2022/01/26 - 2022/01/31
15963位(同エリア46302件中)
公共交通トラベラーkenさん
- 公共交通トラベラーkenさんTOP
- 旅行記447冊
- クチコミ3854件
- Q&A回答0件
- 746,188アクセス
- フォロワー33人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2022年1月26日~31日の5泊6日で八重山地方の旅に出かけました。
13年くらい前に本島を訪れて以来の沖縄旅行です。八重山地方は冬場に雨が多いと聞いていました。実際旅行中何日かは雨天の観光となりましたが、観光客の少ないのんびりとした島の雰囲気を味わうには最高のシーズンだったと思います。
石垣島、西表島、竹富島の三島を観光しましたが、どの島も独特でとても面白い観光ができました。
旅行記その5は最終日、竹富島観光になります。石垣島からフェリーで15分ほどの距離にある小さな島ですが、沖縄の原風景が残るといわれる有名な場所です。橙色の瓦とシーサー、琉球石灰岩の石垣等々、素晴らしい景観を楽しむことができます。観光名物の水牛車が営業休止中だったので、とても静かな島の雰囲気を味わうことができて、大変貴重な経験だったと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
いよいよ旅行最終日です。
計画では午後の便で帰る予定だったのですが、予約していた飛行機が欠航になってしまい、夜便に変更になってしまいました。そのため最終日も1日しっかり観光できることになりました。 -
そういうわけで本日は竹富島へ行きます。
-
石垣港離島ターミナルからフェリーで約15分で到着です。
-
あっという間に竹富島到着です。
雲はありますが、何とか天気は持ちこたえてくれそうです。 -
港にあるてぇどぅん・かりゆし館でトイレを借りて、島内散策に出発です。
まずは竹富島ゆがふ館(竹富島ビジターセンター)
竹富島の歴史や文化の解説があります。観光前にここに立ち寄ると島の全体像がイメージしやすくなります。 -
フナヤー跡。
竹富島ゆがふ館前に建っています。かつての船待ちをするための小屋ということでした。 -
てぇどぅん・かりゆし館の中に入島料を支払う券売機が置いてありました。義務ではないのですが、島の保全活動などに利用されるということなので購入しました。1口300円です。
-
入島料のチケットを受付に持っていくと記念品をいただけます。
苧麻で編んだミサンガをいただきました。 -
新型コロナによる観光客の減少の影響で名物の水牛車は休業していました。
狭い島なので最初から歩いて観光するつもりでした。 -
牛は何度見てもかわいいです。
-
畑につながれている牛もたくさんい見かけました。
-
島の集落に入る前に、東側のアイヤル浜に行ってみます。
-
ミーナ井戸という所がありました。水の確保が重要だった竹富島にはあちこちに井戸があります。
-
ミーナ井戸(ミーナカー)は神の見つけた井戸という意味です。竹富島の井戸の始まりと言われている場所なんだそうです。
-
この井戸に降りるときには小石を2つ投げ入れて合図をしてから入るのが決まりなんだそうです。
-
一番下まで行けばまだ水があるそうです。なんかハブが出そう、と怖気づきまして、途中で引き返してしまいました。
-
アイヤル浜まで続く細い道を歩きます。
-
今回の旅行でよく見かけた大きなサトイモみたいな巨大な葉っぱ。
どうやらクワズイモというらしい。その名の通りイモは食べられないそうです。 -
今回の旅行で珍しい植物を沢山見ることができました。
-
ミーナ井戸から20分くらい歩いたでしょうか、やっとアイヤル浜に到着しました。
-
アダンの実がなっていました。人間が食べるのには適さないそうです。ヤシガニが食べるみたいですね。
-
静かな浜辺です。
-
波もほとんどなく、人は全然いません。
-
林の中に鳥居がありました。御嶽があるようです。
-
竹富島は島中に御嶽があります。28ヶ所もあるそうです。
中に入ってはいけません。 -
歩いてきた道を戻ります。
-
集落に入りました。
-
琉球石灰岩を積み上げた石垣が特徴的です。
-
そして赤い瓦とシーサー。
沖縄の原風景などと言われています。 -
よく見ると一つ一つシーサーの表情が違います。
-
集落にある売店たきどぅん。この日は閉まっていました。
-
なごみの塔。
壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落ち武者赤山王という人が竹富島に漂着して地の利を占めるこの地を要害としたとの伝承が残るそうです。 -
塔の上から集落の赤い屋根が見下ろせます。
-
そば処 竹の子という店で昼食にします。
-
火鉢がありました。そこまで寒くはないと思いますが。
-
そばを食べます。
-
八重山そば。刻んだ肉が入っています。
-
三枚肉そば。
どちらも麺とスープは同じです。とても美味しかったです。 -
スパムおにぎりの「おっぽー」
結構おいしい。
食べ終わってからだが暖かくなったところに火鉢の熱が容赦なくあたって気持ちが悪くなってしまいました。急いで店を出ました。 -
島の散策を続けます。
観光客が少なくて本当に静かです。 -
喜宝院蒐集館。
残念ながら、閉まっていました。 -
数日前にホテルで「ブラタモリ」の竹富島編を見ました。チャートの島が最初にあって、その周りにサンゴからできた琉球石灰岩の島が形成されたんだとか。
チャートの境目では水が出るので集落が成立したんだそうです。
石垣から飛び出た大きな岩発見。たぶんこれがチャートだと思います。 -
世持御嶽(ユームチオン)に来ました。集落の中心的な場所のようです。ここで種子取祭という大きなお祭りが行われるそうです。
-
玻座間御獄(ウーリャオン)
-
これも御嶽。真知御嶽だったと思います。
-
小城盛(クスクムイ)
-
琉球王国時代の見張り台のようなものなんだそうです。
-
あかやま展望台。先ほど通ったなごみの塔の向かいにあります。どうやら個人宅の屋上を展望台としているみたいです。ここも閉館中でした。
-
ブーゲンビリアの咲き乱れる路地発見。
-
垣根の凹みに何か意味ありげな石。
-
石垣の続きにいきなり大きな岩がありました。
岩の下に小さなシーサーの像が置いてあります。これは「お願いシーサー」と呼ばれるものらしいです。 -
旅行後に調べてみたら、『誰にも場所を尋ねないで自力で見つけられたら願い事がひとつ叶うといわれている。人に尋ねたら効き目が無くなってしまうらしい。元々は事故で亡くなった方の供養のために置かれたものだという。』とのこと。
誰にも聞かずに見つけました。この日1日雨が降らなければいいなと願っていました。知っていればもっとすごい事を願えたのに。 -
西塘御嶽(ニシトウオン)。
きれいに整備された御嶽です。 -
酒造所跡。
お祭りの多い竹富島ですから、やっぱりお酒は欠かせなかったのかも。 -
仲筋井戸(ナージカー)。
-
竹富島の中で最も水量が豊富な井戸らしい。
大変立派なつくりをしています。島の暮らしでは水の確保が最も重要だったのでしょう。 -
仲筋村の村建ての神である新志花重成(アラシバナカサナリ)が飼っていた犬が、干ばつにも関わらず尻尾を濡らしていたため、発見されたという伝承があります。
-
仲筋井戸の隣に水道記念碑があります。
-
水道記念碑がある広場の横から坂道になっています。
-
飼ってた牛が一晩で突き上げて作った丘。牛がンブフル、ンブフルと鳴いていたことから名づけられたそうです。別名「牛岡(ウシムル)」。
-
岡の上にあるンブフル展望台は閉鎖中でした。
-
ンブフルの丘を越えて集落の南側の方へ向かう前に、少し戻って、仲筋井戸のあたりから見えた給水塔を見に行ってみましょう。
-
竹富島の水道水はおとなり石垣島から海底送水管を通って給水されています。
特に観光スポットとはいえませんが、これも竹富島を支える大切な施設です。 -
ンブフルの丘に戻ってきました。この丘は全体が珪岩で形成されているそうで、まさに島の中核的な場所なんだそうです。
-
丘を越えて南の集落へ向かいます。
-
また御嶽があります。幸本御嶽(コントゥオン)というそうです。
-
美しく清められています。現役の信仰の場というかんじです。
-
この辺りものどかな沖縄の原風景といった感じの集落が続いています。
-
カイジ浜を目指して小路を歩きます。
-
名前のわからないきれいな花。
-
竹富島 蔵元跡
-
竹富島出身の西塘が八重山諸島を統治した時の役所跡です。
-
カイジ浜(皆治浜)に到着です。
-
ここは波一つない本当に静かな浜でした。
-
星の砂というトゲトゲの小さな砂が採れるそうです。
-
あちこちでしゃがみ込んで探してみましたが、星の砂は見つかりませんでした。
-
あきらめてきれいな浜辺を散歩します。
-
コンドイ浜の方までやって来ました。夏に来たら最高にハッピーな気分にさせてくれそうなビーチです。さすがに1月の終わりでは泳いでいる人はいませんでした。
-
-
ニーラン岩?
『「ニーラン」とは海のはるか彼方にある神の国のことで、五穀豊穣をもたらすため竹富島にやってきた神々が、乗ってきた船のとも綱をこの石に結び付けて上陸したと伝えられている。旧暦8月8日にはココで神を迎える儀式『世迎い』が行われる。』とのことです。 -
西桟橋までやって来ました。
-
水が透明です。
小さな魚がたくさん泳いでいました。 -
集落に戻ります。
-
コンドイ浜には数人の観光客がいましたが、それ以外ではほとんど人に会いません。
-
猫も暇そうです。
-
竹富島ぱーらー願寿屋という店でちょっと休憩です。
こちら大人のパフェなんだそうです。 -
そしてこちらはうちなーサンデー
結構歩いて疲れたので甘いものが美味しいです。 -
もう少しだけ歩きます。
小城盛(クスクムイ)まで戻ってきました。 -
このまま島の北端まで進みます。
-
ミシャシ御嶽。
-
ミシャシ(美崎)
-
海岸遊びをするような場所ではないのですが、なかなか良い感じの浜です。
-
竹富島フェリーターミナル方面に戻る途中にある新里村遺跡。
-
ここが武富島集落の発祥の地なんだそうです。
-
花城井戸(ハナクンガー)という井戸。
ここを中心に集落があったようです。 -
たっぷり歩き回って島中を探索できました。
雨も降ることなく、のどかな島の風景を堪能できました。
フェリーで石垣島へ戻ります。 -
ホテルに預けてあった大きな荷物を受け取って、バスで空港に向かいます。
-
コンビニで買った夕食。
-
泡盛。なかなか美味しかった。
-
まだ少し時間があるので空港内で買い食いします。
-
ミルミル本舗のマンゴーと島カボチャのジェラート。すごく美味しい。
盛りだくさんの八重山旅行もこれにて終了です。南国の美味しい物をいっぱい食べて、きれいな自然を楽しめて最高の旅行になりました。
大変気に入ったので多分また来ることになるでしょう。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2022年1月26日~31日 石垣島・西表島・竹富島旅行
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
沖縄 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022年1月26日~31日 石垣島・西表島・竹富島旅行
0
101