団塊夫婦日本の紅葉を巡る旅・２０２1東北ー（４）二度目の曼殊沙華を見てから栗駒山の麓へ

2021/09/23 - 2021/09/24

去年の旅行で東北の紅葉も見納めかと思ったが、どうしても八幡平の三ツ石山と栗駒山の紅葉を見てみたいということで、全部で１週間ほどの予定で晴れ間を狙っての出発となった。
その４は、秋田駒ケ岳を後にして、再び岩手県に入り、二度目の曼殊沙華を見るために、北上市の如意輪寺に立ち寄り、その後栗駒山の麓に宿泊するまでの旅行記です。（表紙写真は、途中立ち寄った如意輪寺）

エリア 北上(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月23日。秋田駒ケ岳を後にして、46号線を戻り再び岩手県に入る。今夜の宿は栗駒山の麓にとってあるが、時間があるので、その前に北上市の如意輪寺に立ち寄ることにした。ここは曼殊沙華が咲くことで有名なお寺だという。

如意輪寺では、真っ赤な曼珠沙華のかたわらに、シュウメイギク（秋明菊）もかたまって咲いていた。シュウメイギク（秋明菊）は、秋の野に咲くキンポウゲ科の花だそうだ。

46号線から盛岡ICで東北道に乗り南下。北上金ヶ崎ICで高速を降り、スマホのナビに従って如意輪寺を目指して走る。途中お寺への道標は全くなく、ナビがないと行きつけないお寺だった。午後1時20分過ぎにようやく如意輪寺に到着。お寺の前には駐車場もあり、結構な数の車が停まっていたが、幸い空きがありスムーズに駐車できた。

門の先には本堂へ向かう参道。

参道の横には紫色のきれいな花も。なすの花のようにも見えるが？

シュウメイギクの群落も。

住職が約４０年前から境内に咲いていたヒガンバナを少しずつ株分けし、約２万本にまで増やしていったとのこと。一か所ではなく境内のあちこちに咲いていた。

本堂を斜め横から。

本堂正面。

墓地へと移動すると曼珠沙華に負けずにコスモスも見ごろを迎えていた。

墓地へ上がる階段の両側の曼珠沙華の群落。

お墓の周囲にも。

どなたの像かはわからないが、像の前にもきれいな花。

墓地の下の方には、他より曼珠沙華が密に咲いていた（その１）。

その２．

その３．

その４．うすいピンク色がかった花も。

赤とピンクの曼珠沙華の競演。

こちらは赤一色。

駐車場にもどり、最後にお寺と曼殊沙華を撮影。

午後１時４５分にはお寺の入口を出、北上金ヶ崎ICへ戻る。

北上金ヶ崎ICから再び東北道を南下し、一関ICで降り、国道342号を須川温泉方面へ30㎞程走ると、今日の宿・祭畤(まつるべ）温泉かみくらに到着した。時刻は午後3時15分。祭畤の原生林にかこまれた瀟洒な建物の宿だった。

通された部屋。コロナの関係ですでに布団が敷かれていた。部屋は広々としていて思った以上にりっぱだった。

一休みしてからさっそく源泉１００％の「美人の湯」として知られる温泉へ。

早い時間だったので、独り占め。ゆっくり温泉を満喫することができた。

館内は畳敷き。

部屋の前廊下。

夕食は６時から。本格的な日本料理で、一つ一つが手が込んでいて、見た目も美しく、とてもおいしかった。

昨日お蕎麦が食べきれなかったので、ごはんは茶そばを食べてからごはんの量を少な目に出していただいた。翌日の朝は早く出たかったので、夕食が食べれて、翌日のおにぎり弁当のサービスがついて、一人11000円という良心的な値段で宿泊でき、須川温泉に近いということで最終的に選んだ宿だったが、本当に最高の宿だった。

９月24日。飲み物コーナーもあり、自由に飲むことが出来たようだ。朝チェックアウトの時に気が付いたので利用できなかった。

旅館の入口。

６時４3分に、栗駒山に登るために須川温泉の駐車場へ向けて出発。前日支払いをし忘れてしまったので、朝の支払いとなり、予定よりは遅い出発となった。夕食がおいしかったので、時間が許すなら朝食も食べてみたかった。果たして今日はすばらしい紅葉が見れるのだろうか？不安と期待の出発となった。（その５へ続く）