2018/01/24 - 2018/01/24
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おくさん
2018 ポルトガルツアー1
2020年からのコロナ・ウィルスのお陰で海外に出かけられなくなってしまったので、過去に行った旅行をブログにしていますが、2018年以降は何もメモしてなかったので詳しいことがさっぱり分かりません。まさか今頃になってブログにするとは想像もしてなかったのでミスった。
しかし、写真好きなので写真だけは相変わらず沢山撮っているので、それを元にして思い出せる限りの出来事を書き連ねて行こうと思います。なので正確な日時や訪れた観光地などは余り当てになりませぬ。
幸いなことに、写真を見ると当時の映像が後から後から蘇ってきて文を作るのは捗る捗る。もしかして日記を読みながら書くよりこっちの方が自分には合ってるんじゃないかと思うほどです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
1月24日、ツアー1日目。阪急交通社トラピクスで「決定版ポルトガル8日間」と言うタイトルが付けられていました。メモが無かったけど、バスのフロントガラスにでかでかとこれが張り出されていたのを撮っていたので思い出すことができました。やっぱり何でも撮っておくもんですね。これは車好きのUさんが撮っててくれました。同様に意味が深いポルトガルのナンバープレートも撮ってくれてましたが、その意味はすっかり忘れてしまいました。
今回のツアーも同じ職場だったUさんと一緒の参加です。Uさんもデジカメ持参でパチパチ撮っています。互いのデータは帰ってからまるごと交換するので写真の量はぐっと増えるから、エピソードも思い出し易いです。
今回の行先はサンティアゴ・デ・コンポステラを含むポルトガルツアー。ツアーでサンチャゴを訪れる時が来るなんて自分でもビックリです。相変わらずシーズンオフの1月ツアーですが、二人とも年金生活者なので季節よりも安さが大事。
Uさんは成田空港でユーロに両替するそうですが、私は前回スペインから持ち帰ったユーロがたんまりあるので両替所に付いて行ってどのくらいの値段なのか(値段?)やじ馬根性で見物しに行ってみました。 -
なになに、円からユーロに交換するのが1ユーロ139円で、ユーロから円に戻す時は132円とな。この時の交換レートは2018年のサンチャゴ巡礼の記録で残っているので確認したところ、1ユーロが130円でした。円からユーロに交換するときに既に9円の手数料がかかって、ユーロから円に戻す時にも2円の手数料が必要らしいですね。現地でキャッシングすれば交換レートはそのままで、たとえば300ユーロのキャッシングで銀行の手数料が200円くらい掛かるかな?
単純計算ですが両替所で300ユーロを交換してそのまま円に戻すと9+2で1ユーロにつき11円も必要で、300ユーロなら3300円も掛かってしまうらしいです。やっぱり現地でユーロにキャッシングする方がずっとお得です。 -
今回の出発空港は成田なので、おなじみの吉牛で朝飯です。成田でも羽田でも毎回、庶民価格の吉牛で食事します。あれこれ食事が高い空港では吉牛は私たちの頼れる味方です。二人とも酒飲みなので、朝だけどビールで前祝いをしました。私たちにとって牛丼とビールはセットです。軽く飲むだけなのでお茶と変わりません。
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座席が自由に選べるときは二人とも通路側を希望しますが、今回は2つ並び席となりました。なので珍しく窓の外の景色を撮ることができました。何回も飛行機乗ってるけど、空から富士山って一度もみたことないんだよなー。
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まず目指すのはスペインの首都マドリッド。飛行機はイベリア航空です。イベリア航空初めて乗りました。なんとなく座席が狭い感じがするなぁ。これなら何度か利用した中東系の航空会社の方がいい気がする。乗り継ぎはあるけど安いですからね。スペインまで直行便でも14時間ほど掛かるのでまともな食事が2回はでた筈ですが、撮った写真はこれ1枚だけでした。これ軽食ですよね。到着前の朝ご飯だったのかも知れない。小さな瓶が写っているので、この時はビールじゃなくワインを所望したようです。
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イベリア航空機には愛想の良い日本人CAさんが乗っていました。日本人同士の気安さで写真をお願いしたら、男性CAさんはチャンスとでも思ったのか、日本人CAさんの肩を抱いていました。まぁ日本人がやったらセクハラと言われそうですが、スペイン人なのでこれが普通なんでしょう。
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マドリッド・バラハス空港で乗り換える時に、ターミナル4sへの移動が複雑なのに加え、時間も迫っているからと現地の空港職員のお姉さんが特別に連れ回してくれました。案内されてついて行くとまったくどこをどう歩いたのか分かりませんね。空港内をぐねぐねと歩き回りエレベーターで地下へ下りてから無人のトラムに乗り込むので、皆さん誰しもが「こんな複雑な乗り換え一人で来たら困るよ~」と言い合ってました。逆に、一人で来れば複雑な空港内も案外と分かるものですけどね。空港はどこも丁寧な案内が行き届いているので、それを追っていけばいいだけ。
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何度かサンチャゴに通ってるけど、サンチャゴ空港は初めてです。やっぱり小振りな空港のようですね。あたりは既に暗くなっているので空港がいっそう寂しく感じました。巡礼が終わるとサンチャゴ空港から帰る人がいっぱいいると思うので、もしかしたら巡礼がいないかなと見渡してみたけど、やっぱり冬の今頃歩く人はいないようで一人も見あたりませんでした。ちょっぴり残念。
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まず初日はここサンチャゴのホテルで一泊します。来る前に旅程表を送られて来ていたのでホテルの場所をチェックしてきました。もしホテルがオブラドイロ広場に近いなら夜の散歩で行こうと思ってましたが、歩いて行くにはちょっとありそうなのでホテルで大人しくしてました。
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1月25日、ツアー2日目です。
ホテルで朝飯をいただいて外に出ると小雨が降っていました。初日からちょっぴりついてませんね。バスに乗り、初めに連れてってくれた所はモンテ・ド・ゴソ、歓喜の丘でした。バスは丘のすぐ下まで連れてってくれて、見上げる丘の上には二人の巡礼者像がもう見えてます。ここは歩いて数回訪れているので、バスで来てしまったことに何かお尻がむずむずする感覚を覚えました。悪いことをしてる訳でもないですが、なんか違和感ありまくりです。 -
意外なことに、巡礼でこの丘を訪れたという方が二人もいました。私を入れると3人です。サンチャゴ巡礼する日本人ってすごく珍しいと思いますが、このツアーに3人もいるとは驚きです。
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遠くにローマ法王がゴソを訪れたモニュメントが見えてますが、そっちには案内しないようでした。まぁこっちの方が遙かに価値があるのをツアー会社の方も知っているってことなんかな。
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次に連れてってくれた所はどこだったか覚えがないのですが、2年前にイギリス人の道を歩いたときにサンチャゴへの進入路上の建物だったのは覚えています。ここで現地ガイドのお姉さんの紹介がありました。スペイン美人そのものの人で背が高くフラメンコの衣装が似合いそうです。右は今回の添乗員さん。まだお嬢さんという感じでした。ここはお土産屋さんだったかな、お店の人が出てきてナッツチョコレートを大盤振る舞いしてたから。ツアーが始まったばかりなので誰か買ったかな?
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ぞろぞろと歩いてオブラドイロ広場へ行進。広場へ通じるトンネルでは今日もバグパイプの演奏をやってる人がいます。トンネルなので反響音が半端ないので興味のない人にはやかましいだけでは(私)。
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地面にあった2枚のプレートの説明がありました。みなさん一斉に地面を撮っていますね。読める文字を拾って読んでみると、アストゥリアスがどうしたとか、2004年にCamino de Santiagoがこうしたとか書かれているので、世界遺産になった話かな?適当ですみません。
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日本人添乗員さんはこのツアーはベテランらしく、現地ガイドのお姉さん顔負けでオブラドイロ広場の説明をしてくれてます。ガイドのお姉さんの方がガイド補助みたいです。ただこのガイドのお姉さんはポルトガル人の道を歩いた経験のある人でしたので「ポルトガル人の道はこちらから入ってきます」と付け加えてました。私もポルトガル人の道は歩いたことがあったので、私ん時はこっちから入ってきたよと添乗員さんに知ったかぶりをしたら、添乗員さんはちょっと迷惑そうでした。少し反省。
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実はこの年の5月にこのガイドさんと再会しています。やっぱりこのオブラドイロ広場でガイドのお仕事をしている最中だったので、仕事が一段落したのを見計らって声をかけてみました。最初は分からなかったようだけど、ツアーの時にサンチャゴ巡礼したことを話してたので印象が深かったのか、思い出してくれました。自分が1月に案内したツアーの日本人が4ヶ月後に巡礼としてサンチャゴにやってくるとは驚いたことと思います。
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アラメダ公園にある二人のマリア像に連れてってくれました。この像はスペインが独裁政治の暗黒時代にカラフルな格好で近くの大学生に声をかけていた実在の人物です。だから青い服の女性(たぶんお姉さん)は手を伸ばして学生を誘っているポーズを取っています。特別、人のためになることをやったとかじゃなく、単にどよよんとした時代に明るい話題を提供し続けただけの姉妹のようです。でもそんな普通の姉妹をこうやって今でも銅像として記念してるスペインも洒落てるなと思います。昨年までは古ぼけた像でしたが、今回来てみたらすっかり綺麗に模様替えしてました。リニューアルと言うより丸ごと作り替えたようです。
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アラメダ公園の絶景スポットを案内して貰ってからカテドラルの内部に入りました。カテドラルは無料です。ツアーでは無料の施設にはじゃんじゃん案内してくれます。逆に、有料の施設はバスの中からとか下車観光になるようです。私の後ろにロープが見えますが、このロープを数人掛かりで引っ張って、有名なボタフメイロのぐるんぐるんをやってくれます。運が良いと見ることができますが、今はミサもないので当然のことながらグルングルンも見ることは出来ません。ツアーの皆さんに見て貰いたかったな。
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オブラドイロ広場に戻ると巡礼が到着する時間になったようで、数人が広場にいました。どのルートを歩いてきたのか聞いてみると、王道のフランス人の道をフランス国境のサンジャンから歩いてきたそうです。800kmを歩いて来たんだぜーっと鼻息が荒いです。自分も3年前に同じルートを歩いたと言ってみたけど、私の場合は歩きやすい春出発だったので、今の真冬の時とは難易度において比べものになりません。
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昨年持ち歩いていたクレデンシャル(巡礼手帳)を持ってきてるので、余ったスペースにスタンプを貰うという楽しみがあります。スペインでは幾つもないという5ツ星パラドールのレセプションで図々しくスタンプを押して貰いました。もちろん、ここでスタンプを押してくれると言うのは事前調査済みです。じゃなきゃ幾ら私でもゴージャスな入り口で気後れしちゃいます。
実は、このパラドールでは朝昼晩の3回、10名の巡礼者にまかない飯を提供してくれます。私は3回もご相伴にあずかったことがあります。まかない飯と言っても5ツ星パラドールですから節約旅の私としたら大ご馳走だったことは言うまでもありません。残念ながら2019年でそのサービスは終了してしまいました。良かったー、終了する前に3回も食べられて。 -
写真は2016年に食べさせて貰った無料のまかない飯です。たぶん、パラドールに泊まっている人と似たような料理じゃないかと想像します。これにワインと水が付いてきます。どうです大したものでしょう!?
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現地ガイドのセニョーラとはここでお別れして、我々は昼食会場へ移動しました。料理は何だったか覚えがないのですが、食後のデザートにはサンチャゴケーキが振る舞われました。これって添乗員さんのおごりだったような気がしますが、定かではありません。サンチャゴケーキと言うのは薄いカステラに粉砂糖が振りかけられた素朴なものですが、サンチャゴの象徴である剣十字が砂糖でかたどられたケーキです。ここガリシア地方ではどこでも見ることが出来ます。
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食後は一路ポルトガルへゴー。最初の観光地はViana do Casteloです。ここは海沿いの町で、見上げる丘の上には大きな教会が建っています。この町のシンボル的な存在だと思います。バスは丘の上まで一気に駆け上がりました。
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女性の多くは猫が好きと思いますが、このツアーにも猫好きのご婦人がいました。教会に巣くっているにゃんこがいたので早速日本から持ってきた食べ物を与え出しましたが、これ猫専用のおやつだったんですよ。「ニャン太のおねだりまぐろスライス」。ポルトガルの猫にあげようとわざわざ日本から持参したそうです。猫好きここに極まれりです。
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この丘の上から見下ろす景色が素晴らしいので何枚も写真を撮り、大きな川が湾にそそぐ風景は動画でもパンして撮っていました。
写真の中央に大きな橋が見えてると思いますが、この4ヶ月後にあの橋を渡ってこの町にやってくるなんて思いもよりませんでした。橋の背後に黒い山のような丘のようなのが見えますが、サンチャゴ巡礼路はあの丘の向こうからやってきます。 -
この写真は4ヶ月後に撮ったものですが、丘のてっぺんに登りきってこの町を見下ろしたら、すぐにツアーでやってきた町だと言うのが分かりました。町の背後にある丘の上の大きな教会。こんな珍しい景色はここにしかありませんでしたから。ツアーで訪れたこの光景にちょっと感激しました。1月は丘の上から橋方面の写真を撮ったので、こんどは橋から丘の上の教会を撮ってみました。
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夕飯はホテルでいただきました。今回のツアーの皆さんも気さくな人ばかりなので楽しいです。ツアーはこうでなくっちゃですよね。
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今回もUさんとは一人部屋ずつを取りました。私たちとしたらこれが毎回最大の贅沢です。貧乏性の私には部屋が広すぎて落ち着きません。Maps.meで事前に調べたので、ホテルから5分も歩けばスーパーがあることを確認していたので、Uさんと連れだって今晩のお楽しみの買い出しに行きました。その話を聞きつけたご婦人が二人付いてきましたね。みなさんもスーパー好きのようです。
2018 ポルトガルツアー2へ続く
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