2021/12/27 - 2021/12/27
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kirinbxxさん
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午前中は銅鉱山についての見学でしたが、午後は現在のこの地域の主要産業である農業についての見学です。最近、農機について興味を持ち始めた私にとってはうってつけ。
そして夜は「サイロショー」を楽しみましょう。農業王国オーストラリアには日本では想像もつかないような巨大なサイロがたくさんあります。そのうちのいくつかには見事な絵が描かれていて「サイロアート」として観光客を呼び寄せています。しかし、すべてのサイロに絵が描けるわけでもなく、多くは白いのっぺらぼうのまま。それをプロジェクションマッピングの技術をつかって・・・という試みがあちらこちらの自治体ではじまっているのです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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次の目的地はKadinaという町です。人口5千人弱、ヨーク半島最大の町であり、最初に行ったMoonta、そしてWallarooとならんで「the Copper Triangle」と呼ばれています。
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ここに来るまで知りませんでしたが、ここも観光列車があるようです。これはまた来なくてはなりません。
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本日のお目当ては列車ではなく、ユニークな名前のついた博物館です。
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案内所で料金を払い、裏手へ回ります。広い敷地にいくつかの建物が点在していますね。
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ここの施設の名前は、The Farm Shed Museum、直訳すると「農家の納屋博物館」というところです。Shedならわが家も一つ持ってますが・・・
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このあたり一帯、現在Matta Flatと呼ばれている地域にも銅鉱山がありました。この家はその鉱山のマネージャーの自宅として、1863年、鉱山のすぐ南に建てられたものです。屋根は一度はトタンに吹き替えられましたが、後にオリジナルと同じ板張りに戻されています。
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1965年頃に地元のロータリークラブが購入するまでの間に多くの改装が施されていましたが、鉱山が最も栄えていた当時の「ビクトリア後期様式」に戻されました。内部の調度品などもその時代のものがそろえられています。
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部屋のひとつひとつは割と狭いですね。テーブルセッティングは「さすが、ビクトリア朝様式」という大げさなものです。
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こどものための部屋、ここだけではなくあちらこちらにレース使いの服やテーブルクロス、ベッドリネンなどがありました。
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こちらは台所。
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昔の(今も持っている家は多いでしょうが)西洋の台所にいくと、パンだのパイだのを作るための道具が必ずありますね。
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自宅の裏手には巨大なShedがあります。現在はそこがKadinaの町の歴史、鉱山労働者や農家の暮らしぶりなどの歴史展示場になっています。
これはフィリップスのカラーテレビです。この販売店、今もちゃんとあります。 -
こちらは洗濯のコーナー。こういうものを使っていたこの町でもやがて・・
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こういうものを使うようになりました。右の二つはホットポイントという英国の家電メーカーが作った洗濯機です。右端のもので1961年製。日本でもこのような洗濯機が使われていましたね。地方の博物館で展示されているものを見た記憶があります。
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日本ではまずお目にかかれないのがこちら。木製の車いすです。
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各種の職人仕事で使われていた工具達の展示が充実していました。
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もちろん、鉱山だけではなく酪農も重要な産業でした。バター一つ作るにも、短期間でいろんな道具が開発されてきました。
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牛を飼って乳製品や肉を、羊を飼ってウールや肉を生産していたころの生活様式を知ることができました。
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英国からの移民がほとんどだったので、英国同様に「新聞」はとても大切なものでした。というわけで、印刷関係の機械展示もたくさん。
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1960年ごろまで使われていたNational Cash Registerというメーカーが作った電気式の多用途帳票機です。この手の機械はこのあとコンピュータにとって変わられましたが、当時はこの機械を操作できることは女性にとっては就職の際の強い武器だったそうです。
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ここはFarm Shed、つまり「農家の納屋」なのですから、目玉となる展示物は当然ながら農機類です。まずはトラクター。
こちらは米国ミルウォーキーにあるInternational Harvester社が1915年から1921年にかけて製造していた、10-20 Titanというトラクターです。用途はプラウの牽引と脱穀機のベルト作業で、燃料は灯油、それぞれ10馬力、20馬力という出力でした。
製造台数はおよそ8万台、製造は1922年に終了しますが、オーストラリアでは1960年代後半まで使っていた農場がいくつもあります。 -
他にも年代物のトラクターがずらりとならんでいます。オーストラリアの国産トラクターもありました。「英国から取り寄せると輸送費が高すぎる上に、到着まで時間がかかりすぎる」という理由からオーストラリアでトラクターが製造されるようになったのは1908年ですが、後にそれらはすべて欧米メーカーに買収されてしまいました。
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昔はこんな木製のトレーラーなどをつけて作業することもあったんですねぇ。このほかにももう少し現代的な播種機や耕耘機もありました。
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こちらはLeylandという英国のメーカーが1934年に作ったもの。ナンバープレートがついていて、ついこの間まで使われていたことがうかがえます。
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農機以外にも、地元の人たちから寄贈された古い自動車がたくさんあります。
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こちらはAMPOLの代理店が使っていたCommerBFというバンです。1905年に設立されたCommerの自動車はオーストラリアでも軍用、民間の双方で使われました。
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1937 Diamond T model D-30Dというトラックです。
結局、オーストラリアはトラクターもトラックも、国産はしてみたものの数十年で欧米に負けてしまいました。このDiamond Tもシカゴにあった会社です。 -
「the Copper Triangle」と呼ばれた3つめの町であるWallarooにも小さな博物館がありました。1865年に建造された石灰岩の建物、他の二つと違うところは、海洋関係の展示もあるところです。赤字で一番下に書いてある「GEORGE」君が目玉のひとつ。
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この博物館、実はもともとは町の郵便局でした。当時の設備がそのまま展示品になっています。
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この町に電話が導入されると、郵便局はそのまま電話交換局も兼ねました。というわけで歴史的な電話の展示物もたくさんあります。
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海辺の町なので、海洋関係の展示もいくつか。でもこの大砲はポートアデレードから寄贈を受けたものです。さすがにここに海防の必要はなかったでしょう。
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この子が「George」君です。正式には「George the Giant Squid」と名付けられたこれは、1980年頃に打ち上げられたクジラの胃の中からみつかったのだとか。体長は1.5m、触手を完全にのばすと8.5mもあったのだそう。ものすごく臭くて困った、というのは受付にいたご老人の弁。
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地元の小学生はかならずここに見学に来るそうです。
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何故、ここにタイタニック沈没の新聞記事が???
実はタイタニック号にスチュワーデス兼ファーストクラスの看護師として乗船していた女性(オーストラリア人女性としては唯一の生存者)が南オーストラリア州の出身で、帰国後、15ヶ月この町で夫とともに住んでいたのだそうです。 -
蒸気機関車に関するプロジェクトが2015年に開始されたようですが・・・
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どう見ても、大した進捗はしていなさそうです。COVID-19の影響もあるでしょうし、もともとこの国でのこの手の事業はとてもゆっくりと進められるのが常。10年くらいして来てみたら立派になっている、かも。
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今夜泊まるのはSonbern Lodge Motelという1915年からやっている伝統的なつくりの宿です。
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こちらの入り口もなかなか趣があります。
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昔ながらの、と殆ど期待していませんでしたが部屋はなかなか立派です。
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そしてとても便利なところにあり、ビーチもショッピングセンターもカフェやレストランもすべて徒歩圏です。このBond storeにも徒歩数分。
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2019年に古い保税倉庫を改造して、小さな醸造所と蒸留所をもつレストラン・バーができました。内装や雰囲気はとてもおしゃれ、人気のお店でした。
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料理メニューはStarters, Small Plates, Larger Platesの3種類、Larger Platesの方はParrilla、つまりアルゼンチン風のグリル各種と、パエリア。シニアふたりだと一皿でももてあますくらいのボリュームがありそうなのでSmallから二つ。でも来たのはこのボリューム。食べきるのがやっとでした。やはりオーストラリアですねぇ。
上はKaraage Chicken(Kewpie mayo)、下はSalt & Pepper Tofu。豆腐の方は要するに豆腐に唐揚げ粉をまぶして揚げたものでした。他にもポン酢ドレッシングやら、味噌やらシラッチャやらとアジアっぽい料理がいろいろです。
味はまぁ食べられる、というところ。しかし、出来立てアツアツなのは、◎。 -
当然、まずはビール、それからジンとここで作ったお酒を試してみます。
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ボトルや缶もしゃれてますね。味はあまぁ、買って帰ろうと思うほどのものじゃありませんでしたが。。。
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夕食後、ちょっとドライブ。この町はスペンサー湾のビーチリゾートして人気があります。また、海沿いの一帯は大規模な再開発もはじまっています。
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かって銅鉱山があったころの名残もまだちらほらと残っています。塔のような物はかって12本あった煙突のうちただ一つ残されているもの。高さ130フィート、使われている煉瓦は30万個以上だそうです。
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日没が近づいたので宿に戻って徒歩でお出かけ。
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お目当てはサイロショーです。サイロそのものは現役で、のっぺらぼうのままですが日没に毎日開催されています。
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ここのサイロショーは2019年8月、試験的に始まりました。それが好評だったので、自治体は恒久的なイベントにするための設備に投資したのです。
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が・・・・・
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「Fun in the Sun」というテーマで映像が映し出されていきます。
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こどもの描いた絵とか・・・・
残念ながら、特にすばらしいショー、という訳ではありませんでした。
最初に見にいったサイロショーがとても良かったので、それ以来サイロショーがあると聞けばその町にわざわざ泊まって(例外なく、かなりの田舎で行われるので泊まるしかない)見物しているのですが・・・・今のところハズレばかり。
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