2021/12/02 - 2022/01/25
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j-ryuさん
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☆釈迦堂川で青天を翔ぶ白鳥や白鷺をチョイ撮りし,まとめてみました。
釈迦堂川の白鳥飛来地は我が家から車で6,7分の近さなので
暇を見つけてはチョイ撮りしています。
本来動物写真は撮影ポイントを決めたらじっくり目的の被写体を狙い、
決定的瞬間を忍耐強く待つのが常道ですが、
私にはそのような忍耐力も時間も無いので長く待っても2時間が限度、
それでも私の通常の忍耐力からすればかなり上出来です(^^ゞ。
ただ待つのなら時間のゆとりさえあればな何とか2時間は待てますが
天気状況ばかりはどうしようもありません。
でも飛来地が我が家から近いと言う最大のメリットを生かし
時間が取れれば晴天の時に出かけるようにしています。
当地の冬の天気は太平洋型と日本海型の中間で
日本海型のような雪空が連日続くことも無ければ、
太平洋型にように連日雲一つない青空が続くことも無い
中途半端な天気です。
でもそのお陰で雪景色も青天もあるわけなので
中途半端もそう悪くはありません。
釈迦堂川へはいつも白鳥狙いで出かけますが
たまには白鳥以外の野鳥に出会うこともあります。
今回は青天の下、白鷺の美しい飛翔も撮れたので
白鳥と合わせてご紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
☆福島県鏡石町&天栄村 釈迦堂川ハクチョウの飛来地Map
※google mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.25759,140.29852,4444m/data=!3m1!1e3
当町には主な飛来地が2か所あり、
一つは釈迦堂川、もう一つは高野池です。
他にも十数羽飛来する池も2,3つありますが
比較的安定して見られるのが釈迦堂川と高野池です。
今回は釈迦堂川の飛来地で撮影しました。
場所は鏡石町の国道4号沿いイオンスーパーセンター鏡石店の
北側信号から車で3分ほどですが地元の人以外は少し難しいかも。 -
☆福島県鏡石町&天栄村 釈迦堂川ハクチョウの飛来地Map拡大版
※google mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.25759,140.29852,4444m/data=!3m1!1e3
釈迦堂川の白鳥は川を挟んで鏡石町からも天栄村側からも見られますが
撮影的には河川敷のある天栄村側がいいでしょう。
ただ専用の駐車場は無いので堤防道路の片側ギリギリに寄せ
他の車が通れるよう駐車します。 -
☆釈迦堂川の白鳥 (※2022/2/1 撮影)
今回のタイトルは『◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺&白鳥』ですが
プロローグはビギナーのための基本的おさらいなので適当にスルーして下さい。
手前の土手が鏡石町、向こう側が天栄村。
この辺りだけで200羽ほどいて
少し上流にも50羽ほどいました。
一昨年までは河川敷に樹木がありましたが
この辺りは2019年10月の台風19号で氾濫したので
2021年に川底を浚渫し、河川敷の樹木を伐採し増水時の流れを良くしました。
少し雰囲気が変わったのでこの冬、白鳥たちがちゃんと飛来するか心配でしたが
例年以上多く飛来しています。 -
☆釈迦堂川の白鳥
手前側にいるのはほとんどがオオハクチョウ。
ここは来訪者が川に一番近づける場所で
餌をもらえる確率が高い場所なので
力の強いオオハクチョウが占拠しています。 -
☆釈迦堂川のコハクチョウ
こちらは、ようく見るとオオハクチョウも数羽混じっていますが
ほとんどがコハクチョウで一団になっています。
体が小さいコハクチョウはオオハクチョウと混在する飛来地では
オオハクチョウを避け塊って休息することが多いです。 -
☆釈迦堂川のオオハクチョウ
釈迦堂川に飛来する白鳥の中で一番大きなオオハクチョウ。
鳴き声が一番うるさいですが、黙っていれば一番優美な白鳥です。 -
☆釈迦堂川のアメリカコハクチョウ
1羽だけ確認できたアメリカコハクチョウ。
嘴が全体に黒いので一目瞭然です。
常時飛来しているとは限らないので
見つけられたらラッキーです。
果たして200羽、300羽の中から見つけられるかな? -
☆オオハクチョウ&コハクチョウ&アメリカコハクチョウ 見比べ
釈迦堂川には3種のハクチョウが飛来します。
飛来数はそれぞれ一定ではなく
オオハクチョウが7割、コハクチョウが3割くらいです。
アメリカコハクチョウはコハクチョウに混じってわずかに飛来する程度なので
数羽いるかどうかです。
この写真では珍しく3種が並んでいます。
それでも遠くから見たら見比べは難しいと思います。
体長は
オオハクチョウが140~150cm
コハクチョウが120cm
アメリカコハクチョウが130cm
でも体長は個体差もあるので正確な見極めにはなりません。 -
☆オオハクチョウ&コハクチョウ&アメリカコハクチョウ 見比べ
一番分かりやすい見分け方は嘴(くちばし)の黒い部分です。
黒い部分が8割以上ならアメリカコハクチョウ。
黄色い部分と黒い部分がやや斜めに色分けされているのがオオハクチョウ。
黄色い部分と黒い部分が直線的に色分けされているのがコハクチョウです。
稀にアメリカコハクチョウとコハクチョウの交雑種がいて
両者の中間的な色分けタイプもいます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
タイトルからすれば、ここからが本編です。
と、言ってもただ青空を背景に飛ぶ姿の写真ばかりを集めたので
撮影日はまちまちだし、特段の意図もありません。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
でも青空が広がる日に時間が取れれば
釈迦堂川に出向くことが多いので飛翔写真は
結果的に青空が多くなります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
青空の写真が多くはなりますが
雲一つない青天はやはり限られるので
今回は雲が写っている写真は除きました。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
さて、唐突に『間違い探し』です。
質問するまでもなく写真左端が異端児です。
この写真だけで鳥の種類を見極められたら
かなりの通だと思います。
答えはマガン(真鴈)です。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
この写真では一番上のくろっぽい鳥がマガン(真鴈)です。
撮影している時は気づきませんが
編集時にアレ?と気づくことが多いです。
マガンやシジュカラガンなどの逸れ鳥はコハクチョウに混じって
行動することは時々あります。
単独で行動するより安全だからだと思われます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥&マガン
マガンはグリーンランド、カナダ、アラスカ、シベリアなどの北極圏で繁殖し、
ヨーロッパ、日本および北アメリカ西部など温帯地方で越冬します。
全長78cm額が白く、腹に不定形の大黒斑があるが幼鳥にはない。
日本に飛来するマンガのうち約70%は宮城県伊豆沼周辺に飛来し
福島県では稀で白鳥に混じって迷鳥としてやって来る程度です。
飛翔している時はオレンジ色の水かきが目立ちます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
よほど白鳥に精通しているか、地元民じゃないと
青天を飛ぶ白鳥を撮るのはそう簡単では無いと思います。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
私でさえ闇雲に飛来地に行っても飛翔する白鳥を撮るのは
よほど運が良くないと撮れません。
前の旅行記で猪苗代湖志田浜の白鳥を紹介しまたが
その時はたまたま通りかかり、思いついたので立ち寄り撮影しましたが
やはりたまたまでは飛翔する白鳥は撮れません。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
白鳥の日々の行動を理解していれば
ビギナーでも撮れる確率が高まります。
白鳥だってあれだけデカい体なので
一日何度も闇雲に飛ぶことはありません。
基本的には朝飛び立ち、夕方戻ります。
つまり、そのタイミングに合わせれば撮れるはずです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
朝に飛び立つと言っても時間帯は白鳥の気分しだい。
早い時もあれば昼頃の時もあるので
できれば午前中いっぱい粘れば撮れるはずです。
でも朝の8時から12時近くまで
そうそう粘れませんよね。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
一番、飛び立つ確率が高いのが
釈迦堂川の白鳥で言えば朝10時~11時頃です。
でも新潟県阿賀野市の瓢湖のように餌付けされていれば
一日中飛び立たないこともあります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の鳶
鳶(トンビ)が釈迦堂川の上空を旋回していました。
白鳥を狙うことはありませんが
小鳥やネズミなどを狙っているのでしょう。
稀には白鷺が捕まえた魚を横取りすることもあります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の鳶
鳶(トビ、トンビ)は上昇気流に乗って輪を描きながら上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロッロッロ…」という鳴き声はよく知られており、
日本ではもっとも身近な猛禽類です。
タカ科の中では比較的大型であり、全長は60~65cmほどで、
カラスより一回り大きい。
翼を広げると150~160cmほど。
体色は褐色と白のまだら模様で、眼の周囲が黒褐色になっている。
日本各地に生息し年中見られる留鳥ですが、欧州や中央アジアのトビは
冬は南に渡る渡り鳥だそうです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
青天を翔ぶのは何も白鳥や鳶だけではありません。
運が良ければ白鳥と餌場のかぶる白鷺の飛翔も見られます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
白鷺の飛翔じたいは珍しくありませんが、
通常、白鷺は飛翔するとき首を曲げて飛ぶので
首を伸ばして飛ぶ白鳥と比べるとあまりカッコ良くはありません(--〆)。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
ところが今回、あまり首を曲げないで飛ぶ白鷺を
撮影することができました。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
でも、どうして鷺は首を曲げて飛ぶのでしょう? -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
首を曲げて飛ぶサギ科は、首を伸ばして飛ぶツル科やコウノトリ科、
トキ科、に比べて体に対して首が細長い傾向にあるため、
重心が前になりすぎないように首を曲げて重心のバランスをとっていると
言われてます。
サギ科と同じくペリカン科も首を曲げて飛びますが、
こちらは首はそれほど長くないものの頭が大きくて重いため、
やはり重心が前になりすぎないように首を曲げて飛ぶよです。 -
☆ペルー・パラカスのペルーペリカン (※2007/7/4 撮影)
世界には8種類のペリカンがいるそうですが、
このペリカンはその名も「ペルーペリカン」で
鮮やかなクチバシが特徴です。
ペルーやチリに生息しています。
パラカス沖のパジェスタス島で繁殖していますが、
人懐こいようで本土の漁港や海岸にも飛来しています。
たしかにこの大きな頭&嘴を真っすぐ伸ばして飛んだら
バランスが悪そう。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
でもツル科も相当首が長いけれど真っすぐ伸ばして飛びます。
ツル科はボディに対して頭が軽く、
サギ科は頭が重いってことなのかな~?
でもツルの頭が軽いなんて言ったら
まるで脳みそが軽いおバカみたいでツルに失礼かも(^-^;。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
サギ科は首を曲げて飛ぶとしたら
首を伸ばして飛んでいるこのサギはまさに
鷺の中の詐欺ってこと?(^-^; -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
なぜこの白鷺は首を伸ばして飛んでいるのか、
私が観察した限りでは遠くへほぼ一直線に飛ぶときは首を曲げ
旋回するときは首を伸ばして旋回するのではないかと推察します。
取りあえずNetで調べてみましたが
正解は分かりませんでした。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
それから、サギはすぐ近くに移動する時も首は曲げないようです。
つまり、サギは本気で長く飛ぶ時だけ首を曲げる、
と言うのが私の持論推察です。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
鷺の首曲げ飛翔の正解をご存じの方はご教示頂ければ幸いです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
それにしても青空を背に飛ぶ白鷺は神々しいほど美しいです。 -
☆モルディブ~ヘレンゲリアイランドリゾートの青鷺 (※2008/01/31 撮影)
日本で良く見られるサギの1種にアオサギがいますが
なんとモルディブのリゾート島にも1島に1羽くらい
アオサギが棲みついています。
日本のアオサギはかなり神経質ですが
モルディブでは人慣れしたアオサギがけっこう見られます。
写真のアオサギはレストランでゲストの料理を盗み食いしようと
虎視眈々狙いを定めています。 -
☆モルディブ~ヘレンゲリアイランドリゾートの青鷺 (※2008/01/31 撮影)
スノーケリング中に息継ぎに海面に顔を出したら
珊瑚礁の上にアオサギがいてびっくりしたことがあります。
アオサギの分布域は非常に広く
ヨーロッパからアジア・アフリカ大陸にかけて分布します。
日本の本州以南のアオサギは留鳥ですが
欧州など寒冷地に分布する個体群は、冬季になると南へ渡るそうです。
モルディブのアオサギは欧州などから避寒のため渡ってきたのかも。
かなりリッチなアオサギですね(^^ゞ。 -
☆タイ~リペ島のチュウサギ (※2018/1/30 撮影)
タイ・リペ島のリゾートホテルの庭には
チュウサギがいました。
もちろん野生のサギです。
チュウサギも冬は南に移動しますが
さすがにタイまでは渡らないと思います。 -
☆矢吹町大池のアオサギ&ダイサギ (※2022/2/5 撮影)
隣り町の大池の中島にアオサギ3羽とダイサギ1羽が
朝8時頃に仲良く日向ぼっこしていました。
でも実際はこの位置で落ち着くまで
アオサギ同士でバトルしていました。
シラサギは泰然自若で知らんぷり。 -
☆釈迦堂川の白鷺 (※2016/13/15 撮影)
釈迦堂川で餌(魚)とりしている白鷺です。
文中で白鷺と記していますが、実は白鷺という鷺はいません。
日本で見られる白鷺は
◎コサギ
◎チュウサギ
◎チュウダイサギ
◎ダイサギ(オオダイサギ)
この中でチュウダイサとダイサギは非常に見分け難く
私もよう判別できません。
でも当地で冬に見られる白鷺はダイサギらしいので
冬に撮影した白鷺はダイサギってことにしておきます。
また後半で白鷺が登場するので
もう少し詳しく解説します。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
ここから再び白鳥の登場です。
白鳥も上記で説明したように
白鳥と言う白鳥はおらず
当地で見られる白鳥は
◎オオハクチョウ
◎コハクチョウ
◎アメリカコハクチョウ
の三種です。
しかし肉眼ではこの写真の大きさでは見極めは困難です。
画像をもとネタ最大に確認すればギリギリ確認できますが
視力が2.0以上で動体視力が高くないと
おそらく見分けられないでしょう。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
元ネタを最大に拡大してみたら
これらはコハクチョウでした。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
場違いな鳥が1羽、画角に入り込んできました。
この大きさでは種類は分からないですね。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
元ネタを拡大してみたらマガモでした。
マガモを下から見上げると頭は茶色ぽく羽や胴体は白っぽく見えます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
白鳥の飛翔姿もこのくらい白く撮れると
気品があり美しいです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
こちらは別のグループです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
あまりに近づいてくると画角に1羽しか入らなくなります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
この大きさ&角度ならこの白鳥はコハクチョウだと分かります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
こちらは別のグループ。
この大きさ&角度だと嘴の下しか見えていないので
私のような素人に種類は見分けられません。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
安定飛行態勢になると翼はあまり羽ばたさなくても飛べます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
上空を飛ぶ白鳥のほとんどは
この釈迦堂川から飛び立ったり、
着水する白鳥ですが、まれに偵察(様子見)の白鳥たちもいて
上空で大きく旋回しながら下の様子を伺います。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
仲間がいるか、とか、お気に入りの環境かとかを
偵察しているようで、合致しなければ飛び去ってしまいます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
右側の白鳥が左翼を傾けたので
方向を変えるようです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
青空を翔ぶ白鳥を撮りたい場合は基本的には
朝、餌場に向かうため飛び立った時を狙います。
飛び立つ時間は白鳥しだい。
釈迦堂川の場合9:00~11:00頃が多いです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
でも餌付けされている飛来地(越冬地)ではその限りではありません。
餌が十分な場合は休息地で日長一日過ごすこともあり
いつ飛び立つのか分かりません。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
飛び立つ方向も重要です。
白鳥は基本的には飛行機と同じように風上に向かって飛び立ち
風上に向かって舞い降ります。
川なら2方向しかないので風向きを確認すれば分かりますが
四方が開けた池、沼、湖などでは難しいので
1グループが飛び立った方向を参考にします。
風向きが一定ならほぼ同じ方向に飛び立つはずです。
無風のときはグループごとに様々です。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
当町のある福島県の中通り地方(福島市~白河市)の気候は
日本海気候と太平洋気候の中間型。
同じ福島県でも日本海気候の会津地方のようには雪は多く積もりません。
でも沿岸部の浜通り地方よりは積もります。
でも一度降ると寒いので日蔭などは中々溶けません。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
なので日本海気候のように曇天&雪空が続くことはなく
晴天の日も多いので青空を背景にした白鳥も撮れるし
雪も降るので雪景色の白鳥も撮れるという
けっこうありがたい地域です。 -
☆釈迦堂側の堤防土手から見た白銀の那須連峰
釈迦堂川の白鳥飛来地の土手からは
南西に那須連峰が良く見渡せます。
那須連峰は太古に甲子旭岳から南東方面に順に噴火しはじめ、
茶臼岳(=那須岳)は有史以来、数度の噴火歴があり、
とくに1410年の噴火では死者180名余もの大被害を引き起こしたそうです。
直近の噴火は1963年(昭和38)で、山頂西側の溶岩ドームからは現在も噴煙を上げています。
中央の冨士山型の山が茶臼岳で無風なら当町からも噴煙が見えますがこの日は見えませんでした。
当町から茶臼岳は35kmしか離れてい無いので
もし噴火でもすれば降灰は免れないでしょうが
釈迦堂川の源流は那須連峰ではないので
火砕流や融雪泥流などの被害は無いとみられています。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
再び、釈迦堂川の上空を舞う白鷺です。
おそらくいつも同じ個体で
この辺りを縄張りにしているのではないかと思われます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
この周辺が縄張りってことはそう遠くまで飛ぶ必要がないので
わざわざ首を曲げて飛ぶ必要が無いのかも。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
この白鷺はコサギ?チュウサギ?チュウダイサギ?ダイサギ? -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
撮影日は2021/12/25,つまり真冬なので
当地で見られる白鷺はダイサギだと思われます。
ダイサギは体長は 90cm ほどで、日本ではアオサギと並ぶ最大級のサギです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
ダイサギは雌雄同色。全体が白色で、脚と首が非常に長く、嘴も長い。
足は全体が黒い。夏に嘴が黒くなり、足の基部がわずかに黄色がかる。
また胸や背中に長い飾り羽が現れます。
眼先が緑がかる婚姻色が現れることもあり、
冬羽では飾り羽がなく、くちばしが黄色くなります。
チュウサギと似るが、チュウサギは体長が小さい。またダイサギはクチバシが長く、また眼下にある口角の切れ込みが眼より後ろまで食い込むことで容易に判別できる。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
チュウサギは体長68cmほど、
主に本州の中部以南で見られ
夏の嘴は黒で目元が黄色。
冬の嘴はほぼ黄色で、嘴の先っぽが黒です。
つまり当地でチュウサギは見られないので
ダイサギかチュウダイサギってことになります。
チュウダイサギは冬は南下するので
消去法で当地の冬の白鷺はダイサギってことです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
日本で見られるダイサギには、日本で繁殖する亜種チュウダイサギと、
冬にユーラシア大陸北部などから渡ってくる亜種オオダイサギの2亜種がいます。
(亜種とは、ひとつの種を、すむ地域によって、さらに細かく分けたもの) -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
冬に日本に渡来する亜種オオダイサギは、
日本で繁殖する亜種チュウダイサギよりやや大きく、
オオダイサギはアオサギとほほ同大か、やや大きいのに対し、
チュウダイサギは、アオサギよりやや小さいです。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
分かりましたか?
説明している本人が混乱してきます。
結論から言えば福島県で冬に見られる白鷺は
ダイサギでその中でも亜種の北方系オオダイサギってことになります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
冬、福島県で見る白鷺はおそらくオオダイサギだと思われるので
悩ましいことは無いと思いますが
チュウダイサギもオオダイサギも混在する関東以西だと
厳密に見比べないと見極めはとても難しいと思います。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
白鷺の見極めに比べると白鳥の見極めの方が
はるかに簡単です(^^ゞ。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
それにしても白鷺の舞いは優雅ですね。
でももし通常の首を曲げて飛ぶ姿だったら
これほど優美には見えなかったことでしょう。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
そもそも白鷺がすぐ目の前の上空を舞うことってそうそうないし
ましてやこんな素晴らしい青空の下で舞ってくれるなんて
何と幸運なのでしょう。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
この日以後も同じ個体かどうかは分かりませんが
白鷺は目にするものの
このような優雅な舞いは見せてくれていません。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
今にも画角から外れそうな構図はご愛敬(^-^;。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺
優美な舞いに感謝です。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
ここからは三度、白鳥の飛翔です。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
純白の白鳥は上記でご覧いただいた白鷺に勝るとも劣らない
気品と優美さがあります。
でも田んぼで胸や首を泥だらけにし、
キレイに洗い落とせず汚いままの白鳥もけっこういます。
人間も白鳥もキレイ好きもいればズボラなタイプがいるようです(^-^;。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
いくら旅行記のタイトルが◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺&白鳥、でも
青空翔ける白鳥の写真ばかりでは金太郎飴になってしまうので
青空を翔ける直前離水間もない写真もご覧いただきましょう。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
釈迦堂川のこの飛来地は河川敷を含めても川幅は20mほど、
実際の川は幅10mもないくらいですから
河川敷でスタンバイしていると
白鳥は目の前を飛び立っていくので迫力満点です。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
目の前を通過すると広角ワイド端(18mm)で撮影しても
画角からはみ出してしまうほどの至近距離です。
湖や沼では中々撮れない小さな川だからこそなせる写真です。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
白鳥は一夫一婦制でどちらかが死ぬまで終生つがいです。
つがいは縄張りを形成して、営巣地域に分散し6,7月ごろ繁殖。
卵数、3~6個でメスのみが抱卵する。
孵化日数は、30~40日。
孵化後は雌雄が子育てをします。
生んだ卵が全部うまく孵化し成長するわけではありません。
雛は生後40-45日ほどで自立できるようになり、
3カ月ほどで飛べるようになるそうです。
幼鳥は孵化後翌年の夏前までは灰色をしているので
見ればすぐ分かります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
こちらは首の辺りがグレーなので2021年の夏に生まれた幼鳥ですね。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
この大きさの写真だとすぐコハクチョウだと判別できますが
実際は相当な速さで飛んでいるので
人間の動体視力では見極めるのは難しいと思います。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
少々唐突ですが、私の旅行記で再三登場する『釈迦堂川』
聞いただけでも由緒ありそうですよね。
名前の由来は
この川が須賀川市の阿武隈川に合流する少し手前に
旧中宿橋があり、その傍らに『釈迦堂』があったことに
由来すると言われています。
かつての「釈迦堂」はありませんが、
釈迦如来坐像、 庚申 大黒天、不動明王像等の石仏石塔が安置され
傍らに釈迦堂蹟碑があります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
-
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
朝、1グループが餌場へ飛び立つと他のグループも次々飛び立ちます。
白鳥はコハクチョウもオオハクチョウも春~秋の繁殖子育て期は
基本的に家族単位で生活しますが越冬地でなぜか集団で行動します。
集団の方が危険を察知しやすいからだと思われます。
夏場は繁殖でより多くの餌が必要なので縄張りを確保し
分散するのではないかと言われます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
冬の休息地は集団ですが餌場は必ずしも同じ場所とは限りません。
休息地よりはバラける傾向があります。
でも夕方はまた同じ休息地に戻り集団で朝まで過ごします。
ただ別の休息地に移動することもあるので
同じ飛来地で見られる数は必ずしも同じとは限りません。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
釈迦堂川に飛来する白鳥の餌場は田んぼですが
白鳥は水の中には潜れないので沼や湖で
餌場は半逆立ちして首(頭)が底に付くような深さでしか
餌は採れません。
なので湖沼の深い部分で休むことはあっても
深い場所で冬じゅう越冬することはありません。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
それにしてもよくこんな大きな図体で空を飛べますよね。
いくら白鳥の図体がでかいといっても
オオハクチョウが7~14kg、コハクチョウは4~11Kg。
エアバス380やボーイング747など、あんな大きい図体でも
空を飛べるんだから10数kgなんてかわいいもんか(^^ゞ。
飛べる鳥で世界最大なのは
アフリカオオノガンで7~18Kで
最大だと23kにもなるそうです。
オオハクチョウより一回り大きいくらいでしょうかね。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
白鳥の仲間で世界最大なのは北米西部やカナダ西部に生息する
ナキハクチョウです。
全長150~180cm,翼長60~65cm,メス59~60cm.
翼開張は230~260cm。ハクチョウ属のみならずカモ科最大種。
頸部は細長く全身白い。
嘴は大型で長い、色彩は黒く外縁に赤やピンク色の筋模様が入る。
鳴き声がラッパを鳴らしたような音が由来だそうです。
渡りはせず全部で4000羽ほどしかいない貴重種です。
日本には極々稀に迷鳥として飛来することがあるそうです。 -
☆イタリア~ドッピアーコ湖のコブハクチョウ (※2019/6/18 撮影)
欧州や中央アジアに生息するコブハクチョウ。
体長150cmほど、鼻孔のコブが特徴です。
コブハクチョウは日本各地で飼育され
中には逃げ出し山中湖のように自然繁殖している所もあります。
他に南半球にはコクチョウ、クロエリハクチョウ、カモハクチョウが生息します。
コクチョウは日本で飼われていた1羽が逃げ出し
猪苗代に現れたことがあります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
白鳥は助走と自然の向かい風で揚力を得て浮かび上がります。
感覚的には何となく分かりますが物理的には
さっぱりわかりません(^^;)。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
揚力は、物体の相似比の二乗、流速の二乗、流体の密度に比例するので、一般的に以下のモデル式で表す。
L = 1 2 ρ V 2 S C L {\displaystyle L={1 \over 2}\rho V^{2}SC_{L}} {\displaystyle L={1 \over 2}\rho V^{2}SC_{L}}C L {\displaystyle C_{L}} C_{L} は揚力係数(次項で解説) (Coefficient of Lift)
ρ は流体の密度(海面高度の大気中なら 1.293 kg/m3)
V は物体と流体の相対速度 (Velocity)
S は物体の代表面積 (Surface)
L は、発生する揚力 (Lift)
係数が異なるだけで抗力と同形式である。
1 2 ρ V 2 {\displaystyle {1 \over 2}\rho V^{2}} {1 \over 2}\rho V^{2}は動圧であり、揚力は動圧に比例する。揚力は圧力(静圧)の非対称性(差)に因るので、動圧に比例する。
(wikiより)
だそうです(^^;)。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
この写真では1羽しか写っていませんが
他に3羽も飛んでいます。
近すぎて他の白鳥が画角に入りません。
白鳥は飛び立つときはリーダーが声を上げ
仲間がそれに同調して鳴き首を小刻みに上下させることが多いので
見慣れてくれば飛び立つ瞬間はある程度予測できます。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
グループ飛行の場合、リーダーが飛び立ち、間を置かず仲間も飛び立ちます。
飛行が安定してからV字のフォーメーションの雁行になります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
直ぐ近くにの餌場などに飛びたつ時はV字じゃやなくて
ほぼ一列に並んで飛ぶこともあります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
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◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
それは横一列で飛翔するとそれぞれが空気の抵抗をまともに受けてしまうので
群れをV字にすることにより抵抗を分散させる効果があるそうです。
ただ先頭に多くの負担がかかるので長距離を飛翔する場合は
先頭を交代します。
マラソンやスケートの団体追い抜き(パシュート)などでも
見られる作戦ですね。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
着水、離水、、着陸、離陸するときも
ほとんどリーダーを先頭に行います。
グループは夫婦とその夏に生まれた子供が多いようですが
前々年に生まれた子供もグループに加わることもあり
時には10羽以上の大所帯になります。 -
◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鳥
これで◆青天を翔べ!!釈迦堂川の白鷺&白鳥はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
ではまた。 j-ryu
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