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昨年11月の旅行記です。<br /><br /><br />大原の寺を周りました。<br />最初は大原三千院です。<br />最澄が比叡山延暦寺を開いたときに起源があるとあります。<br />皇子、皇族が住職を勤めた宮門跡。<br />国宝の阿弥陀尊存像はお堂に比べて大きいので、天井を船底型に折りあげています。天井にも極楽浄土の美しい画が書かれていたとか。<br />緑の苔が一面に広がり、大木や自然を感じるお庭が素晴らしかったです。<br /><br />実光院はお庭がとくに素敵でした。<br />広く、開放的で清々しい気持ちになります。<br />細やかな植物があちこちにあって、四季が楽しめるようです。<br /><br /><br /><br />

きょうとさんぽ 大原三千院~後鳥羽天皇大原陵 順徳天皇大原陵~細やかなお庭の実光院

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2021/11/01 - 2021/11/01

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Reise

Reiseさん

昨年11月の旅行記です。


大原の寺を周りました。
最初は大原三千院です。
最澄が比叡山延暦寺を開いたときに起源があるとあります。
皇子、皇族が住職を勤めた宮門跡。
国宝の阿弥陀尊存像はお堂に比べて大きいので、天井を船底型に折りあげています。天井にも極楽浄土の美しい画が書かれていたとか。
緑の苔が一面に広がり、大木や自然を感じるお庭が素晴らしかったです。

実光院はお庭がとくに素敵でした。
広く、開放的で清々しい気持ちになります。
細やかな植物があちこちにあって、四季が楽しめるようです。



旅行の満足度
5.0

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  • 駐車場に車を置き、とぼとぼと歩いて三千院を目指します。<br /><br />途中、見たレトロな綺麗な建物。

    駐車場に車を置き、とぼとぼと歩いて三千院を目指します。

    途中、見たレトロな綺麗な建物。

  • 説明もありますが、高浜虚子など逗留したことのあるところ。<br /><br />

    説明もありますが、高浜虚子など逗留したことのあるところ。

  • 道しるべもあります。<br />坂道。

    道しるべもあります。
    坂道。

  • 坂道は続く。

    坂道は続く。

  • 大好きなオレンジ色のもみじ。<br />

    大好きなオレンジ色のもみじ。

  • 出世稲荷神社。<br />

    出世稲荷神社。

  • 豊臣秀吉ゆかりの神社。<br />

    豊臣秀吉ゆかりの神社。

  • 道端の灯籠。

    道端の灯籠。

  • のんびりとした農村の風景。

    のんびりとした農村の風景。

  • 茅葺きの家。<br />

    茅葺きの家。

  • お店もちらほら。<br />閉まっているところも多かった。。<br />以前、来たときはとても賑やかな道だった記憶もありますが。<br />

    お店もちらほら。
    閉まっているところも多かった。。
    以前、来たときはとても賑やかな道だった記憶もありますが。

  • 途中にあったお寺のお庭。<br />端正なお庭でした。

    途中にあったお寺のお庭。
    端正なお庭でした。

  • やっと、三千院門跡まで到着。

    やっと、三千院門跡まで到着。

  • 周囲にはお土産物屋さん、レストランもあります。

    周囲にはお土産物屋さん、レストランもあります。

  • 説明板。<br /><br />最澄が比叡山に延暦寺を開いたときに、起源がある、、とあります。

    説明板。

    最澄が比叡山に延暦寺を開いたときに、起源がある、、とあります。

  • 三千院境内の地図。<br />広いんですね。

    三千院境内の地図。
    広いんですね。

  • 御殿門。<br />一見みると、お城のイメージ。<br />城郭の石積み技術で有名な近江坂本の穴太衆の造り。<br />頑丈だそうです。

    御殿門。
    一見みると、お城のイメージ。
    城郭の石積み技術で有名な近江坂本の穴太衆の造り。
    頑丈だそうです。

  • 客殿の近くの池泉鑑賞式庭園の聚碧園。<br />江戸時代のもの。<br />

    客殿の近くの池泉鑑賞式庭園の聚碧園。
    江戸時代のもの。

  • ちらほらと紅葉が見えて綺麗でした。

    ちらほらと紅葉が見えて綺麗でした。

  • 水のある風景は落ち着きます。

    水のある風景は落ち着きます。

  • 宸殿、客殿など建物が続きます。<br />内部は写真撮影禁止。<br />客殿は勅使玄関から続く書院。襖絵が奉納されてました。<br /><br />

    宸殿、客殿など建物が続きます。
    内部は写真撮影禁止。
    客殿は勅使玄関から続く書院。襖絵が奉納されてました。

  • 往生極楽院。<br />寺伝では平安時代、往生要集でも有名な恵心僧都源信が両親の菩提のために姉の安養尼とともに建立したとのこと。<br />

    イチオシ

    往生極楽院。
    寺伝では平安時代、往生要集でも有名な恵心僧都源信が両親の菩提のために姉の安養尼とともに建立したとのこと。

  • 阿弥陀三尊像はお堂に比べて大きいので、天井を船底型にしたことで知られてます。<br />天井には極楽浄土の美しい画が描かれていたそう。<br /><br />阿弥陀三尊像は国宝です。

    阿弥陀三尊像はお堂に比べて大きいので、天井を船底型にしたことで知られてます。
    天井には極楽浄土の美しい画が描かれていたそう。

    阿弥陀三尊像は国宝です。

  • 宸殿。<br />重要な法事を行うためのもの。御所の紫宸殿を模して造られたもの。<br />本尊は薬師如来像。<br />雅楽と声明による、歴代天皇の回向、御懺法講は後白河法皇の時代から始まるもの。<br />西の間には歴代重職法親王の尊牌がお祀りされており、右の東の間には天皇陛下の玉座があります。<br />

    宸殿。
    重要な法事を行うためのもの。御所の紫宸殿を模して造られたもの。
    本尊は薬師如来像。
    雅楽と声明による、歴代天皇の回向、御懺法講は後白河法皇の時代から始まるもの。
    西の間には歴代重職法親王の尊牌がお祀りされており、右の東の間には天皇陛下の玉座があります。

  • 美しい庭園。<br />有清園。<br /><br />池泉回遊式庭園。<br />中国の詩人 謝霊運の「山水有清音」より名前がつけられてます。

    美しい庭園。
    有清園。

    池泉回遊式庭園。
    中国の詩人 謝霊運の「山水有清音」より名前がつけられてます。

  • 黄緑の苔がまぶしいです。

    イチオシ

    黄緑の苔がまぶしいです。

  • 紅葉した樹がひときわあでやか。

    紅葉した樹がひときわあでやか。

  • 紅葉と苔のコントラストを見たいです。<br />春には山桜やシャクナゲが美しいそうです。

    紅葉と苔のコントラストを見たいです。
    春には山桜やシャクナゲが美しいそうです。

  • 朱雀門。<br />朱色の小さな門。

    イチオシ

    朱雀門。
    朱色の小さな門。

  • 山の自然と巨木と苔と、紅葉、、優雅な庭園。

    山の自然と巨木と苔と、紅葉、、優雅な庭園。

  • 古い灯籠。

    古い灯籠。

  • 時が止まったようにさえ感じるお庭でした。

    時が止まったようにさえ感じるお庭でした。

  • 一面紅葉が広がった光景も素晴らしいと思います。<br />静かでした。

    イチオシ

    一面紅葉が広がった光景も素晴らしいと思います。
    静かでした。

  • 庭をゆっくり堪能して、出ます。

    庭をゆっくり堪能して、出ます。

  • 円融蔵。<br /><br />重要文化財収蔵施設、展示室。<br />貴重な歴史の書物、仏教に関わる書物、皇室に関わる記録なども収蔵。<br /><br />往生極楽院の船底天井を彩色で再現したものも展示されてました。<br /><br />

    円融蔵。

    重要文化財収蔵施設、展示室。
    貴重な歴史の書物、仏教に関わる書物、皇室に関わる記録なども収蔵。

    往生極楽院の船底天井を彩色で再現したものも展示されてました。

  • 近くにこんなところも。<br /><br />熊谷直実が法然上人に諭され鉈を捨てたといわれているところ。

    近くにこんなところも。

    熊谷直実が法然上人に諭され鉈を捨てたといわれているところ。

  • 後鳥羽天皇、順徳天皇の大原陵が近くにあります。

    後鳥羽天皇、順徳天皇の大原陵が近くにあります。

  • 石段を上がって、

    石段を上がって、

  • 静かでした。

    静かでした。

  • すぐ近くの実光院へ。<br /><br />勝林院を本堂とする僧坊のひとつ。1394年~1428年に宋信法印によって再興。<br /><br />本尊は地蔵菩薩像。<br />

    すぐ近くの実光院へ。

    勝林院を本堂とする僧坊のひとつ。1394年~1428年に宋信法印によって再興。

    本尊は地蔵菩薩像。

  • 客間の南側のこじんまりとしたお庭、「契心園」。<br /><br />江戸時代の作庭。<br />律川からの水、池泉鑑賞式庭園。<br /><br /><br />客間内部は撮影禁止ですが、欄間に三十六歌仙の画像があり、狩野派の絵師によるもの。同じ作品が詩仙堂にもあります。<br />

    客間の南側のこじんまりとしたお庭、「契心園」。

    江戸時代の作庭。
    律川からの水、池泉鑑賞式庭園。


    客間内部は撮影禁止ですが、欄間に三十六歌仙の画像があり、狩野派の絵師によるもの。同じ作品が詩仙堂にもあります。

  • 池が三途の川、対岸の築山を極楽浄土に見せてます。

    池が三途の川、対岸の築山を極楽浄土に見せてます。

  • 西側に広がるお庭は回遊式庭園。<br /><br />庭園を回ることができます。<br />

    西側に広がるお庭は回遊式庭園。

    庭園を回ることができます。

  • 借景として大原の山並みを取り入れてます。<br /><br />

    借景として大原の山並みを取り入れてます。

  • 旧理覚院の境内であったところが後に、実光院と統合されたお庭。<br /><br />広いです。<br />開放的です。

    旧理覚院の境内であったところが後に、実光院と統合されたお庭。

    広いです。
    開放的です。

  • 不断桜。<br /><br />初秋から翌年の春にかけて咲く桜。<br />この時も、小さな花が見えました。

    不断桜。

    初秋から翌年の春にかけて咲く桜。
    この時も、小さな花が見えました。

  • あちこちに古い灯籠や石塔。

    あちこちに古い灯籠や石塔。

  • 季節の花々があちこちに。

    季節の花々があちこちに。

  • 大きなもみじの樹。

    大きなもみじの樹。

  • 自然の中に、細やかな手入れをされたお庭を感じました。

    イチオシ

    自然の中に、細やかな手入れをされたお庭を感じました。

  • 茶室もありました。<br />「理覚庵」<br /><br />ほとんどの建材は実光院領の山林からのものだそうです。

    茶室もありました。
    「理覚庵」

    ほとんどの建材は実光院領の山林からのものだそうです。

  • 至ところに、小さな細やかな植物。

    至ところに、小さな細やかな植物。

  • ひとつ、ひとつに心のこもったお庭でした。

    ひとつ、ひとつに心のこもったお庭でした。

  • 季節の花々が楽しめるお庭のようです。<br />細やかな手入れが心に残りました。

    季節の花々が楽しめるお庭のようです。
    細やかな手入れが心に残りました。

  • 天台宗の法要儀式に用いられる仏教声楽、「魚山声明」の楽器。<br />「磐石」(けいせき)、サヌカイトで作られています。<br /><br />石をたたくと、美しい音。<br /><br />平安時代に円仁大師が唐より伝えたもの。<br />大原ではこの声明を県んする僧侶が集まったそうです。<br /><br />のちの、琵琶の平曲、浪曲、長唄などのルーツとなったそうです。

    天台宗の法要儀式に用いられる仏教声楽、「魚山声明」の楽器。
    「磐石」(けいせき)、サヌカイトで作られています。

    石をたたくと、美しい音。

    平安時代に円仁大師が唐より伝えたもの。
    大原ではこの声明を県んする僧侶が集まったそうです。

    のちの、琵琶の平曲、浪曲、長唄などのルーツとなったそうです。

  • この古い石の塀が美しかったです。

    イチオシ

    この古い石の塀が美しかったです。

  • 法華堂。

    法華堂。

  • 後鳥羽天皇の冥福のために建立されたそうです。<br /><br />

    後鳥羽天皇の冥福のために建立されたそうです。

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