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2021年9月中旬最初の週末に、長野県へ一泊二日の一人旅に行って来ました。<br /><br />連日昼夜猛暑の続く8月のピークを過ぎて、9月に入り東京周辺はようやく気温が下がりました。<br /><br />標高の高い長野県を訪れて、一足早く秋の訪れを感じるのが今回の旅の目的です。<br /><br />旅行先はこれまで訪問していなかった東信地方の小諸市と北信地方の千曲市に加え、過去に来たことのある中信地方の中心の松本市を訪問しました。<br /><br />旅行期間中コロナ禍に伴う外出自粛の措置で長野県内の公共施設が全て臨時休業する状況下でしたが、その分観光客の少ない観光地をゆったりと巡ることが出来ました。<br /><br />本編は前編1日目の小諸市の旅行記です。

2021年9月秋の週末一泊一人旅~長野県小諸・千曲・松本①:小諸城・小諸宿~

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2021/09/11 - 2021/09/11

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2021年9月中旬最初の週末に、長野県へ一泊二日の一人旅に行って来ました。

連日昼夜猛暑の続く8月のピークを過ぎて、9月に入り東京周辺はようやく気温が下がりました。

標高の高い長野県を訪れて、一足早く秋の訪れを感じるのが今回の旅の目的です。

旅行先はこれまで訪問していなかった東信地方の小諸市と北信地方の千曲市に加え、過去に来たことのある中信地方の中心の松本市を訪問しました。

旅行期間中コロナ禍に伴う外出自粛の措置で長野県内の公共施設が全て臨時休業する状況下でしたが、その分観光客の少ない観光地をゆったりと巡ることが出来ました。

本編は前編1日目の小諸市の旅行記です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
新幹線 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 旅の1日目の9月11日の土曜日に今回の旅の出発点の東京駅から朝7時24分発の北陸新幹線『あさま603号』長野行に乗車、8時42分に軽井沢駅に到着しました。<br /><br />軽井沢駅でしなの鉄道線に乗り換えて、最初の目的地のある小諸駅に向かいました。<br /><br />乗車した8時53分発の快速長野行は、しなの鉄道の最新車両のSR1系電車でした。

    旅の1日目の9月11日の土曜日に今回の旅の出発点の東京駅から朝7時24分発の北陸新幹線『あさま603号』長野行に乗車、8時42分に軽井沢駅に到着しました。

    軽井沢駅でしなの鉄道線に乗り換えて、最初の目的地のある小諸駅に向かいました。

    乗車した8時53分発の快速長野行は、しなの鉄道の最新車両のSR1系電車でした。

    軽井沢駅

  • 9時15分に小諸駅に到着しました。<br /><br />到着当時小諸の朝は曇り空で、気温はひんやりとしていました。

    9時15分に小諸駅に到着しました。

    到着当時小諸の朝は曇り空で、気温はひんやりとしていました。

    小諸駅

  • 駅舎を出て左手に行くと左側に懐古園(小諸城址)に向かう跨線橋の入口がありますが、すぐにそちらには向かわずに大手門公園の駅側入口にある『停車場ガーデン』から大手門方面に行きました。

    駅舎を出て左手に行くと左側に懐古園(小諸城址)に向かう跨線橋の入口がありますが、すぐにそちらには向かわずに大手門公園の駅側入口にある『停車場ガーデン』から大手門方面に行きました。

    停車場ガーデン(小諸市民ガーデン) テーマパーク

  • 停車場ガーデンの入口はイングリッシュガーデンのような佇まいです。

    停車場ガーデンの入口はイングリッシュガーデンのような佇まいです。

    停車場ガーデン(小諸市民ガーデン) テーマパーク

  • 園内にはオープンテラス付きのカフェもあります。

    園内にはオープンテラス付きのカフェもあります。

    停車場ガーデン(小諸市民ガーデン) テーマパーク

  • 停車場ガーデンに隣接する『せせらぎの丘』です。<br /><br />しなの鉄道の線路沿いにありますので、公園から走行する電車を見ることが出来ます。

    停車場ガーデンに隣接する『せせらぎの丘』です。

    しなの鉄道の線路沿いにありますので、公園から走行する電車を見ることが出来ます。

    大手門公園 公園・植物園

  • せせらぎの丘の一角に小諸宿本陣主屋が建っています。<br /><br />城下町の小諸は軽井沢で旧中山道から分岐して途中上田や長野善光寺を経由し、越後直江津(現在の新潟県上越市)を結んでいた旧北国街道沿いにあり、江戸時代は小諸宿として賑わっていたそうです。<br /><br />かつて北国街道沿いに建てられていた本陣主屋は、1878(明治11)年に佐久市の寺院に移築され、庫裡として使われていました。<br /><br />その後1997年に寺院が小諸宿ゆかりのこの建物を小諸市に寄贈し、市は旧北国街道に近い現在の場所に移築したのだそうです。

    せせらぎの丘の一角に小諸宿本陣主屋が建っています。

    城下町の小諸は軽井沢で旧中山道から分岐して途中上田や長野善光寺を経由し、越後直江津(現在の新潟県上越市)を結んでいた旧北国街道沿いにあり、江戸時代は小諸宿として賑わっていたそうです。

    かつて北国街道沿いに建てられていた本陣主屋は、1878(明治11)年に佐久市の寺院に移築され、庫裡として使われていました。

    その後1997年に寺院が小諸宿ゆかりのこの建物を小諸市に寄贈し、市は旧北国街道に近い現在の場所に移築したのだそうです。

    小諸宿本陣主屋 名所・史跡

  • 訪問当日、長野県が発令した新型コロナ感染防止のための『命と暮らしを救う集中対策期間』により、9月3日から12日までの間休館となっていました。<br /><br />今回の旅では、長野県内の公共施設はすべてこの措置が適用されていました。

    訪問当日、長野県が発令した新型コロナ感染防止のための『命と暮らしを救う集中対策期間』により、9月3日から12日までの間休館となっていました。

    今回の旅では、長野県内の公共施設はすべてこの措置が適用されていました。

    小諸宿本陣主屋 名所・史跡

  • 道路を挟んで大手門の建つ広場にやって来ました。<br /><br />広場の入口から門の屋根が見えます。

    道路を挟んで大手門の建つ広場にやって来ました。

    広場の入口から門の屋根が見えます。

    大手門公園 公園・植物園

  • 石垣に隠れるようにして大手門が建っています。

    石垣に隠れるようにして大手門が建っています。

    小諸城大手門 名所・史跡

  • 江戸時代から現存する小諸城の2棟の城郭建築物の内の一つ大手門です。<br /><br />1612(慶長17)年に当時の城主仙石秀久によって建造され、国の重要文化財に指定されています。<br /><br />小諸城址から離れてポツンと建っていますが、実戦を想定した城の大手門らしい質実剛健な佇まいです。<br /><br />なお、公園内から見えているのは門の外側(城下町側)です。<br /><br />明治期に鉄道が敷設された時、小諸城三の丸跡に線路が通り小諸駅が造られたため、門の内側は駅に向いています。

    江戸時代から現存する小諸城の2棟の城郭建築物の内の一つ大手門です。

    1612(慶長17)年に当時の城主仙石秀久によって建造され、国の重要文化財に指定されています。

    小諸城址から離れてポツンと建っていますが、実戦を想定した城の大手門らしい質実剛健な佇まいです。

    なお、公園内から見えているのは門の外側(城下町側)です。

    明治期に鉄道が敷設された時、小諸城三の丸跡に線路が通り小諸駅が造られたため、門の内側は駅に向いています。

    小諸城大手門 名所・史跡

  • 駅側から門の内側を撮影しました。

    駅側から門の内側を撮影しました。

    小諸城大手門 名所・史跡

  • 大手門から小諸駅に戻り、跨線橋を渡って懐古園に向かいました。<br /><br />跨線橋内の通路に電車の中吊り広告のように写真が吊り下げられています。<br /><br />2021年8月28日から2021年11月21日までの間、小諸市が周辺の自治体と共同開催している『浅間国際フォトフェスティバル2021』の展示作品です。<br /><br />小諸エリアのフェスティバル『Photo Komoro』のテーマは 『懐カシクテ古クテ 新シイ写真体験』で、ここだけでなく市内の観光地の至る所に作品が展示されています。<br /><br />※投稿時はフォトフェスティバル開催中のため、文章は進行形にしています。

    大手門から小諸駅に戻り、跨線橋を渡って懐古園に向かいました。

    跨線橋内の通路に電車の中吊り広告のように写真が吊り下げられています。

    2021年8月28日から2021年11月21日までの間、小諸市が周辺の自治体と共同開催している『浅間国際フォトフェスティバル2021』の展示作品です。

    小諸エリアのフェスティバル『Photo Komoro』のテーマは 『懐カシクテ古クテ 新シイ写真体験』で、ここだけでなく市内の観光地の至る所に作品が展示されています。

    ※投稿時はフォトフェスティバル開催中のため、文章は進行形にしています。

  • 懐古園(小諸城址)の入口に建つ三の門です。<br /><br />大手門と並ぶ現存城郭建築物で、こちらも国の重要文化財に指定されています。<br /><br />訪問当時、城の外側から向かって左側の城壁が工事中でした。

    懐古園(小諸城址)の入口に建つ三の門です。

    大手門と並ぶ現存城郭建築物で、こちらも国の重要文化財に指定されています。

    訪問当時、城の外側から向かって左側の城壁が工事中でした。

    徴古館 公園・植物園

  • 三の門を潜り城の内側から撮影しました。<br /><br />大手門と同様に重厚な佇まいです。

    三の門を潜り城の内側から撮影しました。

    大手門と同様に重厚な佇まいです。

    徴古館 公園・植物園

  • 三の門から二又に分かれる道を右手に、本丸方面に向かいました。

    三の門から二又に分かれる道を右手に、本丸方面に向かいました。

    徴古館 公園・植物園

  • 千曲川の畔に築かれた小諸城は、全国的に珍しい周辺よりも標高の低い場所にあります。<br /><br />その形状から別名『穴城』『鍋蓋城』と呼ばれ、難攻不落の城とされていますが、周囲を眺望し攻め寄せる外敵に城内の様子を見せないために高所に城を築く常識とは真逆です。<br /><br />戦国時代にこの地を領有した武田信玄の『軍師』山本勘助が、現在の城の原型の縄張りを考案したそうです。

    千曲川の畔に築かれた小諸城は、全国的に珍しい周辺よりも標高の低い場所にあります。

    その形状から別名『穴城』『鍋蓋城』と呼ばれ、難攻不落の城とされていますが、周囲を眺望し攻め寄せる外敵に城内の様子を見せないために高所に城を築く常識とは真逆です。

    戦国時代にこの地を領有した武田信玄の『軍師』山本勘助が、現在の城の原型の縄張りを考案したそうです。

    徴古館 公園・植物園

  • 稲荷神社の前を通って黒門橋を渡りました。

    稲荷神社の前を通って黒門橋を渡りました。

    徴古館 公園・植物園

  • 黒門橋は空濠『紅葉谷』の上に架けられた木造の橋で、大手門から本丸に向かう重要なポイントです。<br /><br />敵に城内に攻め込まれた時はこの橋を落として、防衛することを想定していたことでしょう。

    黒門橋は空濠『紅葉谷』の上に架けられた木造の橋で、大手門から本丸に向かう重要なポイントです。

    敵に城内に攻め込まれた時はこの橋を落として、防衛することを想定していたことでしょう。

    徴古館 公園・植物園

  • 黒門橋を渡り正面に本丸の石垣のある丁字路を左に曲がりました。

    黒門橋を渡り正面に本丸の石垣のある丁字路を左に曲がりました。

    徴古館 公園・植物園

  • 少し進むと本丸跡に到着しました。<br /><br />本丸跡には懐古神社があります。

    少し進むと本丸跡に到着しました。

    本丸跡には懐古神社があります。

    懐古神社 寺・神社・教会

  • 懐古神社は歴代小諸城主の牧野氏と菅原道真公(天神様)、そして迦具土(カグツチ)命(荒神様)をお祀りしています。

    懐古神社は歴代小諸城主の牧野氏と菅原道真公(天神様)、そして迦具土(カグツチ)命(荒神様)をお祀りしています。

    懐古神社 寺・神社・教会

  • 懐古神社の社殿に向かって右手からかつて天守閣が建っていた天守台跡に行きました。

    懐古神社の社殿に向かって右手からかつて天守閣が建っていた天守台跡に行きました。

    徴古館 公園・植物園

  • 天守台跡から千曲川方面を眺めましたが、樹木に覆われて川は見えませんでした。

    天守台跡から千曲川方面を眺めましたが、樹木に覆われて川は見えませんでした。

    徴古館 公園・植物園

  • 反対側の小諸市街方面を眺めてみましたが、こちらも樹木に遮られて街を見ることが出来ませんでした。<br /><br />穴城であることをこの目で確かめてみたかったのですが、少し残念です。

    反対側の小諸市街方面を眺めてみましたが、こちらも樹木に遮られて街を見ることが出来ませんでした。

    穴城であることをこの目で確かめてみたかったのですが、少し残念です。

    徴古館 公園・植物園

  • 懐古神社に戻り黒門橋のある側とは反対方面に出ました。

    懐古神社に戻り黒門橋のある側とは反対方面に出ました。

    徴古館 公園・植物園

  • 馬場跡を通り千曲川を眺望できる水の手展望台に向かいました。<br /><br />展望台の近くに、有名な島崎藤村の『千曲川旅情の歌』の詩碑があります。

    馬場跡を通り千曲川を眺望できる水の手展望台に向かいました。

    展望台の近くに、有名な島崎藤村の『千曲川旅情の歌』の詩碑があります。

    徴古館 公園・植物園

  • 『小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なすはこべは萌えず 若草も藉(し)くによしなし しろがねの衾の岡辺 日に溶けて淡雪流る』<br /><br />この詩に楽曲があることを後で知りました。

    『小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なすはこべは萌えず 若草も藉(し)くによしなし しろがねの衾の岡辺 日に溶けて淡雪流る』

    この詩に楽曲があることを後で知りました。

    徴古館 公園・植物園

  • 水の手展望台は城の裏口に当たる水の手不明門(みずのてあかずもん)跡に造られたそうです。

    水の手展望台は城の裏口に当たる水の手不明門(みずのてあかずもん)跡に造られたそうです。

    徴古館 公園・植物園

  • 水の手展望台から空濠『北谷』に架かる酔月橋に吊るされた大きな幕が見えます。<br /><br />浅間国際フォトフェスティバルの展示作品の一つ、小池健輔氏の『Boat』です。<br /><br />古い写真をベースに全く違う印象を与える新しい作品としてリリースされています。<br /><br />なお、酔月橋を渡った先には小諸出身の洋画家小山敬三氏の作品を収蔵・展示する小山敬三美術館がありますが、『命と暮らしを救う集中対策期間』で休館のためそちらには行きませんでした。<br /><br />※投稿時はフォトフェスティバル開催中のため、該当箇所は進行形にしています。

    水の手展望台から空濠『北谷』に架かる酔月橋に吊るされた大きな幕が見えます。

    浅間国際フォトフェスティバルの展示作品の一つ、小池健輔氏の『Boat』です。

    古い写真をベースに全く違う印象を与える新しい作品としてリリースされています。

    なお、酔月橋を渡った先には小諸出身の洋画家小山敬三氏の作品を収蔵・展示する小山敬三美術館がありますが、『命と暮らしを救う集中対策期間』で休館のためそちらには行きませんでした。

    ※投稿時はフォトフェスティバル開催中のため、該当箇所は進行形にしています。

    徴古館 公園・植物園

  • 展望台から見た右手の千曲川の下流部です。

    展望台から見た右手の千曲川の下流部です。

    徴古館 公園・植物園

  • そして左手の千曲川の上流部です。<br /><br />小諸城の千曲川側は断崖になっていて、難攻不落の城といわれる理由の一つが分かりました。

    そして左手の千曲川の上流部です。

    小諸城の千曲川側は断崖になっていて、難攻不落の城といわれる理由の一つが分かりました。

    徴古館 公園・植物園

  • 水の手展望台から三の門に戻る途中に武器庫が建っています。<br /><br />こちらの建物は復元です。

    水の手展望台から三の門に戻る途中に武器庫が建っています。

    こちらの建物は復元です。

    徴古館 公園・植物園

  • 武器庫は扉が開けられて中が見れるようになっています。<br /><br />中には浅間国際フォトフェスティバルの作品の一つ、大坪晶氏の『Shadow in the House』が展示されています。<br /><br />※投稿時はフォトフェスティバル開催中のため、文章は進行形にしています。

    武器庫は扉が開けられて中が見れるようになっています。

    中には浅間国際フォトフェスティバルの作品の一つ、大坪晶氏の『Shadow in the House』が展示されています。

    ※投稿時はフォトフェスティバル開催中のため、文章は進行形にしています。

    徴古館 公園・植物園

  • 城内にある小諸市立藤村記念館です。<br /><br />1899(明治32)年から1905(明治38)年までの6年間、国語と英語教師として赴任し、ここで結婚し家族を持った小諸ゆかりの小説家島崎藤村を記念して建てられた博物館です。<br /><br />ここも9月12日まで休館でした。

    城内にある小諸市立藤村記念館です。

    1899(明治32)年から1905(明治38)年までの6年間、国語と英語教師として赴任し、ここで結婚し家族を持った小諸ゆかりの小説家島崎藤村を記念して建てられた博物館です。

    ここも9月12日まで休館でした。

    藤村記念館 美術館・博物館

  • 入口に立つ藤村先生の胸像を撮影しました。

    入口に立つ藤村先生の胸像を撮影しました。

    藤村記念館 美術館・博物館

  • どうしても小諸城が穴城であることを確認したかったので、最後に三の門に近い二の丸跡に行ってみました。

    どうしても小諸城が穴城であることを確認したかったので、最後に三の門に近い二の丸跡に行ってみました。

    徴古館 公園・植物園

  • 二の丸跡から見た小諸市街です。<br /><br />前の建物が遮っていますが、彼方の市街地が同じ目線にあることを確認することが出来ました。<br /><br />周囲より標高が低くても、攻め寄せる外敵の規模を確かめることが出来ることを実感しました。

    二の丸跡から見た小諸市街です。

    前の建物が遮っていますが、彼方の市街地が同じ目線にあることを確認することが出来ました。

    周囲より標高が低くても、攻め寄せる外敵の規模を確かめることが出来ることを実感しました。

    徴古館 公園・植物園

  • 小諸城址の見学を終えて、次に城の北側を東西に通る旧北国街道の本町通りに行きました。<br /><br />最初に旧小諸本陣に行きましたが、老朽化による解体復元修理のため工事中でした。

    小諸城址の見学を終えて、次に城の北側を東西に通る旧北国街道の本町通りに行きました。

    最初に旧小諸本陣に行きましたが、老朽化による解体復元修理のため工事中でした。

    旧小諸本陣 名所・史跡

  • 旧小諸本陣は江戸後期の建築とされ、国の重要文化財に指定されています。<br /><br />工事中の建物は本陣に併設されていた大名行列に必要な人足や馬を提供する問屋場だったところです。<br /><br />大名が宿泊・休憩する主屋は先程見ましたが、大手門公園内のせせらぎの丘の一角で保存されています。

    旧小諸本陣は江戸後期の建築とされ、国の重要文化財に指定されています。

    工事中の建物は本陣に併設されていた大名行列に必要な人足や馬を提供する問屋場だったところです。

    大名が宿泊・休憩する主屋は先程見ましたが、大手門公園内のせせらぎの丘の一角で保存されています。

    旧小諸本陣 名所・史跡

  • 本町通りを軽井沢方面に向かって歩きました。<br /><br />途中左側にかつて脇本陣だった『粂屋』さんがあります。<br /><br />粂屋さんは現在も旅館として営業を継続されていますが、併設されているカフェ『茶屋くめや』は『命と暮らしを救う集中対策期間』の関係で休業されていました。

    本町通りを軽井沢方面に向かって歩きました。

    途中左側にかつて脇本陣だった『粂屋』さんがあります。

    粂屋さんは現在も旅館として営業を継続されていますが、併設されているカフェ『茶屋くめや』は『命と暮らしを救う集中対策期間』の関係で休業されていました。

    北国街道小諸宿 脇本陣 粂屋 宿・ホテル

  • 旅の1日目は朝早く朝食を食べていたこともあり、早めに昼食を摂ることにしました。<br /><br />本町通りと国道141号線が交差する本町交差点で左手に曲がり、本町通りから少し離れたところにある江戸後期創業の老舗のそば処『丁子庵』さんに来店しました。

    旅の1日目は朝早く朝食を食べていたこともあり、早めに昼食を摂ることにしました。

    本町通りと国道141号線が交差する本町交差点で左手に曲がり、本町通りから少し離れたところにある江戸後期創業の老舗のそば処『丁子庵』さんに来店しました。

    丁子庵 グルメ・レストラン

  • 人気のそば店らしく土曜日のお昼の店内は混雑していました。<br /><br />折角そばの名産地の長野県に来たのですから、信州らしいそばを食べたいと思い『くるみそば大盛』税込1,430円を注文しました。<br /><br />写真左下の小さな擂鉢にある程度すり潰されたくるみが入っていて、そこにそばつゆを注いでそばを付けて頂きます。<br /><br />さらにくるみを細かくされたい方は、ご自分で擂粉木ですり潰すことが出来ます。<br /><br />あっさりとしたつゆにくるみの香ばしさが加わり、一味違う風味豊かなそばを楽しむことが出来ました。

    人気のそば店らしく土曜日のお昼の店内は混雑していました。

    折角そばの名産地の長野県に来たのですから、信州らしいそばを食べたいと思い『くるみそば大盛』税込1,430円を注文しました。

    写真左下の小さな擂鉢にある程度すり潰されたくるみが入っていて、そこにそばつゆを注いでそばを付けて頂きます。

    さらにくるみを細かくされたい方は、ご自分で擂粉木ですり潰すことが出来ます。

    あっさりとしたつゆにくるみの香ばしさが加わり、一味違う風味豊かなそばを楽しむことが出来ました。

    丁子庵 グルメ・レストラン

  • 丁子庵さんで昼食を頂いてから本町通りに戻り、軽井沢方面に向かって旧小諸宿を歩きました。<br /><br />お昼を過ぎた頃の天気は晴れて、気温も上昇し暑く感じました。<br /><br />左側に昔の商家を町の公民館として使われている『ほんまち町屋館』がありますが、休館中でした。

    丁子庵さんで昼食を頂いてから本町通りに戻り、軽井沢方面に向かって旧小諸宿を歩きました。

    お昼を過ぎた頃の天気は晴れて、気温も上昇し暑く感じました。

    左側に昔の商家を町の公民館として使われている『ほんまち町屋館』がありますが、休館中でした。

    小諸本町通り 名所・史跡

  • 古い町家が旧北国街道沿いに並んでいます。<br /><br />城址から遠ざかるに従って、緩やかな上り坂になっています。<br /><br />小諸城が穴城であることをまた一つ実感しました。

    古い町家が旧北国街道沿いに並んでいます。

    城址から遠ざかるに従って、緩やかな上り坂になっています。

    小諸城が穴城であることをまた一つ実感しました。

    小諸本町通り 名所・史跡

  • 軽井沢方面に向かって左側に『萬屋骨董店』さんがあります。<br /><br />建物に100年以上の歴史が感じられます。

    軽井沢方面に向かって左側に『萬屋骨董店』さんがあります。

    建物に100年以上の歴史が感じられます。

    萬屋骨董店 専門店

  • 萬屋骨董店さんの建物は1881(明治14)年に創立した旧小諸銀行の店舗だったそうです。<br /><br />国の登録有形文化財に指定されています。

    萬屋骨董店さんの建物は1881(明治14)年に創立した旧小諸銀行の店舗だったそうです。

    国の登録有形文化財に指定されています。

    萬屋骨董店 専門店

  • 本町通りを挟んで萬屋骨董店さんの斜向かいに建っている古い商家の鏝絵看板です。

    本町通りを挟んで萬屋骨董店さんの斜向かいに建っている古い商家の鏝絵看板です。

    小諸本町通り 名所・史跡

  • 本町通りを軽井沢方面に歩くと右手に折れ曲がる場所があります。<br /><br />曲がり角に光岳寺があります。

    本町通りを軽井沢方面に歩くと右手に折れ曲がる場所があります。

    曲がり角に光岳寺があります。

    光岳寺 寺・神社・教会

  • 旧北国街道に面して建つ光岳寺の総門は、かつて小諸城内に建っていた足柄門を1872(明治5)年に移築したものだそうです。

    旧北国街道に面して建つ光岳寺の総門は、かつて小諸城内に建っていた足柄門を1872(明治5)年に移築したものだそうです。

    光岳寺 寺・神社・教会

  • 総門をくぐり本堂に向かって緩やかな坂道の参道を歩くと、2階建の楼門造の山門があります。<br /><br />江戸中期の1716(享保元)年に建立されたもので、2階には釈迦如来像をはじめ文殊菩薩像や十六羅漢像をお祀りされているそうです。

    総門をくぐり本堂に向かって緩やかな坂道の参道を歩くと、2階建の楼門造の山門があります。

    江戸中期の1716(享保元)年に建立されたもので、2階には釈迦如来像をはじめ文殊菩薩像や十六羅漢像をお祀りされているそうです。

    光岳寺 寺・神社・教会

  • 光岳寺は江戸初期に建立された浄土宗の寺院です。<br /><br />小諸城主牧野氏の菩提寺だったお寺で、小諸城下の寺院の中でも特に格式が高かったそうです。

    光岳寺は江戸初期に建立された浄土宗の寺院です。

    小諸城主牧野氏の菩提寺だったお寺で、小諸城下の寺院の中でも特に格式が高かったそうです。

    光岳寺 寺・神社・教会

  • 境内側から見た山門と総門です。

    境内側から見た山門と総門です。

    光岳寺 寺・神社・教会

  • 本町通りを散策してから小諸駅に戻りました。<br /><br />次の目的地に向かう電車の出発までに1時間余り余裕がありましたので、小諸駅舎に隣接する『Cafe小諸駅のまど』さんに立ち寄りました。<br /><br />アイスコーヒー税込506円を頂いて、お昼のカフェタイムです。<br /><br />アイスコーヒーにはサービスのクッキーが付いていましたが、お店のマスターに紫蘇ジュースを一杯サービスして頂きました。<br /><br />コーヒーもジュースも冷たくて美味しかったです。

    本町通りを散策してから小諸駅に戻りました。

    次の目的地に向かう電車の出発までに1時間余り余裕がありましたので、小諸駅舎に隣接する『Cafe小諸駅のまど』さんに立ち寄りました。

    アイスコーヒー税込506円を頂いて、お昼のカフェタイムです。

    アイスコーヒーにはサービスのクッキーが付いていましたが、お店のマスターに紫蘇ジュースを一杯サービスして頂きました。

    コーヒーもジュースも冷たくて美味しかったです。

    小諸駅のまど グルメ・レストラン

  • Cafe小諸駅のまどさんのお店のガラス窓に映り込む電動三輪カートです。<br /><br />今年2021年3月からスタートした社会実証実験で、週末土日祝日にタクシーの代わりとして市街地内で運行しているそうです。<br /><br />お店のマスターが、店内の客や道ゆく観光客に試乗を勧められていました。

    Cafe小諸駅のまどさんのお店のガラス窓に映り込む電動三輪カートです。

    今年2021年3月からスタートした社会実証実験で、週末土日祝日にタクシーの代わりとして市街地内で運行しているそうです。

    お店のマスターが、店内の客や道ゆく観光客に試乗を勧められていました。

    小諸駅のまど グルメ・レストラン

  • そろそろ電車の発車時刻が近づいてきましたので、駅舎に入りました。<br /><br />駅舎内で地元の農家の方が作られた野菜や花を販売されていました。

    そろそろ電車の発車時刻が近づいてきましたので、駅舎に入りました。

    駅舎内で地元の農家の方が作られた野菜や花を販売されていました。

    小諸駅

  • 駅舎内にも浅間国際フォトフェスティバルの作品が展示されています。<br /><br />※投稿時はフォトフェスティバル開催中のため、文章は進行形にしています。

    駅舎内にも浅間国際フォトフェスティバルの作品が展示されています。

    ※投稿時はフォトフェスティバル開催中のため、文章は進行形にしています。

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  • 駅舎の天井近くに飾られている壁画は、フォトフェスティバルの作品ではなく、常設展示されているものです。<br /><br />地元の小学生の子供達が描いたものでしょう。<br /><br />第三セクターの鉄道会社は経営的に苦しくても、それなりに精一杯乗客をおもてなししようとする姿勢が感じられます。<br /><br />この後、13時45分発の長野行電車に乗って次の目的地に向かいました。<br /><br />この続きは『2021年9月秋の週末一泊一人旅~長野県小諸・千曲・松本②:戸倉上山田温泉~』となります。

    駅舎の天井近くに飾られている壁画は、フォトフェスティバルの作品ではなく、常設展示されているものです。

    地元の小学生の子供達が描いたものでしょう。

    第三セクターの鉄道会社は経営的に苦しくても、それなりに精一杯乗客をおもてなししようとする姿勢が感じられます。

    この後、13時45分発の長野行電車に乗って次の目的地に向かいました。

    この続きは『2021年9月秋の週末一泊一人旅~長野県小諸・千曲・松本②:戸倉上山田温泉~』となります。

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