上・人生で初めて温泉宿で年越し！2022年初旅・大雪のみなかみ→北陸で国鉄電車に揺られまくり旅～

2021/12/31 - 2022/01/03

こんばんは。いよいよ今回から新年の旅の紹介となります。本年は前からやってみたかったものの、最繁忙期に当たることからなかなか一人では難しかった「温泉宿での年越し」が、ご縁に恵まれ叶いました。年越し蕎麦やおせち料理など、この時期らしい料理も楽しみ、その後は国鉄電車に乗るべく一路北陸へ。しかし昨年に続いて今年も大雪の年越しとなり、一部では電車が運休して大変なことになったりするも、何とか切り抜け無事国鉄電車の長旅を続けることができました。それでは出発～
（画像多数の為、2回に分けての紹介となっています。）

エリア 糸魚川(新潟)

さてさて、1月下旬現在のコロナ状況…1月前には信じられないような状況になってしまいましたね。これでは「感染者数」を社会制限の指標にしている限り、なかなか情勢が落ち着きそうになさそう…

それを裏付けるかのように続々発出されているのが、通称「マンボウ」。これの内容が県知事に「丸投げ」となっているおかげで、地域によって酒が飲めたり飲めなかったり、営業時間を短縮していたりする有様…ということで旅先で夜に食事される皆様向けに、都道府県別の「マンボウ等の制限状況」を一覧表に纏めてみました。
（1月26日付の情報なので、都度情勢が変わる可能性があります。）
個人的にはこんなことしても「全く意味ない」と思うんですがねぇ。

ここまで蔓延しきってしまうと、いちいち「全県の状況」なんて調べても無意味なんじゃないか。ということで、次回以降は更新頻度を1月1回にする且、エリアブロックごとの紹介にする予定です。

★14:00
旅の出発は熊谷駅。ここから特急「水上」のグリーンに乗車します。
熊谷から水上までは約99キロということで、料金がかなり安くなるのです。

熊谷駅 駅

2＋1配置のゆったりした座席が並ぶ、651系のグリーン車内。
バブル期の車両らしい豪華さが魅力で、近年の車両よりも快適だったりします。

特急列車なので速度も速く、あっという間に群馬県入り。

神保原駅 駅

今日は赤城山も雲隠れしており、こりゃ山は雪だな…

八木原駅 駅

渋川出発後、谷間に入って行くと徐々に雪が増え始めるのですが…今回はそのペースがいつもより早いです。津久田を通過する頃にはこの通り。

津久田駅 駅

沼田なんてもう雪国の移ろいですねぇ。

沼田駅 駅

そしてみなかみ町に入ると、晴天が多い後閑界隈ですらすっかり銀世界に。

後閑駅 駅

この先も進むにつれて、どんどん雪の量が多くなって行きます。

矢瀬親水公園 公園・植物園

水上の1つ手前、私の第二のふる里となった上牧を通過。

上牧駅 駅

何度も冬のみなかみには来ていますが、今回はその中でもトップクラスに凄い雪です。水上温泉の手前にある、諏訪峡は見事な雪景色に。

道の駅 みなかみ水紀行館 グルメ・レストラン

温泉街の脇を通過して、いよいよ終点です。

湯原温泉公園 公園・植物園

★15:20
雪の量は多かったものの、遅延することなく水上に到着。

水上駅 駅

駅外に出るとものすごい雪で、少し屋根の外に出るだけで荷物にたくさん雪が積もってしまう状態。

水上駅 駅

なので待合室は各交通手段を待つ人で「密」の状態になっていました…

水上駅 駅

★15:40
谷川岳ロープウェイ行きバスに乗車し、今宵泊まる温泉宿へ移動。

水上駅 駅

凄い雪なので、バスを降りたら即宿へ。2021年の年越しを過ごす、「林屋旅館」へチェックイン。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

泊まる部屋は2階の10畳和室「谷川」。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

利根川沿いの広い和室で、ゆったりと過ごせそう。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

広縁側からは銀世界の利根川も望めて、なかなか良い景色～

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

トイレ等の水回りも綺麗で快適。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

さて早速、温泉にいきましょうか。ちなみに林屋旅館の温泉は2つあり、基本的に「男性=大浴場」・「女性=小浴場」という風な運用をしているそう。ただ訪問時、19時までは女性が大浴場を利用できるようになっていました。宿泊者の男女比に合わせて、片方だけしか入れない不公平さが無いように配慮があるみたいです。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

まずは小浴場から。2～3人程度入るといっぱいになりそうな、小さなサイズの浴場。
ただ訪問時は基本貸切状態で入れたので、狭いことはさほど問題になりませんでした。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

そして大浴場。タイル貼りのモダンな洋風の雰囲気が最大の特徴で、いつもお世話になってる上牧の「大峰館」の和の雰囲気とは真逆な印象。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

タイル絵にはスキーヤーのイラストが描かれていて、ここみなかみが雪国であることを物語っています。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

ちなみに林家旅館の温泉は「消毒や加水・加温無の、源泉１００％のかけ流しの単純泉」で、長く入ってもとっても気持ちいい温泉です。みなかみの温泉にはこのような人の手が入っていない「本物の温泉」がとっても多くて、これもまた「私がみなかみを愛してやまない理由の１つ」になっているんです！そんな素晴らしいみなかみの温泉を、機会があれば皆さんにもぜひ味わって頂きたいものです。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

★17:00
雪は弱まることなく降りしきり…残念ながら明日の上越線は夕方まで運休が決定。
新幹線振替も大晦日を境に無くなり、上毛高原から課金するしかなさそう。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

★18:00
そして18時から夕食タイム。林屋旅館さんの食事は基本部屋食なのでゆったりと頂けます。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

冷蔵庫の入っていたお酒（有料）と共に、利根の幸を堪能。この日は大みそかだった為かなかなか豪華でした。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

体に優しいおかずが中心なので、沢山食べてもあまりもたれない感じなのは嬉しいところ。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

そしてデザート食べて終わり…と思いますが今日は大晦日。つまりこの後21時過ぎに「あれ」があるんです！

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

★21：40
そう。「年越しそば」です！1000円の有料ではありましたが、年越しに泊まったからには食べない訳には行きませんよね！こうして波乱万丈な年だった「2021年」のフィナーレは、温泉宿で迎えるという最高の結末となったのでした。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

★7:00
♪年の初めは温泉で～
新年あけましておめでとうございます！ということで迎えた新年2022年の「一月一日」。みなかみの雪景色を眺めながら、2022年の元旦を迎えたことをとっても嬉しく思います。

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

窓ガラスは凍りつき、今日もまたかなり冷え込んだみなかみの朝。さて今年もたっくさん出かけて、楽しい旅の思い出をつくるぞ～！

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

初詣ならぬ「初入浴」もしっかり済ませて、部屋でまったり朝食タイム。正月仕様ということで…

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

お雑煮やおせち料理なども登場。こうして人生で初めての「年越しの温泉旅館滞在」は、とっても良い経験となったのでした～

清風かおる湯宿　林屋旅館 宿・ホテル

★10:30
そして路線バスに乗って移動開始～この日は物凄い積雪でバス停が埋もれてしまっていました…ではどうするのか？というと、それぞれの宿の方が道路に出てきて、バスを停める感じになってました。（それでちゃんとバスも宿前に停まってくれます。）みんなが大雪の厳しさを理解し、協力していることを実感。やっぱりみなかみは最高です。

こちらは水上駅近くの利根川にかかる橋…もはや関東エリアの景色とは思えませんねぇ。今回はそんな雪景色を楽しみたいので、トンネルで諏訪峡をスルーしてしまう電車はパス。水上駅で下車せずに、そのままバスに乗り続けます。

水上駅 駅

★11:00
水上駅の南にある、道の駅近くのバス停「小学校下」で下車。ここで降りると道の駅と清流公園のみならず、「スーパーコンビニ・美味しい饅頭屋にレストラン」と、なんでも揃っていてとっても便利。スーパーはバス停のすぐそばなので、今回もそこで飲み物等を調達っと。

道の駅 みなかみ水紀行館 グルメ・レストラン

スーパーでの買い出しを済ませた後、すっかり雪化粧した道の駅脇の清流公園へ。やっぱりここに来ると気持ちが落ち着くなあ…

清流公園 公園・植物園

今日のみなかみは気温が低いのか、「超さらっさらの粉雪」で感触最高！試しに触ってみても、ほとんど手にまとわりつきませんでした。

清流公園 公園・植物園

薄い雲の隙間から覗く、ぼんやりした青空と太陽。いやいや綺麗な景色です～

清流公園 公園・植物園

お正月休みというだけあり、雪遊びする親子たちの姿も多数。楽しそうな声が沢山聞こえてきて、微笑ましいもの。

清流公園 公園・植物園

★12：10
今日は元日ということもあり、目ぼしを付けてた行きつけの店（亜詩麻さん・雨ニモマケズさん・ガルバカフェさんなど）が軒並み休業…唯一営業可否が確認できなかった道の駅近くのレストラン「諏訪峡」さんに行ってみるとバリバリ営業中！ということで有難く入店させて頂きます！（そんな状況なので、訪問時は混んでいました。）

諏訪峡 グルメ・レストラン

注文したのは前回訪問時にまだやっていなかった、「鍋焼きうどん」（1100円）。雪だらけで寒いこんな日には、これ以上ないくらい身にしみる温かいうどんを頂け大満足。

諏訪峡 グルメ・レストラン

国道沿いで駐車場完備という好立地も相まり、店を出た後も続々と新しい車がやって来て順番待ち状態になっていました。

諏訪峡 グルメ・レストラン

★12：50
お腹が膨れて暖まったところで、バスに乗って上毛高原駅へ。

道中の上牧界隈の積雪もすごく、最早歩道は使用不能な状態。こうなると長距離移動は乗り物使わないと無理ですねぇ…

上牧駅 駅

少し時間があったので、上毛高原駅手前のバス停「矢瀬遺跡前」で下車。道中の歩道で丁度やって来た211系を写しつつ、雄大な景色を眺めて移動。この辺りは115系「かぼちゃ電車」がいた頃にも何度か撮りに来ている場所ですが、それの存在感と比べてしまうとやっぱりね…

矢瀬親水公園 公園・植物園

★13：50
上毛高原駅に到着。こちらは以前のJR東のスキーキャンペーンであった、ポスターのキャッチコピー。
この時は丁度首都圏で大雪に見舞われて大混乱した年であったが為に、皮肉的な意味でヒットしてしまいました。

上毛高原駅 駅

止む無く課金した上越新幹線は数分の遅延を起こすほどの超大混雑！何とか最低限立てるスペースを保って乗れましたが、やはり満員電車は嫌なものです。E129の快適な座席に腰掛けて雄大な車窓を見ながら移動する予定だったところを、余分に金を掛けて満員電車に乗る羽目になり、まさに「ぜんぶ雪のせいだ」そのものです。（笑）

上毛高原駅 駅

★14：20
15分程満員電車に耐えて、湯沢の駅に到着。残念ながら上越線はまだ運休中なので、止む無く代替手段として目星をつけていた、バスに乗って移動を決行。

越後湯沢駅 駅

こちらの六日町行バスは、調べるとどうやら湯沢駅前始発ではない模様。ということで…

越後湯沢駅 駅

★14：30
1つ手前のバス停「湯沢医療センター前」から乗車することにし、これが大正解。湯沢駅にバスが着くと、大行列が出来ていて最後の方に乗られた方の一部は立席になっていました。勿論私は前乗りしたので着席成功！

鉄道が止まるこんな大雪の中でも、きっちり走ってくれる路線バス。

もしこれがなかったら、今旅はみなかみで断念して引き返すところでした。

★15：30
雪なのでかなり時間が掛かる覚悟もありましたが、幸いにも10分程の遅れで六日町に到着。

バスは駅前から少し離れた、国道沿いの駅入口付近の「六日町駅角」に停まるので、六日町駅にはそこから5分程歩いて向かいます。いやいや本当に助かりました！

六日町駅 駅

北越急行は定時運行ということで、ここからは鉄道で快適に移動できます！

六日町駅 駅

★15：40
早速ホームに停車中のHK100系に乗車。しかも後の車両には特別仕様車の「ゆめぞら」が連結されていました。

ほくほく線 ゆめぞら 乗り物

星空のシアターを上映できるこの「ゆめぞら」は、落ち着いた雰囲気の車内に転換クロスシートが並び、ボックスシートの一般車より遥かに快適なんです！ということで当然こちらに乗車。

ほくほく線 ゆめぞら 乗り物

ここまでの手段とは打って変わりガラガラだったので、一気に楽しい旅になりそうですね。HK100系はホワイトアウトする沿線の景色をもろともせず、時速110キロで快走！

魚沼丘陵駅 駅

あっという間に沿線の主要駅十日町に到着。

十日町駅 駅

長大トンネルを潜り抜けて、極楽高速移動。

かつて北陸のメインルートだった頃の立派な設備も活かした走りですが、今やちょっと勿体なさもあるとことでしょうか。ですが沿線には意外といい場所が少なくないので、機会があれば観光で巡るのもオススメ。

虫川大杉駅 駅

そして最後のくびき～犀潟間の高架線は、私一押しの絶景区間。田園地帯を一望できる高架線が一直線に続き、特にトワイライトタイムの景色は素晴らしいです！

くびき駅 駅

犀潟でJR信越本線に合流すると、終点の直江津はもうすぐ。

犀潟駅 駅

★16：40
終点の直江津が近づくにつれ、天気は回復。なので遅延することもなく無事に到着。

直江津駅 駅

反対側ホームには、「やきいも」とも称される旧上越色に塗られたET127系が停車中。最近はこういった新しい車両に昔の色を塗るのがややブームになっているのですが、余り似合っていない車両もちらほら…やっぱり鉄道車両はデビューした時の、時代相応な塗装が一番似合うもの。

直江津駅 駅

★16：50
その後は直江津から更に先を目指して移動。一番奥のホームから出る、ET122系の糸魚川行に乗車。

直江津駅 駅

空いてたので、端っこの4人ボックスになってる部分に着席しまったり。

1駅先の谷浜駅を出発する際…おや？対向に古そうな電車が通過していきました。

谷浜駅 駅

そう。これはえちごトキめき鉄道が昨年夏に購入した、元七尾線の413・455系。国鉄急行色に塗り替えられた「急行列車」として頑張って活躍しており、明日はこれにたっぷり乗車したいと思います！

谷浜駅 駅

★17：35
新潟県最西の街である、糸魚川駅に到着。かつては駅近くにスーパーがありましたが残念ながら近頃閉店…こちらの素晴らしい絵画に描かれている赤レンガ倉庫は、とっても懐かしいなあ…

糸魚川駅 駅

そして駅のメイン出口とは反対側の方へ行くと…その頃大糸線を走っていた「キハ52」が止まっているではありませんか！

糸魚川ジオステーション ジオパル テーマパーク

そう。ここはかつてあった「赤レンガ車庫」の一部や大糸線キハ52を保存している鉄道博物館なんです。

糸魚川ジオステーション ジオパル テーマパーク

この日は営業時間を過ぎていた為、残念ながら内部の見学はできませんでした。（翌日訪問できたので、次回旅行記で後ほどご紹介致します！）

糸魚川ジオステーション ジオパル テーマパーク

残っているのはアーチ部分とその脇のガラス窓位なのですが、奥にキハ52がいるととっても往時の雰囲気が出るもの。

糸魚川ジオステーション ジオパル テーマパーク

新幹線の高架下に、本当に良いもの作ったものです。

糸魚川ジオステーション ジオパル テーマパーク

あの時の思い出を思い出すと涙が出て来そうで、暫しの間この場所に佇んでしまったのでした。

糸魚川ジオステーション ジオパル テーマパーク

ということでここからは赤レンガ車庫の現役当時・今から12年前の私が中学生だった頃に開催された、キハ52の撮影会の様子をご紹介。

糸魚川ジオステーション ジオパル テーマパーク

父親に連れられてそんな赤レンガ車庫の撮影会に行き、当時のしょぼいコンデジで様々な角度から車庫やキハ52を沢山撮影しました。糸魚川の鉄道博物館はその頃の思い出を蘇らせ、私自身をかなり感傷的な気持ちにさせてくれたかけがえのない場所だったのでした。いや～来てよかった…

糸魚川ジオステーション ジオパル テーマパーク

★19：00
後は今宵の宿がある富山を目指すのみ。糸魚川→泊と列車を乗り継ぎ移動。

泊駅 駅

本来はここから413系で移動する予定でしたが、大雪による予定変更で断念。521系に乗車します。

泊駅 駅

今回は「えちごツーデーパス」なる、新潟県内の鉄道が2日間乗り放題フリーきっぷを使っていたので、新潟最後の駅となる市振→富山間の運賃は現金精算。この切符は2日間で2700円ほどと安い割に、結構広いエリアで乗れるのでかなりお買い得なんです。

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

大雪でたどり着けるか心配でしたが、日本海側はあまりにも順調すぎて拍子抜けするレベルだったかも（笑）

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

★19：50
そして20時前、無事富山駅に到着しました！

富山駅 駅

後は駅から歩いて今宵の宿にチェックインするのみ。

ホテルリブマックス富山 宿・ホテル

コスパで選んだホテル「リブマックス富山」は、綺麗なホテルで駅からもそこそこ近く、中々良かったです。

ホテルリブマックス富山 宿・ホテル

大浴場はないけど、綺麗なユニットバスなのでこちらも快適。

ホテルリブマックス富山 宿・ホテル

その後は買い出しを兼ねて、夕食タイムに。前回来た時に名物の寿司やブラックラーメンは食していることから、今回はコスパ優先で吉野家のからあげ丼に。でもこれって意外と珍しくて、食べたくても私の地元の吉野家では取り扱っておらず。今日初めて食べたのですが、味はまあまあといったところでしょうか。

食事を終えた後はこれまた安く翌日の飲食料を調達するために、キャンペーンクーポンが使える少し遠い場所のコンビニへ。（正月なので駅前のスーパーが休業なんです…）

でもコンビニへ行く道中には、色々な発見があってなかなか面白かったもの。富山県庁前の公園を歩いたり、裏道脇を歩いたり…

富山県庁前公園 公園・植物園

そして買い出しを終えた後、路面電車がやって来ました。一番古い7000形で、古い路面電車らしく、窓下にある1つ目のヘッドライトが特徴。シンプルなデザインですが、夜の街にはこんな古い路面電車が良く似合うもの。

県庁前停留場 駅

★8：00
翌朝は金沢まで行こうかと思いましたが、結局金沢までの413系は何度も乗ってること、昨日の疲れもある事そして費用圧縮の問題から見送り。ゆっくり宿で朝飯を食べた後、出発しました。

ホテルリブマックス富山 宿・ホテル

ということで青空がまぶしい富山駅にやってきました。予想外の青空に恵まれ、こりゃ期待できそうです。

富山駅 駅

ホームに上がると、既に413系が停車中♪今日はこれから、明日にかけてここ富山から長野県の東の外れ、軽井沢までの長距離を「ほぼ国鉄型電車だけで移動」してみたいと思います！

富山駅 駅

令和も4年目を迎えたこのご時世に、こんな旅ができるのかよ！なんて気もしますが、国鉄型電車に目がない私としてはとっても楽しみな旅になりそう。

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

★8:55
発車の5分前、接近メロディーの鳴動と共に、413系「とやま絵巻」が入線。
金沢まで往復していれば、あれに乗る予定でした。

富山駅 駅

今日は雪晴れということで、素晴らしい立山連峰の眺めも楽しめそう！

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

MT54モーターの爆音をBGMに、疾走する413系に揺られて立山を眺める贅沢…いやいや最高ですね！

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

こんな天気で乗ってる電車は旧北陸色の車両ということなので、沿線で撮影されてる方もちらほら見かけました。

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

そして列車は滑川に到着。この先しばらくの間はローカル私鉄「富山地鉄」と並走して走ります。

滑川駅 駅

カメラを向けて構えていたら、やってきてくれました！地鉄の電車が。近頃西武の「ニューレッドアロー」が走りだすとのことで、地鉄電車のこれからに期待したいところ。

浜加積駅 駅

その後早月川を渡るタイミングで、地鉄の線路は反対側へ移動。魚津手前の高架区間を走っている413系に揺られていると、気分はもう北陸本線時代そのもの。

電鉄魚津駅 駅

魚津を過ぎると地鉄電車が目指す宇奈月方面への谷と別れ、再びとやま鉄道単独で走るように。このまま直江津まで乗っていたいところですが、そろそろ413系の旅はいったん終了。

★9：50
富山から約50分の爆走を終え、富山側最後の拠点駅泊に到着。

泊駅 駅

ここから新潟側最後の駅である市振までは、「乗車できる国鉄電車」の運用は残念ながら2022年現在ゼロ。ということで歩くかJR車で移動するのどちらかになるのです。

泊駅 駅

時間はたっぷりあるので、夏冬じゃなかったら市振まで歩いても良かったのですが、今日は積雪もあり凍結の危険性も。ここは大人しくET122系ディーゼルに乗車しましょう。

泊駅 駅

泊から市振までは2駅10分ちょっとですが、泊までを413系乗車にこだわったが為にこの車両には1時間ほど乗車。発車の随分前から車内に入れたので、諸々の作業時間に充てれました。

越中宮崎駅 駅

★11:00
そして市振駅で下車。

市振駅 駅

413系がここに来るまではまだ時間があるということで…

駅から少し歩いて、道の駅にあるレストランで食事と思いましたが、今日は3ヶ日ということで休み…本来この旅は2月下旬にやる予定だったので、正月休みのことがすっかり抜けていました。

市振駅 駅

その他に食事できる店は周囲に皆無なので、もう我慢する以外に方法はありません。

道の駅 越後市振の関 道の駅

結局次にやってくる列車を写した後に、市振の界隈を歩いてみることに決定。

道の駅 越後市振の関 道の駅

市振駅を通り過ぎて、更に新潟側へ行ってみます。

今日は年始ということで国道を通る車の数も少なかったのですが、ここは安全を考慮し集落内の旧道を通ります。

こちらは市振の関所跡とのこと。立派な松がありましたが、跡地のほとんどは小学校になってるようで面影はあまりありません。

その後は正月ということなので、集落内にあった「白鬚神社」で初詣をしてきました。今年はコロナ禍で「失われた2年」を取り戻せるような成長を、公私両面でできるような年になるよう祈りました。

集落を抜けて、少し国道に入った場所にある「親不知」のビュースポットへ。青い海と空が広がり、いや～絶景ですね！

市振海水浴場 ビーチ

海岸に激しくたたきつける荒波は、まさに冬の「日本海」らしい光景そのもの。力強い演歌のメロディーが聞こえてきそうです。

市振海水浴場 ビーチ

★12:30
こうして時間を潰している内に、結構いい時間になって来ました。

市振海水浴場 ビーチ

漁港の脇を通って市振駅方面へ戻りますが、まもなく折り返しの413系がやってくる時間なので、駅に直行せずに手前の陸橋で待機っと。

★12:52
重厚な警笛を響かせ、やって来ました急行色の455系！やっぱりこの色は冬の北陸本線にとってもよく似合いますねぇ。

市振駅 駅

そして市振駅に戻って来ると、そこはファン達による軽い413系の撮影会状態に。

市振駅 駅

この区間をMT54モーターの国鉄型電車で乗れるのは、413系の糸魚川乗り入れが無くなる前の2017年以来5年振りのこと。

市振駅 駅

手の込んだサボまでしっかり用意され、気合入っていますねぇ。

市振駅 駅

車内は七尾線やあいの風とやま鉄道の413系と全く同じで、お馴染みの413系らしい姿が残っているのが嬉しいポイント。

市振駅 駅

今日は新年を記念して金沢の有名な庭園である「兼六」の名を冠したヘッドマークを装着。ヘッドマークは日によって変わるようなので、何度も撮りに通いたくなるもの。さて、画像があまりに多くなってしまいそうなので今回はここまで。続きは来月の旅行記で紹介致します。それではまた。

市振駅 駅