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2021年3月18日(木)3時過ぎ、交野いきものふれあいの里から国見山山頂まで往復して、昼食を取った白旗池の北西角まで戻って来る。昼食前は白旗池から流れ出している免除川沿いを上がってきたが、帰りは白旗池の西岸の堰き止め部の上を南に進む。この道はイタドリの小路と名付けられている。多分、タデ科の多年生植物で春先の若芽は食用になる虎杖(イタドリ)が生えてるんだろう。<br /><br />イタドリの小路を3分ほど進むと、公衆トイレがあるところで、ゴルフ場の専用道路を横断するが、この先はオニヤンマの小路となる。また、専用道路を来た方向の北側に少し進むと、源氏の滝に続くせせらぎの道へ降りる道となっている(下の写真1)。<br /><br />また、この辺りは「関西みらい銀行の森」となっているが、2019年に誕生した関西みらい銀行の前身のひとつである近畿大阪銀行(2000年に大阪銀行と近畿銀行の合併により発足)が2010年に誕生10周年を機に地域活動として始めた森。<br /><br />椿の花も咲いているオニヤンマの小路を登り始めて2分ほど行くと、左手にこの小路の名前の元になったと思われるトンボ池がある。1993年に市民参加で造ったもの。極力自然の水たまりにしたとの説明があるが、水がない。まあ、それも自然かな。<br /><br />その先すぐには三差路。真っ直ぐ進むと交野山登山道のメインロードの一つのみはらしの道への抜け道となるやすらぎの道(下の写真2)。ここから左に進むオニヤンマの小路は階段となる。これが結構しんどい。<br /><br />疲れた足を動かして10分以上登り続けるとそのみはらしの道との合流点(下の写真3)。ここまで来るともう一息。さらに2分ほどで目の前にようやく交野山山頂の観音岩が目の前に現れる。<br /><br />見上げる観音岩の北側の面の真ん中辺りには、一辺40cmほどの長方形の孔が刻まれている。かつては金泥に覆われていたが、中から文字の刻まれた銅板が出土された。天台宗京都猪熊荒神という寺の僧・實傳が、江戸時代の1670年に66部の法華経を記した経典。<br /><br />實傳は法印という最高の位にある僧で、岩倉開元寺を再興し、交野山周辺の巨石群に荒神、観音、大日如来を表す梵字を刻んだ。他にも源氏の滝に不動明王を表す梵字を刻んだことや、八大龍王社、不動堂、毘沙門堂を建立した記述などが銅版に見られる。<br /><br />観音岩の先には大阪平野が広がる。紅白の鉄塔の右手に見えるのがあべのハルカス、そしてその右手には梅田の高層ビル群、さらにその先の大阪湾も見える。<br /><br />観音岩に上がる手前の大岩にも大日如来を表す梵字が彫り込まれており、1679年に出版された河内鑑名所記も記述がある。<br /><br />3時半、歩き出して4時間、ぐるっと大回りして、ようやく交野山山頂の観音岩に到着。岩の手前には交野山古代岩座址の碑が建つ(下の写真4)。岩座とは磐座とも書き、元々は神のいる場所を称える語だったが、やがて祭りに際して神の依り代(よりしろ)とされた岩石を特定して指すものとなり、さらには石そのものを神体として祭祀(さいし)対象とするものになった。<br /><br />観音岩の名は、交野市側、岩の西側に聖観音を示す「サ」の梵字が刻まれていることから名付けられたが、岩の上からは見えない。標高341mあり、オニヤンマの小路の登り口から25分ほどで95mほど一気に上がってきた。交野山は頂上にこの巨岩が一つそびえる珍しい山。<br /><br />岩の上に登ると正面、西側の交野方向から、南の大阪平野、北の京都、比叡山、さらに東側の京田辺まで見通すことが出来る。高槻の山の中には第二名神も見える。また、京都方向に京都タワーも見える。宇治方向の手前の林に赤い花が見えるのは椿(下の写真5)。東側手前には太陽光発電のパネルや交野カントリー倶楽部のコースの一部とクラブハウスも見える。<br /><br />ここからのご来光は交野八景の一つに数えられている。夜景が美しい場所として有名だが、岩の先は崖になっているので注意が必要。<br /><br />山頂から南側に下る道はヤマカゼの小路と呼ばれている。急な坂道を降りて行くとすぐに三宝荒神があり、金属の祠の裏の巨石には三宝荒神を表す「ウン」の梵字が刻まれており、岩の右側には寛文六年(1666年)の年号が刻まれている。三宝荒神は「かまど」の神とされている。<br /><br />3時45分頃、三宝荒神の3つの赤い鳥居を通り抜けて4時間ほど前に石仏の道に向かった此附近岩倉開元寺遺跡の碑に戻って来る。ここからは昼前に辿って来た道を戻る。セミシグレの小路を5分余り下り、コゲラの小路へ。そして、そこから一山超えて降りてゆき、4時過ぎ郡南街道に出て、駐車場に戻った。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.6437652586304711&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br /><br />以上交野山トレッキング終了

大阪 交野山 観音岩(Kannon-iwa Rock, Konozan Mountain, Osaka, JP)

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2021/03/18 - 2021/03/18

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旅行記グループ 交野山

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ちふゆ

ちふゆさん

2021年3月18日(木)3時過ぎ、交野いきものふれあいの里から国見山山頂まで往復して、昼食を取った白旗池の北西角まで戻って来る。昼食前は白旗池から流れ出している免除川沿いを上がってきたが、帰りは白旗池の西岸の堰き止め部の上を南に進む。この道はイタドリの小路と名付けられている。多分、タデ科の多年生植物で春先の若芽は食用になる虎杖(イタドリ)が生えてるんだろう。

イタドリの小路を3分ほど進むと、公衆トイレがあるところで、ゴルフ場の専用道路を横断するが、この先はオニヤンマの小路となる。また、専用道路を来た方向の北側に少し進むと、源氏の滝に続くせせらぎの道へ降りる道となっている(下の写真1)。

また、この辺りは「関西みらい銀行の森」となっているが、2019年に誕生した関西みらい銀行の前身のひとつである近畿大阪銀行(2000年に大阪銀行と近畿銀行の合併により発足)が2010年に誕生10周年を機に地域活動として始めた森。

椿の花も咲いているオニヤンマの小路を登り始めて2分ほど行くと、左手にこの小路の名前の元になったと思われるトンボ池がある。1993年に市民参加で造ったもの。極力自然の水たまりにしたとの説明があるが、水がない。まあ、それも自然かな。

その先すぐには三差路。真っ直ぐ進むと交野山登山道のメインロードの一つのみはらしの道への抜け道となるやすらぎの道(下の写真2)。ここから左に進むオニヤンマの小路は階段となる。これが結構しんどい。

疲れた足を動かして10分以上登り続けるとそのみはらしの道との合流点(下の写真3)。ここまで来るともう一息。さらに2分ほどで目の前にようやく交野山山頂の観音岩が目の前に現れる。

見上げる観音岩の北側の面の真ん中辺りには、一辺40cmほどの長方形の孔が刻まれている。かつては金泥に覆われていたが、中から文字の刻まれた銅板が出土された。天台宗京都猪熊荒神という寺の僧・實傳が、江戸時代の1670年に66部の法華経を記した経典。

實傳は法印という最高の位にある僧で、岩倉開元寺を再興し、交野山周辺の巨石群に荒神、観音、大日如来を表す梵字を刻んだ。他にも源氏の滝に不動明王を表す梵字を刻んだことや、八大龍王社、不動堂、毘沙門堂を建立した記述などが銅版に見られる。

観音岩の先には大阪平野が広がる。紅白の鉄塔の右手に見えるのがあべのハルカス、そしてその右手には梅田の高層ビル群、さらにその先の大阪湾も見える。

観音岩に上がる手前の大岩にも大日如来を表す梵字が彫り込まれており、1679年に出版された河内鑑名所記も記述がある。

3時半、歩き出して4時間、ぐるっと大回りして、ようやく交野山山頂の観音岩に到着。岩の手前には交野山古代岩座址の碑が建つ(下の写真4)。岩座とは磐座とも書き、元々は神のいる場所を称える語だったが、やがて祭りに際して神の依り代(よりしろ)とされた岩石を特定して指すものとなり、さらには石そのものを神体として祭祀(さいし)対象とするものになった。

観音岩の名は、交野市側、岩の西側に聖観音を示す「サ」の梵字が刻まれていることから名付けられたが、岩の上からは見えない。標高341mあり、オニヤンマの小路の登り口から25分ほどで95mほど一気に上がってきた。交野山は頂上にこの巨岩が一つそびえる珍しい山。

岩の上に登ると正面、西側の交野方向から、南の大阪平野、北の京都、比叡山、さらに東側の京田辺まで見通すことが出来る。高槻の山の中には第二名神も見える。また、京都方向に京都タワーも見える。宇治方向の手前の林に赤い花が見えるのは椿(下の写真5)。東側手前には太陽光発電のパネルや交野カントリー倶楽部のコースの一部とクラブハウスも見える。

ここからのご来光は交野八景の一つに数えられている。夜景が美しい場所として有名だが、岩の先は崖になっているので注意が必要。

山頂から南側に下る道はヤマカゼの小路と呼ばれている。急な坂道を降りて行くとすぐに三宝荒神があり、金属の祠の裏の巨石には三宝荒神を表す「ウン」の梵字が刻まれており、岩の右側には寛文六年(1666年)の年号が刻まれている。三宝荒神は「かまど」の神とされている。

3時45分頃、三宝荒神の3つの赤い鳥居を通り抜けて4時間ほど前に石仏の道に向かった此附近岩倉開元寺遺跡の碑に戻って来る。ここからは昼前に辿って来た道を戻る。セミシグレの小路を5分余り下り、コゲラの小路へ。そして、そこから一山超えて降りてゆき、4時過ぎ郡南街道に出て、駐車場に戻った。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.6437652586304711&type=1&l=223fe1adec


以上交野山トレッキング終了

  • 写真1 イタドリの小路からオニヤンマの小路

    写真1 イタドリの小路からオニヤンマの小路

  • 写真2 オニヤンマの小路 やすらぎの道分岐

    写真2 オニヤンマの小路 やすらぎの道分岐

  • 写真3 オニヤンマの小路 みはらしの道分岐

    写真3 オニヤンマの小路 みはらしの道分岐

  • 写真4 交野山古代岩座址の碑

    写真4 交野山古代岩座址の碑

  • 写真5 交野山山頂付近の椿

    写真5 交野山山頂付近の椿

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