2021/12/27 - 2021/12/27
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kirinbxxさん
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COVID-19のせいで海外旅行には行けないまま、2021年も終わりを迎えました。クリスマスとボクシングデイは10年前の教訓から遠出は避け、27日から二泊三日の小旅行を計画。実は今年は曜日の関係で、それでもいろんな不便に見舞われることになりました。
行き先はヨーク半島のCopper Coastと呼ばれている地方です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝八時ごろに自宅を出発。いいお天気です。
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いつもと同じように、まっすぐな道をひた走りました。
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ときたま現れる小さな町と町の間は、右も左も草原や畑が広がっていました。
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ムーンタという町に到着しました。国内ではリトルコーンウォール、という名前でも知られている町です。
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水不足のために発展しなかったこの地域は、1861年の大規模な銅鉱床発見によって転機を迎えました。その時代の歴史を偲ばせるものがたくさんあるので、このようにNational Heritage Areaに指定されています。
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私たちのお目当ては、The Moonta Mines Tourist Railway、かっての銅の採掘や精錬の歴史を垣間見ることができるミニトレインです。
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すでにかなりの数の観光客が訪れていました。
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あらら、ちょうど、出発してしまいました。
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博物館もあるんですが、ゆっくり見ていると次電車のの出発時刻に間に合わなくなるでしょう。再入場ができるかどうか聞いてみたけど、じゃ、後でくればいい、みたいな反応でした。しかたないので、周辺をじっくり見学することにしましょう。
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オーストラリアには、「かっては鉱山で栄えたが今はもう・・・」という場所がたくさんあります。
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その多くで、当時使っていた道具などが町の広場に展示されているのですが、ここも同じ。
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観光列車の駅のまわりに、当時の採掘道具や農機、鉄道関係の遺物が置かれています。
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線路に沿って少し歩いてみましたが、思っていたよりも大規模な観光列車のようです。さすがに、我が家の近くの公園にあるものとは違いますね。
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駅の近くにあるこちらもかっての銅採掘場の名残です。
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今は放置されていますが、広い!さすがオーストラリアです。
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どこも同じですが、COVID-19対策についての大きな掲示があります。
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時間が近づいてきたので、駅の中を見学しましょう。私たちはすでにオンラインで乗車券は購入済みです。
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かって銅鉱石の運搬に使われていた列車の写真や、駅舎の展示があります。
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これから列車で見学する、往時の銅鉱山のようすが解説されているパネルも駅舎の中にあります。
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時代を感じさせる時刻表です。
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これは昔、鉱山にあった居室かなにかでしょうか。
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このドアベル、いろんな人が押していましたが鳴りませんでした。
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やっと列車がかえってきました。係の人が座席やドアをしっかりと消毒してから乗車です。もちろん、COVID-19のせいで乗車定員も以前より減らされています。
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座席はもちろん木製、前後は仕切られています。
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いよいよ出発!
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分岐点を過ぎて後ろを振り返ると、ボランティアスタッフが手動でポイントを切り替えていました。
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カンガルー発見!
この国では今でも少し郊外に行くと、カンガルーをよく見かけます。きっと当時もこんな風に採掘場の近くにカンガルーがいたことでしょう。 -
このあたりならウォンバットもいたはず。
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かって採掘場の設備があった場所には、こんな風に表示がされています。ここはシャフトがあったところですね。
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赤茶けた大地に緑青が浮いています。
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かってはここから大量の銅鉱石が掘り出され、鉱夫たちのふるさと、英国へと運び出されていきました。
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これはPicky boysと呼ばれていた少年達のイメージです。彼らの仕事は採掘された鉱石を品位別に選別することでした。
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このあたりは、硫化銅を融剤に溶かす作業をしていた場所だそうです。
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看板によれば、このあたりが洗鉱・乾燥作業をしていたところのようです。
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この中間駅でいったん下車、ガイドさんからムーンタでの銅精錬についての説明がありました。地質や銅精錬、地域の歴史などの説明パネルも用意されています。
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当然、建築物の壁にも緑青が出ています。
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列車はムーンタ駅を通過します。
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もちろん、この駅は現在も使われている鉄道駅ではありません。1905年に建設されたこの駅は1985年、ムーンタ鉱山州立遺産地域の一部となってインフォメーションセンターとして使われ、ボランティアによって運営されています。この日も手を振ってくれました。
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とても立派な駅です。
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庭園もあります。散策しよう、と思えるような気候ではありませんでしたが。
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楽しいミニ列車の旅が終わり、機関部を見せて貰いました。
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45分以上の興味深いツアーでした。現在はCOVID-19による制限で1回の乗車人数が24人に制限されています。
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