2019年 2月～3月　ドタバタ中国雲南紀行　過橋米線発祥の地、蒙自で本場の味を食べ比べ!

2019/02/27 - 2019/02/27

雲南省の名物料理と言ったら過橋米線です。
過橋米線のお店はチェーン店もあったりして雲南省なら結構どこにでもあるイメージ。
そんな過橋米線の発祥の地が雲南省の蒙自です。
私は何でも、名物料理は発祥の地で本物の味を食べたい派なので行ってみることにしました。

エリア その他の都市(中国)

朝の建水の街。

旧市街からバスターミナルまでは徒歩30分位かな。市バスも走ってますよ。

蒙自行きのバスは１時間に一本位はあるみたい。

蒙自行きのバス。

中型のバスです。

１時間程で到着!
大きなバスターミナルです。
結構大きな街なのかな?

お目当ての過橋米線屋さんまでバスで行きます。

ネットでサクッと調べて行ったと思うんだけど、今もう中国国内の移動の仕方、どうやって調べてたのか思い出せない^^;

蒙自のモニュメント?

行こうと思っていた店が潰れたのか見つからず第2候補の王記菊花過橋米線へ。
ツアーとかでも利用されるような、おそらく蒙自で一番有名な店。

王記菊花過橋米線の建物。
結構年季入った感じ。

こちらのカウンターでチケットを買います。

そして厨房にチケットを渡すとスープと具材を持ってきてくれます。

座席。
いかにも団体用のレストランって感じ。

王記菊花過橋米線の紹介文。
雲南名小吃に選ばれてるみたいです。

はい、来ました。
こちら10元の菊花過橋米線です。

で、こちらが20元セット。
手羽先とか魚などの具が多くついてきます。
個人的には10元ので十分です。

米線は自分で持って来ます2皿まで無料です。
スープが激熱なのでその中で麺と具に火を通していただく感じです。

具を全部の具材を入れてみました。スープのボールが大きいので少なく見えますが結構なボリュームです。

うーんまぁ不味くはないけどすっごく美味しかったって感じでもなかったかな。

看板　
模範店に選ばれてますよと言うアピールも。

多分過橋米線の基本の具材を四字熟語みたいなので表してる。

過橋米線の伝説を表した切り絵。

お次に向かったのはこちらのお店。
せっかく来たから食べ比べしたいと思ってやって来ました。
蒙自は過橋米線の発祥の地だからさぞかしいっぱいお店があるんだろうと思って来たのにびっくりするほど過橋米線がなくてめぼしい店を探すのに苦労しました。
その中でもこちらのお店は評価が高かった店です。

10元のセット

15、20元のセット

30、70元のセット

一番豪華なのが120元のセットです。
何人前??（笑）

セットでついてくる具材他にセルフサービスで取り放題のトッピングもあり。

大きな鍋で煮えてるスープ。

注文してカウンター越しに具材を受け取り自分で席に運ぶスタイル。

そんなにお腹空いてないので10元のセットに。
肉などは予めスープに入れらてるので具が少なく見えますがたくさん入ってます。

こちらの店のほうがトッピングとかも色々できて良かったです。

ここも麺2杯までは無料。

過橋米線のお話。

昔科挙の試験を受けるために橋の向こうで一人勉強に励んでいた旦那さんのために毎日ご飯を運んでいた奥さんでしたが、旦那さんが見る見るうちに痩せていくのを見て栄養をつけてあげたいと肉や卵などの栄養のある食材と米線を準備していたところ、子供がいたずらしてスープに具材を入れてしまいました。
慌ててスープから具材を取り出しましたが、具材にすでに火は通っていました。
そしてそれを持って出かけた奥さんは疲労のため橋の上で倒れてしまいました。気がつくと、倒れた拍子にスープと具材がまた全て混ざってしまっていました。
冷めてしまっただろうと思った奥さんですがスープには油の膜が張っており時間が経ってもアツアツだったとのこと。

これが過橋米線の由来だそう。

そういう逸話が元になった料理なので、道理で発祥の店というのが見つからなかった訳です。

さて、過橋米線の食べ比べも出来たことですので建水に帰ります。

蒙自のバスターミナル

料金表

時刻表

建水行きのバスです。

本場の味が食べたくてわざわざ蒙自まで行ってみたけれど、元々逸話が元になってできた料理で特に蒙自ですごく食べられてる料理って訳でもなく、とっても美味しくてリピートしたいと思わせるものもありませんでした。
なので一度行けて良かったかなと言う感じです。

さ、建水に戻ったら街の散策をしたいと思います。