2021/08/27 - 2021/08/28
46位(同エリア68件中)
タブラオさん
金曜日に午後休を取って、一人で山形県の新高湯温泉吾妻屋旅館に泊まってきました。これだけではもったいないため、翌日には小野川温泉まで足を伸ばしました。
新高湯温泉吾妻屋旅館は、「日本秘湯を守る会」の会員旅館です。私の愛読書である「日本の秘湯」の紹介ページを見ると、大木をくり抜いた湯船に女の子が3人入っている写真が載っていて、とても印象的であったため、いつか泊まってみたいとずっと思っていましたが、意外と電車&バスでのアクセスが悪くないことがわかり、早速行ってみることにしました。ちなみに、新高湯温泉は白布温泉の奥にある一軒宿の温泉ですが、福島県の高湯温泉にも吾妻屋があって、ここも「日本秘湯を守る会」の会員旅館だったりするからややこしいです。
で、どうだったかというと、吾妻屋旅館は期待以上に秘湯感満点の素晴らしい旅館でした。お湯も硫黄泉だし、米沢牛ステーキもとても美味しかったです。冬場も営業しているようですので、是非また行きたいと思える旅館でした。また翌日ですが、ランチで食べた鯉料理は絶品でした。病み付きになりそうです。午後訪れた小野川温泉も期待せずに行ったのが良かったのか、結構楽しめました。
午後からの出発でしたが、バスで回った割には色々と回ることが出来、大満足の一泊旅行となりました。
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13時00分発の「つばさ139号」で米沢に向かいました。この日は、一度家に戻っていては、チェックイン時間に間に合わないため、着替えを持って、仕事着のまま新幹線に乗り込みました。平日の昼間だけあって、流石に新幹線はガラ空きでした。
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米沢駅からはバスに乗り換え、白布温泉方面に向かいました。ちなみに、白布温泉方面行きのバスと翌日に行った小野川温泉行きのバスの発着場所は一緒でした。
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終点の「湯元駅前」バス停で宿の人が待っていてくれました。どうしてこんな山奥なのに「駅前」なんだろうと思っていましたが、ロープウェイの駅でした。
旅館の標高が1,126mということで、「標高 1126
m」の表示が旅館のあちこちにありました。車にも表示がありましたが、車のナンバーも当然のように「11-26」でした。 -
宿まで車で5分くらい急な坂道を上っていきますが、最後の坂道は、「ここは冬場は上れないだろ!」という位の急坂でした(冬季も営業しているそうで、普通に車で上がれるそうです)。
ちなみに、左側に見えるのは「眺望露天風呂」です。露天風呂からの眺望はイマイチでしたが、道路からはよく見えました。 -
「新高湯温泉 吾妻屋旅館」
急斜面に建つ、正に秘湯の宿でした。 -
「日本秘湯を守る会」の会員旅館です。なぜか今頃になって、勧められるがままに「スタンプ帳」を作ってもらいましたが、よく見たらスタンプ10個で1回宿泊無料とあり、ショックを受けました! 数えてみたら2回無料で行けました!
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山奥ということもありますが、六畳一間でトイレなしのとてもシンプルなお部屋でした。ちなみに、料金は、「米沢牛ももステーキプラン」にしたため16,500円(1名1室)でした。米沢牛が付かないコースだと14,300円(1名1室)。2名1室だと一人当たり1,100円安です。少し高めな気もしますが、お湯もいいし、秘湯感たっぷりということで不満はありません。
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一休みした後、早速お風呂に向かいました。「貸切にごり風呂」に一番興味がありましたが、覗いてみたら誰も誰もいなったため、早速入ってみました。
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そもそもここの旅館に興味も持ったのは、「日本の秘湯」の吾妻屋旅館の紹介ページで右の写真を見たときからですが、木をくり抜いたこのお風呂にずっと入ってみたいと思っていました。ちなみに、写真の3人のお子さんの内、一番上のお子さんは、今、高校生なんだそうです。
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「貸切にごり風呂」
「日本の秘湯」の写真のままのお風呂でした。意外と広くて、縦には入れば、二人足を伸ばして入れる位の大きさでした。 -
反対側から入口側を撮ったものです。
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お湯ですが、源泉直結とのことで、ここのお風呂が一番源泉に近いためなのか、湯口付近は強くはありませんが、いい感じの硫黄臭が漂っていました。湯温もちょうどよく一人で入っているととても心地よく感じました。貸切風呂ですので、ゆっくりと時間を気にせずに入れないのが残念ですが、意外と空いていて何度か入ることができました。
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「にごり湯」とありましたが、濁ってはいませんでした。その代わり、小さな湯の花がたくさん浮いていました。
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「栗の根っこ風呂」
栗の根っこをくり抜いたと思われる一人サイズのお風呂が2つありました。誰も入って来なかったため、20時00分以降はずっと独り占めしていました。星空を見ながら浸かっていましたが、満点の星空を見たのも久しぶりでした。 -
栗の根っこ風呂の大きめのお風呂。とても良い雰囲気でした。これで硫黄の香りがしていたら最高なんですが、硫黄の香りは源泉から運ばれて来る間にすっかり飛んでしまっていて、硫黄の残り香のような匂いがしていました。
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栗の根っこ風呂のもう一つ方ですが、小さいためちょっと浸かっただけでした。
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2つのお風呂の位置関係はこんな感じでした。
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「眺望露天風呂」
栗の根っこ風呂のすぐ隣にありました。ちなみに眺望はイマイチでした。 -
これはこれで悪くはないですが、他のお風呂と比べるとインパクトはありませんでした。そのためかいつも空いていました。お湯も栗の根っこ風呂と同じで硫黄臭はほとんどしませんでした。
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「源流滝見風呂」
滝の真横のお風呂です。翌日の朝にゆっくり一人で入ることができました。滝の音を聞きつつ、マイナスイオンを浴びながら、とても清々しい気分に浸ることができました。 -
滝もそれなりに大きな滝でした。紅葉の時期は綺麗そうでした。
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滝見風呂のお湯も硫黄臭はほとんどありませんでした。お湯のインパクトはイマイチでした。
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内風呂です。檜の香りがいい感じでした。
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「貸切にごり風呂」のすぐ横でしたので、もうちょっと硫黄臭がするのかと思いきや、ここもほとんど硫黄の香りはしませんでした。何でだろ?
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せっかくですので、米沢牛ステーキプランにしました。ステーキプランにすると、+2,200円ですが、十分にその価値はありました。逆にステーキなしだと、ちょっと寂しいかも。
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ステーキは焼き上がりを後から持ってきてくれましたが、持ってきてくれたお姉さんが、「日本の秘湯」の写真に載っているお子さん達に似ていたため、思い切って聞いてみたら、お子さん達のお母さんでした!
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で、肝心のお味ですが、超美味でした! 100gを200gに増量すると+1,650円だそうですが、次は迷わず200g食べたいと思える程のお味でした。
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まったり気分で夕食を食べながら、至福の時間を過ごすことができました。
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翌日の朝食です。この日は11時00分に鯉料理専門店の予約をしていたため、お米は食べませんでした。
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「ホテルおとわ」
翌日ですが、新高湯温泉からバスで米沢駅まで戻ってきました。お昼は米沢で鯉料理のお店を予約してありましたが、時間があったため、米沢駅周辺を散策してみたところ、駅前にいい感じのレトロなホテルがありました。聞き覚えのあるホテル名だと思ったら、登録有形文化財のホテルでした。 -
「米沢 鯉の六十里」
米沢と言えば、米沢牛と鯉。米沢牛は前日にお宿でステーキを頂いたため、お昼は鯉料理のお店を予約していきました。 -
六十里の建物の前には大小の生け簀が。覗いてみると、予想通りというか、中にいたのは赤や金色の鯉ではなく、黒い色の鯉でした。
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事前に電話で問い合わせした際に、近くに人がいない席にして欲しいとリクエストしたため、うるさい客だと思われたのでしょう。一人でしたが、個室に案内されました(^_^;) 開店時間に合わせて予約しましたので、他にお客さんはいませんでしたが…
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せっかくですので、鯉の甘煮もこいこくも入った「花の里」という3,500円のコースを事前に予約していきました。
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鯉のあらいです。寄生虫がいないかといつも不安に思いながら食べていましたが、最近は食べるのも抵抗がなくなりました。
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こいこくです。初めていただきましたが、とても濃厚なお味で、想像以上に美味でした。鯉は隠れてしまっていますが、身もたっぷり入っていました。
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鯉の甘煮です。写真ではわかりづらいですが、かなりのサイズです。味付けが美味しいのか、または鯉そのものが美味しいのかどちらかわかりませんが、最近好きで好んで食べるようになりました。この前食べた物は、骨が柔らかくなるまで煮込んであったため、とても食べやすかったのですが、この甘煮は骨を出さなければならず、食べるのに苦労しました。骨まで食べられるのは、調理方法が違うからだそうで、六十里にも別メニューであるそうです。
以前、姥湯温泉や銀山温泉で鯉を食べた時に、宿の方から鯉は米沢から取り寄せた物だと聞いたため、お店の方にこれらの温泉へは六十里さんから卸してたりするのですかと聞いてみたところ、以前は卸していたこともあったが、今はやっていないとのことでした。何でも旅館まで持っていかなければならず、割に合わないとのことでした。 -
少しお高めのコースではありましたが、一人個室で優雅な気分で鯉を満喫することができました。
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食後、小野川温泉にバスで行きました。米沢からバスで行ける硫黄泉を調べていて見つけた温泉地ですが、予想外に大きな温泉街が広がっていました。
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「共同浴場 尼湯」
まずは共同浴場に行ってみることにしました。バス停からすぐでした。 -
ほとんど一人でしたので、激写してきました。お湯は熱めで長湯は出来ません。硫黄臭は強くはありませんが、新高湯温泉よりは強めでした。期待しないで行きましたが、なかなかのお湯でした。
入浴券ですが、写真のように入浴中は脱衣かごの前の隙間に立てて表示するルールになっていました。 -
飲泉も出来ました。いい感じのたまご味でした。
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「共同浴場 滝の湯」
別の共同浴場ですが、こちらは県外の方は入浴お断りでした。誰もいないようでしたので、写真だけ撮って出ました。 -
時間があったため、温泉街からちょっと歩いたところにある、「温泉むすめ」の田んぼアートを見てきました。
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「冷やしシャンプー はじめました!」
田んぼアートを見に行く途中で見つけた美容室。一瞬、記念にシャンプーしてもらおうかと考えましたが、先客がいたためやめました。 -
「扇屋旅館」
せっかくですので、もう1ヶ所日帰り温泉に入ろうと思い、温泉街を歩いていてここを見つけました。情緒のある旅館に見えたんですが… -
300円を皿の上に置いておいて下さいということで、受付には誰もいませんでした。で、お風呂に行きましたが、とても入れるような温度ではなく、結局入れずに出てきました。旅館内も少し探索してみましたが、中は荒れていて営業している風ではありませんでした。
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「やな川屋旅館」
この時間に日帰り入浴をやっているところを他に見つけられず、結局ここにしました。結構な規模の旅館ですので、お風呂が大きくて快適でした。湯加減もちょうど良く、なかなかいいお湯でした。 -
夕食はちょっと節約して、駅の立ち食いそば屋でちくわ天そばを食べました。
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17時41分発の「つばさ154号」で帰京しました。帰りは行き以上にガラガラでした。
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