2020/11/21 - 2020/11/23
19位(同エリア317件中)
ろきさん
この旅行記スケジュールを元に
日本を全然旅行していなかったので、北海道に行ったことがない。
とりあえず、この時期に北海道に行っておかなきゃ、ということで3連休でサクッと行くことに。
この時期はGotoもあったので2泊で17000円程ととてもお得だった。
とりあえず初心者は札幌市内かなーと思って色々知らべると。
札幌&小樽が定番コースみたい。
でも日帰りで小樽って結構ハード?
余市が近いし、ココも行ってみたい、ということで札幌素通りで小樽&余市にすることに。
初めての北海道はグルメに観光に満足の旅になりました。
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小樽編①からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11707184
2日目は1日余市観光へ。
余市はニッカウヰスキー余市蒸留所の他に福原漁場や旧下ヨイチ運上家等、結構見どころもたくさん。
ニッカウヰスキー蒸留所がコロナで自由見学は不可になっているので、取れたのが朝の9時。
小樽築港から余市までは35分とそこまで時間はかからないのですが。
1時間に1本くらいしかなく、結構早めに出なきゃいけない。
ということで朝6時半に朝食へ。
こんなオープンと同時なんて私くらいなのかと思いきや、既にたくさんの人が。
みなさん早起きね。
ビュッフェスタイルの朝食。グランドパーク小樽 グルメ・レストラン
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ビュッフェの内容は和洋折衷で種類も多い。
悩みに悩んでこんなにもいただくことに。
どれも美味しいのですが、パンが特に好み。
ただ北海道らしいものっていうのはあまりなかったかな。
食べ過ぎだったけど、余市で観光をしていたらお昼を食べそこなったのでしっかり食べておいてよかった。 -
7時45分にはホテルを出て7時55分の電車に。
まるで会社に行くような早さ。
この路線はJRなのですが、都市によって内装や外装が結構違う。
レトロでイエローとブルーがポップな車内。 -
小樽で乗り換えて8時半に余市へ。
階段に描かれている武士。
ソーラン節とかけてソーラン武士w
余市はソーラン節発祥の地らしく。
そしてソーラン節がニシン漁の作業唄とは知りませんでした。余市駅 駅
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余市駅前。
マッサン舞台の地らしいです。
で、私このマッサンって見てもないし、何を意味するのかも知らなかったのですがw
ニッカウヰスキーの創業者をモデルにしたNHKの朝ドラで、その主人公の愛称だったんですね。
そんなことも知らないの?
って感じですが、見てもなければ私の周りで話題もなかったのでw -
そしてリタロードってのもありました。
リタロードはニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝氏の奥様のお名前をとってつけられた路。
リタさんはともかく、当時の国際結婚ってなかなかすごいですね。
で、後から調べたらウイスキー留学でスコットランドに行った時に出会われてご結婚されたんですね。
大正時代に恋愛結婚で国際結婚。
素晴らしいですね。リタロード 名所・史跡
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で、ココに池があって熊がいた。
北海道と言えば熊…?ってことでしょうか。 -
そしてハートに鐘がついている橋が。
マッサンとリタ婦人のように幸せになれますよーってことなのかな? -
駅前をさらっと見てニッカウヰスキーの余市蒸溜所へ。
ちなみに雨オンナですのでこの日は大雨w
このニッカウヰスキーの余市蒸溜所の工場見学は、元々自由見学はオープンしていたらいつでもできていたみたいですが、コロナの影響で1つのツアーで人数制限があり、予約限定(空きがあれば当日でもOK)になっていた。
石造りの建物がちょっと異国情緒な感じの工場。
コチラの入口で受付。ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡
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中に入ると蒸溜所とは思えない可愛らしい風景。
本場スコットランドもこんな感じなんでしょうか? -
時間までニッカ会館という待合所で待機。
ココではニッカウヰスキーの簡単な説明パネル等の展示が。 -
ニッカと言えばこのおじさま。
このおじさまが初めに登場したのは1959年。
創業者の竹鶴氏がモデルではないかとも言われていますが、当時は笑って否定していたらしい。 -
ニッカウヰスキー余市蒸溜所のマップ。
かなり広く、そしてたくさんの建物が国の登録有形文化財になっている。 -
ウイスキーができるまでのパネル。
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余市工場ならではのお土産も。
ここ余市蒸溜所にはお土産屋とレストランも併設。
ココでしか買えないものも多数。
レストランは行きたかったけど、時間が合わずで行けなくて残念。
その後ランチ難民ですがw -
ニッカウヰスキーのラインナップ。
お酒は全く詳しくはなく、特にウイスキーは飲まないので全然わかりませんが…。
余市と竹鶴、おじさまが有名かと。
展示の中に1979年の広島カープ優勝記念のウイスキーも置いてある。
ウイスキーって腐らないのですかね?
と思って調べたら実質賞味期限ってない感じですね。
ただ、正しい保管が原則らしいですが。 -
さて、ツアーの始まり。
ツアーはガイドさんが説明を聞きながら回り、最後に試飲を頂いて終了という流れ。
その後は自由に見学OKとのこと。
初めに入ってきた正門&事務所棟。
木骨石造で余市駅に向き合う位置にスコットランドの中世城郭をイメージした塔がある。
上階は貴賓室、両側は事務所&倉庫。
入口は切妻造でアーチ開口。
工場のランドマーク的存在。 -
正門を入ってすぐにあるキルン棟。
中は見学不可ですが、こちらも登録有形文化財の乾燥塔。
内部の煉瓦庵でビートを焚き、上部塔屋で麦芽を乾燥する。
特徴的な屋根はパゴダ屋根と呼ばれて工場のシンボル的存在。 -
こちらも有形文化財の蒸留棟。
外壁は江戸切の軟石でアーチ型の戸口と回転扉。
屋根の上には灯り塔がある。 -
余市では昔ながらの石炭直火蒸溜が行われている。
この製法は世界でも希少とのこと。
大変だけど伝統を守り続けてほしいですね。 -
上部にはポットスチルが並ぶ。
ポットスチルには紙垂があるのは日本ならでは。 -
続いては旧事務所。
ココではニッカウヰスキーのニッカの由来について教えていただきました。
ニッカは旧社名、大日本果汁で、そこからニッカと名付けられたとのこと。 -
中には少し昭和のカオリがする応接室が。
ソファーにかかっている布?が昔を思い起こさせる。
奥の重厚な金庫は昭和10年から平成14年まで使用してきた、旧大日本果汁の金庫。
金庫のダイヤルはイロハニホヘト…の24文字のなかから5文字を選択する方式。
今では見ないけど、コチラの方が安全性高そうですね。
写真には写っていないけど、左手奥側には大きな絵画。
摂津酒造の佐長から贈られたもの。
もともと竹鶴氏は摂津酒造で働いていて、スコットランド留学をココでしているんですね。
そのスコットランド留学時に当時の社長がスコットランドを訪れ、その時にこの絵画を購入。
後に竹鶴氏に贈ったそうです。
素敵な話ですね。 -
それにしてもとても広い。
この余市を竹鶴氏が選んだ理由は平均気温が8℃と年間を通して冷涼、湿潤な気候だったこと。
空気が綺麗、綺麗な水等の環境が揃った土地が、まさに竹鶴氏が望んだ土地だったとか。 -
続いてリタハウス。
奥様のお名前をとった元研究所。
内部公開はされておりません。
ここでウイスキー製造工程の研究、ブレンド、成分分析をしていたのだとか。
こちらも登録有形文化財。 -
醗酵タンク室。
麦汁に酵母を加えて醗酵を行うと出来上がるのがもろみ。
このもろみはビールのような味わい。
内部は見学できませんでした。 -
旧竹鶴邸。
元々工場内に自宅を建築。
その後山田町に移築されたが、平成14年に再移築。
洋風の外観ですが、和室もあったそう。
こちらも登録有形文化財。 -
2階部分を見てみると。
窓の部分が障子に!
中の和室も気になりますね(非公開)。 -
旧竹鶴邸は玄関ホールが公開。
ツアー終了後の自由時間に訪れました。
中は三角屋根なので少し教会風な造り。
夫妻愛用のハイティーセットや愛読書等が展示。 -
旧竹鶴邸の模型も。
玄関ホールと住居部分が完全に分かれているちょっと変わった造り。 -
貯蔵庫。
こちらも有形文化財。
一番初めに建てられた原酒貯蔵庫で、木骨石造りの平屋建て。
ココの工場の建物はほぼ入口がアーチ型で可愛い。
建物は長く、この長さ分、樽が保管されている。 -
中は見渡す限りの樽!
この建物の床は土のままで、適度な湿度が保てるようになっている。
そして壁が石造りなので夏でも冷機が保てるようになっている。 -
ココで一通りのツアー見学は終わり。
そのまま進むとお土産屋&無料試飲の会場へ。
奥がお土産屋。
お土産は試飲の後にどうぞ。 -
試飲会場。
試飲はシングルモルトウイスキー余市かアップルワイン、お酒がダメな方にはアップルジュース。
飲み方も選ぶことができ、シングルモルト余市はストレート、ロック、水割り、炭酸割りの4種類から。
アップルワインはロック、炭酸割り、ストレートの3種類から。 -
ということで、シングルモルトウイスキー余市とアップルワインをどちらもロックで。(1人1杯です)
ウイスキーが苦手だから炭酸で割った方が飲みやすいとは思いましたが。
やはり味を知るにはストレートかロックかなーと。 -
窓から素敵な工場風景を見ながらイタダキマス。
おお。
コレは結構キツイw
飲んだ瞬間結構きますw
ちなみに竹鶴氏は1日1瓶余裕で空けていたそうですが、それはスゴイ。
この1杯でも結構きます。
アップルワインはかなーり飲みやすくて美味しい。
お土産に買ったけど、楽天とかでも売られている。 -
ショーケースに歴代余市と竹鶴が。
後でお値段を調べてみたのですが。
ウイスキーってピンキリなんですね。
5000円前後のものから50万越えのものも。
そしてアルコール45%ってのもびっくりした。
そらキツイわ。 -
試飲の後はお土産屋へ。
ココでしか買えないものもあるからか、お土産だけ買いに来ている人もいた。
熊がウイスキーを持っている可愛いセットも。
その他、限定商品等もあってお土産にオススメ。
私は重いんですが、アップルワインと1人分のスパークリングワイン、梅酒を購入。 -
このお隣にお食事ができるレストランが。
今回時間があわなくて行けませんでしたが。
お昼前後の見学なら前後にお食事をいただくのもありですね。
お値段もお手頃で美味しそうなものが結構ありました。ニッカ会館レストラン 樽 グルメ・レストラン
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試飲とお土産を買った後はウイスキー博物館へ。
ここはウイスキー貯蔵庫を改装したもの。 -
まず入るとウイスキーの製法等が紹介されたコーナー。
ウイスキーに関することやドラマに関する品々も展示。 -
ドラマで使われた衣装等の品々。
ドラマはマッサンですよね。
この時代の衣装は素敵です。 -
そしてニッカおじさまの樽も多数並べられている。
ちなみにこのおじさんは実は19世紀のイギリスの人物がモデルだとか。
ウイスキーブレンドの名人でKing of Blendersと呼ばれていたらしく。
おじさんの下にもそう書いてますね。 -
ウイスキーのアレコレも。
ニッカの余市モルトは海外でも高く評価されていて、賞もとっているようでした。 -
意外と中は広く、奥にも色々展示。
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ココは昔つくられたウイスキーも展示されていた。
珍しいボトルや昔の製品が色々。 -
その中で第一号ウイスキーなるもの発見!
中身もだいぶ蒸発で減っちゃっていますが、多分非常に価値のあるものですよね。
ラベルも昔ながらって感じ。 -
素敵な当時のポスター。
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昔の梱包も。
今見たらコレ割れちゃうんじゃないって感じの梱包ではありますが。 -
竹鶴氏とリタ婦人の思い出のコーナー的な場所も。
コチラはリタ婦人の生家のクリスマスシーンを再現した場所。
クリスマスのプディング占いというのがあったらしく。
プディングの中に銀貨と指貫を入れ、未婚の男女にそれぞれが入っていたら将来結ばれるという占いらしい。
で、結果、竹鶴氏に銀貨、リタ婦人は指貫が入っており結ばれたということらしい。
でも、当時は国際結婚だったので色々あったようですが。 -
竹鶴氏の書斎を再現したもの。
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釣りが趣味だった竹鶴氏の遺品の数々。
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狩りにも行っていたらしいですね。
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リタ婦人のゴルフ道具等も。
その他、大日本果汁からニッカに変わるまでのウイスキー作りについてが紹介されていた。
当時の価値ある遺品とニッカの歴史が詰まった見どころある博物館。 -
奥には有料試飲のコーナーも。
私はウイスキーが得意ではないので飲みませんでしたが。
ココでしか飲めないものもあるらしいので、ウイスキー好きの方にはオススメ。 -
ニッカウヰスキー余市蒸溜所の後は福原漁場へ。
小樽もですが、この辺りはかつてニシン漁が盛んだったとか。
福原漁場へは余市駅からバスに乗って約10分~15分くらいで到着。
これまた、素敵な趣のある建物。
ココは国指定史跡になっていて、主屋の他に網倉や文書庫、干場等が見ることができる。旧余市福原漁場 名所・史跡
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まずは主屋から。
なかなか立派な建物。
番屋とも呼ばれ、親方家族以外にも雇漁夫も寝泊まりしていた建物。 -
建物に入るとまず帳場。
勘定場というよりは帳づけの場所かな。 -
中はとっても広い空間。
こちらは漁夫溜まりと呼ばれた漁夫の部屋。
北海道や東北の出稼ぎ労働者うぃを30人程雇っていたそう。
2月下旬から漁が終わる3ヵ月程共同生活。 -
真ん中には囲炉裏が。
暖房の役目も果たしていた囲炉裏は、漁夫の部屋には1、2カ所あったそう。
役職で席が決まるらしく、地位の高い人は囲炉裏のそば、低い人は遠いところ。
上下関係厳しいですね。
囲炉裏の上にはわらじや作業用手袋等が吊るされている。
冬場は寒いから温めていたのか、乾かしていただけなのか。
ちょっと今では不衛生な気もしますが、当時はコレが普通なんですよね。 -
漁夫の部屋の端には長テーブル。
住み込みの間お食事をとっていた場所。
当時の食事はごはんに汁物、お漬物、ニシンのきりこみ。
うーん、今と比べたらダメなんですが、体力がもたなさそうです。
ニシンがあるだけおかず1品多いのか? -
台所。
かなり大きな釜が置かれていますね。
約20キロのお米が炊ける釜と、汁物用の釜。
30人程雇っていたのであれば、朝晩の食事にお昼のお弁当等、20キロでも1回では足りないんじゃないかと思っちゃう。
釜に比べて奥にある三連コンロがかなり小さい。 -
台所用品色々。
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上の棚には徳利。
お酒用の徳利とお酢用の徳利があるのですが。
その違いはなんでしょうね? -
洗い場。
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沖弁当なるものも。
食器、おかず、ゴハンと3つで1セット。
かなりの量ですが、漁に出る全員分?
だとしたら少ないかも。 -
壁には漁場規定。
ニシン漁の準備が終わって出航となる時に、「綱おろし」という儀式が行われる。
大漁祈願や安全祈願と同時に漁場規定が発表されるんだとか。
その他ニシンについてのアレコレも展示。 -
続いて親方の部屋。
土間を挟んで漁師の部屋の向かいにあります。
漁師たちが言い争いや賭け事等しないように見張っていたとも。
親方家族の部屋は全て畳敷き。
この時代は畳は高価なのでしょうね。
上流の人用にしか畳は用いられていませんから。 -
茶の間の囲炉裏。
ココから漁夫の部屋の状況を見ていたとか。
そのため硝子も使用されていたらしい。 -
お隣には客間。
-
囲炉裏に定番のヤカン。
この吊り下げにあるフックみたいなのは自在鉤と呼ばれているもの。
鉤を棒に取り付けて上下に動かし長さを調節し、ストッパーみたいなのがついていて、重いものを吊り下げても下に落ちないようになっている。
そういえば結構思い鍋とかも吊り下げていたりしているなー。 -
仏間。
豪華な仏壇と当時?の写真。 -
仏間の縁側には散髪をするための椅子。
忙しくて散髪に行けないのか、散髪屋は来るものと思っていたのか。
というより、この時代に散髪をする習慣があったのかな?
あったとしても自宅にコレを用意するのはスゴイ。 -
金の屏風が並ぶ部屋は中の間。
おそらく有難いお言葉が書かれている屏風と思われますが、ちょっと怖い。 -
豪華な家具たち。
この時代の箪笥はとっても凝っていますね。
この豪華な家具は北前船で運ばれてきたもの。
ココでも山形で見た北前船が大活躍。 -
主屋の裏側は干場や倉庫等が広がる敷地。
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その左側にポツンとある建物。
コチラはお手洗いだった場所。
てか、冬は地獄ですね。
主屋からココまでも寒い。
夜トイレに行きたくなったら大変。 -
このお手洗いも親方用と漁夫用と分かれていたらしく。
コチラは漁夫用。
シンプルですね。
てか、当時はもっとトイレは悲惨なもののような気がする。
匂いもすごそうですし、木に匂いが染みそうです…。 -
そしてお隣には親方用。
陶器で豪華。
でも当時は捨水を入れて肥しにしていたそうで、とりあえずニオイがきつそう。
当時はそんなこと言ってられないと思いますが、今の私は確実にムリ。
涙が出てくるトイレですねw -
納屋場と呼ばれる干場。
身欠きニシンを作る干場だったところ。
身欠きニシンとはニシンの干物のことで、冷蔵技術が発達していない時代は干物が一番の合理的な保存方法。
ちなみに1700年頃にはニシンの干物があったそう。 -
土台のみ復元された雑倉の跡。
詳しい説明はありませんでしたが、色々なものを保管していた倉庫と思われます。 -
奥の左手にあるのが米・味噌倉庫。
1回につき20キロのお米を焚いていたくらいですから、相当な食糧を保管しておく必要があったのでしょう。
平面積40坪という家が1軒建てれるくらいの大きな倉庫。
当時は食糧庫には天敵のネズミ。
その対策として内壁と外壁の間に砂利を入れていたとのこと。
叩くと音が違うとありますが、普通の音がよくわからないw -
ココは網がかかっていますが食糧庫の様子を見ることができる。
ココには色々は藁製品?的なものが保管されている。 -
コチラは調理道具でしょうか。
と思ったら、昭和10年以降殆どニシンが採れなくなって農業に転向したらしい。
その農具の一部。 -
たくさんの米俵。
これもニシン漁が最盛期だったころはすぐになくなるくらいの量だったんだろうな。
と思ったら年間140俵必要だったらしい。
ちなみに1俵は60キロ!
てことは、8400キロ!
すごいな。
まぁ私も年間30キロくらいは食べてるか。
そう思うと基本白米だったらそれくらい食べるね。 -
様々な樽。
醤油や味噌、漬物が保管されていた場所。
ちなみに味噌は二斗樽が5樽必要だったらしい。
斗って単位ってあんまり聞かないけど?と思って調べると。
一升×10が一斗、一斗×10が1石。
なので一斗は18リットルでその2倍×5なので180リットル!
ちなみに明治33年当時、お漬物はたくあんが4斗樽×28、ニシン切込2斗樽×6、糠ニシン4斗樽8が用意していたとの記録があるらしい。
おかずが漬物メインとしてもたくあんすごすぎる。 -
食料蔵のお隣の網倉。
漁具を保管する蔵。
コレは大正3年くらいのもの。
元々木造だったらしいですが倒壊したため、トタン張りになったとか。 -
漁師の大切な生業用具の網や浮き等が保管。
食料庫に比べてかなり小さいですが、ニシン漁が終わると廊下にも保管されていたらしい。 -
主屋の右手奥にあるのが復元された石蔵。
身欠ニシン等の製品を保管した建物。
コロナ影響で中は見ることができませんでした。 -
主屋のすぐお隣にあったのが文書庫。
親方の貴重な品々を保管する倉。 -
中には食器や書物、楽器が色々保管。
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1階と2階に並ぶ昔懐かしの品々。
かなりの量の展示物。 -
食器類はかなり状態がいい。
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無造作に置かれてあったミカン箱が可愛い。
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ギターや大正琴、レコードの和洋様々な楽器類や洗濯たらいや扇風機等、おそらくココにあったもの全てくらい展示されている。
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その中でも結構占めていた漫画本。
明治から昭和初期くらいまでの生活が垣間見れ、なかなか楽しい場所でした。
余市編②に続く。
https://4travel.jp/travelogue/11710040
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