2021/07/23 - 2021/07/23
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senqingさん
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初夏から夏にかけては様々な高山植物などが咲き乱れ、花の多さに驚きます。噴火によって形成された外輪が中央のカルデラを囲む展望は見事な素晴らしさです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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玉川温泉にプチ湯治の予定が、近くにこんな素晴らしい場所があるのだと知りました。せっかく秋田まで来たのだから寄ってみました。登山はしんどいから苦手だけれど・・・でも、雲を下に眺めた雄大な美しさは登った人にしか分かりません。
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アルパこまくの大駐車場で駒ケ岳線バスに乗り換えます。八合目までは道はあるのですが、この時期はマイカー乗り入れ規制があり進入禁止となります。確かに道は狭くバスとのすれ違いは難しく、八合目の駐車場は狭く、規制をかけないと大渋滞を起こし、自然にも悪影響を及ぼすと思われます。アルパこまくさ始発6時1分に乗車です。既に100%の乗車率とアルパこまくさの建物です。
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八合目駐車場にある休憩所・トイレです。水や熊よけの鈴など購入できます。但し電気はきていません。
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休憩所内部です。何とヘルメット、ストック、傘、毛布、背負子、タンカなど置いてあります。ご自由にお使いください、・・・ボランティアの会と書いてあります。実は宿にストックを忘れてきていたのです。飽きれるやら、情けないやらで、意気消沈です。ここにストックが3本ありました。一本ずつ借りることにします。若い人は山道を飛ぶようにスイスイ登っていきますのでストックなど必要ないかもしれませんが、シニアには必需品です。道は石がゴロゴロしているし、一段の段差は大きくて、なかったら苦労したと思います。ボランティア会の皆さんありがとうございました。
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写真奥が登山道入り口です。左側の靴洗いで下界の泥を落とし出発です。持っているストックが借用品です。
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コースは色々あるみたいですが、時間が一番短く簡単な道を選びます。地図では阿弥陀池北側をなぞりましたが、実際は現地で逆さ男女岳写真を撮りたかったので、コースは南側を通っています。赤色の道をたどり、緑色の道で戻りました。
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八合目駐車場からの眺めです。
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最初はこんな道を進みます。最初にオニアザミ (オニアザミだと思う) のお迎えです。
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硫黄鉱山跡に到着です。露天掘りの鉱山は廃鉱後何十年経っても草木も生えぬはげ山です。まだ硫黄が噴出しているそうです。
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振り返るとスタートした八合目の休憩所が小さく見えます。随分登ってきました。
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こんな道が続きます。石の表面が平らでなく歩きにくいです。運動靴では足首を痛める可能性があるのでやめた方がよいでしょう。
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登っている右側は常に開けていて、写真のような風景が展開するので大変気持ちが良いです。
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朝露に濡れた花々は大変美しいです。
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30分くらい歩いたでしょうか、道端に咲いていた花の一部です。評判の通り本当に高山植物の多さには感動します。
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山肌一面に咲き乱れている花です。写真では良く分からないでしょうが、大変美しいです。
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片倉岳展望台に着きました、一休止です。
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ここからの眺めは重なり合った山と山がずっと連なり実に雄大です。
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この紫色の花はリンドウでしょうか?
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片倉岳展望台から先は徐々に全体の見晴らしが良くなり左手に男女岳、右手に男岳を見ながら進みます。
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ニッコウキスゲの群生が現れてきました。
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この先は阿弥陀池に続いています。右に見える山は男岳です。
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阿弥陀池に到着です。遠くのほうに避難小屋が見えます。
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後ろを振り返ると男岳です。ニッコウケスゲは今が見頃です。
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阿弥陀池の両岸を木道が続きます。
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逆さ男女岳です。横一線に左から右に人々が進みます。
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男女岳登り口です。最初は細かい石の道で歩きやすかったです。頂上目指して黙々と登ります。
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大きな石を敷きししめた道に変わり、そして梯子を寝かせたような道が続き、どんどん急坂になって行きます。頂上はまだまだです。
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やっと頂上に着きました。先は進入禁止になっているが道はまだ続いていました。
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頂上からの眺めです。7月も終わりなのに横岳方向にはまだ雪が残っています。
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男女岳を下山し遅い朝食を頂きます。晴れていた空が靄ってきました。
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しばしの休息後帰路につきます。横岳に向かって出発です。行く先は完全に靄っています。
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こんな急坂をハアハア息継ぎながら登ります。
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横岳分岐点に到着です。左横岳0.2km、右男0.8km、手前阿弥陀池0.3km(登ってきた場所)となっています。
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良く見るとここにも色々な高山植物が咲いています。
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歩いていて、気付いただけでもなぜこんなにたくさんの花が咲いているのでしょうか。載せていない花はまだたくさんあります。
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横岳から森焼はなだらかな尾根伝いに行くので楽ですが、完全に靄っていますので、両側の景色が見えません。でも、道の両側に小さな花がたくさん咲いていることはお分かりでしょうか。
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横岳頂上です。岩のような石のような塊がゴロゴロした荒れ果てた場所です。最初の地図で赤色になぞった道は途切れることなく人がいたのに、緑色でなぞったこの道は、抜かれた登山客3組、すれ違った登山客3組で計10人ばかりです。周りは視界がきかないし、本当にこの道で良いのかと疑心暗鬼になりながら進みます。他の人は何処へ行ってしまったの。スタート地点の八合目小屋に着いて分かったのですが、ほとんどの人は元来た赤色の道を戻ったそうです。皆さん良く調べていますね。何も見えない道は行ってもしょうがないことでしょう。
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焼森山頂です。360度周りは何も見えません。
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焼森の火山灰斜面一面にコマクサが咲いていました。こんな痩せた地に、どうして可憐な花がさいているの。
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あとは歩きにくい道を下るだけです。復路は疲れてしまいひたすら歩くだけです。
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崩壊してロープ・鎖を伝わらなければならない場所や梯子があるほどの段差など4~5か所あり、かなりワイルドな道です。
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沢みたいなところに出たら間もなくゴールです。草木が高く全体の風景が見えません。
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帰りのバスを階段に座って待ちます。バス停のアルパこまくさに日帰り温泉があり、付近には乳頭温泉郷などたくさんの温泉があるので、そこで汗を流して帰る人も多いです。距離約6km累積高低差約700mで3時間程度の行程ですが、5時間ほどの時間をかけゆっくり進みました。私にとってはかなりきつい初心者コースでしたが、周囲を見渡せる大展望、さまざまな高山植物、魅力いっぱいの秋田駒ケ岳でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2021/08/09 16:11:34
- お久しぶりです
- senqingさん ご投票ありがとうございます。
私も秋田駒ヶ岳に魅せられた旅人の一人です。毎年通っています。
花の魅力が伝わってくる素晴らしい旅行記と拝見しました。コマクサがまだ残っていたなんて、幸運でしょう。でも凄い人出ですね(□・;)
往復ではなく周回のほうがずっと山を楽しめると思います。ただ下山路はちょっと面倒でした。ここを登ってメインルートを下りると安心でしたね。釈迦に説法かと思いますが、面倒くさい道は登るほうが安全です。
初めのほうに「リンドウでしょうか」とある紫は、タカネツリガネニンジンだと思います(最後のほうの「良く見るとここにも色々な高山植物が咲いています」も同じですね)
- senqingさん からの返信 2021/08/21 19:58:38
- Re: お久しぶりです
- 返信遅れてすみません。
毎年通っているとはすごいです。秋田は遠いでしょ!四季折々の情景も堪能できたら素晴らしいと思います。ルートは確かに逆にすれば良かったかも、でももう遅いです!(^^)!
何も生えないような火山礫の地にコマクサの群生は驚きました。ただガスって周りが何も見えなかったのは残念でした。「コマクサがまだ残っていたなんて」、と言うことは盛り時期が違うのですね。じゃあ私はコマクサの群生が見られてラッキーでした。
紫の花は「タカネツリガネニンジン」と教えてくれてありがとうございます。また一つ花の名前を覚えました。もねさん 花の知識が豊富ですね。花の好きな人は心が清らかで美しい人と言われています。また、機会があったら教えてください。
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