2026/02/14 - 2026/02/14
322位(同エリア327件中)
玄白さん
かねてより一度見てみたいと思っていた冬の風物詩、オホーツク海の流氷。道東の冬のオホーツク海沿岸に、ロシア極東のアムール川の川氷やサハリン北部の海氷がオホーツクの沿岸に押し寄せる流氷は、紋別、網走、知床で、その形状や大きさが異なるというので、今回は、予備日も含めて5泊6日の日程で、これら三か所の流氷撮影に臨んだ。
まずは、紋別の流氷から。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨年、出雲への旅行で、首都高の渋滞より、羽田空港で予約したフライトに乗れず、旅行日程が大幅に狂ってしまったという苦い経験があったので、今回は十分な余裕を持って羽田空港へ。
朝食抜きで自宅を出たので、羽田空港のレストラン「こめらく」で朝食だ。これから北海道でシーフードを楽しもうとしているのに、もうシーフードレストランに入る。それほど、我が家はシーフード大好き夫婦なのである。 -
フライトはANA375(羽田10時35分 ― 紋別12時20分)。予定時刻に離陸
機内は満席。通路側の座席なので、機外の風景の撮影はうまくできなかったが、搭乗後30分ほどで見慣れた風景が外に見えてきた。我が栃木県北部の男体山や中禅寺湖である。 -
定刻通り、オホーツク紋別空港に到着。
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この日はバレンタインデーということで、到着時にANAからバレンタインチョコのサービス。ANAもなかなか粋なサービスをする。
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空港内到着ロビーのニッポンレンタカー窓口で予約してあったレンタカーを借受。
さっそく、紋別港の流氷観察クルーズの彩氷船「ガリンコ号」の乗り場へ。 -
港の周辺は海洋公園「紋別」と言い、いくつかの観光施設がある。
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予約してあった乗船バウチャーを乗船券に替える窓口がオープンしていないので、しばし周辺を散策。
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港内にも少しだけ流氷が漂っている。遠くに見える建物は陸地から流氷を眺める観光施設「ガリンコタワー」である。
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オホーツクとっかりセンターというアザラシの飼育施設があったので、入場料¥500払って、入ってみた。
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多分、流氷上にいる自然のアザラシはよほど運が良くないと見られないだろうということで、ここでアザラシ観察である。
海で傷ついたアザラシの保護という目的もある施設なのである。
この時は2頭のゴマフアザラシが飼育されていた。一頭はプールの端っこで顔を出しておとなしくしていたが・・・ -
もう一頭は活発に狭いプールの中を泳ぎ回っている。
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定期的にアザラシのエサやりタイムがあり、別料金でが観光客がアザラシにエサをやる体験ができる。まずは、飼育員のお姉さんが、エサでプールからアザラシをおびき出して・・
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簡単な芸を披露。このあと5人ほどのエサやり料金を払った観光客がエサの魚を食べさせるショーである。
アザラシはイルカ同様、海獣としては知能が高いらしい。 -
定刻になったので、彩氷船「ガリンコ号」に乗船。この船、ガリンコ号としては3世代目にあたるという。
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船首に巨大なドリルがついている
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大きなブロック状の流氷に船首を向けて、ドリルでガリガリ氷を砕いて進むのである。「ガリンコ号」の名前の由来である。
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はるか沖合にブロック状の流氷が見えるが、近いところでは薄い氷がびっしりと埋め尽くされている
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紋別の流氷は薄い板状の氷が多い。
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流氷の上に黒い鳥がいる。カラスか?!
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イチオシ
薄い蓮の葉状の流氷。板状の流氷がぶつかりあって、周辺が縁取りされたような形になっている。
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彼方まで続く蓮の葉状氷の中にブロック状の氷が島のように浮かんでいる。
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氷の種類による密度の違いが、海面の不規則な境界線を描いている
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流氷の起源は、ロシア極東のアムール川河口とサハリン北部の川の河口である。冬にシベリア寒気団のー20度以下の低温と河川から流れ込む淡水により、塩分が薄まり、結氷温度があがって、凍った海氷が、北西の季節風と千島海流によって道東のオホーツク海沿岸にたどり着くのである。
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イチオシ
日本で唯一、流氷が見られるのは北海道北東部だけである。
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流氷の底にはアイスアルジーという氷の藻類が生息し、それがプランクトン → 魚 → 海獣 → 鳥へとつながり、オホーツク海の豊かな生態系を支えているのである。
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イチオシ
ガリンコ号で砕かれた船首の氷が船側に押し出されて行く
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近年、流氷の量、海岸への流氷接岸回数の減少が顕著になっているらしい。容易に想像がつくことであるが、原因は地球温暖化、すなわち気温、海水温の上昇、風の変化による。将来的には、やがて北海道のオホーツク海沿岸では流氷が見られなくなるかもしれない。
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特に氷の形状と温暖化の関係では、温暖化の影響で蓮葉状氷が増えると言われている。ただ、単純に温暖化で一方的に流氷が減るということではなく、年によって流氷の情況の変化が大きいらしい。
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クルージングの時間は約2時間ちょっとである。あっという間に寄港の時間となった。流氷原がずいぶん沖合にあるので、通常より15分延長になるとのアナウンスがあった。
沖合から見る紋別の街並み。 -
イチオシ
高緯度の道東では太陽の位置が低い。流氷原のサンロード
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紋別の流氷はこれで見納め。
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蓮葉氷で埋め尽くされた海で、氷を砕きながら港へ引き返す。
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こんな大きな流氷の上にアザラシでも寝そべっていれば、絵になるのだが、そんなにうまくはいかない。
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船尾から船の航跡を眺める。流氷は小さな蓮葉状氷なので、船が作り出す波で、流氷ごとうねっている。
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イチオシ
紋別港に戻ってきた。
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ガリンコタワー遠望
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ちょうどホテルのチェックインの時間となった。
今宵のホテルは、紋別プリンスホテルである。朝食のみ付いているプランなので、夕食は、外食である。 -
ちょっと気が早いような気がしなくもないが、ロビーにはひな人形が飾られてる
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部屋は清潔で申し分ない。さっそく着替えて地下の浴場へ。
最近の我が家のホテル選考基準はサウナ施設があるかどうかである。宿によっては、サウナと言っても、整い椅子がなかったり、動線がよろしくないようなところもあるが、このホテルのサウナ施設は合格点である。温泉の泉質はアルカリ性低張性の泉質で、塩分濃度が高く、肌はツルツルになる。ただし、源泉は冷鉱泉なので沸かしている。それでも紋別唯一の温泉だという触れ込みである。 -
部屋から沈む夕日と紋別の街並み
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夕食は海鮮食堂「よってけ丸富」へ。
地元水産加工会社直営で、食材は紋別の海でとれた魚介がメイン
ホテルからは歩いて10分ほどの場所である。幸い雪も風もない穏やかな夜なので、移動は簡単である。路はよく除雪されている。 -
メニューは左上からいか一夜干し、ホッケ開き、右上段はホタテのバター焼き
右下は刺し身の五点盛り(サーモン、しめ鯖、白身魚、ホタテ小さい、つぶ貝)、たこサンギ、蟹の甲羅味噌焼き
左下:北海道の地酒「三千桜」、写真にはないが「北斗随想」も飲み比べ -
部屋からの朝の紋別の街並み。
奥に見えるのは、紋別市営の大山スキー場だろうか? 玄白はスキーはやらないので関係ないが・・・ -
朝食はバイキング形式にて
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デザートもしっかりいただく。
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翌日9:00にチェックアウト。
この日は網走に移動して、またまた流氷観光であるが、その前に昨日は行けなかった巨大なカニの爪のモニュメントを見に行った。
1983年から開催された「流氷アートフェスティバル」に使用するオブジェとして、彫刻家の長崎歳氏、紋別商工会議所の桑原久雄氏、そして紋別市民によって共同制作された。高さ12m 幅6m 重さ7トンにも及ぶ、見るものを圧倒する巨大なオブジェであるが、かつてはこれを海に浮かべていたらしい。ばかばかしいと言えなくもないないが、当時は観光の目玉にしようという意図があったのであろう。
続く
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