【トルン：グルメ】ポーランドの国民食ピエロギとビールで日本のサラリーマン気分。

2019/03/22 - 2019/04/01

　ポーランドでも戦禍を逃れ中世の街を残しているトルン。グルメも伝統的な味を守るジンジャーブレッドやピエロギの名店が賑わってます。
一方では現代的なカフェも若者で盛り上がってます。中でも日本人オーナーのラーメン屋さんが人気でした。そんなトルンのグルメを紹介します。

★★詳しくはブログ「World TraveRunner ☆世界一周☆」もどうぞ★★
　　　https://world-traverunner.com/archives/2542

エリア トルン(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

◆マネキン トルン@Naleśnikarnia Manekin
「Manekin（マネキン）」はポーランドで人気のパンケーキ・レストランのチェーン店です。トルンの街でも一番の人気店で、市内には3店舗あります。

　客層は比較的若い方ですね。私が行った時は平日の午後でしたが、満席で約　分程待ちました。テラス席もある開放的な店内は、比較的若い客層で賑わっています。中には家族連れの誕生会など盛り上がっていました。

　看板メニューは”クレープ”ですが、私のおすすめは”シチューパン”。くりぬいた食パンにキノコのクリームシチューがぎっしり詰まってます。ボリュームもあるので日本人ならこれ1個で十分です。メニューもたくさんあるので使い勝手がいいです。

◆Pierogarnia（ピエロガルニア）
日本人好みのポーランド名物のピエロギ専門店

　ポーランドの国民食といわれる”ピエロギ”が名物なレストランです。ピエロギは見た目は餃子みたいで、皮は厚めでモチモチして噛み応えがあります。

　注文は中身の具（ビーフやチキン、野菜など）、調理方法（焼きかボイル）、個数（3個か5個）それにソース（ハニーマスタードやマッシュルーム、ベーコン）を選びます。メニューを指さすだけだから簡単ですよ。あわせる飲み物はやっぱりビールですかね。1個が120gだから3個入りで違う味を注文するのがいいです。

Pierogarnia（ピエロガルニア）はトルン市内に3店舗あります。雰囲気で選んでください。

お会計のレシートの入れ物もお洒落。

◆これってポーランド・ピザ？『Piccolo（ピッコロ）』
　ピザ・レストランの人気店です。店内は木の温もりが家庭的。ヤングからファミリーで賑わってます。カウンターで注文して、できあがったら自分で席にセルフサービスです。

　まずピザは…私のイメージしているイタリアン・ピザとは少し違いましたが（東欧風ピザというのでしょうか）、美味しいです。生地が厚くフカフカです。
　それにケチャップソースかマヨネーズソースを選びます。私は両方を選んだのですが、結構ドバっと掛けられます。そうするとソースの味が濃くてピザの味が消えてしまいます。ソースは少なくしてもらうか、よけるかした方がいいでしょう。

　ついでにサイドオーダーに”赤いスープ”もい注文しました。赤ビートのスープで”barszcz（バルシチ）”というらしいです。さっぱりした美味しさです。

◆今日はガッツリお肉という時に『 Restauracja Luizjana Toruń 』。
　味も美味しいし、ボリュームも満足です。なんでトルンに来て、アメリカンなの？って思いますよね。でも、長い旅が続くと日本食が恋しくなりますよね。それと同じです。長い旅で疲れて、ガッツリ肉が食べたい！なんて時にいいでしょう。

店内の雰囲気も完全にアメリカンです。私は定番のハンバーガーにコカ・コーラ。翌日からの旅に元気をもらった一食でした。

◆いつも行列。街一番のスウィーツ・ショップ『 Stara Pączkarnia 』。

　行列ができてるドーナツショップ、ポーランドのチェーン店です。グダニスクでも見つけました。ガラス張りのカウンターからは店内でのドーナッツ作りの様子が眺められます。
　並んでいるのはやっぱり若い女性が多いですね。シナモンとラズベリーソースを選びましたが、どちらも美味しかったです。

◆ラーメン「Wabi Navi（和美なび）」
　海外に行くと恋しい日本食。トルンにも何軒かあります。でもそのほとんどが”なんちゃって”和食なんです。トルンでも人気のお鮨屋は中国系か韓国系がほとんどですよ。（私的にはまだヨーロッパ系の鮨屋の方が有りかな）
　そんなトルンで、唯一（だと思います）日本人経営なのが、このラーメン店「Wabi Navi（和美なび）」です。場所も私の泊まったHeban Hotel（ヘバンホテル）の隣、階段を降りた地下にあります。お客様は若い人が多くて雰囲気はデートコースみたいです。きっと地元ではお洒落な人気店なんだと思います。オーナーも一生懸命でまじめな方でした。

　メニューは定番ラーメンに餃子、唐揚げと、日本のままです。味は有名店ひしめく日本のように…とはいきませんが、海外で出会う日本食としては合格点です。トルンに来て日本食が恋しくなったら是非寄ってみてください。

◆Kopernik(コペルニック)
トルンを代表する1763年創業の老舗菓子店。

トルン名物のヨーロッパ伝統菓子ジンジャーブレッド。街を代表する老舗菓子店が1763年創業の「Kopernik(コペルニック)」です。

看板商品はクッキーをチョコレートコーディングしたPierniki（ピエルニキ）です。クッキーとコーティング、それに中に詰まっているカシスジャム等の組み合わせでいろいろなバリエーションがあります。お土産用には詰め合わせ箱なんかいいですよ。

種類も豊富でクッキーやチョコレート等、ショーケースを見ているだけでも楽しいです。

手作り体験にお土産付きが楽しい。
◆Gingerbread museum（ジンジャーブレッド博物館）

　トルンのジンジャーブレッド（Pierniki ピエルニキ） は中世にトルンで誕生した、ポーランドの伝統的な名物菓子です。トルンには博物館があります。ここではピエルニキの知識だけでなく、手作り体験ができるので人気です。材料を練るところから始め、最後に自分の選んだ型にはめて焼き上げます。焼き上げはとても美味しいけど、お土産の持ち帰りにもぴったりです。

◆やっぱり世界の定番「マクドナルド」もありますよ。

最近のマクドナルドは入り口のタッチパネルで注文するスタイルが多いですね。とっても綺麗で清潔な店内です。

メニューや価格は日本とあまり変わりはありません。

McCafeのコーナーもうまく区切られ使い勝手がいいです。

■海外で多い”なんちゃって和食屋さん”がトルンにもたくさんありました。でも、外観を観れば日本人なら、なんとなく分かりますよね。
　ここからは”なんちゃって和食屋さん”の紹介です。