2013/10/01 - 2013/10/16
653位(同エリア822件中)
masaさん
5月の南フランス旅行に次いで今回もレンタカーでスペインを旅することとした。あまり深く考えず何処にしようか迷った末に決定しました。この国も魅力にあふれており見たいところは山ほどあります。特に期待したのはヨーロッパチャンピョンズリーグでロナウドの出るリアルマドリードの試合が見れないか、トレド、グラナダのパラドールに泊まれないかなどでした。その他も本当に魅力あふれる国でヨーロッパの多様性を感じる旅行を楽しむことができました。本編は旅行四日目(10/04)の記録です。
旅程
10/01(火) KIX(10時20分発 KL0868)→AMS(15時着・16
時45分発KL1705)→ MAD(19時20分着)・・・本編
10/02(水) マドリード観光、サッカー観戦・・・・本編
10/03(木) トレド
10/04(金) コンスエグラ→コルドバ
10/05(土) セビリア
10/06(日) 〃
10/07(月) アルコス・デ・ラ・フロンティーラ→ロンダ
10/08(火) カサレス→マルベージャ→ミハス
10/09(水) フリヒリアナ→ネルハ→グラナダ
10/10(木) グラナダ観光
10/11(金) グラナダ→マドリッド
10/12(土) マドリード観光
10/13(日) セゴビア(日帰り)
10/14(月) マドリード
10/15(火) MAD(10時25分発 KL1700)→AMS(13時着・14時4
0分発 KL867)
10/16(水) AMS→KIX(8時20分着)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
旅行四日目です。パラドールの朝食もどうという内容ではありませんでした。
今日はコンスエグラからコルドバに向かいます。 -
ドン・キホーテの舞台となったラ・マンチャ地方は赤い台地がどこまでも続く大陸性地中海気候の地です。カルデリコの丘の上には12基の風車と城が立っています。小説『ドン・キホーテ』の中で主人公が巨人と勘違いして突っ込んだ風車のモデルは、コンスエグラの近くのカンポ・デ・クリプタナの風車だといわれていますが、現在はこちらのほうが観光客は多いようです。
-
風車12基すべてに名前がついています。
-
もう少し青空がバックだといいんですが。
-
コンスエグラを後にしてコルドバに着きました。今日の宿泊ホテル「NH Córdoba Calita」です(ホテルHPより借用)。中心街にも歩いていけ、駐車場も完備したホテルです。ただ着くまでに一方通行が多く困りました。
-
早速市街の散策に出ました。東から西へ流れるグアダルキビール川の中央に位置するコルドバはかってヨーロッパの一大文化の中心地で「西方の真珠」と称えられ人口100万人を数えたそうです。
-
イスラム風の路地です。
-
花は植えられてはいませんが、中庭に取り付けられた青い鉢が印象的です。
-
イスラム教徒の礼拝所「モスク」を意味する英語メスキータの西側にある、サン・ミゲル門です。
-
メスキータの外観。
-
オレンジの中庭(Patio de los Naranjos)から見るメスキータ。。
-
オレンジの中庭とアルミナールの塔。モスク時代はミナレット、現在は鐘楼として利用されています。
-
モスクに入る前に身を清めるための「アルマンソールの井戸」です。
-
オレンジの中庭は綺麗な回廊に囲まれています。
-
メスキータの内部に入ってみましょう。非常に特徴的な850本の柱が林立し「円柱の森(礼拝の間)」と言われます。この写真はアブド・アッラフマーン1世によって最初に建設された部分で、赤いレンガと白い石灰岩の対比とアーチが印象的です。
-
兎に角この内部には圧倒されました。
-
-
イスラムの列柱にキリストの十字架というどこにも見られない取り合わせです。
-
10世紀に増築された円柱の森です。やけに赤と白がくっきりとしていますね。これはこれまでの古い煉瓦利用のものと違い単に赤色が塗料で塗られているためです。
-
手前が古い時代のもの、奥が新しい時代のものです。はっきりと違いますよね。
-
-
コーランの一節も刻まれている、メッカの方角であるキブラを指し示すミフラーブ。
-
キリスト教徒のレコンキスタ(国土再征服運動)のあとキリスト教の礼拝堂として使われたため、イスラムの列柱の中にキリスト教の祭壇が作られるという面白い状態です。イスラム教のモスクだった建物の中に、キリスト教のカテドラル(大聖堂)を造ってしまった(アラーの神の森にキリストが鎮座する)という魔訶不思議な世界遺産です。
-
人気の写真スポット「花の小径」です。向こうにメスキータのミナレットが見えます。でもそんなに言うほどの撮影場所かなー?
-
コルドバの人々はパティオが好きである。何気ない普通の家庭に競うように綺麗な庭が整備されている。
-
コルドバの市の紋章ポトロ(子馬)が噴水の上に飾られるポトロ広場です。昔は犯罪の温床だったそうで『ドン・キホーテ』にも登場し作者のセルバンテスも宿泊したという往時の姿をとどめる旅籠ポトロ(Posada del Potro)もこの広場にあります。
-
かっての「悪党どものたまり場」ポトロ広場。
-
サロン・ド・テですがいかにもイスラム的な表情ですね。
-
-
-
次に有名なボデーガ「カンポス」(Bodegas Campos)を訪れて休憩、中丸 明さんの著作「スペイン五つの旅」の記述を見習って、気取って白のモンティージャを一杯やりました。
-
入り口のワイン樽には訪れた有名人のサインがいっぱい書かれている。
ここで夕食を食べようと考えて尋ねると20時30分からだとのこと、少し遅いのであきらめました。 -
2000年前の石橋でいまだ現役のローマ橋からメスキータを望む。
-
Triunfo de San Rafael de la Puerta del Puente
-
このような風景が普通にみられます。
-
飛び込みでテンディーヤス広場周辺の店に夕食に入りました。
店名は忘れてしまいましたが、店内はなかなか雰囲気があります。 -
-
クロケッタ。
-
生ハム。
-
ソーセージ。
-
羊肉。これらにビールとワインを注文しましたが、味はまぁーこんなものかなー。
-
夜は一人で撮影に出かけました。プエンテ門、「プエンテ」はスペイン語で橋の意味です。ローマ橋すぐそばでかつて街を囲んでいたアラブの城壁の一部です。
-
撮影をしているとまたまたカルカッソンヌのときと同じく三脚が壊れてしまいました。よくよく夜景撮影はついていない感じである。
-
メスキータのライイトアップ。
-
-
アルミナールの塔。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
シニアのスペインの旅
-
シニアのスペインの旅[1] マドリード(1)
2013/10/01~
マドリード
-
シニアのスペインの旅[2] トレド
2013/10/01~
トレド
-
シニアのスペインの旅[3] コンスエグラ、コルドバ
2013/10/01~
コルドバ
-
シニアのスペイン旅行[4] セビリア(1)
2013/10/01~
セビリア
-
シニアのスペインの旅[5] セビリア(2)
2013/10/01~
セビリア
-
シニアのスペインの旅[6] アルコス・デ・ラ・フロンティーラ、ロンダ
2013/10/01~
ロンダ
-
シニアのスペイン旅行[7] カサレス、マルベージャ、ミハス
2013/10/01~
カサレス
-
シニアのスペインの旅[8] ネルハ、グラナダ(1)
2013/10/01~
グラナダ
-
シニアのスペインの旅[9] グラナダ(2)
2013/10/01~
グラナダ
-
シニアのスペインの旅[10] マドリード(2)
2013/10/01~
マドリード
-
シニアのスペインの旅[11] マドリード(3)
2013/10/01~
マドリード
-
シニアのスペインの旅[12] セゴビア、マドリード(4)
2013/10/01~
セゴビア
-
シニアのスペインの旅[13] マドリード(5)、帰国
2013/10/01~
マドリード
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
コルドバ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ シニアのスペインの旅
0
46