奄美沖縄惜別フェリー旅・その11.小倉駅周辺散策&リバーウォーク光の音楽祭

2021/11/18 - 2021/11/18

第207部-924冊目　12/14
(令和4年1月15日配信)

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

鹿児島-奄美-沖縄航路に就航していたマリックスライン/クイーンコーラル8が新造船就航に伴い、鹿児島着令和3年11月19日をもって引退することになり、惜別乗船の旅に行って来ました。

本編は、小倉の街をぶらぶらと散策します。

表紙画像‥鴎外橋中央にあるKOKURAのモニュメント。。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和3年11月15日-19日 4泊5日

11月18日(木) 第4日目-3　はれ
※小倉駅周辺散策.17:06-21:58

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シロヤ小倉店‥200円
太平山京町店‥600円
井筒屋ファミリーレストラン‥650円
業務スーパー小倉駅店‥295円
マックスバリュ小倉駅店‥359円

エリア 小倉・北九州市中心部(福岡)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

17:08
福岡県北九州市の小倉駅前です。
小倉では5時間ほど時間があるので、小倉駅周辺をぶらぶら散策してみましょう。

小倉駅 (福岡県) 駅

17:03
まずは、小倉駅南口の近く‥
昭和33年創業、小倉の老舗ベーカリー「シロヤ 小倉店」に寄っていきましょう。

シロヤベーカリー 小倉店 グルメ・レストラン

シロヤと言ったらコレ！
愛されて50年、一番人気の"オムレット"です。

甘ーいホイップクリームがふわふわ生地にくるまれた洋菓子です。
お値段はなんと、1コ40円！
買っていきましょう。

※この後、原価高騰により50円に値上がりされております。

ディープな雰囲気が漂う、駅南口の路地裏をぶらぶら‥

17:18
お腹すきましたね。
24時間営業の焼肉+居酒屋「白頭山 京町店」に入りましょう。

白頭山 京町店 グルメ・レストラン

こちらのお店は焼肉の中心とした居酒屋なんですが、18時まで定食があるんです。
主食/からあげ・ハンバーグ・サバ・とんかつ・生姜焼き・しゃけから一品+ごはん・味噌汁・漬物で500円とあるのですが‥

ハンバーグを注文したら、ハンバーグは100円増しなるとのこと‥
それでも、安いので注文したら‥

おぉー！
これは立派な定食だな。
ハンバーグが手作りで、母が作ってくれたハンバーグに近い味です。

これで、600円！
店員様がおふくろさんと呼びたくなるような方ばかりの、大衆的なお店です。
でも、メニューの値段は変えたほうがいいね。
こりゃ、満足。

■ハンバーグ定食(100円増)‥600円
・和風おろしハンバーグ
・酢豚
・筑前煮
・米飯
・味噌汁

17:35
白頭山のある界隈は、成〇映画の名画座や‥

ス〇リップ/A級小倉など、昭和の文化が今も残る。

昔ながらの焼肉屋さん「焼肉京園」。
カルビ定食 1150円・ホルモン定食 1050円・豚バラ定食 900円。
いずれもライス・スープ・キムチ付きで庶民的価格です。

道端に焼肉の匂いが漂っているのがタマラナイ。
ここはチェックだな。

京園 グルメ・レストラン

こちらは、健全な小倉駅前商店街。
シロヤのあるアーケード街です。

さて、商店街に佇む食堂が「一銭洋食 和羅部」。
一銭洋食とは大正時代に一銭で食べられるお好み焼きの原型となるような食べ物で、令和の今も550円で提供されています。
また、小倉が発祥の焼きうどん/550円や定食も各種ありました。

食べてみたいけど、まだお腹が‥

一銭洋食 和羅部 グルメ・レストラン

終戦直後の昭和20年に開業した歴史ある「鳥町食道街」。
食堂でなく食道なのは、大阪梅田と同じだな。

鳥町食堂街組合 グルメ・レストラン

狭い路地に飲食店が並んでいます。

ここ小倉だけど、店の名は「ニュー東京」。
洋食屋さんです。

店名だけ聞くと、新橋辺りにあると思ってしまう。
店先のサンプルがまた良いですな。

ニュー東京 グルメ・レストラン

和洋食「赤ちゃん食堂」跡。
食道街ができた昭和20年に開業。
75年の歴史を誇る大衆食堂だったけど、閉店していました。

赤ちゃん食堂 グルメ・レストラン

令和2年8月に閉店されたそうです。
あぁ、昭和の名店がひとつ消えてしまった。

17:47
歩いていたら、北九州を代表する市場「旦過市場」の前に出ました。
ここは素通りできませんね。

▼旦過市場
https://www.tangaichiba.jp/

旦過市場 市場・商店街

時間が時間なので、大半のお店が閉まっているけど、鮮魚・野菜・精肉・惣菜・乾物・果物・練物・製菓・酒類などを扱う120店舗ほどが軒を連ねているそうです。

神嶽川に沿って、昭和30年代の木造建築物が密集し、市場を形成しています。

再開発計画が進められているそうで、この風景を見ることができるのも、そう長くないかもしれません。

手打ちうどんとおでんの店「旦過うどん」。
ちょっと、おでんをつまんでいきたかったけど、もう閉店とのこと‥
残念！

旦過うどん グルメ・レストラン

あぁ、
おでん、食べたかったな。

旦過うどんの斜め前にある「あかかべ」。
酒屋さんなんだけど、店の中で角打ち(立ち飲み)ができる。
小倉には角打ちできる酒屋さんが今も多く残っていますね。

昔ながらの対面販売のお肉屋さん「戸根食肉」。
看板が歴史を物語っていますな。

旦過市場から枝分かれしている「新旦過横丁」。
こういう裏路地を見ると、入らずにはいられない。

この雰囲気、いいね。
小倉って、焼肉屋さんが多い気がする。

新旦過はこんな感じで、飲食店が軒を連ねています。

北九州はうどんの街だそうで、創業40年以上の名店「資さんうどん」。
寅さんかと思ったら、資さんだった。
これで、スケさんと読むそうだ。

資さんうどん 魚町店 グルメ・レストラン

おっ！
綺麗なイルミネーションだ。

この建物は‥

18:05
昭和10年に創業した老舗の百貨店「井筒屋」です。

鹿児島/山形屋・長崎/浜屋と、九州の地場百貨店の大食堂を巡ってきた筆者。
ここ、井筒屋にも大食堂が健在である情報をかぎつけ、やって来ました。

井筒屋 (小倉店) 百貨店・デパート

おっ！
本館8階にあったよ。

「井筒屋ファミリーレストラン」です。
デパート食堂に欠かせないサンプルウィンドゥも健在。

井筒屋本館ファミリーレストラン グルメ・レストラン

お子様ランチ(ハンバーグ)。
こりゃ、童心にかえりますな。

ウィンドゥケース以外にもサンプルがたくさん。
あぁ。こりゃ見ているだけでも楽しいな。

入ってみましょう。

店内は、1980年代のファミレスのような雰囲気。
買い物を楽しまれた小倉マダムの方々が、喫茶をお楽しみになられていました。

井筒屋の食堂はオーダー式なので、メニューが用意されていました。
見てみましょう。

・特製あんかけ揚げそば 980円
→和そばの揚げ麺を使った井筒屋オリジナルの料理です。

・ナポリタンスパゲティ 980円
→昔懐かしいナポリタンを鉄板にのせてサービス。

和・洋・中、何でも揃う百貨店食堂ならのレパートリー

〈和膳〉
・にぎわい御膳 1,500円
・和(なごみ)膳 1,300円
・うどん御膳・そば御膳 各1,120円
・すしうどんセット 1,300円
・ロースカツ丼セット 1,120円　(単品)920円
・天丼セット 1,020円　(単品)820円

〈定食・中華〉
・カキフライ定食 1,200円
・チキン南蛮定食 1,200円
・カレイの煮魚御膳 1,200円
・おろしとんかつ定食 1200円
・中華丼 980円
・酢豚定食 1,100円

〈肉料理〉
・ミスジカットステーキ150g(和セットor洋セット)各1,680円
・ミスジカットステーキ180g(単品)1,840円
・ミスジカットステーキ230g(単品)2,350円
・ミスジカットステーキ300g(単品)2,860円
・サラダローストビーフ丼 1,200円

・ハンバーグ(和セットor洋セット) 各1,300円
・ハンバーグ(単品) 1,000円
・ハンバーグ&ビーフ(単品) 1,520円
・ミックスグリル(単品) 1,400円

・セット(ライスorパン・スープ) 300円増
・ソフトドリンク 200円増

・グリーンサラダ 430円
・海老とアボカドのサラダ 780円

〈洋食〉
・オムライスのプレート(スープ付) 1,400円
・ナポリタンスパゲティ 980円
・オムライス(ミニサラダ付) 980円
・シーフードドリア(サラダ付) 900円
・ビーフカレー(ミニサラダ付) 920円
・ハヤシライス(ミニサラダ付) 920円
・カツカレー(ミニサラダ付) 1,120円
・焼きカレー(ミニサラダ付) 1,120円←門司名物

〈アルコール・おつまみ〉
・枝豆 300円
・とりの唐揚げ 550円
・天婦羅 400円
・フライドポテト 400円
・粗挽きウィンナー 600円
・お刺身 600円
・するめいかの天ぷら 550円
・グリーンサラダ 430円
・海老とアボカドのサラダ 780円

・ひとくちビール 250円
・生ビール(小) 470円
・生ビール(中) 600円
・生ビール(大) 900円
・瓶ビール(中) 600円
・ノンアルコールビール 450円
・グラスワイン(赤/白) 各350円
・日本酒(180ml) 500円
・冷酒(300ml) 750円
・焼酎(芋/麦) 各420円

〈キッズメニュー〉
・お子様ハンバーグ 920円
・お子様カレー 920円
共にたのしいおもちゃ付です。

〈デザート&ドリンク〉
・栗ぜんざい 550円
・ほうじ茶アイス 450円
・バニラアイスクリーム 420円
・白玉ぜんざい 480円
・コーヒーゼリー 480円
・抹茶アイスクリーム 420円
・ホットケーキ.ドリンク付き 650円　(単品)450円

・ホットコーヒー・アイスコーヒー・アイスティ・アップルジュース・オレンジジュース・紅茶・ウーロン 各350円

・コーヒーフロート・オレンジフロート 各450円

さっき、食事したばかりなので、ホットケーキにしたよ。
ホットケーキ食べるなんて、何年ぶりだろう。
コーヒーを飲んで、セレブなひと時を過ごします。←(またまた大袈裟な)

■ホットケーキセット‥650円
・ホットケーキ
・ホットコーヒー

ほうじ茶と冷水。
いたせりつくせりのサービスだ。

いやー、美味しかった。
このようなデパートの食堂は今後も存続して頂きたいものです。

19:03
小倉城へ続く「鴎外橋」にイルミネーショントンネルが設けられていました。
こりゃ美しい！

文化・芸術・情報発信・商業などの高度な機能を持つ複合空間、リバーウォーク北九州では「光の音楽祭」を開催中でした。
2021年10/29(金)～2022年1/10(月)の間、開催されます。

※好評の為、2月28日(月)まで延長されたそうです。　

▼RIVERWALK WINTER 光の音楽祭
https://riverwalk.co.jp/event/hikarinoongakusai2021/

=KOKURA=
鴎外橋中央にあるモニュメント。
来られた方々、ここで記念撮影をされていました。

鴎外橋 名所・史跡

イルミトンネルは、橋上に二か所あります。
幻想的な世界を楽しみましょう。

うわぁ～
これは、ファンタジーな世界だ。

こりゃ、オッサンの私でも心が和むよ。

気分はるんるん♪メルヘンファンタジー！

紫川沿いの小さな噴水も青い光に包まれています。

エナジーコート「クリスマスツリー」
北九州最大！高さ15mの大きなクリスマスツリーです。
音符や楽器が舞い上がるような光と音との幻想的な空間を演出します。

うひょー
宝石を散りばめたような世界だな。

ミスティックコート「音と光のイルミネーション」
光が楽曲に合わせた色彩・動きの変化で音楽を楽しめる演出となっており、ノリノリな気分になれます。

イエーイ！
ナウナウだぜい。←(死語)

ライトアップされた「小倉城」です。
1602年に細川忠興公が築城した名城なんですよ。

▼小倉城公式サイト
https://www.kokura-castle.jp/

小倉城 名所・史跡

ややっ！
こっ、これは‥

逆さ小倉城です。
鏡のようになったお堀に、天主閣が映っています。
これは見事だ。

もう終わりに近いですが、紅葉が美しい。

闇に映えた紅葉もこれまたお見事。
アッパレ！

「松本清張記念館」
先生は、北九州小倉出身なんですね。

▼松本清張記念館
https://www.seicho-mm.jp/

松本清張記念館 美術館・博物館

小倉城に隣接して鎮座する「八坂神社」。
この時間は閉門しています。

外から、旅の安全を祈願して‥
パンパン.礼。

八坂神社 寺・神社・教会

井筒屋の向かいにある「四方平」。
ラーメンと寿司の両方が食べられる食堂なのだそうです。

四方平 グルメ・レストラン

あっホントだ。
ラーメンとお寿司のセットがありますよ。

ラーメンは500円。
お寿司は、おまかせが1,800円とありますね、

ワンタンやチャンポンもあるみたいです。

昭和12年創業。
歴史ある食堂なんだな。

ここもチェック。
小倉には、行きたいお店があふれていますな。

四方平の向かいは井筒屋。
共に戦前の昭和から戦中・戦後・平成・令和と小倉で歴史を刻んだお店です。

20:12
ちょっと、業務スーパーに寄っていきましょう。

20:35
小倉駅に戻りました。

小倉駅 (福岡県) 駅

小倉駅にマックスバリュがあった。
旅先でいろいろとお世話になるスーパーです。
ここでも、お買い物。

小倉駅に北九州出身小倉在住のイラストレーター.おおがまめおさんの作品が展示されていました。


おっ！
これは、門司駅ですね。

なんだか癒されるなぁ。
この子の名前、どこにも書いてないので、わからず‥

こちらは、関門橋と関門海峡ですね。

バイバーイ。

21:57
はい、そろそろオジサンは帰りますよ。
小倉駅新幹線口(北口)の新門司行フェリー送迎バスのりばへ向かいましょう。

次回、新規開業した東京九州フェリーで横須賀へ向かいます。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

-つづく-