2022/01/03 - 2022/01/04
8位(同エリア146件中)
トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2022/01/03
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2022年のお正月。
大雪とか大寒波とかニュースになるなか、モフモフの雪の妖精、シマエナガちゃんとタンチョウに逢いに北海道へ。
元旦の朝から幸運に恵まれて、鶴居村でシマエナガちゃんにもタンチョウにも逢え、
弟子屈町でもたくさんかわいいシマエナガちゃんやウッピーを写真に収めることができました。
3日目は釧路川源流のカヌーツアー!
そして阿寒摩周国立公園の名所を回りますが、思わぬトラブルも待っていました!
ここまでの旅程
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
出発
31日羽田空港~タンチョウ釧路空港~釧路市内観光~鶴居村
01日ホテルTAITO~音羽橋~鶴居神社~弟子屈町
02日鱒や~和琴半島~摩周湖温泉~鱒や
03日釧路川源流~阿寒摩周国立公園観光~川湯温泉←イマココ
04日KKRかわゆ~川湯温泉~摩周湖~
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩 AIR DO
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
20時には晴天だった空ですが、その後4時間でいつの間にか雪に。
2時頃まで静かに静かに弟子屈の野に降り積もります。
ふと起きてカーテンを開けて、窓の外を確認したのが11時過ぎ。
真っ白に降っている雪の勢いに、ヤバいと感じた旦那が車の上の雪や駐車場の積雪状況を確認にいきます。その時点で車の屋根の上に15㎝程度。朝2時には雪は止む予報ですが、結構な積雪になりそうです。
明日の早朝から、私たちは釧路川源流カヌーツアーを予定しています。翌朝の集合は朝の6時20分。除雪は時間的に待っていられませんので、自力でなんとかするしかありません。
雪国育ちの旦那の経験則では「この降り方は相当ヤバい。このペースで朝まで降ったらここに閉じ込められる」と最悪です。
旦那のいう対策を要約すると”予報通りに2時に止むなら、雪質が軽いから新雪なら除雪できる。国道まで出るのにスコップ借りて出発。ゆっくり走って車の前を除雪しながら進んで、雪だまりの雪かきに1時間見る。ただし、一度始めたらバックできないので後戻りはできない”。
なんとも頼りない話ですが、それで収まってくれることを祈って、まずは寝るほかありません。
そんなわけで朝の5時前。真っ暗ななか起きだして、車のエンジンに火を入れて除雪の準備をしていたところ、心配していただいた鱒やのマスターさんがほぼ同じ時刻に起きてこられました。
表のパイロット国道までの道路の状況を大型のSUVで見てきてくださって、普通の乗用車だとやはり途中の雪だまりが一部厳しいとのご判断。しかも「僕が予約のお店まで送ってあげる」と言ってくださいました。
ギリギリ雪かきして自力で出ようとしていた旦那も、ここはマスターの判断に従ってお言葉に甘えさせていただくことになりました。感謝の言葉もありません。ありがとうございました。鱒や 宿・ホテル
-
「ありがとうございます~!!」
送っていただいたマスターにお礼をいって、予定時間通りにお願いしたSOMOKUYAさんに到着です。
◇SOMOKUYA
http://www.somokuya.com/
事務所に人影がいて、準備されているのが見えてほっとします。
事務所に入り、誓約書にサインして手続きを済ませ、ドライスーツを着用します。
時計等の金属のものを外して、貴重品と一緒にお店に預けて、出発準備は完璧。
いよいよ釧路川源流カヌーに出発します。 -
着替えた後、SOMOKUYAのガイドのつっちーさんと一緒にカヌーの発着場に。
「あれ、ここって?」
「最初に来たとこだね。やっぱりここから出発なんだ」
「でも今日は風もないし、あの時より暖かいわ」 -
カヌー発着場に、バンの上に積んできたカヌーをガイドさんが降ろしてくださいます。
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夜明け前、1人づつレクチャーを受けてからカヌーに乗り込みます。カヌーは初めてなので緊張します。
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朝焼けもだんだん広がってきました。風もなく静かな湖です。
-
屈斜路湖の空がピンク色に染まるなか、湖から河口へとカヌーで移動します。
漕ぎ出してすぐに、目の前をヤマセミが横切っていきました。あまりに突然で、ガイドさんに「ヤマセミですね~」と言われてカメラを構えても間に合わず……残念ながら写真には収められませんでした。 -
一昨日の強い風と冷え込みの日にも湖岸の草木にたくさん氷がひっついていましたが、カヌーで間近に近寄って観察します。
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「この時期にだけ見られる氷のアートで、しぶき氷っていうんですよ」
「へ~、きれい」
「波のしぶきが凍ってこうなるんだろうね」
しぶき氷というんだそうです。ガイドの方が教えてくださいました。 -
しぶき氷、たくさん並んでいます。
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イチオシ
ピンクの空に、しぶき氷。
冬ならではの景色ですね~! -
イチオシ
近くに寄ると、こんなに綺麗なんですよ。
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自然のアートです!
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一昨日確認した眺湖橋が見えてきます。今日は橋の下をくぐっていきます。
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うーわーーおーーー!!
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流れに乗っていくので、ほとんど漕ぐこともなく、ゆっくりと進みます。
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日本の川は急流の川下りになりがちですが、北海道はゆっくりゆったり静かに流れていきます。
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ガイドさん曰く、今年は冬季にしては水量が多く湖も結氷しておらず例年の12月くらいの感じなんだそう。
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ガイドさんがあっちにカモ、こっちにカワアイサがいると教えてくれるのですが、静かとはいえ動きながらになるのとやはり流れているのでなかなか捉えられません。
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赤い嘴に白い胸。確かにカワアイサ……だと思うんですが。ご覧の有様です。
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初めてなのでどうなることかと最初は思いましたが、勝手に進むし思ったより寒くないし、昨日の雪で川岸は雪化粧だし、快適でいい感じです。
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気温がさほど下がらず昨晩風が吹いたことから川霧は残念ながら出ませんでした。霧氷で白く凍った樹は見られなさそうです。
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ガイドさんが「思ったより深いですから」というので、オールで少し深さを測ってみたところ、見た感じよりかなり深く驚きました。
そういえばダイビングでも、透明度が高いと水深を見誤ると習ったような気がします。30cmくらいかと思っても倍は余裕であるのです。 -
あちこちに倒木が。自然のままって感じです。ガイドさんに習った通り、出来るだけ前後に屈んだらしてやり過ごします。
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そろそろ7時が近づきます。太陽が姿を見せ始める時間になりました。
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釧路川は蛇行しているので、太陽が進行方向にあったり、川岸にあったり移動しているみたいに感じます。
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林の向こうから太陽が覗きました。
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イチオシ
素敵な朝の一瞬です。
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この旅行中。毎日のように印象の違う日の出を見ている気がします。
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太陽の反対側の岸辺は明るく照らされます。林にいる鳥さんも見えてきますが、移動しながら木の上にズームするのはちょっと無理で、小鳥を撮るのは諦めました。
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蛇行する川がまた向きを変え、太陽が正面に回ってきます。
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登る太陽が人を勇気づけるのは何でなんでしょうか。
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ひと際大きく輝きます!
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川の流れのように、おだやかに、この身を任せていたい♪っていう唄もありましたっけ。
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進むうちガイドさんが教えてくれます。
「そろそろ鏡の間に着きますよ」
「鏡の間?」
「湧水が出ているポイントなんですよ。野鳥もカワガラスとかミソサザイが良くいます」
「えー、ミソッぴいるかな?」 -
静かな溜まりに出て、カヌーを停めます。”鏡の間”に到着です。
-
「あ!ミソサザイ飛んだ!」
「ああ、今そこの木の影に入ってますね」
「ええ?!どこ?」
旦那とガイドさんは見つけましたが、どこにいるか良くわかりません。
しばらく待っていましたが、その後さーっと飛んでいってしまって、ミソッぴは写真にできませんでした。 -
イチオシ
待っていると、カワガラスが飛んできました。
今度はなんとか撮れました。
むー、ミソッぴ撮りたかったです。 -
鏡の間を離れて、再び川を下ります。
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朝日に照らされて木々が色を取り戻したかのよう。そういえば、"朝日のように爽やかに"…なんてのもありましたか。タイトルから名訳ですが名曲です。
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エゾジカとかキタキツネいないかな~?と目を凝らしますが、残念ながら見ることはありませんでした。
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しばらく進んだところで氷の張っている淵があって、そこで休憩です。カヌーを氷の淵に近づけて、舳先から乗っかります。
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ガイドさんに促されて、氷をコンコン。
厚いところはしっかりしたものです。 -
薄い氷は、今朝がたできたばかりの氷。こっちはオールで触るとすぐ割れそうです。これが段々と育っていくのでしょう。
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固定したカヌーの上で、ガイドさんがSOMOKUYAオリジナルのコーヒーを淹れてくださいました。苦めのちょっと深煎りです。
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太陽が林の上に出てきました。
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ここまでだいたい1時間。素敵な船旅も、そろそろ終わりです。
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まだまだ乗っていたい気持ちです。
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大きなツルが川に垂れ下がっていました。
「これ何かしら?」
「山葡萄ですね~」
「えーっ!?」
「どうかしたんですか?」
「知ってる?山葡萄ってデパートとかですっごい高いやつよ」
「あー、バッグとかね。それの元だよ」
「あはは……今日一番のリアクションでした」 -
旦那とガイドさんとで笑ってましたが、間違いなくデパートで高いやつですよ。この氷つけてプラプラしてるのが。
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終点のみどり橋が見えてきました。出発からほぼ1時間30分といったところです。
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車で先回りした奥さまが川岸で待ってくれています。
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カヌーを引き上げて、車に積み上げて今日のツアーは終了です。このまま着替えるのに一度お店に戻ります。
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瀬になっている部分のこの透明なことときたら。
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名残惜しい気持ちで下ってきた川を最後に記念に撮っておきました。もっとロングコースでもきっと楽しかったなァと思います。
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車でそのままSOMOKUYAさんへ。釧路川からは見えませんが、川にほぼ平行してパイロット国道が走っているので、戻るときもあっという間です。
着替えて、あとお店のなかにあった雑貨やコーヒー、エゾジカジャーキーや手ぬぐい等のお土産を見たりして、体をあたためて、鱒やさんまで送っていただきました。
釧路川源流ツアー、すごく楽しめました!
ツアー自体は、いくつかのショップで募集されていて、ショートコースで5500円~7000円くらいです。
それぞれ出発の時間なども違うのですが、どの時期でも早朝時間帯のほうが綺麗だと思います。レコメンドするなら朝一番の予約です。 -
8時30分に無事に鱒やさんに戻ってきました。オーナーご夫妻にお礼をいいつつ、事前に時間を調整していただいていた朝ごはんを食べることができました。
コーヒーとお知り合いの牧場さんから分けていただいているという牛乳が美味しかったです。ごちそうさまでした。
チェックアウトの後もしばらくお庭で写真を撮っていていいよ~とおっしゃっていただいたので、荷物を運び出して宿泊代をお支払いした後にラストチャンスでシマエナガちゃんを待ってみます。鱒や 宿・ホテル
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アクロバチ子ちゃん、クチバシをすっごい突き刺してます。
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めっぴー(メスの鷽)もお別れ前に、ちゃんときてくれました。
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イチオシ
枯草のうえで、シマエナガちゃんがびよーん。
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なんですかね~?餌ですかね~?
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ハシブトガラちゃんも相変わらずコツコツやっています
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イチオシ
シマエナガちゃん、いい感じと思ったらもう一羽飛んできて被りました。
だんだん来る群れが合流して大きくなっているみたいで、頻度は下がった気がしますが、一度飛んでくると、かなりの数が飛んでくるようになっています。 -
摑まるシマエナガちゃん
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飛ぶよ、飛ぶよ、飛ぶよ~!
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イチオシ
ぴよんッ
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見上げるシマエナガちゃん
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めっぴーも、また来ました。最初は雄2羽の雌1羽だったのが、今は雄3羽に雌2羽いるような気が……やっぱり仲間を呼んで増えてる気がします。
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さよなら~、ハシブトガラちゃん
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コゲラちゃんもさよなら~
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ネクタイちゃんもさよなら~
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イチオシ
うっぴー(鷽のオス)も来てくれたんだね~
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イチオシ
お、うっぴーがイケメンに撮れました
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イチオシ
これよく見ると、足で雪をつまんで食べてるんですよね!
かわいすぎです! -
11時を回ったので、この群れで最後にして移動することにします。
鱒やさん、お世話になりました。ありがとうございました! -
鱒やさんを出て、今晩の宿泊は川湯温泉です。一日くらいのんびり温泉宿に泊まりたいじゃないですか。
チェックインまで時間があるので、途中で硫黄山に寄っていきます。 -
アイヌ語でアトサヌプリ。硫黄山の麓につきました。
大きな駐車場があり、レストハウスも建っています。硫黄山 自然・景勝地
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山全体が地獄谷。想像していたよりスケールが大きくてびっくりです。
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噴煙がもうもうと漂っていて、風向きによっては硫黄臭い空気が麓まで漂ってきて、あたりの硫黄臭がものすごいことになっています。
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駐車場からずっと噴煙地まで登っていけます。広々としていて見晴らしも良いです。
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手前の谷底にある一番近い噴煙地まで到着しました。観光客はここまでの立ち入りです。いくつもある噴気孔はもう目の前でもうもうと煙があがっています。
今のところは登頂禁止になっていますが、現在ガイド付きエコツアーを準備しているそうなので、硫黄山の上の噴煙地や頂上まで登るルートが開発される日も遠くないそうです。 -
柵のすぐそこにも噴気孔があり、硫黄が岩に結晶を作って黄色く染めています。
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足元にも小さい噴気孔がたくさん。ぐつぐつと泡を吹いてお湯が沸き出て流れ出しています。怖くて手は突っ込めません……火傷しそうです。
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柵の手前にある比較的大きな噴気孔です。
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谷の向こうに大きな硫黄の塊が見えます。これも噴煙がこっち側に回ってくると湯気でまったく見えなくなってしまいます。
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ぷくぷくとお湯が沸いている小さなお湯だまりをみつけました。ここならあまり熱そうじゃないので、ちょっとだけ手をつけてみると、それでもお風呂並みの温度。指先が硫黄臭くなります。
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これも奥の方にある噴気孔です。硫黄の塊が目立ちます。
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風向きが変わり、湯気がこっちに向かうと何も見えなくなります。別の方向に流れている合間で撮りました。
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駐車場のほうまで戻ってきて振り返ると、まるで山火事です。
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一通り見学して、寒くなってきたのでレストハウスに入ります。
硫黄山 レストハウス グルメ・レストラン
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牛のおっぱいミルク買ってみました。
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売店で温泉たまごを売っていたのでいただきます。テーブルにガムテープを使った殻剥きライフハックが載っていて、その通りにやると殻が簡単に取れます。
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「温泉街もプラプラしてみたいし、宿行って荷物だけでも置かせてもらおうか?」
「そうね。今回はシマエナガちゃんもたくさん撮れたし、温泉入ってのんびりしましょ」
お昼を少し回った頃には、硫黄山から直ぐの川湯温泉に移動します。その時は、この後ドタバタになるとは思いもせずに呑気なものでした。 -
川湯温泉では、一軒行ってみたいお店がありました。近くの駐車場に車を停めて、街を歩いてみます。駐車場のところの木に鳥さんがきていたのですが、ヒヨドリでした。
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熊とかアイヌの木彫を扱う昭和感満載のお土産屋さんが何軒か並んでいる中に、お目当てのお菓子屋さん風月堂さんがあります。
風月堂 グルメ・レストラン
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こちらの温泉まんじゅうを楽しみにしていたのです。
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ところが。温泉まんじゅうは受注生産で今日は無いとのお話。10個から作ってくださるのだそうなので、明日の朝に取りに来ますと予約をして、今晩食べる用にお菓子を買って帰ります。
そうしてお店を後にしようとした時でした。
「あれ!指輪無い!えー?指輪どうしたっけ?」
「無いの?鱒やさんに置いてきたんじゃない?」
「いや……、SOMOKUYAさんで金属のもの外したじゃない。あの時にわざわざ指輪は外すか聞いて、大丈夫って言ってもらったんだよ。朝は絶対してた」
「でも手袋してるし、外では落とさないでしょ?」
「実はこの間も手袋脱ごうとして、指輪が手袋側に引っ付いて落っことしそうになったり、最近歩いててスポッと抜けてきたりしてたんだけど…」
「最近痩せたからね」
「そう。今日は結構レストハウスとかでも雑に手袋脱いだから、落としたかも」
「朝はしてたなら、SOMOKUYAさんで着替えた時じゃ無い?」
「カヌーの後、一回朝ごはんに戻ってるから鱒やさんも可能性ある」
「じゃあ、その3箇所順番に戻ってみましょう」
旦那が結婚指輪を落っことしたらしく、とにかく順番にこれまでのルートを戻って、それらしいところを見て回ります。 -
探してみましたが、レストハウスにもなく、SOMOKUYAさんにもなく、鱒やさんでも見つからず。こうなるとどうにも見つけようがありません。
「うーん…ごめん」
「はー、仕方ないじゃない」
「車の中も見たけど無いし、一応風月堂さんにもう一回行ってみたけどそこもバツ」
「届けだけ出しておこう」
「探そうにも思い当たらない。手袋外したとこは全部回ったよ」
旦那、落ち込みます。ため息です。 -
指輪捜索に時間を使って、チェックインタイムギリギリにお宿に入ります。今日のお宿はKKRかわゆ。公務員宿舎ですが、一般宿泊もできるのです。
さっそく荷物を置いて、ホテルの周りを散策します。川湯温泉 KKRかわゆ (国家公務員共済組合連合会川湯保養所) 宿・ホテル
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風月堂さんの方向はもう歩いているので、違う方向に散策します。役場の支所と温水プールの方向に歩きますが、途中コンクリブロック壁の人の気配のしない団地ばかり。電気のメーターが付いていないお宅も多く、変な雰囲気です。
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その先は森の中の散策路になっていて、歩いてみた所、動物の痕跡もチラホラ。
「明日の朝、少しだけここ見てみようか。何かいるかも」
「川湯園地も行くんでしょ?」
「距離長くないから、車でここまできてサッと歩いて移動しよう」 -
お部屋にもどり、荷物を玄関に入れて、お布団の準備をして、お食事までのんびりゴロゴロします。
和室の特別室で、ソファなんかついていたり。
でもゴロゴロ~
和室のお部屋って、やっぱりゴロゴロできるのが最高です。 -
そうこうするうちにお夕飯の時間になり、一階のレストランに。
-
おお~!いかにも温泉旅館って感じのお食事です。ちなみにお酒も飲まないのに飲み放題プランで予約して、無制限で烏龍茶とオレンジジュースの飲み放題という夢のような予約になっていました。
-
アツアツの鮭と帆立のバター焼き。安定の美味しさですよ。
-
炊き込みご飯も美味しかったです。
-
デザートのプリンとメロンまで、美味しくいただきました。
その場でざっくりと明日の予定を話し合います。
「明日の予定はどうするの?」
「どうするかな。実は決めかねてる」
「鳥さんは今回は順調に撮れたしね」
「決まってるのは明日の19時に釧路空港にいなきゃいけないことだけ」
「移動日だしね」
「新しく国定公園になった厚岸霧多布昆布森はいけないことはないけど、行くなら朝から移動かな」
「忙しいより、ゆっくり移動しようよ」
「日の入り早いから無理に行ってもね」
「じゃあやっぱり朝はこの近辺を回ってから朝ご飯を食べたりお風呂入ったりしよう」
「それと正月も4日になると道の駅がオープンしはじめる」
「そうよ。お土産物も買ってないのよ。道の駅は行かなくちゃ」
「それと風月堂さんもね」
「厚岸の牡蠣だけは食べてみたいかな」
「じゃあ厚岸経由で釧路でいいんじゃない?」
「釧路湿原の東側は見てないし、そっち回ってくか」 -
お食事の後は、楽しみにしていたお風呂です。お風呂のある地下に降りたところから硫黄の匂いがすごくて、お風呂に着く頃には鼻が麻痺して硫黄くささを感じなくなるくらい。
地下の壁に、川湯温泉の仕組みが図示されていますが、通常の温泉と違って硫黄山のお湯が流れてきているのだそうです。そのため川湯温泉ではpH1.8の強酸性の温泉が沸いているのだそう。 -
誰も入っていなかったので浴槽もちょっとだけ。奥に露天風呂もあります。お湯は源泉かけ流し。舐めるとちょっと酸っぱいです。
-
含鉄(Ⅱ)・二酸化炭素ーナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉だそうです。見た目は草津温泉が近いです。
-
いいお湯でした!お風呂にも入り、お部屋に戻って後はゆっくり過ごします。明日はご近所プラプラからスタートです。
旦那が薬指を気にしています。
「なんだかスースーして、最近いつも抜けてないか小指で確認してたから、引っかからないのが気持ち悪い」
なんとなく元気の出ない一日の終わりです。 -
翌朝。夜明け前に昨日下見した森を歩きます。
-
川に温泉が流れているので、川沿いが凄い霧になっていました。
-
森の奥まで霧で覆われています。これで気温がもっと下がると霧氷になるのでしょうね。
-
「昼に食痕のあった木とかリスか何か来るかと思ったけど、何もこないな」
「タイミングかな?待ってみる?」
「どうかな。昨日行けなかった摩周湖行くか。まだ日の出に間に合うよ」
「摩周湖って冬は行けるの?」
「確か第一展望台には行けたはず」
「じゃあ行ってみましょう」
いきあたりばったりで摩周湖に行くことになりました。 -
摩周湖に向かう途中で、牧場の向こうの林から太陽が綺麗に見えてきました。
「もう少しだけど、摩周湖は間に合わないかな」
「でも、ここも綺麗じゃない?」 -
朝日って、太陽が出る直前の、ピンクの時間が一番綺麗だと思います。
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本来、川湯温泉からは摩周湖第三展望台が最寄りなのですが、冬季は第一展望台までしか摩周湖畔線は通行できないため、ぐるっと大回りして摩周岳を登り、カルデラmの外輪にある第一展望台に向かいました。
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第一展望台はまだ影のなかです。展望台に急いで登ります。
摩周湖カムイテラス 名所・史跡
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ちょうど摩周岳の縁から太陽が昇って来たところでした。
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雲もちょうど切れて、朝日に照らされて青空が空が広がります。
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絵葉書みたい!
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摩周湖が明るく照らされます。
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湖の真ん中にあるカムイシュ島も見えてきます。水がところどころ盛り上がっているのは、凍っているのでしょうか?不思議な湖です。
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「摩周湖、来てよかったかもね~」
「そうだね。綺麗だった」
「夏はきっとすごく真っ青なんだろうね」
「だろうね、夏にも来てみたいね」
そんな話をしながら、摩周湖を後にして、川湯温泉に戻ります。 -
まずは昨日予約した温泉まんじゅうを買いに風月堂さんに。
今日はできてました!ひと箱いただきましたよ~!
指輪の件も、結局見つからなかったことをお話したら、「一生忘れられない川湯温泉になりましたね~」となぐさめてくださって。ありがたかったです。
そしてこのおまんじゅう。お味はクラシックなおまんじゅうですが、すごく美味しい!
餡子を包む皮が、もちっとしていて手包み感がすごくて感動すらします。
温泉マークの焼き印も押してあって、よくできています。
堪能しました!風月堂さん、ありがとうございます。美味しかったです。風月堂 グルメ・レストラン
-
KKRかわゆに戻って朝ごはんをいただきます。
腹ごしらえをしてから釧路空港に向かって移動を始めます。
もう少しだけ続きます!川湯温泉 KKRかわゆ (国家公務員共済組合連合会川湯保養所) 宿・ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
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- ふわっくまさん 2022/01/31 07:31:42
- モフモフ・・
- トゥーバーズさん、おはようございます。
はじめまして、ですね(^_-)-☆
モフモフのシマエナガちゃん、癒されました!
大自然の中ぴょんっ!なんてポーズ、とっても可愛らしかったです。
摩周湖に向かう途中、牧場から見えた朝日も絶景でしたねー(^^♪
快晴の冬の北海道、お陰様で私も一緒に満喫させていただきました。
ふわっくま
- トゥーバーズさん からの返信 2022/01/31 22:55:51
- RE: モフモフ・・
- ふわっくまさま
こんばんは。はじめまして!
ふわっくまさんの旅行記、いくつか拝見しております。
行かれている場所が色々と魅力的で目移りするのですが、
いつか奈良や和歌山にも行きたいなーと思っていて、
ぜひ旅行計画の参考にさせていただきます!
シマエナガちゃん、かわいいんですよ〜
拙い旅行記ですが、楽しんでくださって良かったです。
(でも、ここだけの話。いちばんのお気に入りは私たちだけが持ってて公開していないんですよ!)
コメントもありがとうございます!
またぜひいらっしゃってください!
> トゥーバーズさん、おはようございます。
> はじめまして、ですね(^_-)-☆
>
> モフモフのシマエナガちゃん、癒されました!
> 大自然の中ぴょんっ!なんてポーズ、とっても可愛らしかったです。
>
> 摩周湖に向かう途中、牧場から見えた朝日も絶景でしたねー(^^♪
> 快晴の冬の北海道、お陰様で私も一緒に満喫させていただきました。
> ふわっくま
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鱒や
3.2
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