木組みも工夫がされています。
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小間使いの間とありました。
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さらに上に上がると、このような階段があって、
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勝手口があります。
ここから外へ出ることができます。 -
イチオシ
こちらは三階の家族部屋であったところ。
竣工90周年を記念して、当時の椅子と机が復元されて展示されています。
現在は館内に竣工当時の家具は残っていないそうですが、当時は建物に合わせた家具がいくつか置かれていたそうです。
ライトの考えで、家具は室内空間を構成する大切な要素であるというとことから復元されたようです。
確かに、家具と建物の雰囲気が一致できるのは理想です。
机も椅子も装飾がいっぱいで素敵でした。 -
網戸があるのでよくわかりませんが、バルコニーです。
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三階のメインの3室は和室です。
ライトの設計になかったそうですが、施主の強い希望でつくられたそうです。 -
こちらはビデオ鑑賞ができる部屋。
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子供たちの部屋であったようです。
明るい雰囲気の部屋でした。 -
イチオシ
飾り銅板が素敵です。
植物の葉がモチーフで、欄間などにも使われているそうです。
自然な緑色を出すために緑青を出しています。
太陽の光が差し込み、この銅板の模様がどのように映されるのか見てみたいです。 -
廊下は長く、窓も広いです。
窓は当時では珍しかった外開き。 -
明るく、開放的な雰囲気。
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マホガニーのクローゼットでしょうか。
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模型。
小高い斜めになった場所に建っていることがわかります。 -
三階の和室にはお雛様が飾っていました。
山邑家に伝わる100年以上も経ったお雛様。
とてもリアルで、そんなに年月が経ったとは思えない美しさ。
写真撮影禁止でした。 -
石が効果的に使われています。
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あちこちに飾られた花が家具などを引き立ててます。
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四階の食堂です。
厳かな雰囲気です。 -
ライトも素敵です。
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天井も幾何学模様。
小さな三角形の窓が可愛いです。
昼は明るい光、夜は星を眺められるという窓。 -
こちらにも暖炉がありました。
こちらの部屋には高価な欧米製の暖房があったようです。 -
説明板。
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四階のバルコニーから見た風景。
芦屋市街地から遠くは大阪湾まで見渡せるそうです。 -
近隣の山々もまた季節の美しさが見渡せます。
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ゆっくりお茶をしてみたいバルコニーです。
広いです。 -
階段などにある、こんな小さな戸棚。
何かの物入れか、無機質なものを隠す場所なのでしょうか。 -
帰り際に、もう一度、リビングの狭いドアを観ます。
62㎝しかない狭い入口。
中に入ると、一気に広い空間が広がる、、、こんな空間構成をライトは好んだそうです。 -
外に出て、下のほうから、勝手口を外から行ってみます。
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階段をぐんぐん登って、
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玄関とはまるで違った雰囲気。
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勝手口。
内側から見たところ。 -
下に降ります。こちらに古いレンガの壁が見えます。
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工事で発見されたそうです。
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入口にありました。
お雛様の見学をメインに来られている方も多いようです。 -
こんな家に住みたいなぁ~と、憧れみたいなものを抱えながら帰りました。
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