2016/01/12 - 2016/01/21
195位(同エリア699件中)
おくさん
2016 イタリアツアー4
ピサの斜塔へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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1月17日、ツアー6日目.フィレンツェのホテルで朝ごはん。ビビりなのでだいたい味が想像できるものしか食べません。写真には定番のヨーグルトが載ってませんね、なんでだろう。
今日は一日フリーの日です。ツアーも何度か参加したので、大分慣れて来たから最近の楽しみはオプショナルツアーがある日に好き勝手に動き回ることです。日本に居る間から今日の作戦を練ってきました。フィレンツェ駅やピサ駅の位置や、そこから目的地への道順を調べたり、これが結構たのしいです。今回は私たち二人の他に二組のご夫婦も一緒に行動することになったので6人もいるので心強いです。 -
まずフェレンツェ駅まで時間短縮のためにタクシーで移動。迷うと面倒ですしね、タクシーなら安心です。駅に到着すると、タッチの差で1本の列車が出た後でした。ちょっと幸先悪いですね。
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時刻表を見ると、30分後にはピサ行きが有るようなのでまずまずです。早速みんなでチケットを購入しますが、このとき一人のお父さんが切符売りの人とイタリア語を喋りだしました。えっ、イタリア語が出来るんですか?と奥さんに言うと、少し喋れるようですとの答え。これは大人数の安心さが更にパワーアップしました。
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さあ切符も手に入ったし電車のホームを探します。イタリアの駅は他のヨーロッパの駅で体験したのと同じ、改札はなくてその代わりに切符への刻印を自分でしなくてはならない物でした。ほらここにこうやってチケットを入れればいいんだよと、みんなで一緒に刻印機を初体験です。これもまた異文化体験で楽しからずやです。
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電車は空いていたので、並びのボックスに座れて世間話に花を咲かせました。ここで凄い話題がありました。なんと一人の奥さんはあの三浦友和のイトコですと!!当然、百恵ちゃんとも親交があって、時々は顔を合わせているとのこと。三浦友和はとても真面目な人と言うのも教えてもらいました。二人の結婚当時は芸能人として格の違う百恵ちゃんを奪取しやがってとんでもないヤツだと思っていた三浦友和でしたが、私の中で株が急上昇しました。もちろんミーハーな私たちは一緒に記念写真を撮らせてもらいました。真ん中がその方ですが、やっぱり私以外は顔はボカさせてもらってます。
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10時10分前にピサ駅に到着。駅からピサの斜塔までは結構な距離がありますが、タブレットのGPSがあるので心配することはありません。なにかと便利なタブレットは旅のお供。
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ピサの街並みを6人でぞろぞろと歩くのは楽しいものでした。知らない外国の道を手探りで歩くのはRPGゲームみたいな気分にさせてくれます。タブレットの地図を片手に見ながら、大きな川にぶつかったら左に行くと橋があるから、それを渡ってまっすぐ行くとピサの斜塔が見える筈と、日本で事前に学習して来た成果が現れます。やっぱりフリーの日に別の町まで移動しての観光はそれなりの下調べが必要で、それが旅行前に一番楽しめることです。
旅は行く前の準備で楽しめ、本番の旅で楽しめるのは勿論ですが、私はサンチャゴ巡礼の旅では帰って来てから詳細な日記をもとに3か月かけて旅日記を作るのも楽しみでしたが、ツアーの旅日記って作ったことがなかったので、ブログ作りは今回が初めてなんですよ。2011年に初めて参加した北京ツアーから始まって、このイタリアツアーまで初めて作っています。コロナで海外に出かけられないお陰がちょっぴり生まれた次第です。話が逸れました。 -
イタリア語が喋れるご主人がピサの斜塔のことを詳しく知っているようで、斜塔の広場に着いたらさっさとチケット売り場に案内してくれました。私は斜塔に登るための算段はまったく調べてこなかったので、私とUさんだけだったら、まずここでハードルを越さなくてはならなかったので大助かりです。チケットを買いましたが、手荷物を持っては登れないとのことなので、隣の施設にバッグを預けることになりました。何から何まで良く知ってらっしゃる。
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塔に登る列がありますが、そんなに待つほどでもなかったので朝早い行動開始は三文の得です。入場前にはセキュリティーチェックがありましたが、もちろん誰も問題なしです。バッグ類は既に預けているので、金属探知機でチェックするだけの簡単なものでした。隣にはマシンガンを抱えた兵隊がいるので、もしもがあった時にはドンパチが始まるのでしょうか。観光客が沢山いる中でテロが始まったら流れ弾に当たりそうですね。日本とは違った緊張感がヨーロッパにはありそうです。
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ちょうどそこへオプショナルツアーで行動している皆さんが到着して来ました。皆さん私たちと偶然会えたことにニコニコしてますが、高い特別料金を払って来ているのに、斜塔には登れないそうで、私たちを羨ましそうに見ています。皆さんの熱い視線を背に受けて入場開始。螺旋階段をぐるぐる回りながら上へ上へと登って行きます。階段はちょっとだけ傾いていると感じられるので、いま斜めっている塔に登っているんだと言う緊張感がありました。いま斜塔が倒れだしたらどうなるんだろなと言う妄想が少しありました。多くの人がこれ考えるんじゃないかな?
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てっぺんの空間は意外なほど広くて、混んでもいないどころかスカスカでした。きっとまだ空いている時間帯だからでしょう。天気も良くて眺めはいいし、本当に登って良かったと思いました。みんなで石段に腰かけて今回の幸運を分かち合いました。
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ふと下を覗くと、オプショナルツアーの人達がまだいて塔の上を見上げているではないですか。あれ?時間がないから登れないって言ってたよね。あれ添乗員さんの嘘なんか。上と下とで互いに手を振りっこしてますが、高い特別ツアー代金払った人が登れなくて、実費だけでやって来た我々が登れるなんて納得いかないよーと言ってるんじゃないのかな。見上げている誰しもが「私もあの人たちと一緒だったら良かった」と思っていたことでしょう。それを見ている添乗員さんの胸中やいかに。我々とばったり出会ったのは添乗員さんの不運としか言いようがありません。私たちは気持ち良かったですけど。
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てっぺんは後から上ってくる人がいるので、そんなに長い時間はいられなかったけど、堪能するには十分でした。さて降りましょうと言ってると、ツアーの新婚さんカップルがやって来ました。さすが行動的な若者です。やぁやぁあなた達もフリーだったんだね。それが正解だよーと互いの健闘を称えあいました。さっきオプショナルツアーの人達が来ていたけど、時間がないと言って登れなかったんだよと伝えると、あらまと言う顔をしていました。
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斜塔の周りにはいくつか大きな建物があるので、無料で入れるのかなと行ってみるも、チケットが必要とのことなので断念。まぁ中に何があるか知らないし建物自体の由来も知らないから惜しくもないかなと負け惜しみを言ってみる。
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ここに来たら誰でもやってみるアレをやってみましたが、それらしく見えますか!?ピサの斜塔って、想像以上に傾いているのが分かりました。いつ倒れてもおかしくありませんよこれ。倒れないまでも、何百年もこの状態ですから経年劣化で途中からポッキリなんてならないのかな。いつか「あの時の心配が現実のものに!」なんてなりませんように。
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帰りは夫婦二組とは別行動になって、私とUさんは駅前のバルでお昼にしました。と言ってもちゃんとしたお昼じゃなくて、コーヒーとクロワッサンサンドと軽めです。私たちは二人とも贅沢を欲することはないので、こういう所も長い付き合いが出来ている由縁かも知れません。
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電車の時間はフェレンツェ行きが13時32がありました。ピサ駅に到着したのが10時前だったので3時間半ピサに居たことになります。乗り込む前に、これで間違いないと思っても一応、近くの人に確認しておきました。と言ってもこちらが言う言葉は「フェレンツェ?フェレンツェ?」とこれだけしか言う事は出来ませんが充分通じます。フリータイムでのピサ訪問は充実した時間を過ごせたので良い半日でした。特にあのオプショナルツアーの人達とバッティングしたのが楽しかった。むふふ
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フィレンツェ駅からは歩きでホテルに戻ることにしました。時間はもう関係ないので歩いた方が楽しいです。昨日入った教会とか、自由に行動できる時での観光はまた見る目が違って楽しいです。
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途中には大きな複合型ショッピングモールみたいのがあったので、幾つかの店を回って今晩の缶ビールとツマミを買いました。ホテルに戻ってからは日課になっている打ち上げです。スパークリングワインが好きなので、ほぼ毎晩飲んでいます。今日はやった感があったので、いつにもましてお酒が美味いです。明日は水の都と名高いヴェニスに移動します。これも楽しみ。
2016 イタリアアー5へ続く
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