2022年初旅行は裏磐梯でスキー～秘湯である奥会津の玉梨温泉へ。③裏磐梯から只見線沿いを登って奥会津へ。雪道での乱暴運転は止めましょう。

2022/01/07 - 2022/01/10

スキーを楽しんだ東急ハーヴェストクラブ裏磐梯グランデコを出て、奥会津に向かいます。

奥会津玉梨温泉が次のお宿。
裏磐梯よりさらに雪深いところに行くのですが、只見線沿いの国道252号線は除雪が完璧。
雪降った後の除雪の頻度が高いんでしょうね～
数日前に豪雪で一時通行止めになったなんて信じられないぐらいでした。

でもでも、無謀な運転をする（雪道でスピードを出す）雪道慣れていないと思われるナンバーの車が目の前でスピンする所に２回遭遇。
ちょっと怖かったな～

台風や豪雨の被害で何度も大きな災害にあった只見線。
秘境を走る列車なので仕方ないことかもしれませんが、何度も立ち直っているその姿を見て応援したくなります。

途中、素敵な雪景色を楽しみながら温泉宿に着きました。

エリア 金山・昭和・会津美里(福島)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

２晩お世話になった東急ハーヴェストクラブ裏磐梯グランデコを出発です。

雪の中を猪苗代湖に向かって雪道を下っていきます。

家内はユーミンのアルバム「サーフ＆スノー」を流しています。

約30分雪道を走って、磐越道へ。

猪苗代磐梯高原ICより磐越道に乗って、会津坂下柳津ICまで行きます。

粉雪が降っている中、会津坂下ICを降ります。

ココからJR只見線沿いの道を登っていきます。

国道252号線を南下し登っていく途中、このような古い古民家の蕎麦屋さんを見つけ、入ることにしました。

そば処　御殿場茶屋

それにしても看板がユニークです。

これは懐かしい。。。

由美かおる

水原弘

子供のころによく見たホーロー看板です。

さあ入ってみましょう。

外観から想像する通り、中もすごい！

この柱、今ではなかなかないでしょうね～

席は半分ほど埋まってます。

メニュー

それにしてもすごい建物です。

夫婦二人で上を見上げてしまいます。

これだけ天井が高いと、冬の暖房費も大変そうです。

家内は
天ぷらそば　1300円

私は
にしんそば　1100円

古くから大切に残しているものも多くあるんだろうな～

ご馳走様でした。

お蕎麦屋さんを出て車に乗ろうとしたら、ちょうど只見線が走ってきました。

雪の中を２両編成でゆっくり走っています。

会津若松に向かっていきました。

只見線は、福島県会の会津若松駅から新潟県の小出駅を結ぶJR東日本の路線ですが、2011年の集中豪雨で会津川口 - 只見間が不通に。
しかし2022年、つまり今年の秋に全線開通するようです。

開通したら訪れてみたいです。

これから国道252号線で只木川沿いをドンドン登っていきます。
ここから先は豪雪地帯。


只見川を渡ります。
雪降ってます。

家内がかける音楽が、中島美嘉のアルバムに。
「雪の華」が流れると家内は一緒に歌ってます。

坂を降りてきた対向車がスリップして蛇行した上にくるっと一回転。
私の進む車線を通り越して反対側の雪の壁にぶつかって止まりました。
私の車の10mぐらい前でのことです。
私は30㎞～40㎞とゆっくり走っていたので対向車の異変を感じてすぐに停まることができました。
対向車に幸い怪我はなかったようですが、バンパーが大きく下にズレるなど、車の右前が破損してました。
車はトヨタの四駆で、大宮ナンバーのランドクルーザー。
車から降りてきて、「すんませ～～ん」と言って自分の車の前部を確認して頭を抱えていました。
「お怪我はないですか～？」
と話しかけたら右手を高く上げて「だいじょうぶで～す」

どう見てもスピードの出し過ぎだと思います。
対向車はそのまま自力で走っていきましたが、とにかく雪道は危険！

自分がいくら気を付けていても、「もらい事故」もあります。
一寸この一件がショックだったので、休憩することに。

その現場からすぐのところにあった柳津町の観光物産センターに寄ってみます。

えっ？
ココは赤べこ発祥の地なの？

この巨大な赤べこ。
家内が頭を触ったら、ちゃんと振り子のように動きました。

中では多くの赤べこが売られていました。

赤べこ　子供の玩具という印象でしかなかったのですが、奥会津における子供の魔除けだったんですね。
知らなかった～
18世紀、天然痘が流行ったとき、子供に赤べこが効果があったそうです。

雪は止んだようです。

柳津観光物産センターの駐車場からの景色です。
綺麗ですね～

このあたりは豪雪地帯です。

数日前に豪雪で一時通行止めになった国道252号線ですが、除雪が完璧ですね。

この先、無謀な運転をする方がいないことを祈りながら。。。。

このような道をどんどん進むのですが、除雪が完璧で走りやすいです。
スピードを出さなければ安全なんです。

途中、雪が崩れて道路をふさぎ、復旧中でしたが片側通行になっていたところが２か所ありましたが、そんなこと、地元の方々は慣れているんでしょうね～

家内はMISIAを聴いてます。
曲に合う景色です。

また雪が降ってきました。
路面も凍ってます。

お爺ちゃんかお婆ちゃんが運転する会津ナンバーの軽トラックとよくすれ違います。
皆さん、恐らく20km～30㎞の速度でゆっくり走ってます。

そうそう、それが常識ですよね～

再び只見川を渡ります。

この少し手前で、スピードを出している大きな四駆（アウディのクアトロ）に抜かれたのですが、
私の車を無理に抜いた直後にスリップしてバランスを崩し、
蛇行した後クルっと180度廻って停まりました。
幸い事故にもならなかったのですが、おそらく50㎞ぐらいで走行していたのだと思います。
ドライバーは暫く茫然として停まってました。
品川ナンバーだったので、雪道には慣れていなかったのでしょう。

広いところに出たら譲ってあげるのに、なぜ雪道で無茶で無理な追い越しをするのでしょうね？

車とスタッドレスタイヤ、そして自分の運転技術に過信は禁物ですね。

橋の途中に車を停め、車の中から撮影しました。

只見川の宮下ダムです。

次の集落が現れました。
早戸という地区です。

このあたりの生活も冬は大変だろうな～

先祖代々住まわれている方が多いと思います。

只見川の上田ダムです。

ダムの上流側です。

上田ダムのダム湖です。

見事な冬景色です。

絵になるような場所が多くて、、、

これから渡る鉄橋が見えます。

橋の上から撮影。

あれは只見線の鉄橋。
ココも絵になるな～～

静かです。

遠くに見えるのは只見線の鉄橋。

道路の下に只見線。

撮影ポイントとして有名な「かねやまふれあい広場」にやってきました。
すでに多くの方々が三脚にカメラを載せて何かを待ってます。

そこに只見線が何時にここを通過するかの案内板がありました。
それによるとあと5分で只見線がやってきます。

よく見たら真下に線路がありました。

ダム湖に浮かぶような集落が見えます。

雲が無かったら、遠景に綺麗な山々が見えるんだろうな～

５分待って、只見線がやってきました。

いいなぁ～

でも晴れていたらもっともっと素敵なんだろうな～

なんか只見線が自然に溶け込んでる。

列車が行くのが名残惜しく見えてきます。

只見線が通り過ぎるのを待って「かねやまふれあい広場」を後にしました。

道の駅「奥会津かねやま」にやってきました。

東北電力による立派な電力館があります。

道の駅「奥会津かねやま」へ。

奥会津の山奥にある道の駅です。

「金山町」と書かれた大きな除雪車が出ていきました。
国や県の予算ではなく、街の予算で除雪しているんですね。。。

道の駅の中に、金山町の資料館がありました。

こんな山奥の雪深いところに、縄文時代から人が住んでいたのですね～～

多くの弥生式土器や矢じりが出土したようです。

金山町の財産ですね。

金山町の中心部にやってきました。

道路の中心からお湯が出て道路の雪を溶かしています。
かと思ったら、これ、地下水だそうです。
地下水は夏冷たくて冬温かい。
年間その水温が変わらず、有効活用されているんですね～

町役場、銀行、小中学校、高校、診療所、JR会津金山駅、郵便局
がありました。

完ぺきな除雪ですね。

素敵な古民家も数多く残っています。
嬉しい。

豪雪地帯ですが、除雪が完璧で走りやすい。

家内がググってます。
金山町は1960年代は1万人を超える人口だったようですが、今では2千人に減ってしまい、高齢化も進んでいるようです。

街中のこんな人家がないところでも除雪が完璧です。

路線バスだって走ってます。

玉梨温泉にとーちゃーく！

裏磐梯グランデコから2時間20分。
雪道だったから仕方ないけど、、、、
同じ福島県県内での移動ですが、遠かった～

この旅行記へのコメント （2）

• picotabiさん 2022/01/16 14:31:04

  冬の只見線

  表紙、綺麗ですねぇーー!
  やっぱり雪の景色はみるとわぁぁぁぁとなります。
  先日の関東の大雪の日は年始の挨拶ででかけてたのですが、ランチのときに窓の外の吹雪が美しくて見とれていました。
  
  事故になりそうなことが2度も。怖い。巻き込まれてくないですよねぇ。。
  追い越した車は濡れ雪だからスリップしないと思ったんじゃないでしょうか。
  クルっと180度っていうのは、実は自分も経験あります。。汗
  ジムニー、スタッドレス、もちろん4WDで急いで家に帰るときでした。ゆるーーい坂道を走ってたら、車が1回転して反対方向を向いたんです。驚きました。そのときは重たいぼた雪だったんです。まさか車が回転するとは! 私も呆然としました。ごめんなさい。

  nichiさん からの返信 2022/01/16 21:12:59

  Re: 冬の只見線

  先日の関東の大雪の日は年始の挨拶ででかけてたのですが、ランチのときに窓の外の吹雪が美しくて見とれていました。
  →1月6日ですよね～？
  私も出勤日で、会社の窓から珍しい東京の吹雪を「綺麗だな～」と思って見ていました。天気予報では、「夕方から雪が降るかも？」だったのが、11時30分ぐらいから都内は吹雪でしたよね？
  
  picotabiさん
  こんにちは。
  いつもコメントありがとうございます。
  温暖化でも逆に雪が多い年もあるようで、裏磐梯は4年ぶりの大雪だそうです。
  
  でも、雪中での運転は嫌です。
  嫌です。
  スキーには行きたいので、嫌々雪道を運転しています。
  雪国出身のpicotabiさんでも雪道の運転は苦手なんでしょうか？？？？
  クルっと180度の経験があるんですか？
  それは怖かったでしょうね～～
  自分で自分が運転する車の制御が効かなくなるのは怖いですよね～～
  piciotabiさんも私と同じジムニーに乗っていらしたんですね。。
  ジムニー、スタッドレス、4WD　でも過信しないようにします。