2021/12/05 - 2021/12/06
56位(同エリア290件中)
kiyoさん
香住温泉の松葉ガニを今年こそ食べに行こう!と半年ほど前から計画し、近所の友人で冬旅のスケジュールを調整して5人で行くことになりました。12月5日に西予市を出発し、途中、鳥取砂丘によってそこで昼食を摂り、餘部橋梁のクリスタルタワーにエレベーターで登って浜坂行きの各駅停車を見送れば、丁度夕方前の良い時間に香住温泉に到着しました。夜はお楽しみの松葉ガニのフルコース、誰も文句を言うものはいません。十分な量のカニで、「もう一年間はカニはいらん!!」というくらい満足しました。
二日目は舞鶴道から明石海峡大橋を通るコースで淡路島に渡り、伊弉諾神社へ立ち寄りして伊弉諾尊・伊弉冉尊の有り難いお話を聞きました。実は、その後に立ち寄ったレストラン大公の淡路牛がお目当てで石焼きステーキで腹八分目にしておいたつもりですが、夕食も食べれないくらいでした。
昼食後、伊弉諾尊と伊弉冉尊がドロドロと泥の滴をしたたらせて、日本の島が初めて誕生した場所という伝説の残るおのころじま神社を訪ねて、神話の世界に少し浸りながら四国へ帰りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
-
コロナ禍が日本中に広がった2020年春、北海道へこのグループで旅行をする計画を立てていて延期しました。それで、いつ行けるかと思案し続けて1年半以上が経過し、2021年12月に山陰の香住温泉に忘年会を兼ねて行くことになり、オミクロン株拡大前のタイミングで、鳥取砂丘・餘部橋梁・香住温泉・淡路島と冬旅をしました。
-
この階段を上ると、その先が鳥取砂丘。
私は行きたくない、と主張したのですが、多数決で全員で丘の上まで歩くことになりました。 -
何度も見た景色なのですが、奇特にも砂丘が初めてという人も居て、みんな行く気満々。何故かこの鳥取砂丘には縁があって頻繁に訪問しているので、むしろ砂丘美術館を鑑賞したかったところです。
-
いつもの下り。そして、あの砂の丘に登ります。
この日は12月にしてはお天気が良くて、というか、砂丘に向かって歩く頃にたまたま天気が回復してきたのですが、前向きな気持ちで歩くことが出来ました。 -
同行者の一人が、凹みの池から急な砂坂を登ろうとしています。
-
以前、海側に砂坂を下って行ったことがありますが、帰りの登りが大変だったので、もう二度と海側にはくだらない、と決めていますl
-
一回くらいは、この砂の急斜面を登るのも良い体験でしょう!
-
もう少しで、丘の上に到着
-
砂丘の上から見た、西方向・鳥取市沖の日本海
-
東方向を砂丘の上から見たところ。こっちの空は、天気がまだ回復していない。今日はカニがお楽しみなので、少々のことは気にしない。
-
ふとここで振り返ると、全員で丘の上まで行こう!と号令を掛けた本人がやって来ていなかった。
-
いつもの景色なので、それ程感動することもなく引き上げます。
-
一方、初めてここまで来た!という人たちは、テンションが違った。ここまで、やってきて良かったような気になりました。
-
腹ごなしのいい運動でした。
砂が飛んでこないように、防護柵が設けられていました。これでどれ程の効果があるものだろうか? -
砂丘から見た、有料駐車場と昼食を食べた砂丘会館
-
砂丘会館で出た、ビールのあてのイカ。なかなか上手い!
-
エビ刺しも。新鮮でした。期待以上。
四国の果てから車を走らせてきたので、ビールも旨かった。もっと、飲みたいが夜のカニがあるので、ここは抑え気味に。。。 -
続いて、東へと車を走られ、餘部鉄橋空の駅に立ち寄る。
-
この鉄橋の上から、列車が落ちてきたなんて信じられないが、あの時のニュースはどこか頭の片隅に残っていて、その事実を忘れることはできない。
今では鉄橋の横に、新しいコンクリート製高架橋が架かっています。 -
この高架橋の上まで、エレベーターも付けられて、観光客が増加。
-
当然ながら、鉄橋は解体され一部のみ保存
-
鉄骨は頼りないくらい細く見えるが、解体したそのわずかの金属の欠片を道の駅でいわゆる文鎮代わりに売っている。とても小さいのに重い!!
-
エレベータシャフトの余部クリスタルタワー
-
ここからエレベータで高架の上に登る。ここへ来た人は、まず登る。無料
-
エレベーターの近くに、橋梁の柱脚となる鉄塔が残されています。
-
高架の上まで上ってきました。ここが、かつての余部橋梁の線路。
-
旧橋梁の線路部分が「あの悲劇を忘れまい」ということで残されていて、余部クリスタルタワーから現在の余部駅まで歩道になっています。
-
現在の餘部駅からみた、余部クリスタルタワーと旧餘部鉄橋の線路
-
現在使われている餘部駅ホーム
-
ちょうど下り列車が到着。
-
ただ、普通列車が来るだけなのに、高架の上を列車が走るのを見ようと思い、多くの人が待っていました。ちょっと、不思議な風景。そんなもんでしょ。
-
浜坂は、新温泉町と町名が変わったのですが、山男山女は多くの人が知っている町です。新田磁路の小説「孤高の人」に描かれている加藤文太郎の故郷で、その史実を確かめようと私も加藤文太郎記念館を二度ほど訪ねました。
-
餘部駅看板。クリスタルタワーの余部と字が少し違ってる(-_-)
-
乗降客は殆どおらず、見送るばかりの観光客を後に列車は餘部駅を出発
-
列車は発車すると、スーウッと人の波は引いていった。
-
再び、旧余部鉄橋をエレベーターまで渡り、地上へと降りました。
-
道の駅あまるべも、出来た頃より訪問客は増加している感じ。そもそも、エレベーターは最近出来たので、初めの頃は山道を餘部駅まで徒歩で登っていたのです。その頃は今みたいに観光客は来ていなかったような印象です。
-
解体された旧余部橋梁
-
道の駅の中には、映像展示などが整備されている。
-
これが、橋脚の鉄の欠片。
一つが3千円、4千円とするので、これで一体どれ程稼ぐのだろうか?しかし、ここだけにしかないものです。
「余部鉄橋」歴史の一片、と書いてあります。 -
余部鉄橋から、1区間山陰近畿自動車道を走れば香住ですが、時間もあったので下道から香住温泉の庵月まで行きました。宿までは余部から何れを通っても同じくらいの時間です。
しかし、コンビニに行きたいというリクエストがあって、結局香住IC近くまで行ったので、わざわざ下道を通る意味もなかったのかと。 -
庵月も初めて来たときは新築っぽかったのですが、それから何年か経過しているので、木造建築の古くなった味がにじみ出てきていました。
-
玄関ホールの天井
-
こちらは、部屋の天井。とても天井が高くて、ゆったり気分
-
いよいよお楽しみの夕食。まずは、セコガニから味わいます。セコガニはズワイガニの雌。
-
カニ刺しから、カニ味噌まで味わいました。ここまで来た甲斐があったと、身にしみて感じます。
-
さらに、焼きガニやかにすきなどフルコース
-
ゆでガニは食べきれず、翌朝に持ち越しでした。
-
2日目は、朝はゆっくりして、それから淡路島を目指して朝から走りました。
途中、舞鶴道の西紀SAでお土産を購入、こじんまりとしていますが、充実した買い物ができました。
淡路島入って真ん中手前の津名一宮ICで高速を降りて、伊弉諾神宮へお昼前に到着。お参りをしました。 -
伊弉諾神宮というくらいなので、日本を造った元祖の神様が祀ってあります。伊弉諾尊と伊弉冉尊で古事記に登場する神様です。天照大神の親。
-
参道を進んでいくと太鼓橋があります。
-
太鼓橋から見た、伊弉諾神宮の山門
-
伊弉諾神宮は一宮で、格式は高い
-
境内は広く、正面に拝殿があります。
-
伊弉諾神宮は明治政府が造った神宮なのですが、ちょっと小規模ではないかという印象です。何故か、という疑問について1年以上、考えました。意外と、新しい歴史なのです。それを考えていくと、日本人の心の問題が見えてきます。
まあ、宗教はいろいろあるので。 -
境内には、たくさんの神様が祀られていました。
-
淡路島に、日本の国生みの神様が祀ってある一宮(いちのみや)がある、ということを知らないひとも多いのではないかと思います。
-
伊弉諾神宮をお参りして、みんなで日本始まりについて考えよう!と話しながらの旅でした。
-
横から見た太鼓橋。
-
伊弉諾神宮の配置図。明治時代はもっと広大だったと聞いたことがあります。
-
1年前にもやって来た、レストラン大公で昼食です。最高の淡路牛ステーキがいただけます。
-
民家のような、レストラン大公
-
かつては、三洋電機がお客様を接待するのに利用していたと、この前のタクシー運転手さんが説明したくれました。なので、味には間違いがないと。
-
おのころじま神社の大鳥居
-
レストラン大公で食事をして、最後に、淡路島南部にあるおのころじま神社に立ち寄りました。
-
この階段を上った小高い所に、本殿がある
-
伊弉諾と伊弉冉が祀ってある、おのころじま神社拝殿。
-
伊弉諾と伊弉冉が、高天原と地上をつなぐ天の浮橋に立って、天の沼矛(ぬぼこ)を地上にさしおろし、コロコロとかき混ぜました。矛を引き上げると、そこからしたたり落ちたしずくが、日本で初めての国土になったそう。
それにしても、それならもっと立派な神社があるのかな、と想像していたのに、さにあらず。 -
”日本発祥”と書いてあります。
-
おのころじま神社参道の階段
-
おのころじま神社の由来
-
本殿の左後ろには、八百万神社が控える
-
八百万神社の参道
-
八百万神社
おのころじま神社は天照大御神の親が祀ってあるのなら、もう少しそれなりの印象を受けるはずなのに、正面拝殿もそれらしくない感じ。伊勢神宮と比べたら大きな違いで、何で?と思ってしまいます。
さらに、この神社があまり日本人に知られていないことに、本当の日本の歴史の秘密があるのではないですぴか。ファジーに包まれたまま、冬旅を終え淡路島を後にしました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
グルメ旅いろいろ
-
国宝姫路城と城崎温泉の本生カニを食す
2018/02/18~
城崎温泉
-
ANAプラチナ修行の大晦日。築地場外市場ではすしざんまい「社長」がトロのたたき売り!
2018/12/31~
築地
-
築地場外市場でウニ食べ比べ丼リベンジ
2019/01/26~
築地
-
淡路島一周で再発見!七福神巡りとミシュラン・レストラン大公の淡路牛
2020/10/30~
淡路島
-
はじめての鳥取砂丘・砂の美術館と松葉ガニ解禁の香住温泉
2020/11/12~
鳥取市
-
日本海の冬の味覚・松葉ガニを食す、松江・境港への小旅
2021/02/13~
境港
-
冬旅、鳥取砂丘・香住温泉の松葉ガニと、淡路・国生み伝説の里を巡る
2021/12/05~
香住・余部
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
香住温泉 こころのお宿 庵月
3.21
香住・余部(兵庫) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ グルメ旅いろいろ
0
74