2021/12/30 - 2022/01/01
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ノーーウォリーズさん
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2022年の新年は、オーストラリアの山中で迎えます。10月にロックダウンが解除されて初めての旅行では、豪州南東部(ACT州・NSW州・VIC州)のオーストラリア・アルプス(又はスノーウィマウンテンズ・ビクトリアハイカントリーと呼ばれます)でトレッキング及びドライブを楽しみます。VIC州アルパイン国立公園(ビクトリアン ハイカントリー)を紹介します。冬(6-9月)はスキーリゾートで有名な地域で、夏(12-3月)のトレッキングは殆ど知られていませんが、避暑に丁度良い気候となります。オーストラリアの高山地帯は、標高2000m未満の山が多く決して高くはありません。車を使えば高度差の少ない登頂難易度の低い山です。しかし高さでは測れない絶景の山は他に沢山あります。
2回目のこの旅行記では、VIC州で2番目に高いフェザートップ山(標高1922m)、3番目に高いネルセ山(標高1876m)など4つの山の登頂に挑戦します。そこで予期せぬ緊急事態に遭遇します。トレッキングで大自然を歩くことは危険とも隣り合わせですが、オーストラリア固有のリスクについて教訓を共有します。
- 旅行の満足度
- 4.0
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最初に2022年1月22日現在のシドニーのコロナ禍の現状を少し書きます。日本でも大騒ぎのオミクロン株急増ですが、3週間早く始まったシドニーのNSW州は、混乱はありますがロックダウンなしで社会は動いています。感染者数はピークを超えた感じです。NSW州の新規感染者数はピークで1日に90000人を超え(デルタ株でのピークは1500人で60倍)、死者は1日に最大46人(デルタ株では15人で3倍)、NSW州の人口は約800万人。2021年9月頃のデルタ株の波はグラフからほぼ消えてしまいました。
デルタ株に対しロックダウンの効果が少なかった教訓から、豪州政府の今回の重点対策は3回目のワクチン追加接種をできる限り多くの人に短い間隔で打つ事です。これも効果があるか未知数ですが。3回目の追加接種はNSW州では3ヶ月間隔です。昨年10月に2回目の接種を終えたばかりの私ですが、もう既に追加接種の対象です。 -
これがシドニーNSW州の死者数の推移。オミクロン株急増から3週間後の2022年に入ってから急激に上がっています。オミクロン株の弱さとワクチン接種が大人の95%完了しているので、重症者の割合は激減していますが、それでも残念ながら1日の死者数はデルタ時の3倍となります。これはWA州を除く豪州すべての州で同じ傾向です。先月12月までゼロコロナ派だったQLD・SA・TAS・NT州も鎖国を解いた後に感染急増しており、この決断が正解だったかは分かりません。今年に総選挙があるスコット・モリソン首相の再選にも大きな影響があります。
ジョコビッチ強制送還のニュースには賛否両論ありますが、豪州政府が国民に追加接種を強く推奨している中で、ワクチン反対派の有名人ジョコビッチに好き勝手にされては困ると言う政府の事情があります。かつて豪州の入国は大変厳しかったですが、今ではワクチン打っていれば隔離なしで入国できますし、日常生活の規制もほぼありません。2022年の全豪オープンも昨年の様な厳戒態勢でなく通常開催されています。旅行(国内・海外)についても自己責任で自由に行くことができます。 -
本題の旅行記に戻ります。これが2回目の旅行記で周ったビクトリア・ハイカントリーの地図。今回の旅は右下のオメオ Omeoから時計回りに始めます(実際はトラブルがあり2周しますが)。赤線で表示された道はグレートアルパインロード Great Alpine Road (B500)と呼ばれ、高山地帯を一周できる風向明媚な道です。
途中にある比較的高い山(赤字で表示)で、かつ簡単に登頂できる4つの山をトレッキングで寄ります。宿泊は途中にキャンプ場が沢山あり、VIC州運営キャンプ場は(一部を除き)予約なしで無料で気軽に利用できます。 -
4日目のスタートは、オメオ近くのビクトリアフォールズキャンプ場。トイレしかないシンプルな州営キャンプ場です。水を使う事はキャンプ場に着く前に最寄りの町のピクニック場で済ませておくのが良いです。今は年末のピーク時期ですが、VIC州のキャンプ場は混んでなく快適です。町の近くにあり設備(電気・水・湯シャワー・綺麗なトイレ)の整った民間のキャラバンパークは大体混み合っています。
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この日の朝は気温は7度(標高1000m)、夜はかなり寒いです(1・2日目の標高1200mコジオスコ国立公園のキャンプ場も寒かったです)。夜に地面に溜まった湿気は、太陽が上がると急激に蒸発していく様子は幻想的。
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ビクトリア・ハイカントリー(フォールズクリーク、標高1550m)の最近の天気予報。真夏の12月なのに最低気温は3度。私は夏のオーストラリアのロードトリップはどこへ行っても灼熱であまり好きではないのですが、ここは例外でとても涼しいです。この日12/30の平地は最高気温は36度、しかしハイカントリーでは最高気温は23度(予報は20度)で、この地を旅行先に選んで正解です。
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西へ30分ほどのドライブで、ホッサム・スキーリゾート Hotham Ski Resortに到着。スキーのベースが山の頂上にある珍しい地形。夏には雪はありませんが、標高1860mのホッサムスキー場はオーストラリアで1番のパウダースノーと言われています。
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夏のホッサムスキー場は、MTBのダウンヒルコースはなく閑散としています。店も全く開いていませんが、最低限トイレと飲料水は手に入ります。
マウントホッツアムスノーリゾート 体験・アクティビティ
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ホッサム・スキーリゾートの北側にはVIC州で2番目に高いフェザートップ山 Mount Feathertop (標高1922m)が見えます。稜線を伝って山頂まで歩けます。途中見える風景は見事で、VIC州で最も人気のトラックのひとつです。
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フェザートップ山への登山口。ホッサム・スキーリゾートから西へ1kmほどの車道からトレッキングの開始。フェザートップ山まで往復約22kmのレイザーバック・トラックRazorback Trackを歩きます。
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レイザーバックと聞くとすごく尖った稜線を想像しますが、実際は緩やかな稜線です。穂高岳の様な険しい稜線ではありません。稜線の上は通らず脇に廻り緩やかに登ったり降りたりを繰り返します。
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半分以上進み、これから登りの場所でトラブル発生。なんと私のブーツのソールが剥がれてしまい、まともに歩くことができなくなります。目的地までもう少しですが、この先に急な登りもあるので今回は登頂を諦めます。残念ですが、、しかしこれが旅行記タイトルの「緊急事態」ではありません。
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来た道に戻り、登山口のホッサム山を目指します。帰りも登りです。このレイザーバック・トラックは、奥に見える登山口ホッサム山と目的地フェザートップ山と2つの山頂を結び、その途中が一番標高が低いのです。
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ご覧の壊れたブーツで何とかスタート地点まで戻ってきます。途中で会った何人かの人に、「ある物」を使ってブーツの応急処置をしようかと助けをくれます。オーストラリアのトレッキングでは「ある物」を常備する様に推奨されますが、私は油断しており持っていませんでした。この件で意外にも多くの登山者は「ある物」を持っている事を知ります。この「ある物」とは本来ブーツを直す目的には使いませんが、この後の出来事でとても重要であることを実感します。
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仲間がフェザートップ山から帰るまで数時間ありますので、その間に私はホッサム山 Mount Hotham (標高1861m)に登ります。ホッサム山はホッサムスキー場のすぐ隣にあり、歩いて10分で到達できます。まったく山登りとは言えず壊れたブーツでも大丈夫ですが、山頂から見える景色は見事です。
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ホッサム山周辺を車でドライブしても高度感があります。ご覧の様に山頂近くの稜線を縫う様に道が続きます。
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ダニーズ・ルックアウトDanny's Lookout (標高1705m)は絶景です。4WDが沢山来ていますが、この道は舗装道路なので普通車でも余裕で来れます。向こうの山には、これから北へ降りる道が続いているのが見えます。
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ホッサム山から分岐して南へ向かうダート道路があり、この道も稜線沿いの山頂を50kmほど走り南のダルゴ Dargoへ抜けられます。途中にはVIC州の4WDトラックで一番人気の絶景のブルーラグレンジトラック Blue Rag Range Track等があり、4WDの愛好家が集まります。今回の車は4WDではないので少しだけ走って引き返しましたが、4WDドライブ旅なら1番のハイライトの地域です。
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本来は今夜もハイカントリーでキャンプのはずですが、ブーツが壊れてしまい新しいブーツを買うために下界へ下ります。下界は気温36度とコロナ爆増で下りたくないですが仕方がありません。100km以上車で走って、最寄りの大きな町オーブリー Alburyのモーテルに今晩は泊まります。
年末はボクシングデイセールの時期で、幸いにもオーブリーの登山店は通常5時で閉まるのが8時まで延長されており、その日の内に新しいブーツを買えます。ただショッピングは今やオンラインが中心で、大きな店ですが在庫が殆どありません。自分の足のサイズ・ローカット・ゴアテックスを指定すると2択しかなく、そこから選びます。店員もオンラインで買ったら、と売る気もなさそうです。明日すぐ必要なので、その選択肢はありませんが。新しいブーツで明日からトレッキングを再開します。オルバニー クラシック モーター イン ホテル
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5日目、オーブリーからビクトリア・ハイカントリーに再び車で戻ります。同じ道を通るのも面白くないので、少し東へ遠回りしてオメオハイウェイを経由します。ミッタミッタは渓流が有名で、ご覧の様な山中に川が流れています。オーストラリアでは珍しいです。
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もちろんフィッシングでも有名で、トラウト釣りの愛好家が集まります。オメオハイウェイの道沿いの景色も良いですが、途中車を停められる箇所がなく写真がありません。
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オメオに着く前に、昨日とは別の道から再びハイカントリーへと登ります。途中の森は気温上昇の影響で枯れてしまい白くなってしまった木が多く、更に近年のブッシュファイヤで黒く焼けてしまい白黒の無残な姿になっています。
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標高1600m位から森林限界を超えて、高山地帯に入ります。本日1つ目の山登りは、コープ山 Mount Cope。左端にわずかに山頂が見えます。
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コープ山の特徴は、夏には一面に広がる高山植物のお花畑が見られることです。また左端の山頂の近くにも別の種類の花が見られて、短距離ですが変化のあるトレッキングです。
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往復1時間程度でコープ山頂(標高1837m)まで登れてお気軽登山です。時間がない時、あまり歩きたくない時にはこの山を訪れるのをお勧めします。近くにこれ以上高い山はないため360度を見渡せて眺めは良好です。これは東側の眺めで中央左奥にうっすらと豪州最高峰コジオスコ山が写っています。
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これは北側の眺めで右奥にVIC州最高峰のボゴン山、その手前に3番目のネルセ山、左奥に2番目のフェザートップ山、中央左にマッケイ山が写っており、VIC州のメジャーな山が全て見られます。ネルセ山とマッケイ山はこれから登る予定です。
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もし登山をしたくなければ、乗馬でハイカントリーを周る事もできます。
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本日2つ目のピークハントはVIC州3番目のネルセ山 Mount Nelse。ここは登山口のロッキーバレー湖の東端です。全長655km首都キャンベラまで続くオーストラリアン・アルプス・ウォーキング・トラック(AAWT)の一部でもあります。
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最初は普通車でも通れそうな管理用トラック(一般車両通行止め)を緩やかに歩いて登ります。暫くすると左上の空に見えてきたのは赤色の救急ヘリコプター。救急ヘリコプターは山の向こうで見えませんが、近くに降りていきます。そういえば登山口で準備中の時、救急車が静かに通り過ぎて行った事を思い出します。これから行く先で何かが起きている様です。
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目的地ネルセ山が右側に見えてきますが救急ヘリコプターは見えません。登山者が滑落する様な急斜面はありません、通行止めのトラックをオフロードバイクで侵入して事故が起きたのか。。周りの人はあれだろうと予想はついている様です。
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その先に進むとヘリコプターと緊急車両2台が停まっています。事故現場に遭遇してしまいます。
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到着する直前、その現場を他者に見せたくなかったのか救急ヘリコプターは飛び立ちます。ヘリコプターと救急車が到着して45分ほど経っていたと思います。
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白い花畑から飛び立つヘリコプター。患者を乗せて緊急搬送で最寄りの病院に向かった様です。12/31の年末ですが運が良かったです、この1週間後位からオミクロンの医療危機で救急車を呼んでも来ない事が頻発しています。
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事故原因は、毒蛇に噛まれた人がいたからです。皆の予想は当たります。現場に残っているのは救急隊(Paramedic)と消防団(SES)と噛まれた人のお友達2人。彼女らは地元の人でキャンプに来たらしいです。地元の人なら毒蛇の存在は知っているはずですが油断したのでしょう。お友達2人の様子から、毒蛇に噛まれた人の命の危険性は無い様です。なおオーストラリアで救急車を呼ぶには「000」に電話します。
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昨日ブーツが壊れた時の「ある物」とは、毒蛇に噛まれた時に応急措置で使うスネークバンデージです。包帯の様な見かけですがゴムの様に伸びて、きつく巻く事ができます。これを患部に巻く事で毒が体内に廻る事を遅らせます。壊れたブーツに巻けば応急措置で歩ける様になるアイデアでした。スネークバンデージの使い方は、オーストラリア在住で山歩きをする人は一度は使い方を習ったことがあると思います。私も10年前位に習ってファーストエイドキットを買った記憶はあるのですが、いつの間にか忘れていました。
Source: https://firstaidkitsaustralia.com.au/snake-bite-kit -
オーストラリアのトレッキングで1番の危険動物は毒蛇です。しかし毒蛇に噛まれて毎年数百人が病院送りとなりますが死亡者は数人で、過剰に怖がる存在ではありません。日本でも熊に襲われたニュースはよく聞きますが、実際の死亡者は年間数人と同じです。
この写真は2021年キャラバンカー・エクスポでの毒蛇ショーです。毒蛇の危険性を子供達に教えています。体長80センチほどの地味な模様のタイガースネークで、蛇使いに棒で突かれても反撃せず逃げ回っています。キングコブラの様に攻撃的でなく弱そうな蛇に見えますが、この蛇が持つ毒は世界有数の強さなのです。噛まれたらこの様に緊急事態で大騒動です。 -
山登りを続け、ネルセ山頂近くまで着きます。ここから右奥に山頂碑があるのですが、トラックが細く地面がよく見えません。救急隊からは、蛇はどこにでも居るので広いトラックを歩く様に注意されました。普段なら何でもない細いトラックですが、この時は恐怖を感じ地面を強く踏んで振動を立てて歩きます。こうする事で蛇は人を避けるからです。
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ネルセ山頂碑(標高1876m)です、平地みたいでVIC州3番目の山頂には見えませんが(なおネルセ山にはいくつか兄弟山があり、ここが一番高い山ではないです。一番高いネルセ山にはトラックがないのでここをゴールとします)。奥にはVIC州最高峰のボゴン山が見えます。
この山頂碑を見て、私は10年前に見たチベットの鳥葬を思い出します。山頂碑はチベットのタルチョ碑を連想し(旗はないですが)、草原を走る救急車は鳥葬の準備の時と同じ、そして死と隣り合わせなのはチベット鳥葬と雰囲気が重なります。
甘粛省でチベット文化圏を垣間見る
https://4travel.jp/travelogue/11252826 -
ネルセ山を降りる途中に少し廻り道をして、山小屋がある地点に来ます。左後ろのネルセ山も下から見ると少し山らしい姿。山の下にある木が茂った小川沿いが毒蛇に噛まれた現場です。山小屋の周りには何事も無かった様に普通にキャンプしている人の姿があります(山小屋内には宿泊できません)。
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往復3時間でトレッキングを終えて、最寄りの町フォールズクリークに到着。ここで水を補給して今夜のキャンプの準備をします。小さなスーパーがあり食料補給が可能です。親切にも誰でも使えるシャワーまであります。本日は大晦日で山のリゾートではパリピが騒いでいる事を予想しましたが、開いている店もなく静まり返っています。
フォールズクリーク 体験・アクティビティ
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ロッキーバレー湖 Rocky Valley Damの側で、2021年最後の夕日を見届けます。近くのキャンプ場にて大晦日を過ごします。
ロッキーバレー湖 滝・河川・湖
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明けましておめでとうございます。2022年の初日の出はVIC州ハイカントリーで拝みます。昨晩はおそらくオーストラリアで一番高い場所にあるキャンプ場(標高1600m)で過ごしましたが、数日間で気温が上がったため早朝でも12度と、数日前の標高1000mより暖かいです。
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6日目、フォールズクリーク Falls Creek(標高1550m)に戻ってきます。ここも冬はスキーリゾートですが夏は自転車がメインです。オンロードでは標高差1200mのダウンヒル、オフロードでは標高差200mのスキー場ダウンヒルと自転車パラダイス。町ではロードレーサーやマウンテンバイク(主にクロスカントリー系)を沢山見かけます。と言うよりこれしかありません。
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フォールズクリークの町外れのロッキーバレー湖沿いに車を停めて今日のトレッキングの開始。目的地はスキー場の頂上の更に先にあるマッケイ山 Mount McKay。
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実はこの山頂まで公道があり普通車でマッケイ山頂に登れます。今回はあえて歩いて登ったのですが、すれ違う車にホコリを掛けられながら登るのは良い気分ではありません。
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スキー場のど真ん中を歩くトラック。リフトにはチェアはなく、MTB向けにリフト稼働はしていません。その代わりこの道をマイクロバスがMTBを載せて頂上まで往復しています。なので、車だけでなく自転車にも注意して歩かなければいけません。
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マッケイ山の山頂が見えてきます。この周辺にはランニングのグループがいます。下界の気温は36度の酷暑なので、気温23度の山まで車で登ってトレーニングしているのでしょう。結構多くの人とすれ違いましたが、トレッキング目的で登っているのは他に誰もいません。
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マッケイ山の山頂 (標高1842m)から東側を眺めた所。湖が出発地点でしっかりとした未舗装道路が山まで繋がっているのが見えます。山頂からの景色は中々良かったです。
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MTBで飛ばしている人も見かけなかったので、帰りはMTB歩行者兼用のトラックを歩きます。車道を歩くより山を登った気分になります。マッケイ山へは車で登るか、そうでなければクロスカントリーMTBかスキーで行くのをお勧めします。
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往復3時間でトレッキングを終え、車で標高400mの下界に下ります。3日間でビクトリア・ハイカントリーの標高1800m以上の4つの山頂へ登りました(うちひとつは失敗)。どの山も近くまで車で登るので簡単に登頂できます。
この写真の右側はVIC州の最高峰ボゴン山 Mount Bogong(標高1986m)。ボゴン山だけは簡単に登頂することができず、写真の山の麓の平野から標高差1500mを自らの足で登らなくてはいけません。また今回未登頂に終わった2番目のフェザートップ山も平野から登る別トラックがあります。今は気温36度の真夏なので、これらの高低差トレッキングは次回春か秋に来た時の楽しみに残しておきます。
次回の旅行記では、1週間の旅の終わりにハイカントリーからキャンベラ経由でシドニーへ帰ります。途中では普通車で登頂できる2つの高い山に挑戦します。ボゴン山 山・渓谷
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この旅行記へのコメント (4)
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- travelさん 2023/04/28 12:57:24
- 毒蛇
- ノ--ウォリ-ズさん、毒蛇ですがピナクルズに行くときに宿泊したサバンテスでホテルのスタッフに「ブッシュを歩かないで!毒蛇が居るから」と注意を受けました。
蛇は苦手中の苦手ですが特に毒蛇は出くわしたくないですね。
日本のマムシも同じく噛まれると救急車で運ばれます。
山で年越しって羨ましいです。
明日からGWに突入、期間中の天気は雨天ですが国内は混み込み状態になりそうです。
レイキャビクの旅行記に訪問頂き有難うございます。
パフィンを見るのが旅の目的でしたので最後に見れて良かったです。
実際に見るパフィンは小っちゃくて可愛かったです。
travel
- ノーーウォリーズさん からの返信 2023/04/29 08:45:19
- RE: 毒蛇
- こんにちは、
私は蛇に一度しか遭遇した事がないですが、どこにでも居ると言われていますからね。私も足元が見えない深いブッシュには入りたくないです。危険だと言われるとブッシュウォークはできません。でも地元の人が注意するなら、そこはホットスポットで歩かない方が良いのでしょう。
2023年GW、ようやく日本でも国内観光需要が回復した様で良かったです。こちらではこの旅行記の通り2021年末に国内観光需要が回復しましたが、同時にオミクロンが激増した頃でした。日本は慎重なのでしょう。
アイスランド旅行は、2020年に計画立てましたがコロナで中止。今は行けるようになりましたがインフレで考え中です。パフィン見てみたいですね。
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- ElliEさん 2022/02/07 06:00:15
- 毒蛇の恐怖
- こんにちは!
ジョコビッチの件は、大騒ぎになりましたね。
自分勝手な発言、行動の数々は世界中で顰蹙をかったと思うのですが、反ワクチン派には擁護されたり・・・。正直理解できないです。
カナダでは今、ワクチン反対の長距離トラック運転手たちがデモを各地で行っており、
国境封鎖、交通渋滞、病院妨害 など様々な問題を引き起こしています。
色々な考えがあるのは自由の国として当然なんですが、少なくとも法律は守る。迷惑はかけない。を守って欲しいものです。
こういうのを扇動するプロの人たちがいるらしいんですよね。
さて、海外ハイキングが大好きな我が家は、いつかオーストラリアでもハイキングしたいものだと思っていますが、
なんと、毒蛇の恐怖 があったのですね。
全く知りませんでした。
熊は大きいから存在に気づくと思うんですが、蛇は突然来ますよね?
熊よけスプレーみたいな防御するものはないんですか?
カナダで熊が怖いからハイキングしない。って言う人には、それほど怖がる必要は無いよ。って言う私ですが、蛇の強力な毒は、怖い~~。
バンデージ必須ですね。
しかも、靴のそこが壊れた時にも使えるんですね~。
何日も縦走する人などは、荷物にガムテープも入れると言いますが、スネークバンデージはオーストラリアでは一石二鳥ですね。
夏の日差しのオーストラリアが羨ましい。
毎日寒いカナダより
ElliE
- ノーーウォリーズさん からの返信 2022/02/10 22:55:37
- 熊も怖いです
- ElliEさん、新年快楽!
カナダ首都でのデモ、豪州でもニュースになっています。コロナではなくデモで緊急事態とは皮肉ですね。ワクチン強制以外にも政治的な争いも便乗すると収拾つかないですよね。特に個人主義の強い欧米豪では。今はブースター接種を強く推奨しています。それでコロナが収まるなら良いのですが、効き目が数ヶ月しかなく、世界のどこかで新種ができるとまた追加接種、、懐疑的な人も増えています。それでも社会生活が元に戻ったのは良い方向に向かっていると信じたい。
オーストラリアの毒蛇ですが、実際噛まれる確率はごく僅かで殆どの人は気にしていません(コロナに罹る確率よりははるかに下?)。ただ事故が起きるとニュースになるので、それを見て本当に怖がる人もいます。足元が見えないブッシュでは蛇に注意して慎重に歩けば大体は回避できます。私は個人的には熊の方が怖いです。バンフでのトレッキング中に、フレッシュなベリー入りの熊の落とし物を見た時は、凍る思いをしました。カナダではトレッキング中にベアースプレーの携帯を推奨されますが、実際皆さん持ち歩いているのでしょうか?なおWikipediaには、豪州で毒蛇で亡くなった人、北米で熊で亡くなった人の状況を説明するサイトがありますが、死亡者はどちらも毎年数人の様です。
隣の芝は青いのでしょう、私はElliEさんの雪山ハイキングを見て羨ましかったです。豪州でも冬の8月にスキーリゾートに登れば雪はありますが、冬の入山料とか車のチェーン義務とか色々あり簡単には冬山に登れないのです。アクセスと冬登山の技術的な難しさから、私には冬山はいつか行きたい憧れの旅のスタイルです。南半球は毎日暑い夏なので、冬季北京オリンピックを見てるとスキー・スノボしたくなります。
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