2021/11/13 - 2021/11/28
576位(同エリア2100件中)
うーぱんのパパさんさん
- うーぱんのパパさんさんTOP
- 旅行記103冊
- クチコミ24件
- Q&A回答1件
- 98,918アクセス
- フォロワー20人
たとえ混んでいても行きたくなる京都、そして、同じかも知れないのにどこか素晴らしく見える京都の紅葉には惹かれますよね。
感染症の流行が落ちついたまま秋の行楽シーズンが到来して人出が戻る最中でしたが、9月に復旧を果たした叡山電車鞍馬線を利用して二度京都の紅葉巡りをしてきた様子を纏めた旅行記です。
1日目(11/13)・・・叡電もみじのトンネルを見ながら貴船神社へ。修学院駅で途中下車して曼殊院や詩仙堂へ。
2日目(11/28)・・・特別公開期間の観覧を申し込んでいた白龍園を探訪。帰りがけに上賀茂神社へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝からパッと晴れ渡ってお出かけ日和の土曜日。
阪急河原町から祇園四条駅まで歩く途中の四条大橋から望む鴨川です。祇園四条駅 駅
-
もみじのトンネルを見ようと、出町柳から一番前に被りつきで乗車(最初から立っていたっちゅうことです)。
向こうから走ってきた展望列車きららをパチリ。 -
緑色から朱色に変わりつつあるもみじの間を走り抜けます。ただ見頃にはちょいと早かったよう。
もみじトンネルで徐行運転をしてくれる、観光客にやさしい叡電です。 -
貴船口駅で下車し、川沿いを歩いて貴船神社にやって来ました。人気スポットなのでそれなりの人混みでした。
貴船神社 寺・神社・教会
-
本宮に上る石段沿いを灯篭がずらりと並ぶ眺望が定番ですが・・・参拝客がひっきりなしに通るので、きれいに撮影するのは叶わず(逆向きの写真でご勘弁を)。
-
日頃の平安や健康に感謝しつつ拝殿前で頭を下げてきました。
祀られているタカオカミノカミは水の供給を司る神様。水に関係する仕事をしている自分にとって、どこか親しみを感じる社です。 -
北側の石段を下りて奥宮に向かいます。
こちらの石段はさほど混んでなく、貴船神社らしい写真が撮れました。 -
神聖な場所である「龍穴」の真上に建つ奥宮の本殿を参拝。
境内では手作り市というイベントが開かれていて、出店が並んでいたりミニライブ?をしていたりで賑やかな雰囲気でした。 -
本宮と奥宮の間にある結社もお参り。貴船の三社詣を無事に達成。
-
山深い貴船神社界隈は朝晩かなり冷え込むんでしょうね。紅葉が徐々に進んでいる中で、こんな真っ赤なカエデも見かけました。
-
修学院駅で途中下車し、遅めの昼を食べてから山麓の名所を巡ります。まずは左の方向にある曼殊院へ。
-
参道の正面にある勅使門の近くにて。
苔の色が鮮やかで眩いものの、紅葉の方は3合目ってところでしょうか。 -
大書院から庭を観賞。すっきりとした印象の石庭が広がります。
-
別の角度から撮った庭。カエデの色彩が少しずつ変化する秋の情景です。
訪問の10日後に放送された京都テレビの紅葉特番が、ここ曼殊院からの中継でした。右手に見える回廊で押尾コータローさんが演奏していたっけ。曼殊院 寺・神社・教会
-
15分ほど歩いて詩仙堂へ。以前も紅葉の季節に訪れた場所ですが、端正な庭を前に書院で佇むひと時をまた味わいたくて再訪しました。
詩仙堂 寺・神社・教会
-
書院からの「唐様庭園」の眺め、何度訪れても満たされますね。
混んでいるのでゆったり静かにという状況にはなりにくいけど、それでも心が落ち着く瞬間。 -
西日を浴びて朱色が映える木々を石庭越しに狙う。
-
紅葉のもみじは絶好の被写体、皆さんもカメラを向けてます。そんな場面を眺める自分もわんさと撮っていたけどね。
-
先ほど室内から眺めた庭に出てゆっくり散策。
-
色づき始めたカエデ、ススキ、柿の実(右寄りに小さく写っています)、それらを照らす柔らかな日射し。秋を代表する豪華キャスト?の競演でござる。
-
下方の庭に置かれていた小さなお地蔵様。かわいいね。
-
詩仙堂の隣にある八大神社を参拝したところでこの日の京都観光はおしまい。
一条寺下り松を見て和菓子屋さんでお土産を買ってから、帰りました。八大神社 寺・神社・教会
-
2週間後、白龍園の観覧予約日・時刻にあわせて再び叡電に乗りました。
盛りを過ぎたもみじのトンネルを通り抜けて着いた二ノ瀬駅で下車。 -
旧鞍馬街道を下っていくと白龍園があります。観覧予約時間の14時まで河鹿荘前でしばらく待機。
白龍園 公園・植物園
-
最初に観覧者全員で、配られたパンフレットに沿って白龍園の歴史や散策時の注意点などの説明を受けます。
その後、いよいよ園内を巡ります。大きな苔の絨毯が出迎えてくれました。 -
二ノ瀬駅に着いた頃や河鹿荘で待っていた頃は曇りがちだったけれど、明るい日射しが戻ってきてくれました。しかも紅葉がまさに見頃のようで、ワクワクしながら石段を上ります。
-
広場のようになっている中央エリアの様子。ひと枠50人という制限付きなので、混みあうことなく悠々と園内を散策できます。
-
その広場の奥にあるのが、東屋の鶯亭と見事な枝ぶりのカエデの大木。「夫婦紅葉」と呼ばれています。
-
鶯亭を覆うように聳え立つ夫婦紅葉。言葉を失うような景色に、ただただ感動。
-
鶯亭の中の深紅の敷物、そして実物の赤い紅葉との絶妙なコラボレーション。にっぽんの秋という雰囲気です。
-
向こうの空を入れずに、敷物の陰影を少し目立たせながらパシャ。
-
鶯亭に並んで建つ彩雲亭から望む石灯篭。この石灯篭こそ、棟梁が倒れた現場なんですね。
わからない方も多いと思いますが、この白龍園でロケをしていたNHK-BSのドラマ「京都人の密かな愉しみ Blue修行中」内のエピソードでございます。
実はこのドラマで白龍園の存在を知ったのでした。
https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/442430.html -
園内の南東一帯は樹林の中の谷になっていて、白龍神社と名付けられた祠に向かう参道が続いています。
-
散策道を一番高い所まで行き、眼下に広がる園内を眺めた所。確かに広大な庭園(離宮のような)ではないですが、見所は随所にあって飽きません。
-
傍を叡電の線路が通っているので、鉄分も補給できます(笑)。きららが走っていきました。
-
前の写真やこの写真のように、至る所に苔の絨毯が見られる白龍園。その苔の美しさが白龍園の一番の魅力とも言われています。
https://garden-guide.jp/spot.php?i=hakuryuen -
そんな素晴らしい苔の庭を維持するには、相当な手間や労力が必要なのでしょう。無言で働く庭師さんに敬意を表しながら、写真を撮らせて(旅行記に載せさせて)いただきました。
-
苔むした地面や鮮やかな紅色の木を眺めながら、園内をぐるぐる。
-
深紅に染まったカエデと苔の絨毯を逆光気味に撮った1枚。絵葉書のように写せた?
-
再び鶯亭の前に戻ってきて、秋景色の写真を狙ってみました。
-
池の水面に映る紅葉した木を、水面に浮いたり池底に沈んでる葉っぱと一緒に撮った所。
-
前の写真と逆パターン、水面上に浮いた葉にピントを合わせるとこのように。
-
深まる秋の情景をたっぷりと堪能しながらの散策&撮影タイム。申し込んで来る価値が十分ある庭園だと思います。
-
観覧の皆さんも、思い思いに見事な白龍園の秋を楽しんでいるようでした。
-
谷あいにあるので、あいにく3時前には山の日陰に入ってしまう白龍園。たっぷり楽しめたので良しとしましょう。
-
帰りがけ、この石段下で白龍園のオーナーである青野株式会社の社長さんに記念写真を撮ってもらいました。いい思い出をありがとうございました。
-
叡電には乗らず、旧鞍馬街道をてくてく歩いて市原バス停に出ました。
-
市原バス停から、京都産業大経由で上賀茂神社の方に行くバスが1時間おきに出ています。そのバスに乗って上賀茂神社に向かいました。
賀茂別雷神社(上賀茂神社) 寺・神社・教会
-
夕暮れが迫る中、京都で最古の社と言われる上賀茂さんを参拝。
境内には清らかな水が流れていて、心が透き通るような面持ちになれます。 -
神事が行われる「岩上」や陰陽石、曲水庭園など見て回っているうちに、夕陽が西の山に消えていきました。京都の紅葉日帰り旅はこれにて終了。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50