2021/12/22 - 2021/12/22
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minaMicazeさん
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群馬県前橋市の「大室公園」へ古墳を見に行きました。この日(12月22日)は冬至、冬は木々の葉が落ちているので、古墳の形が綺麗に見えました。
「大室公園」は、「日本キャンパック大室公園」と呼ばれており、地図にはこの名前で載っています。前橋市のホームページを見ると、(株)日本キャンパックが、令和元年から3年間、ネーミングライツ契約しているそうです。延長しなければ、今年(2022)の3月までですね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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前橋市の「大室公園」北口駐車場にやってきました。南口にも駐車場があって、両方で500台くらい駐められるそうです。
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振り返ると、北には赤城山が見えます。ここは赤城山の南側の裾野ですね。
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園内に立っていた案内図に、加筆した図です。左上に北口、北口駐車場があります。
園内には古墳が6基あります。(図の、赤丸で囲ったところ)
この日(2021/12/22)は、6基のうち5基訪問、M-4古墳(赤点線で囲ったところ)には行きませんでした。 -
まずは、駐車場の東の広場へ行きます。
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芝生の広場、と云うか、なだらかな丘の斜面に、小さな土の山があります。駐車場のすぐ隣です。
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この小さな山が「M-1号墳」と呼ばれる古墳です。
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(Mー1号墳)
説明板によると、内堀遺跡群に属する帆立貝式古墳です。昭和63年度の発掘調査結果に基づいて、平成5年度に、往時の姿を想像し再現したものです。ということは、ここに見えている小さな山は、古墳そのものではない、んですね。 -
イチオシ
(Mー1号墳)
説明板によると、「この下に、発掘調査の終わった古墳が、そのままの形で保存されている」そうです。 -
(Mー1号墳)
発掘調査の結果、墳丘の上部は後世の耕作によって削られていて、高さや形ははっきりしません。石室も既に壊されていましたが、石の跡から両袖型の横穴式石室だったと思われます。
右後方に、五料沼の水面が見えています。 -
(Mー1号墳)
それでも、墳丘からは、円筒埴輪、人物、盾持ち人、馬、靭、鞆、鉾、帽子などの埴輪が多数出土しました。
靭(ゆぎ)……矢を入れる筒
鞆(とも)……矢を射るとき左手首に付ける革 だそうです。 -
(Mー1号墳)
東側から見た「風のわたる丘」、右奥に並んだ石は「音のオブジェ」、左奥に「Mー1号墳」が見えます。 -
「Mー1号墳」の南、北口駐車場の南側に「時の広場」と呼ばれる広場があり、「水時計のオブジェ」が立っています。
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「水時計のオブジェ」の西に木に覆われた山がありますが、これは(案内図によると)古墳ではありません。
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その南を見ると、木の向こうに台形の小山が見えます。
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「小二子古墳」です。
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(小二子古墳)
墳丘の上に、埴輪が並んでいます。 -
(小二子古墳)
右回りに歩き、南側から見ています。 -
(小二子古墳)
西側に石室の入口がありますが、閉ざされています。
発掘調査時、石室は壊されており、入口は石で塞がれて表面は粘土で覆われていた、そうです。 -
(小二子古墳)
後円部には、家形埴輪の周りに翳(さしば)が立ち、その外側を太刀、靭、鞆、盾が取り囲んでいます。 -
(小二子古墳)
前方部には、盛装の男子・武人・巫女・農夫などの人物や馬・盾・靫が並びます。 -
(小二子古墳)左が前方部、右が後円部、です。
復元した埴輪の種類と数や位置は、下段の平坦面や周堀に崩落していたものから想定しました。位置と形の不確かな部分は色を薄くしてあります。(説明板による) -
イチオシ
西側から見た「小二子古墳」です。
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「小二子古墳」を一周しました。
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北西側から見た「小二子古墳」です。
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「小二子古墳」を一周したので、北側の山に(古墳じゃないけど)登ります。
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山の麓を、左回りに歩きます。写真は山の東側、山からの水を集めて五料沼へ流す設備(の様にみえる)でしょうか。
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北側の斜面に遊歩道があって、山に登れます。
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石畳の遊歩道を上ると、山の中央部はスリバチ状に窪んでいます。
説明板によると、ここは「岩室ゾーン」と呼ばれているところです。この窪地は、かつて石切場でした。「静寂な空間を利用して水琴窟による音の仕掛と特異な景観をつくりだした」と書かれていますが、いつ頃のものなのか、どれが水琴窟なのか、の説明はありません。 -
周囲の崖には、石が露出しているところがありますが、石切場の痕跡なのでしょうか。石を切ったと云うよりは、露天掘りの採石みたいです。
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窪地の中を通り抜けて、西へ少し上がって振り返った景色です。左下の説明板の向こう側に、窪地に下りてきた階段があります。
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左上:窪地から西へ上がる階段(下から見上げてる)
右上:西へ上がったところから、西へ下りる階段(見下ろしてる)
左下:西側へ下りて、振り返った景色
右下:更に下って、振り返った景色 -
山の南側には、大きな芝生広場があります。左後方が、石切場だった、岩室ゾーンがある山ですが、(手前の)案内図には記載がありません。
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広場の東、林の中に見えるのが「後二子古墳」です。手前に大きな木があります。木の根元に説明板があります。前橋市指定の天然記念物「大室公園のコナラ」だそうです。樹高は、21.2mとのことです。
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で、その後に「後二子(うしろふたご)古墳」があります。
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(後二子古墳)
林の中にあるので、冬枯れの今の時季でないと、形が見え難いと思います。 -
(後二子古墳)
後円部の南側に、横穴式石室の入口が開いています。 -
(後二子古墳)
この石室は墳丘の基壇面を掘り下げて造られ、入口までは基壇面を堀くぼめた墓道がついています。(説明板による) -
(後二子古墳)
この石室は、玄室を広くした”両袖型石室”で、大きい石を使っているところに特徴があります。(説明板による) -
イチオシ
(後二子古墳)
後円部の周囲には、円筒埴輪が並べられています。
写真は、後円部の南側から見た、前方部方向です。 -
(後二子古墳)
後円部の東側です。 -
(後二子古墳)
南東側から見た景色です。石室入口や、並べられた円筒埴輪などが見えます。 -
(後二子古墳)
北東側から見た景色です。この古墳、木が多すぎませんか。築造時には、木は一本もなかったと思われるので、全部とは云わないまでも、もう少し整理すべきですよね。 -
(後二子古墳)
大きな木は周堀の外側だけ、の方が、古墳が綺麗に見えると思います。 -
(中二子古墳)
「後二子古墳」の南側に「中二子古墳」があります。 -
(中二子古墳)
「大室公園」の6基の古墳の中で最大の古墳です。 -
(中二子古墳)
墳丘の長さは111m、二重の堀を含めると170mです。写真の”堀”は”内堀”です。”中堤”の上から見ています。 -
(中二子古墳)
同じく”中堤”の上、南西側から見ています。右の”中堤”の向こう側に”外堀”があります。
この時季、落葉しているので、墳丘の形が見えていますが、墳丘の木をもっと減らせば、いつでも墳丘が見えるようになると思います。 -
(中二子古墳)
”中堤(ちゅうてい)”の上には、盾持人形埴輪と円筒埴輪が並べられた様子を復元しています。 -
(中二子古墳)
この古墳からは沢山の埴輪が出土しています。その中に”人の顔が付いている円筒埴輪”が見つかっています。日本で数例しかない、珍しいものだそうです。 -
イチオシ
(中二子古墳)
”中堤”の南側部分(写真右)は、調査結果に基づいて復元したそうです。しかし、発掘調査では、石室は見つかりませんでした。横穴式の石室があると考えられています。 -
(中二子古墳)
南東側から見た、南側の景色です。手前が後円部、奥が前方部です。 -
(中二子古墳)
東側の、外堀の外側から見た景色です。手前の木が生えてるところが”中堤”です。その向こう側、古墳との間に内堀があります。
で、写真見て気付いたのですが、左上に写ってるモノ、干からびたカマキリに見えませんか?(何だったんだろう??) -
(中二子古墳)
後円部の南側、外堀の外から見ています。復元された”中堤”の上に、復元された埴輪が並んでいます。 -
(中二子古墳)
発掘調査により、”中堤”には、円筒埴輪の間に盾持人と朝顔形埴輪が規則的に配置されていることが分かり、それを基に埴輪列を復元しました。(説明板より) -
(中二子古墳)
”中堤”は、6世紀初頭の榛名山噴火の火山灰層の上に、土を盛って築かれていました。このことから、この古墳は6世紀の前半に造られと考えられます。(説明板より)
写真の、埴輪が並んでいるところが”中堤”です。 -
(前二子古墳)
「中二子古墳」の南側に、「前二子古墳」があります。 -
イチオシ
(前二子古墳)
墳丘の長さは94m、堀を含めると148mで、「中二子古墳」に次ぐ大きさです。 -
(前二子古墳)
南西側から見ています。手前が前方部、奥が後円部です。 -
(前二子古墳)
後円部の南側に石室の入口があり、中を見学できます。 -
(前二子古墳)
後円部の上からの景色、南西方向です。 -
(前二子古墳)
墳丘部に木が無いので、古墳の形が綺麗に分かります。北東側から見ています。 -
「前二子古墳」の北、「中二子古墳」の東側の遊歩道を戻ります。
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(中二子古墳)
北東側、外堀の外から見た景色です。 -
イチオシ
(前二子古墳)
北側から見ています。この日は冬至、低い太陽が長い影を作っています。 -
「時の広場」へ戻ってきました。左側の建物(トイレです)の向こう側が、北口駐車場です。
( おしまい )
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