高山植物を愉しむ利尻・礼文　ひとり旅☆利尻島観光とうに丼編 ④

2021/07/05 - 2021/07/08

北海道利尻・礼文島旅行の3日目　楽しかった礼文島から利尻島にフェリーで渡ってきました。

利尻島では、楽しみにしていた利尻富士の絶景を楽しみにしていました。
あいにく天候は、曇りで利尻富士を満足に見ることは難しく過ごしました。

利尻富士の絶景は、ほぼなしですが　利尻島の観光地巡りとシーズン真っ盛りのエゾバフンウニのうに丼を満喫することが出来ました。

エリア 利尻島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

礼文島香深フェリーターミナルから利尻島沓形フェリーターミナルへ渡ってきました。
所要時間40分程度なのであっという間です。

写真は、鴛泊にて撮影しました。

フェリー到着時間に合わせて　宗谷バスの定期観光バスが組まれています。
「利尻Bコース」に乗車します。

到着が鴛泊フェリーターミナルになるので　観光と移動が出来るのでとっても便利です。
しかも3300円と格安！

定期観光バスの最初のポイント「神居海岸パーク」に来ました。

ここでは、別料金で　ウニ採り体験が出来ます。

「箱メガネ」を使って水中を覗き　タモを使ってすくい取ります。

海が透き通っていて　昆布は、よく見えるのですが　ウニは、見つけにくいです。

大きなウニが見つかったようです。

自分で採ったウニは、ウニを割る道具を使って身を取り出し食べることが出来ます。

バスは、「神居海岸パーク」の隣の「カムイテラス」出発なので少しだけ歩いて移動します。

自然観察エリアで利尻固有種「リシリヒナゲシ」を見つけました。
このお花は、利尻山の9合目辺りに咲くお花だそうなので　きっと植えたのでしょう。

淡いレモン色の花びらがとっても可憐で可愛らしいです。

案内看板によるとこの場所で昆布の日干しも見られそうです。
7月下旬～8月上旬、結構短い期間なのですね～

車窓から「人面岩」です。

ハチマキをしてる人の横顔に見えます。

カモメもいっぱいです。

人面岩 寝熊の岩 自然・景勝地

こちらも車窓から「寝熊の岩」です。

うつ伏せで寝ている熊の姿に見えます。

朱色の鳥居と海に突き出た岩場にほこらがあります。
「北のいつくしま弁天宮」です。

こちらも車窓からの見学です。

写真撮影が大変です(笑)

北のいつくしま弁天宮 寺・神社・教会

「仙法志御岬公園」で下車見学します。

仙法志御崎公園 動物園・水族館

溶岩流が固まった荒々しい海岸線。

ここから利尻山が見えたらな絶景だったことでしょう。
残念ながら曇って見えません。。

想像力を駆使してみます。
ほら利尻山のすそ野と山と・・・。

本来なら稚内から出張してきたアザラシに会えるはずなのですが　コロナの影響でご不在でした。
これまた残念。。

案内板の写真だけは、すんばらしい。。

悔しすぎる・・。

とろろ昆布を作っている様子がガラス越しに見られるお土産屋さんにも立ち寄りました。
試食しましたが　ふわふわの昆布が美味しかったです。

バスは、「オタトマリ沼」へ

変わらず利尻富士のお姿がありません。。

沼を一周する遊歩道もあります。

オタトマリ沼 自然・景勝地

ツアー最後に「利尻島郷土資料館」に来ました。

大正2年に建設された村役場を利用しています。

利尻島郷土資料館 美術館・博物館

資料館の裏が高山植物園になっています。

こじんまりとしていますが　お手入れが行き届いていて　見学時間の半分をここで過ごしました。

「チシマウスユキソウ」

「レブンウスユキソウ」と似ているけど違うんですね。

3時間10分の観光を終えて　鴛泊フェリーターミナルに着きました。

この日に泊まる「ペンション群林風」さんに迎えに来てもらってペンションへ。

ペンション群林風（グリーンウィンド）＜利尻島＞ 宿・ホテル

ペンションで夕食を頂きます。

大好物のウニもあります。

後だしで蒸し物。
贅沢にウニものっていて　とっても美味しかったです！

夕食後に手作りの地図見て　温泉へ歩いていきます。

暗くなると迷ってしまいそうで　分かれ道で写真を撮りながら向かいました。

こちらが利尻富士温泉です。

立派な温泉施設です。
私は、登山してないですが　利尻山登山後の温泉は、格別でしょう！

利尻富士温泉 グルメ・レストラン

旅行中最後の朝食です。

このテーブルからもお天気が良ければ利尻山が見らるそうです。

あいにく最終日の朝も曇り空・・。

最終日は、飛行機の時間までサイクリングで　利尻島を周ります。

サイクリングコースが整備されているので走りやすいです。

景色を楽しみながらサイクリングを楽しみます。

ルートは、「姫沼」～「ペシ岬」～「夕日ヶ丘展望台」～「富士野園地」を予定しています。

ペンションのオーナーから、「姫沼への道は、上り坂がキツイので達成できるかどうかは、体力次第」と言われてしまいます。。

頑張るぞ～！！

サイクリングコースも思ったよりアップダウンがあって　レンタルしたママチャリでは、想像以上にきつく感じました。

そして姫沼に向かう登り坂は半端なかったです。
一部自転車を引いて歩きながら進みました。

苦労しましたが「姫沼園地」に到着です。

橋を渡ります。

姫沼は、鮮やかな緑が映り込んでとてもすがすがしいです。

姫沼 自然・景勝地

歩きやすそうな遊歩道もあります。

歩き始めましたが途中で引き返しました。

姫沼からの戻りは楽々の下り坂！
ちょっと前の私のように自転車で苦心されてる3人組とすれ違い・・。
「頑張って！」と声を掛けます。
ここですれ違った3人組さんたちとは、ご縁があってその後の行く先々でお会いしました。

「姫沼展望台」

姫沼展望台 名所・史跡

姫沼展望台からペシ岬方面を眺めます。

お天気が良ければサハリンまで見通せるようです。

帰り道は、海沿いの道を選びました。
サイクリングコースよりアップダウンが少なくて進みやすいです。

ペシ岬展望台へ向かいます。

ペシ岬 ビーチ

ペシ岬からも利尻山のすそ野が見えます。

天気が良ければ・・・。

利尻山は見えませんが　せっかくなのでペシ岬の上まで登りましょう！

ペシ岬展望台 名所・史跡

一気に登ります！

眼下に鴛泊湾が見えます。

そしてやはり、すそ野のみの利尻山・・。

「ミセバヤ」でしょうか？
とても鮮やかに咲いています。

引き続き自転車を走らせて「夕陽ヶ丘展望台」にやってきました。

夕日ヶ丘展望台 名所・史跡

海岸線の向こうに次の目的地「富士野園地」と「ポンモシリ島」が見渡せます。

「エゾカワラナデシコ」が咲いています。

夕日ヶ丘展望台からも利尻山のすそ野・・。

すぐ近くの「富士野園地」に来ました。

富士野園地 自然・景勝地

映画「北のカナリアたち」で印象的なエゾカンゾウのお花畑を歌いながら歩くシーンは、ここで撮影されたそうです。

映画のように満開の「エゾカンゾウ」を期待したのですが　咲き終わりに近かったのか　遠くに少し咲いているだけでした。

ポンモシリ島です。
ウミネコがいっぱいです。
目の前を飛んでる姿を撮影出来ました。

ポンモシリ海岸 自然・景勝地

雲が多いながらも絶景です！

サイクリングで周りたかった場所すべて周りました。

鴛泊フェリーターミナル前の「さとう食堂」でお昼ご飯にします！

さとう食堂 グルメ・レストラン

7月の礼文・利尻旅行の〆は、もちろん「うに丼」

エゾバフンウニが写真以上にたっぷり乗ってます！
4500円とお高いですが　食べれば大満足！！

これを食べるために「毎年利尻礼文を訪れたい」と思わせる味です。

うに丼を食べ終わっても飛行機の時間まで余裕がありました。
利尻高山植物展示園と利尻温泉で時間調整しました。

一瞬ポツポツと小雨が・・・。
「ツユクサ」に露が付きました。

高山植物展示園 公園・植物園

「リシリゲンゲ」

地面を這うように伸びて咲いています。
この花も利尻山の9合目付近に咲いている花のようです。

「イブキジャコウソウ」がぎっしりと咲いています。

「紅アッツザクラ」

「イワギキョウ」

「ミヤコグサ」

「コマクサ」白

「四季咲きコマクサ」

「リシリソウ」

利尻の名前がついていますが　利尻ではなかなか見ることのできないお花のようです。
礼文に咲いているそうです。

「ツルコケモモ」

利尻の南浜湿原で咲く花

「レブンソウ」

白の「コマクサ」

利尻の高山植物園、たくさんの種類の可憐なお花が咲いていてました。
自力では、見に行くことのできなかった場所に咲くお花も見れて大満足です！

ペンションに自転車を返却して預けていた荷物を受け取り利尻空港へ送って頂きました。

無料の自転車レンタルのお陰で時間を有効的に使って楽しむことが出来ました。
とても有難かったです。

利尻山と共演する飛行機の写真が撮りたかった。。

利尻空港 空港

雲も好きだけど　青空が見たい。。

晴れつつあるので展望台から最後まで粘りました。

残念ながらこのすそ野が精いっぱい。。

来年リベンジしようかな・・。
6月頃なら今回見た高山植物以外のお花もたくさん咲いていて楽しめるかもしれない。。
お天気ばかりは、運だけど・・。

離陸しました。
島の東から雲が抜けて晴れてきていたのね。

北海道のオロロンラインが見えてきました。

北海道道106号稚内天塩線 (オロロンライン) 名所・史跡

オロロンラインの上空から利尻島を振り返って見てみます。

あそこに見えるのは、利尻山の頂上？
利尻山も精いっぱい頑張ってくれたのかもしれません。。

パッチワークの景色が見えたころに千歳空港に着陸です。

空港内の「雪あかり」でコーンバターラーメン頂きます。

このお店は、麺のハーフサイズが出来るので　残すことなく完食できました。

雪あかり 新千歳空港店 グルメ・レストラン

待ち望んだ青空は、上空しかないのね。。
ちょっと心残り・・。

来年は、海外旅行しちゃってるのかな？
「来年また来ます。」とは言えないけど再訪したい場所です。

この旅行記へのコメント （4）

• takaさん 2021/08/01 10:20:17

  あらゆる好奇心を満たす旅でした。

  yumirinさん、こんにちは。
  
  利尻礼文旅の、そして総4編にわたる旅行記、本当にお疲れ様でした。今回のyumirinさんの旅行記を拝見してつくづく感じました。
  
  それは、ymirinさんの旅行はただ、行って楽しかったです、きれいでした、おいしかったです、の単純なありふれた旅行記とは全く違うものです。
  
  本当にそこを訪れた人にしかわからない、そこを訪れない人には決してわからない情報を自ら前もって調べ、帰ってからも調べ、旅行の情熱だけでなく、その知的好奇心やそれを満たすための努力にも敬意を払いますね。
  
  コマクサやコケモモ等の高山植物も緯度の高い利尻礼文だからこそ咲いている花も多く、とても美しい野の花たちも見ることができました。食欲も観光欲、知識欲も満たされる素晴らしい旅行記でした。結構知っているはずの私が見たことのない貴重種まで紹介いただき大満足です。
  
  私もはるか昔に訪れたときの利尻礼文しか知りませんが、yumirinさんの旅行記でとても旅行欲が一段とつよくなりました。4500円のエゾバフンウニ、豪華ですね。私もいつかは・・・・の夢です。
  
  利尻島ですが全景は夏場はきれいに山の全景を見るのは難しいと思います。利尻山は海の真ん中から突き立つ山なので特に暑い時季は海からの上昇気流で霧やガス、雲が発生しやすいです。
  
  だから山だけ目あてならば季節は春の早くか、気温が下がって気流が発生しずらい秋だと思います。でも、そのころはウニや花の時季には合わないので両立は難しいですね。
  
  でも、yumirinさんの今回の旅行記で利尻礼文の良さである「花」や「食」「見どころ」といった雰囲気は存分に伝わりました。素晴らしい旅行記でした。
  
  ありがとうございました。
  　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　taka
  

  yumirinさん からの返信 2021/08/01 22:17:04

  Re: あらゆる好奇心を満たす旅でした。

  takaさん
  
  いつも丁寧に読んでくださりありがとうございます！
  雲のなりたちのご解説もありがとうございます。
  takaさんの説明を読んで屋久島の雨を思い出しました。
  なんとなく似てるのかしら・・・。
  ただ夏の絶景は、確率的に低いとわかり諦めもつきました。
  残雪の多い春に行ってみたいです！
  
  実は、ベンションのオーナーに「いつ来たら晴れの確率が高いのか？」聞いてみたんですよ？
  でも「わからない」の一点張りで・・・。
  
  takaさんが私の気持ちに答えを出してくれてすっきりしました！
  本当にありがとうございます！！
  
  yumirin

• エヌエヌさん 2021/08/01 09:59:12

  うにラー

  yumirinさん
  
  おはようございます。
  採れたての雲丹はさぞ甘いんだろうなぁ(#^.^#)
  連日の雲丹でも〆はウニ丼！生粋のうにラーですね。
  自分もいつか礼文や利尻、積丹に行かねば
  
  所でyumirinさんは海外にも多く出られてます。
  昨夜台湾の日記を拝見しましたが、大変勉強になりました。
  
  エヌエヌ初の海外は台湾と決めています。
  また台湾の続きを拝見させていただきますね。(#^.^#)

  yumirinさん からの返信 2021/08/01 21:16:58

  Re: うにラー

  エヌエヌさん
  
  いつも「いいね」をありがとうございます！
  エヌエヌさんは、これから初海外の記念日を迎えられるのですね！
  ドキドキするんでしょうね～
  一度しか味わえないお楽しみ！羨ましくも感じます。
  
  初海外に台湾は、お勧めです！
  人も優しいし日本語でもなんとかなるし異国情緒も味わえるし・・。
  言い出したらキリがないほど・・。
  私もね、コロナ後の海外旅行第一弾は、台湾を候補にあげてます。
  台湾は、心の身体も癒してくれますから。
  
  これからもよろしくね(^^♪
  
  yumirin