2021/07/03 - 2021/07/04
27位(同エリア318件中)
かっちんさん
北海道滝上(たきのうえ)町は人いきいき、町わくわく「童話村」たきのうえをコンセプトとして町づくりを進めています。
滝上町の市街地を流れる渚滑川(しょこつがわ)は、中央付近で支流サクルー川と合流し、川幅が狭くなり、急流となり、大小幾多の滝をつくり、景勝地「錦仙峡(きんせんきょう)」となっています。
渚滑川に沿って遊歩道を探勝する約5.4kmの「ハーブガーデンと錦仙峡を訪ねるみち」は、日本ウオーキング協会により選定された「美しい日本の歩きたくなるみち500選」のひとつです。
途中にある「洛陽の滝」では、サクラマスが滝登りに挑戦しています。
遊歩道を歩くと夏の山野草や柳のリュウジョ(柳絮)が見られます。
これから渚滑線「旧北見滝ノ上駅」から道の駅「香りの里たきのうえ」を経由し、今晩の宿「たきのうえホテル渓谷」まで歩きます。
ホテルに荷物を置き、錦仙峡の遊歩道を一周します。
宿の夕食ではオホーツクの食材を活かした料理を堪能し、翌日「旧濁川駅」を訪ねます。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・滝上町観光協会「滝上町観光ガイド」「童話村たきのうえ」資料
・滝上町「虹の橋」「ピコロ」
・北海観光節、滝上の7つの体験「林鉄本流線、オシラ線」
・北の道の駅「香りの里たきのうえ」
・童話村たきのうえホテル渓谷のHP
・道北の釣りと旅「滝上町の滝を巡る」
・水力発電所ギャラリー「濁川発電所」
・NHKみんなの趣味の園芸「ヒメナデシコ」
・松江の花図鑑「クサノオウ」「ムシトリナデシコ」
・みんなの花図鑑「コウリンタンポポ」
・日光植物園「ホザキシモツケ」
・資源ドットネット「滝上芝ざくら発電所」
・みどりと生きもののセカイ♪「マルバヤナギの柳絮(りゅうじょ)」
・園芸植物育て方と花の写真「カサバルピナス」
・江本木材産業(株)のHP
・ウィキペディア「美しい日本の歩きたくなるみち500選」「太平洋炭礦」「濁川駅」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
滝上渓谷「錦仙峡」の案内図
「錦仙峡」は、渚滑川にサクルー川が合流する「虹の橋」から「ホテル渓谷」を通り、「渓谷公園」のある「水の橋」まで、風光明媚な渓谷です。
「錦仙峡」の両岸には渓谷遊歩道が整備されており、一周約4kmほど。渓谷公園の山側に「ハーブガーデン」があります。
「虹の橋」近くには国鉄渚滑線の「旧北見滝ノ上駅」駅舎が残されています。 -
「北見滝ノ上駅」
昭和60年(1985)3月に廃止された渚滑線の駅です。
ここには駅名標や鉄道備品が展示され「駅舎記念館」になっています。
旅行記にしているのでご覧ください。
『昭和60年に廃止になった国鉄渚滑線~北見滝ノ上駅舎と懐かしい鉄道備品~(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11702442 -
駅前通り(滝上町)
看板建築の商店が並んでいます。
これから駅前通りを歩き、道の駅「香りの里たきのうえ」へ向かいます。 -
イチオシ
「太平洋の海底炭」の看板(駅前通り)
ここは大正15年から石炭販売をはじめ、現在はガソリン・軽油・灯油・LPGなどを販売しています。店の名前は「〇〇石炭販売店」。
石炭は採炭の多くを釧路市の海底の炭層から行っていたため、「太平洋の海底炭」のネーミングで販売していました。
その後、政府の石炭から石油へのエネルギー転換政策により、平成14年(2002)に太平洋炭礦が閉山となりましたが、その後、「釧路コールマイン」が石炭採掘を復活させ現存しています。 -
釧路コールマインの貯炭場(2019年3月7日に訪問)
旅行記にしているのでご覧ください。
『釧路の町歩き2019-3 ~釧路炭田、臨港線、工場夜景~(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11475479 -
製材所(駅前通り)
ここではトドマツを中心に構造用製材を生産しています。
後ろの山は「芝ざくら」が5月上旬~6月上旬、一面に咲き誇る滝上公園です。 -
隣には丸太の土場(駅前通り)
地元で伐採した丸太を土場に集めています。
滝上の林業は、木を伐採した跡地に苗木を植え付ける造林を行い、地産地消から持続可能な地域づくりに貢献しています。
江本木材産業のHPには、SDGsローカルアクション映像大賞を受賞した「林業に学ぶ、持続可能な発展のヒント」が公開されています。
http://emotomokuzai.co.jp/ -
「虹の橋」(渚滑線鉄橋跡)
大正12年(1923)~昭和60年(1985)まで走っていた国鉄渚滑線。
渚滑川に架かる鉄橋を残すことになり、「ふるさと創生事業」により、「虹の橋」に生まれ変わりました。
「虹の橋」は全国的にも珍しい2階建ての橋。
入口には童話の世界をイメージした三角屋根の門が作られ、1階の床下からは滝のように放水し、そこにプリズムを利用してライトや太陽光線が当たることで虹が架かります。 -
「虹の橋」からの眺め
渚滑川(手前)とサクルー川(左側)の合流地点。
合流した先のゴツゴツした岩の間に「蛟竜の滝」があります。 -
滝上町の町並み
-
童話村たきのうえのイメージキャラクター「ピコロ」
芝ざくらをひと振りすると、たちまち願いを叶える「芝ざくらの妖精」です。
シュウトルマップ川に架かる橋の親柱に描かれています。 -
紫色の「ルピナス」(滝上町の道端)
-
「あっちだよ」と指さす「エゾクガイソウ」(滝上町の道端)
-
白樺の並木道
国道137号と並行している歩道は、かつて「渚滑線」と「滝上森林鉄道」が濁川駅へ向けて走っていたところ。 -
イチオシ
メルヘンチックな道の駅「香りの里たきのうえ」に到着
オレンジとクリーム色を基調にした壁に、赤色の三角屋根。
まさに童話の国に来たような雰囲気。 -
今晩泊まる「たきのうえホテル渓谷」
目を左に移すと、西洋風の建物と高い塔。 -
イチオシ
お洒落な建物(たきのうえホテル渓谷)
高い塔の階段は、ホテル5階とつながっていますが、現在は立ち入り禁止。
ホテルにチェックインし、これから錦仙峡の散策に出かけます。 -
「錦仙峡」の渓谷遊歩道
「ホテル渓谷」から出発し、渚滑川左岸の遊歩道を上流に向かって歩きます。
帰りは右岸の遊歩道を「水の橋」まで下り、「渓谷公園」を通り「ホテル渓谷」に戻って来ます。
4kmを周遊する散策です。 -
渚滑川の渓谷「錦仙峡」(ホテル付近)
川幅が狭く、大小幾多の滝を作り、景勝地になっています。 -
「フライフィッシング」の渚滑川(錦仙峡)
「キャッチ&リリース」で、釣り人の楽しみとニジマスなどの川魚を守っています。 -
「洛陽の滝」(錦仙峡)
昭和初期に下流の濁川発電所の取水堰がこの場所につくられ、堰を乗り越える流れが「洛陽の滝(らくようのたき)」になっています。 -
堰を乗り越える豪快な「洛陽の滝」
-
イチオシ
滝音に負けず、静かに佇む「アサツキ」(洛陽の滝)
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右岸の岩肌を流れる小さな滝もあります(洛陽の滝)
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サクラマスの滝登り(洛陽の滝)
落差の大きい滝にチャレンジ。 -
イチオシ
体をひねって ジャンプ・・・(洛陽の滝)
-
でも、滝の上まで届きません(洛陽の滝)
昔の発電所建設時につくられた取水堰なので、魚道まで考慮されていません。
ホテルの人の話によれば、川の水量が増える時に落差が縮まり登れるつわものがいるとか・・・ -
フライとルアーフィッシングの地域(洛陽の滝)
洛陽の滝から滝上橋までは、キャッチ&リリースの専用区。 -
ピンクの可愛らしい「ヒメナデシコ」(錦仙峡)
遊歩道を歩いていると山野草が見られます。 -
スマートな「エゾクガイソウ」(錦仙峡)
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鮮黄色の「クサノオウ」(錦仙峡)
多数の雄しべの間に青虫のように雌しべがあります。
葉は1~2回羽状に裂けます。 -
赤橙色の「コウリンタンポポ」(錦仙峡)
茎先に総状花序を出し、10輪くらいの花をつけます。
花径は20~30mmくらい。 -
樹木の「ウロ」(錦仙峡)
大きな穴を木の洞(うろ)と呼び、フクロウやカワアイサ等大きな鳥たちが子育ての住居にしています。
小さな洞には昆虫やリス、シジュカラ等の小さな鳥やさまざまな生物の住み家となります。 -
穂状の「ホザキシモツケ」(錦仙峡)
北海道では普通に見られ、本州では日光と霧ヶ峰にしかありません。
他のシモツケ類と異なり、穂状の花序を持ちます。 -
「夫婦の滝」(錦仙峡)
小さな滝です。 -
「ノイバラ」(錦仙峡)
-
紫色の可愛らしい「コンフリー」(錦仙峡)
-
民家のお庭(錦仙峡)
遊歩道から見えます。 -
「滝上芝ざくら発電所」(錦仙峡)
渚滑川を水源とする水力発電所で、大正14年(1925)に「滝の上発電所」の名前で運用を開始。
2012年に発電用の水車が破損して運転不能になり、夕張市には既に同名の水力発電所が存在していたことから、改修後の2013年の運転再開に合わせて「滝上芝ざくら発電所」に改名しました。
発電出力260kwの小さな発電所です。 -
「白馬の滝と蛟竜の滝」(錦仙峡)
左側の渚滑川から落ちる幅広い人工の滝が「白馬の滝」。
右側のサクルー川(支流)と合流し、渓谷となっている滝が「蛟竜(こうりゅう)の滝」。
渚滑川に架かる橋は「虹の橋」。 -
「ヒメナデシコ」の群落(錦仙峡)
渚滑川の橋を渡り、右岸の遊歩道を歩き始めます。 -
「ミズナラ」の大木(錦仙峡)
-
「夫婦の滝」(錦仙峡)
右岸の遊歩道を歩くと、2つの滝になっている「夫婦の滝」が確認できます。 -
ややっ、これは何?(錦仙峡)
「マルバヤナギ」の綿毛「リュウジョ(柳絮)」が飛んできて橋に降り積もっています。 -
綿毛と実のついた「リュウジョ」(錦仙峡)
「マルバヤナギ」の枝に付いた実が熟してはじけると、ふわふわの綿毛に抱えられた種子が空を舞い、落ちてきます。 -
「カサバルピナス」(錦仙峡)
大きな葉を傘にたとえ名付けられたもので、ルピナスの中でも大型で高さが60~80cmほど。 -
「ムシトリナデシコ」(錦仙峡)
花の色は紅色、淡紅色、白色などで、花が密に集まって咲きます。
茎の上部の節の下から粘液を出し、虫がくっつきます。 -
「クサフジ」(錦仙峡)
-
「アジサイ」(錦仙峡)
-
道の駅「香りの里たきのうえ」
正面から見たところ。
遊歩道は「道の駅」のそばを通ります。 -
綿あめのような「オニシモツケ」(錦仙峡)
ホテル渓谷の対岸付近に到着。
さらに遊歩道を歩き、下流にある「水の橋」へ向かいます。 -
直立する「トクサ」(錦仙峡)
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「ヤマブキショウマ」(錦仙峡)
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「水の橋」(錦仙峡)
遊歩道の下流側終点に到着。
ここで水管橋の「水の橋」を渡り左岸へ向かいます。 -
「水の橋」から上流側の眺め(錦仙峡)
-
枝に付くマルバヤナギの「リュウジョ」(錦仙峡)
「水の橋」の高い位置から、枝に付く「リュウジョ」が間近に見えます。 -
おとぎの国のような「ハーブガーデン」
「水の橋」を渡ると、小高い丘に「ハーブガーデン」があります。
ここには約300種類のハーブを見ることができます。
閉園時間16:30を過ぎているので、パスします。 -
イチオシ
ふわふわした綿のような「リュウジョ」(錦仙峡)
「ホテル渓谷」へ戻る遊歩道にも積もっています。
今がリュウジョの飛ぶ季節です。 -
「ホテル渓谷」の夕食
ホテルに戻ってお風呂で汗を流し、いよいよ夕食。
オホーツクの食材を活かした創作料理が並びます。
前菜、お刺身、小鉢、牛肉の味噌陶板、・・・など。 -
ご飯は「カニちらし」(夕食)
-
デザートは「夕張メロンとシャーベット」(夕食)
地元の食材の料理を美味しくいただきました。 -
イチオシ
渚滑線「旧濁川駅」の木造駅舎
翌日、訪れた「旧濁川駅」。
ここは渚滑線終点「旧北見滝ノ上駅」からひとつ手前にある駅。
滝上森林鉄道の発着駅でもあり、森林鉄道で運ばれてきた木材を渚滑線の貨物に積み替える木材搬出駅でした。
森林鉄道は昭和34年(1959)に廃止。渚滑線は昭和60年(1985)に廃止されています。
現在は、広い敷地の木材置き場がパークゴルフ場になり、駅舎が残りパークゴルフ場の休憩所等に再利用されています。 -
駅舎のホーム側(旧濁川駅)
転轍機や信号機を操作する「てこ」があった土台(手前)と奥に改札口が見えます。 -
お昼は「あんかけ焼きそば」(ホテル渓谷)
ホテル渓谷で人気No.1の「あんかけ焼きそば」。
熱々の鉄板に盛られた焼きそばがテーブルに運ばれ、目の前であんかけをかけてもらうと、ジュージューと音を立て汁が飛び跳ねます。
美味しさは絶品です。
次の旅行記は、滝上町の歴史を知ることができる「郷土館」、約700haの高層湿原に大小の沼と浮島がある「浮島湿原」を紹介します。
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