地中海に負けない能登半島！

2021/09/21 - 2021/09/21

『４７都道府県すべて塗りつぶそう！』の旅、第二弾！
長野から北陸方面へ反時計回りに２７００キロのドライブの旅に出かけました。

東京ー長野ー富山ー石川ー滋賀ー福井ー京都ー大阪ー和歌山ー三重ー愛知ー静岡ー神奈川ー東京

　《２０２１年》
☆９/１９東京ー長野（軽井沢・千曲泊）　　
☆９/２０長野ー富山（黒部ダム）ー石川（金沢泊）
★９/２１石川（能登半島）ー滋賀（高島市泊）
☆９/２２滋賀（琵琶湖）ー福井（敦賀）ー京都（京都二条泊）
☆９/２３京都ー大阪（堺）ー和歌山（白浜町椿泊）
☆９/２４和歌山（南紀白浜）ー愛知（師崎）≪フェリー≫（篠島泊）
☆９/２５愛知（篠島）≪フェリー≫（師崎）ー静岡（御殿場）ー神奈川（箱根泊）
☆９/２６神奈川（箱根ー江ノ島）ー東京

エリア 羽咋・千里浜・津幡(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

今日は朝からピーカン。気温は30℃になるらしい。
能登半島をロードスターでドライブするにはもってこいの天候だ。

のと里山海道は、2013年から無料開放された自動車専用道路だ。
首都高やその他の高速道路も建設費を償還したら無料にする、と道路公団は言っていた。

ところが、首都高などは償還期間が過ぎても一向に無料にならない。
それどころか、補修費がかかるとか、路線を延長するとか、新規道路を建設するとか、なんだかんだ口実を付けて、無料開放はなかった事にするようだ。

自動車先進国のドイツには、速度無制限の高速、アウトバーンがある。
しかも全線無料だ！

アウトバーンは、都市部近郊やジャンクション近くでは、110キロ制限などの区間があるが、それ以外は速度無制限だ。

道の駅 高松 道の駅

その他のヨーロッパ諸国では一部有料の区間があるが、日本のようなべらぼうに高い料金ではない。

恋路海岸 ビーチ

日本の道路行政は、何年先にも亘って、おいしいカネのなる木を作ったようなものだ。
ドイツの様になる事は無いのか・・。

ガソリン税、自動車税、重量税、車検制度、それに極め付けは、とても高い高速料金。
一体いくら払えば良いのか、と思われるほど国民は自動車関係でむしり取られている。

恋路海岸 ビーチ

無料にしてとは言わないが、せめて適切な料金設定にすべきだと感じている。
日本の道路、自動車事情に関しては言いたいことがありすぎるので、つい脇道に逸れてしまった。

能登半島は以前から走ってみたいと思っていたが、予想以上に快適だった。
最初に寄ったのは海沿いのパーキングエリア、高松だ。
海に隣接した高松パーキングエリアは、日本海の水平線が望める絶好の立地だ。
夕陽はさぞかし美しいだろうな、と思われるが此処で夕方迄いるわけにもいかず、しばし日本海を眺め先を急ぐ。

道の駅 高松 道の駅

そこから10キロほど走った処に千里浜の看板があった。
迷わず進路を取る。
そこは、なんと言う事でしょう！！
日本で唯一砂浜を車で走れるドライブウェイだったのだ！
アメリカのテレビ番組などで砂浜を車で走る映像を見て、良いな～と思っていた。
それが今、目の前にある。
ロードスターをオープンにして砂浜を走る。

釣りをしている人や、自分達と同じようにロードスターで走っている人、ただ海を眺めている人、日本でこんな光景が見られるとは感激だ。

予備知識が無かったので、驚き、喜びは大きい。

ここが日本である事を忘れるほど気分が良いドライブだ。
この日は琵琶湖でsupができると言う宿を予約していたので、先を急がねばならない。
名残惜しいけど、海のドライブウェイを後にした。

千里浜なぎさドライブウェイ 自然・景勝地

海外であれ、国内であれ、旅に出る時、ある程度はその土地の情報は把握していた方が良いのだろうが、こんなサプライズがあると、調べすぎて予定をガチガチに決めてしまうのはどうなんだろうと思った。

気分良く走っていると、そろそろ半島の岬はもうすぐだ。
『ランプの宿』の看板を見つけた。
どんな処かと寄ってみることにした。
え！？こんな海の色は見たことない。

天気が良かったこともあるだろうけど、その岬は岩が入りくみ、小さな入江になっていて、まさにコバルトブルーの海岸なのだ。
コートダジュールの海の色にも勝るとも劣らない鮮やかなブルーだったのだ。

しかもそこの入江にコテージが見える。
もしやあれがランプの宿か？とググると、400年前からある温泉宿だった。
以前は海からしか行けない秘湯だったらしい。
現在はリニューアルされて近代的な施設になっていて超人気の宿だったのだ。

ランプの宿 宿・ホテル

予約はなかなか取れず、最低でも1人3万円。
それでも泊まる価値は充分にありそうだ。
来年又来ようと、予約を試みるが、Webでは難しそうだ。
もしも予約できたらこの宿だけの為に能登半島に来ようと誓った。

聖域の岬 自然環境保護センター 名所・史跡

という訳で、この旅行記の文責は夫です。
私が遅筆である事もあるけれど、のと里山海道が無料で快適で、海を見渡せるパーキングエリアは居心地が良く、千里浜なぎさドライブウェイを走った時の夫が普段は見せないはしゃぎ様で、是非走った感想を書いてと言ったら瞬時に仕上げてくれました。
ひとまず『行って良かった能登半島！』『聖域の岬　最高！』

ここで買ったりんごと梨が美味しかった。
梨を食べるのにナイフが必要で100円ショップに行こうとしたが、ここは1挺良い包丁が欲しいとなって、大阪府堺市に行く事にした。（何がきっかけになるかわからないものだ）