2022/01/29 - 2022/01/30
59位(同エリア506件中)
チャムンパスさん
- チャムンパスさんTOP
- 旅行記123冊
- クチコミ22件
- Q&A回答7件
- 166,357アクセス
- フォロワー69人
この旅行記のスケジュール
2022/01/29
-
ゆの駅しんとろ
2022/01/30
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2022年1月最後の週末に、宮城県大崎市の鳴子温泉郷へ一泊二日の一人旅に行ってきました。
年明けから若年層を中心に新型コロナ・オミクロン株の感染が拡大して、各都道府県の都市部でまん延防止措置法が適用されている時期ではありました。
そんな憂鬱になりそうな空気を払拭しようと宮城・山形県境に近い温泉旅館を予約して、雪深い山里の温泉と温かいおもてなしに心を癒されてきました。
本編は前編の宿泊先のある中山平温泉の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の1日目の1月29日(土)は、東京駅9時40分発の東北新幹線『やまびこ55号』盛岡行きに乗車しました。
当日は自由席を利用しましたが、車内は進行方向に向かって左側の2列席が先に埋まり、右側の3列席は空席がかなり目立っていました。
『コロナ第6波』が声高に言われる中、まだ旅行自粛のムードでした。
11時49分に古川駅に到着し、下車して在来線の陸羽東線に乗り換えました。
ホームには鳴子温泉行き普通列車のキハ112系が先頭部にいっぱい雪を付けて出発を待っていました。古川駅 駅
-
12時15分に古川駅を出発しました。
古川駅周辺を含む大崎市東部の積雪は、10~20㎝くらいでしょうか。JR陸羽東線 (奥の細道湯けむりライン) 乗り物
-
終点の鳴子温泉駅近くになると、車窓から見える積雪は明らかに増えていました。
50㎝以上はありそうです。JR陸羽東線 (奥の細道湯けむりライン) 乗り物
-
13時1分に終点の鳴子温泉駅に到着しました。
ここで乗り換えます。
跨線橋を渡って隣のホームから、先程乗車したキハ112系と全席指定の臨時快速『風っこストーブ湯けむり号』キハ48系の並びを撮影しました。
臨時快速は13時15分に仙台に向かって出発します。鳴子温泉駅 駅
-
私が乗車するのは臨時快速と同じホームに停車する、13時8分発の新庄行き普通列車です。
先程と同じキハ112系ですが、先頭部に付着する雪の量は多かったです。鳴子温泉駅 駅
-
13時15分に鳴子温泉駅から1駅隣りの中山平温泉駅に到着しました。
ここで下車して、宿泊先に向かいました。
山形県境に近いこの辺りの積雪量は1m以上ありました。中山平温泉駅 駅
-
駅名標の下半分が雪で隠れていました。
中山平温泉駅 駅
-
駅の時刻表で明日の鳴子温泉・古川・小牛田(こごた)方面の列車を確認…
あれ、9時台の列車がない!?
今回の旅は宿泊先で朝のんびりと過ごすつもりだったのですが、その場合列車の利用は難しそうです。中山平温泉駅 駅
-
明日のことは後で考えるとして、とりあえず最初の目的地に行くことにしました。
駅を出た時から、絶えず雪が降っていました。中山平温泉駅 駅
-
駅前にある観光案内図も一部雪で隠れていました。
中山平温泉駅 駅
-
中山平温泉駅周辺の道路は、除雪が済んでいました。
道路脇は場所により2m近く積もっているところもありました。 -
国道47号線に出て、鳴子温泉方面に向かって歩きました。
歩く途中で、民家の屋根に上って雪下ろしするところを見ました。
あれは危険な作業ですね。
ご年配の方だけのご家庭は自力では対応できないので、お金を払って頼んで対応してもらっているそうです。
雪国の現実を垣間見ました。 -
国道沿いの雑木林も雪に埋もれていました。
-
駅から10数分歩いて、中山平温泉唯一の公共の日帰り入浴施設『しんとろの湯』に到着しました。
中山平温泉はこの入浴施設と9軒の温泉旅館がありますが、全てそれぞれの自家源泉を持たれています。
しんとろの湯の源泉温度は93℃の高温で、泉質はアルカリ性の含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉です。しんとろの湯 温泉
-
ここに来た目的は立ち寄り湯ではなくて、しんとろの湯に隣接する『ゆの駅しんとろ』で昼食を摂るためです。
しんとろの湯 温泉
-
ゆの駅しんとろの館内には、地元産の野菜や特産品の直売コーナーがあります。
しんとろの湯 温泉
-
直売コーナーの奥に食堂があります。
来店した時は13時30分を過ぎていて、利用客もまばらでした。
店員さんから「本日のご飯ものは全て終了ました」と告げられて、さて何を頂きましょうか…しんとろの湯 温泉
-
券売機で食券を買ってから店員さんに渡して、窓際のカウンター席に座りました。
出来るまでの間窓の外を眺めていました。
近くの源泉から湯けむりが濛々と立ち昇っていました。しんとろの湯 温泉
-
『醤油ラーメン』税込680円を頂きました。
シンプルな醤油ラーメンですが、これを選んで大正解でした。
寒い雪道を歩いてきただけに、熱いスープが身体に沁みました。
麺も個人的に好きな細麺なので、最後まで美味しく頂きました。しんとろの湯 温泉
-
ゆの駅しんとろを出て、中山平温泉駅方面に向かって元来た道を歩いて戻りました。
中山平温泉駅前の通りに入り、途中で左折して陸羽東線の踏切を渡って駅の裏通りを歩きました。
この道も除雪されていました。 -
暫く歩いて今回の旅のお宿『旅館 三之亟湯』さんに到着しました。
陸羽東線の線路を挟んで中山平温泉駅の向かいにある、全室9室のこじんまりとした温泉旅館です。
三之亟湯さんも敷地内に自家源泉を持たれていて、写真左側の小屋に源泉があります。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
違う方向から建物外観を撮影しました。
玄関前の駐車場は温泉水で雪を溶かしていました。
じゃらんで予約したプランは『【2食付】お肉派の人におすすめ!「仙臺名物 牛タン」と天然温泉で元気回復』消費税込12,100円(入湯税および冬季暖房費300円別)で、さらにポイントも使って割引しました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
寒いので早速中に入りましょう。
玄関にはケヤキ製の大きな看板が飾られています。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
玄関で到着を告げると、中から女将さんが出てこられて早速チェックインの手続きを済ませました。
この時、夕食と朝食、チェックアウトの時間確認をしましたが、こちらから明朝の出発について10時頃にタクシーを呼んで欲しいと申し入れしました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
女将さんに一通り館内をご案内していただいてから、最後に客室に通していただきました。
お部屋は2階の7.5畳の和室『さくら』です。
暖房も効いていて暖かかったです。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
最近の一人泊のお約束、既にお布団も敷いてありました。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
客室の窓からの眺めです。
宿泊した客室は道路側に向いていますが、反対側の客室からは陸羽東線の線路が見えるそうです。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
自分でお茶を淹れて、お茶請けのお菓子で一息つきました。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
クローゼットには、浴衣と半天、アメニティ一式が入っていました。
三之亟湯さんの館内の移動ははだしや靴下履きでもいいそうですが、使い捨てスリッパも提供されています。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
客室で暫く休憩してから、お風呂に入りに行くことにしました。
2階の廊下には空気清浄機が置いてあり、その側にマジックペンがありました。
お風呂や大広間の食事処で他のお客さんとの取り違えを防止するため、使い捨てスリッパに名前等を記入するためです。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
三之亟湯さんの全客室に洗面所とトイレはありません。
空気清浄機の近くに男女共用の共同トイレがあります。
気になる方は1階に男女別の共同トイレがあります。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
2階の廊下にある共同使用の洗面所です。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
1階と2階の間は階段での移動です。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
フロント脇の土産物コーナーです。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
1階のラウンジの奥には、乾燥機付きの洗濯機があります。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
内風呂だけの大浴場は1階にあります。
滞在中いつでも利用できますが、終日男女固定で入れ替えはありません。
お風呂を利用していない時は、原則ドアを開けておくルールです。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
三之亟湯さんは立ち寄り入浴も受け付けられています。
最初にお風呂に行った時は、立ち寄り湯の利用客の方が先客でいらっしゃいましたので、利用客が出られてからの撮影です。
更衣室は旅館の規模相応のこじんまりとした広さです。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
脱衣棚です。
籠は6個ありました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
浴室の洗い場は2ヶ所、それぞれ離れています。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
浴槽はストレスフリーで3人程入れる大きさです。
湯温は42~43℃のこの時期熱めの適温でした。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
浴室の大きさの割に窓が大きく、窓の外は庭です。
この時期庭には1m以上の雪が積もっていて、雪見のお風呂を楽しませていただきました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
湯口から絶え間なく浴槽に新鮮なお湯が注がれています。
浴槽の縁からも絶えずお湯が溢れていて、お風呂は正真正銘の自家源泉掛け流しです。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
三之亟湯さんの自家源泉の泉温は60℃、泉質は弱アルカリ性のナトリウム・炭酸水素塩泉です。
お肌ツルツル、美肌に効果のある温泉だそうです。
この後夕食前にも入浴しました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
夕食は18時から客室で部屋食で頂きました。
食事処での会場食も最近気にしなくなっていますが、やはり一人旅で部屋食はうれしいですね。
最初にお膳が運ばれてきました。
写真下中央の食前酒は三之亟湯さん自家製のブルーベリー酒です。
アルコール度数が低く、お酒に弱い私は食前酒とは別にグラスで頂きました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
配膳の時に出てきた茶碗蒸しはまだ温かかったです。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
卓上コンロで温めた、熱々のカニシュウマイです。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
宿泊プランオプションの牛タンです。
お肉の量は多めでした。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
後から出された揚げ物はふぐの唐揚げです。
身がプリプリしていて温かく美味しかったです。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
こちらも後から出された焼きたての鮎の塩焼きです。
三之亟湯さんの夕食は温かいものは温かく提供されていて、食のおもてなしに手を抜かれていない姿勢が感じられました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
シメのご飯と香の物、お吸い物です。
お吸い物の中身は豆腐とムキタケという茸で、今回初めて頂きましたが、つるんとした食感が特徴的でした。
ボリューム的にも多過ぎず少な過ぎず、丁度いい量でした。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
デザートはブルーベリーのムースケーキです。
お値段はリーズナブルなのに、この食事内容は得をした気分でした。
温かくて美味しいお料理、ごちそうさまでした。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
夕食後は暫く客室で休んでいましたが、頂いたブルーベリー酒のアルコール分が少なかったお陰で、寝落ちすることなく21時前にお風呂に入りました。
夜は庭がライトアップされていましたが、雪はまだ降り続いていました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
旅の2日目の1月30日(日)の朝は6時に目覚めました。
6時30分に朝風呂を楽しんでから、2階の客室から外を眺めました。
一晩中雪が降り続いていましたが、旅館の屋根にも10㎝程雪が積もっていました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
朝食は7時40分から、1階の大広間の食事処で頂きました。
お膳の上には旅館定番の朝食メニューが並んでいました。
当日の宿泊客は8組で、うち5組は私と同じ一人客でした。
この時期、全館ほぼ満室とは意外でした。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
山菜の一つ、山うどの入った味噌汁と地元農家が作られたササニシキのご飯です。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
お鍋の中は湯豆腐でした。
鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
湯豆腐は薬味のネギと削り節とだし醤油をかけて頂きました。
熱くて身体が温まります。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
食後のサービスのホットコーヒーです。
ごちそうさまでした。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
朝食を頂いてから暫く時間をおいて、大浴場で最後の中山平温泉を楽しみました。
帰り支度を整えて9時30分前にフロントでチェックアウトの手続きを済ませました。
前日チェックインの時に帰りのタクシーの予約をお願いしていましたが、その後同じ一人泊の方とご一緒にご主人が運転される車で鳴子温泉駅まで送っていただくことになりました。
支度が整うまでの間、階段下に飾られていた大きな鳴子こけしを撮影しました。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
-
同乗の一人泊の方のチェックアウトの手続きも済んで、鳴子温泉駅に向かって出発です。
玄関の軒先には前日訪問した時にはなかった氷柱がいっぱい出来ていました。
ご主人、女将さん、スタッフの皆さん、大変お世話になりました。
この続きは『2022年1月冬の週末一泊一人旅~宮城県鳴子温泉郷②:鳴子温泉湯めぐり街歩き~』となります。鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) 宿・ホテル
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
鳴子温泉(宮城) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022年1月冬の週末一泊一人旅〜宮城県鳴子温泉郷〜
0
60