全日空CA歴代制服ファッションショーを観るために岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へ②CA制服ファッションショー

2022/01/23 - 2022/01/23

　全日空の客室乗務員（CA）の歴代10種類の制服ファッションショーが開催されるというので、岐阜県各務原市にある岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に初めて行って来ました。
制服ファッションショー開催の情報を知り、即座に予約したお蔭で定員70名の枠に入り、運よく見学出来ました。
制服ファッションショー開演が午後1時からで午前中は時間があり、せっかく各務原市まで行くので、早朝から高山本線の長森駅界隈で撮り鉄し、その後に岐阜かかみがはら航空宇宙博物館を見学しました。

本編はCA制服歴代10種勢揃いしてのファッションショー編です。
地元出身のCAや中部国際空港で働く地上スタッフがモデルとして登場し、希少価値のある素晴らしい企画でした。

制服の説明についてはANAグループのホームページ「制服の歴史」を参照し引用しました。
https://www.ana.co.jp/group/company/ana/uniform/


＜岐阜かかみがはら航空宇宙博物館のホームページ＞
http://www.sorahaku.net

エリア 各務原(岐阜)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車 徒歩

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館では『エアラインのおしごと展』の中のイベントで「歴代CA制服展」が1/20～1/22まで開催されていました。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 美術館・博物館

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館のシアタールームで歴代制服ファッションショーが開催されました。
モデルは地元出身のCAや中部国際空港で働く地上スタッフ。
ステージに上がったモデルを撮りましたが、マスク着用で顔がよく見えません。
あいにく会場最前列の人の頭が入っていますがご容赦ください。

岐阜県関市出身のCAさんが壇上に立ち、CAのお仕事について紹介してくれました。

世界中を飛び回り、滅多に一堂に会せないCAさんの20周年大同期会の紹介も。

このCAさんの月間スケジュールの一例
関空⇒伊丹⇒沖縄⇒札幌⇒ニューヨーク⇒ソウル⇒香港⇒シンガポール⇒台北⇒クアラルンプールと飛び回り、さすがANAのCAさん！！！

ニューヨーク便乗務日の国際線CAの1日の過ごし方について説明。

体力が勝負で、乗務中は決められた休憩時間以外は動き回っている様子がよく理解できました。

このCAさんがステイ先でオフタイムの時にどのように過ごしているか説明してくれました。

初代の制服
客室乗務員6名のために用意された制服

ANAの前身である日本ヘリコプター輸送株式会社が、DC-3型機の就航に伴い、初めて採用した客室乗務員6名のために用意した制服。
「頼りになる女性」をイメージし、米空軍の婦人服をモデルにしてデザインされた青色のツーピースと開襟シャツ、ベレー帽の組み合わせ。

2代目制服
エレガントな「女性らしさ」を表現
初代の制服を少し変え、エレガントな「女性らしさ」を表現するため、ジャケットをノーカラーにし、スカートもタイトにデザイン。
紺色のツーピースと開襟シャツの組み合わせ。
夏はジャケットを脱ぎシャツ姿に。

3代目制服（何とCA出身の名古屋支店長がモデル）
ANAイメージカラーの制服
ジェット機時代を迎え、航空ブームの時代。
大空に果てしなく広がるイメージを象徴した明るいブルーの制服。
このブルーはその後、機体カラーにも使われ、ANAのイメージカラーとして定着。
中村 乃武夫氏によるデザイン。

4代目制服
初めてワンピースを導入
1970年の大阪万博に合わせてイメージチェンジ。初めてワンピースを導入。
当時大流行していたAラインのミニスカートが特徴的。
夏服は爽やかな青と白、冬服は黄色と茶色のワンピース。
芦田 淳氏によるデザイン。

「トライスタールック」と呼ばれた5代目制服
1974年に採用された機体名にちなみ「トライスタールック」と呼ばれた。
ブルー、ベージュ、オレンジの3色のバリエーショ ンと、パンタロンの採用が話題に。
パンツスタイルの制服はこの5代目のみ。
伊藤 達也氏によるデザイン。

6代目制服
「スーパージャンボ」就航に合わせて一新
ボーイング747SR（スーパージャンボ）の就航に合わせて一新。
三宅 一生氏による「制服」らしからぬカジュアルなデザインと色使いが斬新。

スカーフを初めて取り入れた7代目制服
創立30周年記念日に一新。
前制服から一転し、濃紺でかっちりしたデザインのダブルのスーツに。
ANAの制服では初めてスカーフが取り入れられた。
芦田 淳氏によるデザイン。

B747-400の就航に合わせて一新した8代目制服
B747-400（テクノジャンボ）の就航に合わせ一新。
マニッシュなイメージのストライプのスーツ。
ブラウスやスカーフは、3色の中から各自が自由に選ぶことができた。
1998年10月以降は制帽の着用はなくなった。
芦田 淳氏によるデザイン。

お客様の意見を参考に選定した9代目制服
ANAのワンブランド化に合わせ、グループの一体感を高めることを目的として導入された制服。
デザインは3案作成され、2004年6月1日から6月30日の期間、お客様の意見を参考に選定された。
田山 淳朗氏によるデザイン。

初の外国人デザイナーを起用した10代目制服
ジャケット・スカートの背面にANAのコーポレートカラーを活用した“ブルーライン”を取り入れているのが特徴。
外国人デザイナー　プラバル・グルン氏によるデザイン。

10代制服全てが勢揃いして記念撮影

今度は手を振って記念撮影

次は円弧を描いて記念撮影

ステージでの披露が終わってからA3スペースで10代制服勢揃いしての記念撮影
今度は明るい場所で遮る物もなく綺麗に撮れました。

低騒音STOL機「飛鳥」をバックに勢揃いして記念撮影。

後ろ姿もパチリ

あちらこちらにポーズをとってサービス満点

CA制服歴代10種勢揃いしてのサービス満点に笑顔で写真撮影に応じていただき感謝感激。
全日空の全制服が一堂に会するのは中部地方でのお披露目は初めてとの事で、CA制服ファッションショーを楽しむ事ができました。

この次は③高山本線撮り鉄編に続きます。