湯治モードで東鳴子温泉「高友旅館」に宿泊して黒湯と田舎料理を堪能

2021/09/13 - 2021/09/14

JR東日本からWeb限定で大人の休日倶楽部パスが販売されたので、７月以来２か月ぶりに４日間の旅を楽しんできました。緊急事態宣言下で観光施設が臨時休館してそうなので、最初の３日間は個性的な温泉に浸かってマッタリしてこようと、黒とエメラルドグリーンの温泉を求めて東京駅を起点に宮城県から日本海側を経由して新潟県を巡ってきました。

１日目は東北新幹線と陸羽東線を乗り継いで宮城県・鳴子温泉郷の５つある温泉地の一つ東鳴子温泉を訪ね、静かな温泉街を散策し湯巡りを楽しんでから
（前の旅行記はこちら → https://4travel.jp/travelogue/11715770）
大正11年創業の高友旅館に宿泊。温泉マニアも魅了するアブラ臭漂う黒湯を貸し切り状態で堪能してきました。

＝＝４日間の主なスケジュール＝＝
■9/13　東鳴子温泉に宿泊（宮城県）
□9/14　月岡温泉に宿泊（新潟県）
□9/15　新潟駅周辺観光→帰京
□9/16　田沢湖をサイクリング（秋田県）

エリア 鳴子温泉(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

日本でも希有な重曹泉地帯の東鳴子温泉で散策と湯巡りを楽しんでから

15時のチェックインに合わせ宿に向かいます。

東鳴子温泉は鳴子御殿湯駅を中心に徒歩10分圏内にお店や宿が点在する静かな温泉街です。

ちょっぴり寂しい光景も。

うゎちゃーー(≧▽≦)
よーく見ると、屋根が反ってるやん。

１日目は天然ラジウム泉「黒湯」で人気の高友旅館に宿泊します。大正14年創業で自家源泉を4本所有し7つの湯舟を持つ昔ながらの湯治宿です。
（住所：宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣33-1）

こんにちは～♪

今回は期間限定ポイントを使ってじゃらんnetから予約しました。
プラン名：にごり湯でゆったりと２食付のプラン／8,950円
部屋タイプ：和室（６～８畳）・バス、トイレ共同

お部屋まで宿の方に案内され館内の説明と夕食・朝食時間を確認。

お茶請け食べたら、個性的な４種類の源泉を楽しんでこよう！

おっ？すぐ下の階にもお風呂があるようだ。

フロントを基点に３方向にお風呂があるって感じですね。

まずは天然ラジウム泉の黒湯へ。混浴ですが女性専用タイムあり。

同じ源泉なのかな？隣に婦人風呂もありますね。

黒湯は大浴場として使われている一番広いお風呂。

ふむふむ。

くぅぅ、このボロっちさが堪らん( ;∀;)

女性はシャンプー持参が良さそうです。

温泉マニアを魅了する黒湯。

泉質：含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉

お湯の色は黒ずんだ黄色、味は苦いです。どのお風呂に入ってもアブラ臭が漂っていて湯治気分が高まりますよ。

奥にはプール風呂も楽しめます。

泉質：ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉

高い天井とむき出しの温泉の配管がレトロな雰囲気を醸し出しています。

湯治棟にある貸切風呂「もみじ風呂」はプール風呂と同じ泉質で熱め。
（泉質：ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉）

続いて、こんな廊下を通って・・・

シュワシュワな炭酸泉が楽しめる「ひょうたん風呂」は男性専用。

泉質：ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉

「ひょうたん風呂」と同じ泉質の「ラムネ風呂」は女性専用ですが、夕食後の２時間だけ男性専用になります。

見た目はアレですが容器に温泉成分が付着してるだけで、中身はリンスインシャンプーとボディソープです。

私の部屋からは遠いですが、使い勝手の良い洗面台もありましたよ。

こういうの好き(#^^#)
いかにも湯治宿っぽいでしょ。

お楽しみの夕食は食事処で18時にお願いしました。

地元で採れた山菜や川魚（イワナ）など郷土の味が楽しめるのも個人的にポイント高し。おひつのご飯がどんどんすすみます。

鯉の洗い

鯉のうま煮

思っていた以上にボリュームがあって嬉しい誤算。足りなかったら近くのコンビニ行くつもりでしたが必要なし。これで9,000円未満で泊まれるんだからお得感あるんじゃない。←冬季は割増料金

この日の宿泊客は私以外に１組だけだったようで、館内は静かでお風呂はいつも貸し切り状態で湯ったり過ごす事が出来ました。

夕食を終え部屋に戻ると布団が敷かれてました。障子が破れたままなのは気にせずレトロな雰囲気を楽しみましょ。

夕食後の２時間は黒湯が女性専用になるので家族風呂へ。熱かった！！

泉質：ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉

深夜と朝食前にも黒湯を満喫。アブラ臭がクセになりそうだぜ(*^-^*)

おはようございます。朝食の時間になりました。
健康的な朝ごはんを平らげたら・・・

食後は部屋に戻って寛ぎながら天気予報を確認。歯磨きしたら最後に温泉入ってこよう。

黒湯が清掃中なので「ひょうたん風呂」でシュワ～♪
油臭＋炭酸泉で、黒湯の次にリラックス出来るお風呂でしたね。

身支度を整えたら、９時半過ぎにチェックアウト。
お世話になりましたぁ。

宿を出たら、昨日歩いてきた道を戻り・・・

道路脇の空き地から鳴子御殿湯駅をパシャリ☆

鳴子御殿湯駅は安永年間に仙台藩の御殿湯（お風呂）が設けられたことが駅名の由来。

駅の待合室には【猫こけし】をモチーフにした版画家・大野隆司氏の作品が展示されています。

２日目は10時発の列車に乗り、日本海側を南下して新潟県に移動。

鳴子御殿湯→(陸羽東線)→新庄→(陸羽西線)→余目→(羽越本線)→豊栄

移動距離は235.4km、4時間弱の鉄道の旅を楽しんできます。

この旅行記へのコメント （4）

• malさん 2022/02/22 14:38:07

  malも東北の温泉行ってみたくなりました ♪

  一泊二日さん。
  
  はじめまして。
  malの旅行記に「いいね」&フォローもして頂きありがとうございます。
  
  一泊二日さんの東北旅行記、いろいろ拝見した。
  東北の温泉地は福島しか行ったことがないので、楽しませて頂きました！
  写真もキレイで、コメントも的確でいいですね～。
  
  これからもステキな旅行記、投稿お待ちしています。
  
  malの拙い旅行記も、徐々に改善できればいいなと思っております。
  どうぞ、よろしくお願いします。
  
  mal
  

  一泊二日さん からの返信 2022/02/23 09:41:07

  RE: malも東北の温泉行ってみたくなりました ♪

  malさん　はじめまして。
  
  malさんが撮った写真の構図が私にはないものばかりで
  こんな撮り方もあるんだな…と参考にさせて頂いてます。
  草津ホテルは西の河原源泉なので興味津々で拝見してました。
  
  福島県の温泉は秘湯系でも割と行きやすい所もあるので
  機会があったら行ってみたいなと思っています。
  今後ともよろしくお願いします。

• ポテのお散歩さん 2022/02/20 00:23:31

  アブラ臭の温泉

  一泊二日さん　こんばんは。
  
  渋い温泉旅館ですね！　
  自家源泉７つの豊富な湯量は、温泉好きには堪らないですね。
  よく東北の温泉には、アブラ臭がすると耳にするのですが
  石油のような臭いなのですか？
  すごく気になっているのですが、まだ　その温泉に入った事が
  無いんです。　
  いつか機会を作って、東鳴子温泉へ行ってみたいです(^^)
  
  　　ポテ
  

  一泊二日さん からの返信 2022/02/20 05:23:25

  RE: アブラ臭の温泉

  ポテのお散歩さん　おはようございます。
  
  そうなんです。レトロな温泉旅館といった感じで
  けっこう渋いんですよ。
  アブラ臭は石油の臭いですね。町工場や自動車の
  整備工場をイメージすると分かりやすいかも…
  東鳴子温泉は静かで小さな温泉街ですので東北を訪れる機会が
  ありましたら是非立ち寄ってみてください(^^)