2018/01/24 - 2018/01/30
1356位(同エリア2842件中)
おくさん
2018 ポルトガルツアー5
1月29日、ツアー6日目です。今日はリスボン市内の観光です。見所たんまりの日です。それと一番の楽しみ、半日自由行動の日です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- イベリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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早朝、ホテルの窓からの眺めです。結構、高い階の部屋だったんですね。ホテルに入るのはだいたい夜になってからなので眺めが良くても関係ないですが。
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朝飯を食べさせてもらってまず向かったのはベレンの塔。Uさん元気なおばさま方に早速シャッター係を仰せつかっています。残念ながらこの塔の中には入りませんでした。時間の関係で自力で入ることも出来ないし、ツアーの悲しさです。
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この付近はなにやら色んなものが集中している地区ですね。昔の大砲があったり複葉機も展示してありました。調べてみると1922年にリスボンからブラジルのリオデジャネイロまで8383キロをひとっ飛びした記念にレプリカを展示してあるそうです。なんだレプリカか。
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次はご存じ発見のモニュメント。これ友達がポルトガルに行ったときに写真で見せて貰っていたのであこがれでした。こんなでっかい物とは思わなかった。ガイドさんが並んでいる偉人をいちいち説明してくれたので、なるほどーと言いながら見物することが出来ました。でも今となってはみんな忘れていますけどね。唯一覚えているのは先頭でおもちゃの船を抱えているエンリケ航海王子だけです。王子以外の偉人は日本でもお馴染みの人が多いですが(マゼランとかザビエルなど)、エンリケ王子と言うのはポルトガルツアーに参加するまで知りませんでした。この人が大航海時代を牽引してポルトガルに世界の富を集めさせた人だったんですね。富を収奪された国々は堪ったもんじゃなかったでしょうが。
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すぐ近くにポルトガルが世界のあちこちを発見した年号が記されているモニュメントがありました。なになに、日本は1541年に発見されたことになってますね。日本の歴史だとポルトガル船が種子島に漂着したのは1543年になってるので若干のずれがありますね。日本の武士が出会ったのとポルトガル船が日本を発見したのとのズレでもあるのでしょうか。
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すぐそこに見えているジェロニモス修道院に行くのにバスに乗るそうです。まぁ専用のバスがあるんだから使わない手はないんでしょうが、全員が乗り降りする時間で歩けてしまう距離ですね。私は一人旅の時に観光するなら一日5キロ10キロは歩いてしまうので何とも贅沢な観光をしてるとしか言いようがありません。
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そのジェロニモス修道院にやって来ましたが、ここには入場する予定がないそうです。どっちみち今日は休みらしいので入ることは出来ないようです。入り口までやって来て指をくわえて写真を撮るのが精一杯でした。
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入り口にあった大理石の彫刻は、それはそれは見事な物でした。なおさら入れないことが勿体ないと感じます。せっかく目の前までやって来ているのになー。私はこの4ヶ月後にまたリスボンにやって来る計画があるので、次は絶対に入るんだと心に刻みました。この修道院は日本の天正使節団の少年達が訪問したという輝かしい歴史があるので是非とも入ってみたいです。
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ぺたぺたと歩いてポルトガル名物のナタの専門店に移動です。さっき短距離をバスに乗ったのと同じくらい離れていますが、さっきはバスで今度は歩くって、どういう基準なのでしょうか。笑
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ここでは添乗員さんが自腹で全員にナタをご馳走してくれるそうです。太っ腹ですねー、きっと添乗員さんて臨時の人が大半だろから高給取りでもないだろうに。皆さん一列になって添乗員さんから有りがたくナタを、嬉しそうに貰っています。戦後のなんかみたいな光景です。
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頂いたナタがこれです。見るからに美味しそうですねー。ナタはパステル・デ・ナタと言うらしいですが、一般的にはナタ・ナタと言うようです(あいまい)。お一人一個でしたが、これなら2個は食べたくなります。
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バスの窓から大きな橋が見えました。4月25日橋と言う変わった名前が付いているそうです。名前の由来は、かつての独裁者アントニオ・サラザールに対しての革命が起こったからだとか何とか。2277mもある長い橋で、上段には6車線の道路で下段には鉄道が走るそうです。ポルトにも上下二段の橋がありましたね、世界遺産のドン・ルイス一世橋。ポルトガルでは2段の橋がメジャーのようです(あいまい)。
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さあいよいよ自由時間の始まりです。フリーの行動隊は私とUさんの他に6人もの方たちが加わったので、総勢8名です。今までの自由行動では最大の人数で総勢8名の大所帯です。まずシントラ方面に繋がっていると言うロシオ駅へ行かなくてはなりません。途中にはテレビで見たことのある派手な店が現れました。あーこれ見たことある~。ここだったんだ。売っているものは缶詰オンリーなので買うこともありませんがテレビで見たことがあるのを発見するのは嬉しいので写真を撮りました。
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ロシオ駅は馬蹄型の入り口が特徴的な駅でした。どう見ても普通の建物じゃないですね、かつては由緒ある建物だった気がしますが定かではありません。この時は気が付かなかったですが、写真をみると駅前で焼き栗を売っている人がいますね。冬の風物詩なので一度食べてみたいです。
切符購入では言葉がままならないので少々手こずりましたが、Uさんもフリーの日の事を調べていてくれたので二人して相談しながら無事に全員の切符を買うことができました。 -
シントラの駅に到着しました。Uさんいつものポーズを取って絶好調のようです。我々はまずムーア人が築いた城跡に行きたいので、そのためのバス乗り場を探しました。まぁ駅なのでどっかにある筈です。8人もいるのでこういう時は頼りになります。苦労することなくバスに乗車していざムーア人の城跡へ。
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バスを降りるとまず目に入ったのはチケット売り場でした。ここで城跡の他にも数種類のチケットを売っているようですが、私は皆さんが調べてくれてるのでお任せモードに入っていました。大人数は有りがたいですね、言われるままにチケットを購入していよいよ入場です。
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まず目に入ったのは岩に掘られた大きな穴でした。これ煮炊きするためのカマドだったのかな?ガイドさんがいる訳ではないので想像するしかありません。やっぱり現地ガイドさんの存在は大きいんですね。まぁ分からなくても困ることでもないので次に行きます。
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砦らしくなってきましたねー。その昔はこういう物見にムーア人が詰めて敵兵に目を懲らしていたんでしょうか。本物の砦跡なので、どうしても当時の戦闘場面を想像しちゃいます。
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砦自体が高い丘(山?)の上に建っているので下界を見下ろすと遙か遠くまで見渡せて景色が非常に良いです。下の方に2本の三角煙突が特徴的なシントラの王宮が見えてますね。あそこも行けるのかなと期待してましたが、ちょっとコースが違ったようでした。
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見学コースを辿って行くとこんな所も歩くんですよ。高所恐怖症のお父さん、今日は大丈夫かなと心配になりました。ポルトの塔と違って、ここで待ってるから行ってきてとは行かないので、今回は苦手でも進むっきゃないですね。一周まわって別の所に到達するコースですから。
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物見櫓まで到達してツアー以外の人も皆ここで一息入れてました。ここからは下りになるので高いところが苦手のお父さんもほっと一息でしょうか。
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やっと地上に降り立った所で記念写真を撮りました。私とUさん以外の6人の隊員です。みなさん良くがんばりました。特に高いところが苦手のお父さんには敢闘賞をあげたいようです。
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下山してからペーニャ宮殿に向かいました。ここの入場チケットは既に購入済みなので見せるだけで入ることが出来ました。入った所に軽食の店を見つけたので、全員でここで軽めの昼食にしました。サンドイッチなどを販売していたので料金も高くなく丁度良かったです。
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写真で見て知ってはいましたが、ここペーニャのお城はよく言えばカラフル、正直に言えばアホみたいな色遣いの城でした。もっとこう落ち着いた城にできなかったのかね。威厳もなにもあったもんじゃありません。
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でも城の中に入ると普通の城らしい部屋なんですよね。やっぱりTDLのような上辺だけの城ではないようです。それだけに外側の色遣いが勿体ないと思います。
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見たところの豪華さから、王様のベッドのように見えますが、上に乗っているこれ何でしょうね?持ち手が付いているので何かをぺったんぺったんと叩く物と思いますが説明がないので分かりません。王様がうつぶせになった所を腰でも叩いて貰う棒でしょうか(想像です)。
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城見物を終えてバス乗り場に向かう道路でオプショナル・ツアーの人たちと会いました。私たちが見てきたムーア人の城跡には行かなかったそうなので、代わりにシントラの王宮でも見てきたのでしょう。どちらが良いとは言えませんが、私たちにはムーア人の城は素晴らしかったので満足です。
駅への帰り道で皆さんから「お二人のお陰で良い自由行動ができました、ありがとうございました~」といたく感謝されてしまいました。私たち二人にしたって皆さんに助けて貰ったし楽しかったので全員に取って良い自由行動日だったですよと言ったのは言うまでもありません。 -
シントラの駅から乗り込んでリスボン市内を目指してますが、同行の人が「この電車はロシオ駅には行かないんじゃないですか?」と心配し出しました。何か根拠があるようですが、そう言われると私も心配になってきたので近くに居る地元の人に尋ねてみました。ポルトガル語はさっぱりなので、でもポルトガル語とスペイン語はそっくりな単語が幾つもあるのでスペイン語でロシオ駅に行きたいのだと言うと、我々の心配する姿を見ていたようでニヤニヤしています。まぁ間違いなくロシオ駅へ行くそうなので安心できました。
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ロシオ駅からは路面電車やケーブルカーなどに乗る予定なので、カード一枚あれば何でも乗れると言うビバ・ヴィアジェンカードを買うことにしました。これは24時間乗り物が乗り放題とのことです。24時間すぎてもチャージすれば再度使えるそうですが、そう何度もリスボンにやってくることもないので我々は使い捨てになります。
売っている店はすぐ見つかりましたが、どうやって買うのか分からないので、まず私が買いにいかされました。なんてことなく買えるのが確認できたので、他の皆さんも同じようにカードを購入。6ユーロでしたが、行く先々で面倒なく乗り物が利用できるメリットは値段以上の価値があります。 -
まず路面電車に乗って行った先は有名と噂の坂のケーブルカーです。せいぜい200m程度の急坂を一台のケーブルカーがピストン輸送してるだけですが、これがリスボンでは名物だそうです。カラフルな塗装と言うか落書きと言うか、何しろ目立つケーブルカーでした。
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丘の上に付くとリスボン市内が一望の下に見ることができましたが展望台の名前は失念しました。既に薄暗くなっていて、夕焼けが始まりだしました。ここは名所になっているようで、他にも沢山の観光客と、それを目当てに屋台も立っていました。帰りもまた同じケーブルカーに乗って、今度は有名なサンタ・ジェスタのエレベーターを目指しました。超有名ですが世界遺産と言うほどではないようです。
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これは昼間に現地ガイドさんが連れてってくれたサンタ・ジェスタのエレベーターです。ちょっと離れているので小さくて済みません。ガイドさんは日本のご婦人でした。
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エレベーター前には長蛇の列が出来ていましたが、エレベーターの箱が大型なのでバスンバスンと列は短くなっていきます。乗り込むとエレベーターなのにイスが並んでいます。座れる人は座っていましたが、乗っている時間はたかが知れているのでここでは立ったまま外の景色を見ている方が価値があると思います。座って乗ったのでは電車と何ら変わらないですよね。
これで私たちの自由行動は終わりました。ホテル近くの駅まで電車移動しましたが、私はホテルの位置をはっきり覚えてませんでしたが、一緒に行動した人たちが「あっあの建物は覚えてるよ」などと言い始めて無事にホテル近くまでやって来ることができました。ホテルが確認できる所まで来たら路地にお店を確認できたのでUさんと晩酌のお酒を買うからと列を離れると、ご婦人から「私のも買ってきて」と声が掛かりましたが冗談と取れたので無視です。
ホテルの部屋でまずいっぱいやってから夕食会場に行くと、添乗員さんから「遅れるなら連絡してください」と叱られてしまいました。先に付いた人たちが伝えてくれてると早合点したので悪いことをしました。 -
ほかの人たちは既にモリモリ食べている最中だったので、私たちもすぐ食べ始めることができました。前に座っている母娘さんはカメラを向けるとお母さんの方は必ず手で顔を隠しますが、娘さんは堂々としています。娘さんを撮るついでにお母さんも入れてるだけなのに、お母さん自意識過剰じゃないですか?
これで今回のツアーは全ての観光が終わったので、あしたは日本に帰ります。 -
1月30日、ツアー7日目ですが最初に時差の関係で一日うやむやになっているのでツアー8日目かも知れません。記録がないのでその辺りは適当で済みません。今日は日本に帰るだけです。空港ではツアー途中で仲良くなった人たちが一緒に記念撮影してます。ツアーあるあるの中々良い光景です。フリーの日に一緒に行動した人もいますね。
私の小さな荷物を見た添乗員さんがびっくりしていました。尊敬します~とまで言ってます。添乗員さんのトランクは通常の倍はあるミニタンスサイズなので、一体何をどうすればそんだけの大荷物になるんだよと、そっちの方が私には不思議です。 -
飛行機は来るときと同じイベリア航空機です。日本まで嬉しい直行便です。ちょっと前までは日本スペイン間は直行便は無かったようですが、つい最近になって直行便が開設されたようです。私はスペインには何度も来ていますが、いつも安い航空券しか買わないので乗り換え便ばかりです。直行便に乗れるのはこれが最初で最後でしょう。安さ命ですから。
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来るときはまともな機内食を一枚も撮らなかったので帰りは撮ってみました。これ何ですかね?見たところきんぴらゴボウのようですが、そんな筈はありませんね。よーく見るとパスタでした。飲み物はスペイン産の白ワイン。ん?ポルトガルからの出発なのでポルトガルワインだったろか。ワインの味は分からないので何でも一緒です。
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さようならポルトガル、また来るぜ~。って、私はこの3ヶ月後の4月にスペイン・ポルトガル一人旅にやってくる事が決まっています。まず4月後半からおよそ1ヶ月掛けてスペイン国内を歩き回り、その後リスボンに移動して今回のツアーの逆コースでリスボンからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステラまで歩く予定なのです。
ツアーでは5日間でサンチャゴからリスボンまで観光しましたが、歩きの旅ではリスボンからサンチャゴまで32日掛けてポルトガルを縦断します。ツアーで立ち寄った所を歩きで再訪する計画もあって、リスボン・コインブラ・ポルト・ビラドコンデ・ビアナドカステロと渡り歩いて最後にサンチャゴです。今から楽しみです。85日間の一人旅、良かったらそちらもご覧ください(歩く歩く歩く2018 ポルトガル人の道 シリーズの宣伝ですタハハ)。
2018 ポルトガルツアーこれにておしまいです。
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