第三セクター 一駅乗る旅⑬　　野岩鉄道と龍王峡

2021/07/13 - 2021/07/13

私が物心つく頃に思春期を迎えた年の離れた兄は
当時、家族と旅行に行くのが恥ずかしい、
家族について行くくらいなら一人で家に居る、と主張し
両親も「お兄ちゃんが行かないならねえ」と遠出を嫌がったため
夏休みや冬休みの旅行は3人で会津若松1、2泊が定番でした。
（親の職場の保養所が会津にあった）

その帰りに毎回必ず日光東照宮に寄っており
子供の頃から日光にはよく行っていたのですが
宿泊した事は無かったため、のんびり行ってみよう、
と思って行った旅です。


ちなみにこの旅行記の続きはこちら↓↓
『クラシックホテルリレー⑥　日光 金谷ホテル編』
https://4travel.jp/travelogue/11710269
となっておりますのでお時間のある心の広い方は
ご一読頂けますと更に喜びます。

エリア 川治温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 5.0

とはいえ2日前に急に行く事にしたんですが
天気予報はその時から降水確率100%。

止めようかな、とかなりギリギリまで思っていたけど
ま、雨なら籠って温泉に入っていれば良いじゃないか、と自分をなだめて、

私のいつもの浅草ではなく
とうきょうスカイツリー駅からスタート。

左側のエスカレーターを上ると、

こんな眺め。

スカイツリー駅を使うのが久しぶり過ぎて、

珍しいものだらけ、

たまに違う駅使うの楽しい。

スカイツリーの足元から、

リバティで、

出発！

心配した雨は今のところ大丈夫。

川沿いの、ザ・温泉街の様相の鬼怒川などを車窓に見て、

野岩鉄道　龍王峡駅 到着～。

サヨナラリバティ。

新藤原から野岩鉄道に入ったら各駅で
特急料金無しで乗れます。

ホームが半分以上トンネルの中にある駅。

トンネル内のホーム

鉄印を頂く為に、野岩鉄道内で
有人で、駅のほどほど近くに
見る所と食べる所がある駅、
で探してこちらの龍王峡駅に降りました。

雨だと思ってあまり調べなかったけど
既になんだか良い感じ。

上手く説明できないものの
「大当たり～カランカラン！」って
ベルが頭の中で鳴り続けてます。
こんな事なかなかない。

改札を出ると広い駐車場。

その周辺に往年の賑わいを伝える、

閉業した食堂やドライブインが点々と。

その他、休業のお店もありますが、

Googleマップで見るより
平日長閑なほどほどの賑わい。

知ったこっちゃないと思いますが
いつもの私ならこういう↑渋いお店を選ぶのですが、

今日はちょっと贅沢めなお店でお昼ご飯。

旬菜蔵 せんや

天ざるそば ￥1500　と、

ゆば煮付け ￥800

いつも同じこと言って申し訳ないのですが
水が綺麗な所は何でも美味しいね。

まだ旅の前半も前半、でも今日ここに来た喜びを
ガッツポーズで噛み締めたい。嬉しい楽しい美味しい。

繰り返しになりますが、雨の予報だった為
龍王峡周辺の散策を本気で考えておらず
折り返しの列車まで時間を潰す程度に
川をチラ見できれば良いな、
くらいの軽い気持ちで来ていたし、

雨に備えてレインブーツ↑を履いて来てしまったので
足がいつも以上に重いけど、
（野岩鉄道内で撮った画像）

山道を少し下って滝を見に行く事にしました。

通りがかりのお店のお父さんのお話だと
滝まで往復30分、橋までゆっくり周遊して約1時間、との事でしたが、

次の列車の時間まで15分しか無いの。
（その次はさらに1時間半後）

でも、今日のオレは行くぜ。小走りで山道を下って。

水の流れの音が大きくなって、

滝が見えてきました。

到着！

なんとなくで選んだのにとても良い所に辿り着いちゃって
でも感動している感じ伝わりますか。（伝われ！）

あの橋まで行ってぐるりと戻って来ると1時間かかる様です。
このまま散策を続け、予定通りの列車に乗るか
1時間半後にするか少し迷って、

もう一度滝をよく見て
うーん、今度ちゃんとゆっくり来ます！

で、最初の予定通りの列車に乗る事に。
あと数分！そして駅までは登り！

まだ己の「全速力」が出せる事に驚きつつ、

切符を購入、

もつれた足でホームに向かい、

無事、予定の列車に間に合いました。

龍王峡駅から、

一駅

新藤原駅で下車。

こちらで鉄印を頂きました。

野岩鉄道は駅員さんが鉄印帳に鉄印を貼って
割り印をしてくれるので転売しにくくなっていますよ。

途中ちょっとレアなの見て、

下今市で乗り換え

ザ・新緑。

東武日光駅到着～。

たぶん電車で日光に来たの２回目

たぶん駅から東照宮方面に徒歩で行くの初めて。

歩いてホテルに向かいます。

工事中の東武日光駅前

駅から歩き始めてすぐ、

おやつ。

私は入るか迷ってる人がいる横を
割り込んで我先にと入って行く様な人間です。

割り込んで先に注文したかき氷。

日光茶屋　日光天然かき氷 とちおとめ ￥1000
シロップはお替わりできます。

食後、ホテルまで、

また散策がてら歩きます。

ちなみに東照宮近くのホテルまで、駅から歩いて20分くらい。

バスも頻繁にありますよ。

折り紙の自販機あった。

目指すホテルと間違えて、何枚も撮ってしまった。
（旧日光市役所でした）

目的地はここ！
クラシックホテルリレーに続く（予定）

この旅行記へのコメント （1）

• Antonioさん 2021/08/15 15:32:15

  思春期のお兄さん

  こんにちは。お兄さんの気持ち何となく共感出来ます。私のうちでも毎週末のように親の実家に行っていましたが、小学校の同級生では珍しい部類だったようで変わっているとか言われたのを覚えています。