2020年　両足院　秋の京都非公開文化財特別公開期間に拝観！②

2020/11/25 - 2020/11/25

智積院に続き、昨年2020年秋の京都非公開文化財特別公開の両足院へ。

両足院は臨済宗建仁寺塔頭で、今回の特別公開は伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」長谷川等伯「水辺童子図」などが公開され、
美しい庭も堪能できると案内されていました！

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

四条通、四条大橋を渡り花見小路を南に下ります。

祇園、花見小路から建仁寺の境内へ。

左手に案内板がありました。

両足院は臨済宗建仁寺派の龍山徳見禅師の塔頭寺院だそう。
徳見禅師は優秀で中国に派遣され４５年にも渡り修行され、足利将軍に呼び戻されたそうです。

こちらは写経や座禅体験も出来るようです。

特別公開の受付がありました。（普段でも受付されてるかとは思いますが…）

方丈の前庭の枯山水庭園。きれいに整えられています。

さあ、お庭へ。門も風情がありますね。

院の入口は小さいのですが、お庭は立派ですね。

格子越しの眺めも風流です。

石畳みと深い木々。

立派な松と立派な屋根。

大書院前に広がる池泉回遊式庭園。

大書院と隣の棟にも広がるお庭。

築山も美しく手入れされています。

心落ち着く、日本の庭園て素晴らしいですね。京都府の名勝にも指定されているそうです。

瓦の屋根と石と池と木々緑と。庭園の必須アイテムですかね。

池にかかる石の橋。

茶室もあるようです。

特別公開の絵画ですが、
こちらの伊藤若冲「雪梅雄鶏図」や
長谷川等伯の「水辺童子図」などが公開されていました。

伊藤若冲（1716-1800）は京都錦小路の商人として生まれたそうですが、なんと八百屋さん。４０歳で家業は弟に譲り絵画制作に専心したそうな。
若冲の鶏は際立っていますね。

長谷川等伯の絵をみていて、
400年以上の前に等伯は、この目の前の童子を筆で描いていたのだと思うと、歴史を飛び越えて一緒に佇んでる不思議な感覚をおぼえました。

両足院はこの特別公開で知った寺院ですが、また庭園に伺いたいと思います。

このような神社仏閣が数限りなくある京都という土地にますます魅力を感じました。