初めての道東旅行（その2／羅臼）

2021/05/29 - 2021/06/11

北海道でこれまで訪れたのは函館、札幌&小樽。
都市だけの旅でまだ北海道の広さを感じることが出来ていません。
そろそろ北海道の大きさを感じたいなぁと思っていたところ、ピーチからバーゲンセールのメールが届きました。

ピーチのバーゲンセールで成田ー釧路を購入したものの、3週間前に欠航とのメール連絡！
もちろん宿は予約してあるし、コロナでお客さんが少ない今の時期にキャンセルするのは心苦しい。
特に電話でしか予約できない民宿は、大手の宿泊予約サイトと違いキャンセルし辛い。
急いでスカイスキャナーからにて道東への便を検索。
2泊ほど旅行期間を増やすことで、少しだけ値は張るがエアドゥの便を確保。民宿は宿泊日を移動・増加するなどの調整し、無事に旅行決行となりました。

エアドゥは羽田からの出発なので、交通費はそれほど大きな増加にはならずに済みました。
2泊分の増加のほうが費用としては大きいのですが、楽しみも増えるのでそれは問題無しとしましょう。
日程増加で唯一気になるのは家の観葉植物の水遣り。
ネットで自動水遣り器を購入して対策しました。

旅程
1日目　蒲田で前泊
2日目　羽田ー釧路フライト　釧路－厚岸バス移動　厚岸泊
3日目　厚岸ー根室バス移動　根室泊
4日目　納沙布岬　根室泊　
5日目　花咲港　春国岱　根室泊
6日目　根室-釧路－羅臼バス移動　羅臼泊
7日目　羅臼温泉泊
8日目　羅臼－釧路バス移動　釧路泊
9日目　釧路湿原　釧路泊
10日目　春採湖　釧路泊
11日目　釧路－阿寒湖温泉バス移動　阿寒湖温泉泊
12日目　阿寒湖温泉泊
13日目　阿寒湖温泉ー釧路バス移動　釧路泊
14日目　釧路ー羽田フライト　帰宅

クルマを使わない北海道旅行はラクですが時間がかかります。
国内としては異例の2週間旅。
忘れない内に防備録を書かないと、と思いつつ約半年が過ぎてしまいました。

エリア 羅臼（らうす）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

根室から釧路へ長距離バスの旅。
遠くに防風林が見えます。

釧路で羅臼行きのバスを待つ間、釧路ラーメンの昼食です。

河むら 釧路本店 グルメ・レストラン

あっさりした味のラーメンでおいしかった。

釧路バスターミナルから羅臼行きのバスに乗り込みます。
今朝の根室ー釧路間より長距離のバスです。

ずっと内陸部を走っていたバスが標津で海に出ました。

午後5時すぎに羅臼本町というバス停で下車。
羅臼でもさっそくフキがお出迎え。
白い綿毛がフキの種。
風に乗って遠くまで種が運ばれます。

バス停から5分くらい。
少し坂を上ったところに今日の民宿があります。

民宿 よね丸 宿・ホテル

2階の部屋に通されました。

部屋のテラスからは海が見えます。

夕食時間の6時まですぐなので、急いで風呂に入り夕食です。
やはり海のすぐそばの民宿。
海の幸がたくさん出てきました。
やはり胃薬のお世話なりすぐに就寝。
朝からずっとバスに揺られて、バスを降りてもずっと揺れている感じが残っていました。

朝食。
写真には写っていませんが、味噌汁の昆布がおいしいかった。

民宿をチェックアウト。
羅臼バスターミナルまで民宿の叔父さんに送ってもらいました。
バスターミナルのコインロッカーに荷物を預けて羅臼の街をぶらぶら。
天気が良くないため、喫茶店で時間を過ごします。

Jappina cafe　というお店。
まだ開店してから半年ほどとのこと。
店主は熱帯のフィリピンから日本でも寒いこの土地に嫁いできて20年ほど。
喫茶店を開くのがずっと夢だったそうです。
前の店の居抜きですが、内装からほとんど自分で手掛けたとのこと。
手作りケーキもおいしい。

天気は少しずつ良くなってきましたが、海は荒れているため観光クルーズ船は欠航。
早めですが宿にお迎えをお願いしてチェックインしました。

ホテル峰の湯 宿・ホテル

部屋に入るとすでに布団が敷いてありました。
広縁にテーブルがあるのでそこで過ごせます。

お着きのお菓子。

羅臼温泉という温泉です。
早い時間なので貸切状態でした。
露天風呂が気持ちよい。
場所柄クマが出ないか心配も。

夕食は個室でいただきます。

かなりの皿数。
昨日の民宿と同様に羅臼らしく海の幸ばかり。
ご飯とお吸い物が出る頃にはかなり満腹。
何とか食べきったけれど、やはり今日も胃薬を飲む羽目に。

翌朝。
朝食も昨日と同じ個室でいただきます。
北海道に来てからベビーホタテの味噌汁ばかりだな。

今日はとてつもない青空が広がりました。
昨日撮影できなかった宿の建物を撮ります。
チェックアウトして羅臼バスターミナルまで送ってもらいます。

羅臼バスターミナルに荷物を預け、昨日はあまりできなかった羅臼の街を散策。
羅臼岳がとてもきれいに見えます。

羅臼川にかかる羅臼橋からの眺め。

アップで撮影。
5月末なのに雪が残っています。

建物が見えないようにズーム。
存在感のある山です。

海辺の有名店。
ここで昼食、と思ったのですがコロナのため？お休み。

純の番屋 グルメ・レストラン

テレビドラマでロケに使われた家を移築したとのこと。
テレビをほとんど見ない自分にとっては興味がないけれど、食事ができないのは残念です。

昨日も来たのですがコロナのために閉まっていた道の駅の食堂。
ちょうど本日から営業再開です。
口の悪い1階の魚屋さんの親父、「何で今の時期に来た！こちらは無理矢理開いたんだ。」
目は笑っていました。

知床食堂 グルメ・レストラン

食堂の窓からは国後島が見えます。
本当に近い。

時鮭定食。
脂がのっていてとても美味しい。

いくらも付いているので親子定食？

かみさんは刺身定食。
羅臼らしくウニ付き。

食事後は釧路へ戻るためにバステーミナルへ。
バス発車時間まで少し時間があるので、途中にある昨日の喫茶店で時間待ち。

ダルゴナコーヒーなるものを注文。
ミルクの上に泡立てたコーヒーを乗せたマカオ発祥の飲み物らしい。
カフェラテの逆か？

店内。
そこかしこにフィリピンらしい雰囲気が漂っていました。

ターミナルに戻ったら釧路行バスが待っていました。
コインロッカーの荷物を取り出し、乗車。

海側の席をゲット。
お客さんは地元の方らしき数名だけ。

バスの中から最後に羅臼岳を撮影。
やはりこれが無いと絵になりません。名峰ですね。

羅臼を出発したバスは根室海峡を左手に進みます。

中標津あたりの碁盤の目に植えられた防風林。
まっすぐな道がそれを突き抜けていきます。
目印となるものが無いからバス停も「57線」、「59線」など数字だけの名前バス停が続きます。