ラベンダーの香りが風にとける初夏にワイン＆ドライブ旅 in 北海道★2021　01　1日目【名古屋⇒千歳⇒富良野】

2021/06/25 - 2021/06/27

年内で有効期限が迫るANAマイルがまだ残っていたので、消化するため選んだ行き先は、高校の修学旅行以来になる北海道。
夫も大学院の頃に家族旅行で訪れて以来だったから2人とも似たようなもので、北の大地を踏むのは本当に久しぶりでワクワクした。
本当は旭川空港から富良野へ向かうのがベストなのに、来月以降じゃないと旭川へ向かうANAのフライトが無いため、少し遠いけどドライブを兼ねて新千歳空港に降り立ち、レンタカーで富良野へ向かうことにした。

エリア 富良野(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ANAとJALの共同の“セントレアエアラウンジ”で時間を潰してから…

セントレアエアラインラウンジ 空港ラウンジ

8：30発の新千歳空港行きに搭乗する。
6月の平日だったせいか搭乗率は50％くらい。

中部国際空港セントレア 空港

窓の外は雲だらけで、長いこと真っ白な景色が続いていたけど、青森県上空だけ一時的に眼下を見下ろすことが出来た。

9：55に新千歳空港に到着。
今回予約しているJネットレンタカーは、新千歳空港から車で数分の場所に店舗を構えているので、送迎車待機場所まで移動することに。
ANA国内線出口を出て左に歩くこと約10分…空港内で手続きできると思っていた私は、いつまで歩かされるんだろうと不安になりながら夫について行った。

新千歳空港 空港

しばらく待つと、私たちと同じくJネットレンタカーを予約している人が数組おり、ゾロゾロ集まっていると迎えのマイクロバスも到着して、点呼を取られたあと送迎車に乗り込んで、送迎車で10分弱移動し“Jネットレンタカー新千歳空港店”に到着。

Jネットレンタカー新千歳空港店 乗り物

オンラインで手続きはほぼ完了しているから、免許証の確認やデポジット手続を済ませると、店舗に到着してから僅か5分ほどでレンタカーに案内された。
これから3日間、旅のお供になるのは昨年発売したばかりの新型モデルのYarisで、新千歳空港から富良野までは、寄り道しなくても2時間ほどかかる予定。

Jネットレンタカー新千歳空港店 乗り物

私が憶えている高校修学旅行の記憶と言ったら…
初めて航空中耳炎を発症し痛すぎて涙が出たこと（丸2日間耳が聞こえづらかった）・ラベンダー畑で紫色のアイスクリームを食べたこと・アイヌ村では6月なのに吹雪いて震え上がったこと・友人の部屋へ遊びに行ったところ寝落ちして狭い部屋で10人以上で雑魚寝してたこと。
色々あったな…という印象だけで、肝心の観光した記憶は正直覚えていなかった。

道の駅：自然体感しむかっぷに立ち寄ってランチを。
コロナ渦で休業中の店舗もあって営業している店が少ないため、色々選べる“おおさか屋”に決まった。

おおさか屋 グルメ・レストラン

昔ながらの食堂とラーメン屋が合体した雰囲気の店内には座敷席もあり、夫は最初ラーメンを食べるつもりだったけど、私が見つけた入手困難と注書きされている限定料理が気になったようで、2人とも同じものを注文した。

おおさか屋 グルメ・レストラン

【牛トロ丼】1000円
白いご飯にミンチ状の凍った牛肉とキャベツが乗っており、豆腐の味噌汁が付いてきた。

おおさか屋 グルメ・レストラン

「混ぜすぎってくらいシッカリ混ぜてから醤油をかけて、好みで山葵をどうぞ」と言われたので、一生懸命かき混ぜていくと、牛肉が溶け始めて赤味が鮮やかになる。
早速食べてみると、脂の旨味が溶けて混ざり合い、とっても美味しいけどこの味知ってる…台湾の魯肉飯をめちゃくちゃ上品にした味だ（なので美味）。

おおさか屋 グルメ・レストラン

道路沿いの赤白矢羽根標識（積雪地帯で道の端を教える）が続く、何もない道をひたすら走って…

14：00富良野に到着し、“日の出公園ラベンダー園”へ。
新千歳空港に到着した時は曇りがちの気温19℃で、半袖だと肌寒さを感じたけど、移動するにつれてだんだん気温も上がったようで、富良野はなんと26℃もあった。
小高い丘へと続く坂道を車で上がっていくと、北海道らしさを感じる広々した風景が広がる。

日の出公園ラベンダー園 公園・植物園

気持ちのいい風を受け止めながらラベンダー園を見渡すも…

日の出公園ラベンダー園 公園・植物園

どうやら遅咲きのオカムラサキという品種が中心で、6月下旬だと少し早かったらしく、全然咲いていない。
ラベンダーが咲いていないのは残念だけど、移動しようと思って車で坂道を降り始めると…

日の出公園ラベンダー園 公園・植物園

丘の中腹一面が、ラベンダーの鮮やかな紫色で染まっていた。

日の出公園ラベンダー園 公園・植物園

風に揺れるラベンダーに近づいて匂いを嗅ぐと、ラベンダーの香りがフワッと漂ってくる。

日の出公園ラベンダー園 公園・植物園

中腹で咲いているのはブルーキャットミントという種類の、5月下旬-7月上旬が見頃のラベンダー。

日の出公園ラベンダー園 公園・植物園

続いて訪れたのは、車で5分ほど離れた場所にある“ファーム冨田”。
ラベンダーを中心に80種類もの花々が楽しめるようになっており。園内には12の花畑があるそう。

ファーム富田 公園・植物園

駐車場側から敷地に入ると最初に目に飛び込んできたのは、花があまりに小さいため、自分から近いと緑色の茎が茎が目立つけど、遠く離れた場所は紫のベールが覆っているようにもみえる一面のラベンダー畑。

ファーム富田 公園・植物園

このラベンダーは濃紫早咲という名前だそうで、日の出公園ラベンダー園で見たブルーキャットミントよりも深みのある色が特徴だった。

ファーム富田 公園・植物園

花人の舎と呼ばれる建物では、冨田ファームオリジナルのラベンダーグッズ専門ショップも入っているので、土産物探しにピッタリだった。

ファーム富田 公園・植物園

その隣のドライフラワーの舎は、森に彷徨ったような雰囲気が素敵で…

ファーム富田 公園・植物園

日本で最大規模のドライフラワーアレンジメントの展示スペースには、色鮮やかな世界観が広がっており、アレンジメントの販売も行われていて、写真撮影は自由。

ファーム富田 公園・植物園

外に出ると、薄っすら汗ばむくらい暑い。
そしてサルビア：ファリナセアの成長はまだ先で、近くから見てると隙間が目立つので…

ファーム富田 公園・植物園

展望台に上がって高い場所から見下ろす。

ファーム富田 公園・植物園

緩やかなカーブを描くカラフルな花畑が楽しめるのは7月以降みたい。

ファーム富田 公園・植物園

温室を見つけたので入ってみると…

ファーム富田 公園・植物園

一面ラベンダーの淡い紫色で染まった花壇が出迎えてくれた。

ファーム富田 公園・植物園

ファーム冨田内を走るスタッフの移動用原付は、優しいラベンダーカラーをしている。

ファーム富田 公園・植物園

マリーゴールドの花畑。

ファーム富田 公園・植物園

アイスランドポピーの花畑を眺めていたら、先日観たばかりの映画：ミッドサマーを思い出した。

ファーム富田 公園・植物園

ラベンダーが揺れる非日常的な美しさに見とれてしまう。
この後は富良野にあるワイナリーに立ち寄ってから、今夜宿泊するHOTELに向かう予定。
続きは02へ。

ファーム富田 公園・植物園