宮崎旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2015年年末の宮崎県の旅。初めて宮崎空港に降り立ったあとは、JR特急で延岡まで出て路線バスに乗り継ぎ、高千穂にこれまた初訪問となりました。路線バスを高千穂バスセンターで降りるや、閉店間際の焼肉店に滑り込み高千穂牛のミニステーキで、お1人様焼肉ランチ。九州特有の甘い醤油に練り辛子を混ぜたタレでステーキをいただくと、何枚でもいけちゃうほど絶品。おかみさんいわく、私が1人だったのがラッキーだったようで、直前に複数人でやってきたお客を断ったそうな。<br /><br />食後は高千穂神社から高千穂峡に出て、再び高千穂神社に戻る散策。ガイドブックによく載っているあの渓谷と滝のセットをしっかりカメラに収め、渓谷を抜けてからは誰も通らない急勾配のハイキングコースを上がりつつ、有名な種田山頭火の句「分け入っても分け入っても青い山」のモチーフとなった青い山をくぐり抜けると、1時間ほど前に立ち寄った高千穂神社の裏手に。あとは街中を通り、廃線となった高千穂鉄道高千穂駅を観て〆。天岩戸をはじめまだまだ行きたい場所はたくさんあったけど、それは次回のお楽しみとなりました。<br /><br />再び路線バスとJR特急で来た道をひたすら戻り、宿を取った宮崎駅で下車。宮崎B級グルメという「辛麺」と、ホテル前のお菓子屋で買った手のひらサイズの「なんじゃこらシュー」で晩飯。あとは繁華街をぶらつき、1日目の行程は終了となりました。  <br /><br />2日目は宮崎駅から路線バスに乗り2時間半、九州の小京都と呼ばれる日南市飫肥(おび)へ。飫肥城を中心としたコンパクトな古い街並を眺めつつ、飫肥出身の著名な政治家・小村寿太郎になぜか猫ひろしを重ね、ランチはおび天やおび風厚焼き卵をはじめ、近隣の特産品をまとめた定食をいただき、小京都をそれとなくざっくり体感しました。<br /><br />飫肥を出たあとは、油津・鵜戸神宮・青島の3か所で途中下車。油津は堀川運河周辺を散策し、鵜戸神宮では右投げ左投げ計10球の「運玉投げ」で数球枠をとらえたものの、残念ながらバウンドしてすべて枠の外へ。おみくじは末吉だったし幸せはまだ遠い……〆に青島で海と夕陽と南国の植物をガッツリ堪能し、宮崎空港から最終便で羽田空港に戻ってからは、リムジンバスと都営大江戸線で中野坂上に出て忘年会に合流しました。<br /><br />宮崎県に上陸するのは1995年2月以来。前回は大学のサークルの旅行アフターで、鹿児島市から大隅半島をぐるりと海沿いに反時計回りで、宮崎市まで車2台に分かれてのドライブでした。宮崎県内に入った時点ですでに16時を過ぎていて、どこにも寄らずひたすら走って最後は真っ暗な中を宮崎市に向かったのです。<br /><br />宮崎市からはそのまま市内に泊まるチームと、特急「にちりん」で福岡に出るチームに分かれ、私は前者を選択したのですが何とホテルは全部満室。大学受験シーズンと重なり、受験生に部屋を押さえられてしまっていたのです。あらかじめ予約しなかったのが運の尽きではあったんですが、時期的にオフシーズンとなめてかかった結果、野郎3人市内のサウナで仮眠するハメに。翌朝解散して私は1人大分市に向かったのですが、宮崎の思い出というとそのサウナの仮眠室で、いびきがうるさくなかなか眠れなかった記憶しかありませんでした。<br /><br />今回はいわばその苦い思い出を上書きする旅でした。高千穂峡・飫肥・油津・鵜戸神宮そして青島はいずれも初訪問。撮れ高もかなりあったし、宮崎県で楽しい思い出へ上書きするミッションはしっかり達成できたみたいです(笑)。

宮崎県で苦い思い出を上書きする旅

10いいね!

2015/12/29 - 2015/12/30

2214位(同エリア4444件中)

0

82

マギー

マギーさん

2015年年末の宮崎県の旅。初めて宮崎空港に降り立ったあとは、JR特急で延岡まで出て路線バスに乗り継ぎ、高千穂にこれまた初訪問となりました。路線バスを高千穂バスセンターで降りるや、閉店間際の焼肉店に滑り込み高千穂牛のミニステーキで、お1人様焼肉ランチ。九州特有の甘い醤油に練り辛子を混ぜたタレでステーキをいただくと、何枚でもいけちゃうほど絶品。おかみさんいわく、私が1人だったのがラッキーだったようで、直前に複数人でやってきたお客を断ったそうな。

食後は高千穂神社から高千穂峡に出て、再び高千穂神社に戻る散策。ガイドブックによく載っているあの渓谷と滝のセットをしっかりカメラに収め、渓谷を抜けてからは誰も通らない急勾配のハイキングコースを上がりつつ、有名な種田山頭火の句「分け入っても分け入っても青い山」のモチーフとなった青い山をくぐり抜けると、1時間ほど前に立ち寄った高千穂神社の裏手に。あとは街中を通り、廃線となった高千穂鉄道高千穂駅を観て〆。天岩戸をはじめまだまだ行きたい場所はたくさんあったけど、それは次回のお楽しみとなりました。

再び路線バスとJR特急で来た道をひたすら戻り、宿を取った宮崎駅で下車。宮崎B級グルメという「辛麺」と、ホテル前のお菓子屋で買った手のひらサイズの「なんじゃこらシュー」で晩飯。あとは繁華街をぶらつき、1日目の行程は終了となりました。  

2日目は宮崎駅から路線バスに乗り2時間半、九州の小京都と呼ばれる日南市飫肥(おび)へ。飫肥城を中心としたコンパクトな古い街並を眺めつつ、飫肥出身の著名な政治家・小村寿太郎になぜか猫ひろしを重ね、ランチはおび天やおび風厚焼き卵をはじめ、近隣の特産品をまとめた定食をいただき、小京都をそれとなくざっくり体感しました。

飫肥を出たあとは、油津・鵜戸神宮・青島の3か所で途中下車。油津は堀川運河周辺を散策し、鵜戸神宮では右投げ左投げ計10球の「運玉投げ」で数球枠をとらえたものの、残念ながらバウンドしてすべて枠の外へ。おみくじは末吉だったし幸せはまだ遠い……〆に青島で海と夕陽と南国の植物をガッツリ堪能し、宮崎空港から最終便で羽田空港に戻ってからは、リムジンバスと都営大江戸線で中野坂上に出て忘年会に合流しました。

宮崎県に上陸するのは1995年2月以来。前回は大学のサークルの旅行アフターで、鹿児島市から大隅半島をぐるりと海沿いに反時計回りで、宮崎市まで車2台に分かれてのドライブでした。宮崎県内に入った時点ですでに16時を過ぎていて、どこにも寄らずひたすら走って最後は真っ暗な中を宮崎市に向かったのです。

宮崎市からはそのまま市内に泊まるチームと、特急「にちりん」で福岡に出るチームに分かれ、私は前者を選択したのですが何とホテルは全部満室。大学受験シーズンと重なり、受験生に部屋を押さえられてしまっていたのです。あらかじめ予約しなかったのが運の尽きではあったんですが、時期的にオフシーズンとなめてかかった結果、野郎3人市内のサウナで仮眠するハメに。翌朝解散して私は1人大分市に向かったのですが、宮崎の思い出というとそのサウナの仮眠室で、いびきがうるさくなかなか眠れなかった記憶しかありませんでした。

今回はいわばその苦い思い出を上書きする旅でした。高千穂峡・飫肥・油津・鵜戸神宮そして青島はいずれも初訪問。撮れ高もかなりあったし、宮崎県で楽しい思い出へ上書きするミッションはしっかり達成できたみたいです(笑)。

PR

10いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP