大阪 交野山 みはらしの道(Miharashi Path, Kono-zan Mountain, Osaka, JP)

2021/03/18 - 2021/03/18

2021年3月18日(木)12時10分過ぎ、交野山登山道の石仏の道から外れて、北側のもう1本の登山道のみはらしの道への連絡路に入る(下の写真1)。連絡路は山裾を回り込む形でいくつか谷の奥を回り進む。この辺りの森は郷土の森と呼ばれている。

10分余り進み、尾根道が上に見えて来る辺りまではゆったりとした上り坂(下の写真2)。ここから尾根道のみはらしの道へ一気に上がって行く。この辺りの早咲きの山桜や木蓮はなかなか綺麗。

みはらしの道に合流するとすぐ下に林内作業場。ここも石仏の道にあったものと同じ目的で設けられたものだが、ここは展望台になっており、交野、寝屋川方面がよく見えるだけでなく、大阪市内のビル群まで望める。なかなかの景色。この展望台は標高162mで、石仏の道の分岐が標高118m。15分ほどで44m上がって来たと云うことで、最後の登りは結構きつかった。

12時半過ぎ、展望台で5分ほど休憩してからみはらしの道を降りて行く。みはらしの道の名の通り、大阪方面の眺めが山桜の向こうに見えるのは素晴らしい。2分ほど降りると左手にこだちの道の分岐。みはらしの道と石仏の道を結ぶ連結路で一番麓に近い道。

こだちの道分岐を過ぎるとひたすら坂を下るが正面に交野の町が見えるので景色は悪くない(下の写真3)。10分余り歩き続けると石祠群。三光明神とか岩浪明神とか彫られた石に囲まれた石祠には猿田彦命と彫られた石板が安置されている。調べてみたが、これ以上の情報は見つけられなかった。

そこからさらに2分ほど階段を下るとみはらしの道の登り口に石の鳥居が建っているが、この鳥居がどの神社のためのものかも調べたが分からなかった。上の石祠群のものとしては立派過ぎるんだよなあ・・・。もしかしたら交野山全体を御神体とみたものか、あるいは山頂南側に鎮座する三宝荒神へ続く参道という見方もできるのかもしれない。

12時45分過ぎ、鳥居を潜りみはらしの道の登り口に到着。鳥居の下には多目的グラウンドやテニスコートがある交野市の倉治公園が見える(下の写真4)。ここまで石仏の道を出てから誰にも会わなかったような気がする。まあ、平日だしね。
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倉治公園には下りず右手の糸吉神社に進むが、続く

エリア 寝屋川・枚方・交野(大阪)

写真1 みはらしの道連絡路入口

写真2 みはらしの道合流手前

写真3 みはらしの道

写真4 倉治公園