2021MAY初めての南米ブラジル･乾季で水が少ないイグアスの滝とイタイプ水力発電所見学、カッパなんか要らない

2021/05/27 - 2021/05/28

ＮＹＣの滞在は10時間でしたが、上手くワクチンが打てたので本来の目的地ブラジルのサンパウロへ向かいました。

初めての南米なのでとても楽しみで写真も
沢山撮ったのですが、帰国前に写真の整理をしていてウッカリ、スマホで撮った写真1000枚以上を削除してしまいました。主にスマホをメインに使っていたので･････ブラジル旅行記は何となく締まりのない中途半端なものになってしまいました。

観光名所の少ないサンパウロで長旅の疲れを癒すためにダラダラと数日過ごし、イグアスの滝に行く事にしました。
ガイドブックやインターネットに広告を出しているサンパウロにある日本人相手の旅行会社に見積もりをお願いすると日本円で言うとうん十万円とビックリするほど高く、色々検討した結果、泊まっていたホテルの近くにあるショッピングセンター内にあるCVCと言う旅行会社にお願いしました。ホテルと送迎と観光をお願いしました（約15000円）。ポルトガル語と英語が少々で日本語は出来ないとの事でちょっと心配でしたが、現地ではとっても親切にして頂きました。サンパウロからイグアスまでの航空券は別途自分で手配して往復30000円位でした。
CVCと言う旅行会社はサンパウロの街のあちこちにあるブラジルの大手旅行会社でした。

エリア イグアスの滝周辺(ブラジル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: LATAM航空 パラグアイ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

サンパウロ発が朝の6時代とめっちゃ早かったのですがサンパウロの空港は人で一杯で、機内もほぼ満席でした。とてもコロナ禍とは思えない感じでした。
イグアスの滝の空港に到着すると綺麗なお姉さんが看板を持って待っていてくれました。”やったー”と思ったのですが彼女はず～っと空港でお客様を捕まえる係で、今日のガイドさんは右端のちょっと太めのおばさんでした。でも彼女親切でした。

フォス ド イグアス国際空港 (IGU) 空港

空港では私と親子の3人のみで、ベンツのワゴンが迎いに来ていたのですが、大きなお土産屋さんみたいな所へ連れていかれ、親子はそのままベンツでホテルへ、私はこの黄色いバスに乗り換えて、恐らく前日に到着していたと思われるお客様たち20人位と一緒になり、早速にイグアスの滝の観光となりました。
ここで気になったのはマッチョのお兄さん達が濡れても良い様な格好をしていたので、やばいと思いガイドさんに着替えをしたいと言うとガイドさんはその必要は無いと、カッパなんかも要らないと！事前の情報だとカッパを着ていても濡れるとか書いて有ったのですが！？

フォス ド イグアス国際空港 (IGU) 空港

ここで国立公園の入場料を各自で支払います。（外人のツアーはこう言う風に個人個人で購入するパターンが多いですね。ツアー料金に込みにしてくれればいいのに）

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

国立公園内で唯一のホテルらしいベルモンドホテルの近くでバスを降ります。このホテルは早朝や夜など勝手にホテルから滝まで歩いて行けると言う事でイグアスの滝の観光では最適のホテルらしいです。因みに1泊4万円弱より。

ベルモンド ホテル ダス カタラタス ホテル

バスを降りると目の前はもう滝でした。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

滝まで結構距離があるのですが、白糸の滝の様な感じで世界最大の滝と言われるイメージとはちょっと違います。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

ガイドさんがカッパ不要と言っていたの事だったのですね。ガイドブックをよく読むと書いて有る乾季の水の少ない時に来てしまった様です。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

滝沿いと言うか川沿いにはこんな感じの遊歩道沿いに歩いていくと所々にビューポイントがあります。常にアップダウンしている階段ですので車いすの方にはちょっと厳しいですがそれ程アップダウンはそれほど激しくは無いのでお年寄りでもゆっくり歩けば問題無さそうです。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

茶色い岩の部分は本来は水が流れている部分だと思います。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

先の方に水煙が上がっている辺りは悪魔の喉笛と呼ばれるあたりです。本当ならこの川沿い全体に水煙が上がっている筈なのですが。
因みに川のこちら側はブラジル側、向こう側はアルゼンチン側ですがコロナ禍の現在はアルゼンチン側にはいかれません。

悪魔の喉笛 滝・河川・湖

悪魔の喉笛は高さ80M、横幅が150Mだとか。

悪魔の喉笛 滝・河川・湖

悪魔の喉笛の展望桟橋です。本当ならこの桟橋を歩くとびしょ濡れになるそうですがこの時はカッパが無くても全く濡れませんでした。

悪魔の喉笛 滝・河川・湖

乾季で水が少ないとは言え流石にここは迫力満点でした。

悪魔の喉笛 滝・河川・湖

でも乾季の方が写真は撮りやすいですね。カメラが濡れる心配が無いですから。

悪魔の喉笛 滝・河川・湖

虹出ました！

悪魔の喉笛 滝・河川・湖

ナイヤガラの滝とビクトリアフォールズと共に世界三大瀑布の１つです。
ナイヤガラは行った事があるのでビクトリアフォールズにもいかなくては。

悪魔の喉笛 滝・河川・湖

日が昇ると虹はあちこちで見る事が出来ました。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

本当はヘリコプターや船でも来ることも出来るので挑戦しようかと思っていたのですがこの水の少なさを見てその気が無くなりました。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

アルゼンチン側にある公園内のホテルグランメディアイグアス。シェラトンイグアスフォールズと言った方が解かる人が多いのでは無いでしょうか。
そう以前シェラトンだったホテルがメリアホテルに変わりました。

Gran Melia Iguazu ホテル

途中に売店などもありお土産やドリンクなども購入できます。
そうそう写真の押し売りなどもありました。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

売店で温かいチョコレートドリンクを購入しました。甘いけど超濃厚で美味しい。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

チョコレートドリンクを飲みながら歩いているとハナグマ君が寄ってくるではありませんか。鼻が良いんですねハナグマと言うだけあって。チョコレートドリンクを飲みたいらしい。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

あげないよ！
と立ち止まっていると足をよじ登りだしました。必死ですね。
爪が大きく危ないので逃げました。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

滝の上流に行くエレベーターがあり上流に移動します。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

滝の上流の風景

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

白鷺でしょうか？

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

ハナグマ君の楽園の様で

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

もうあちこちにハナグマ君がいました。
ハナグマの君の写真を撮りまくるどこかのオジサン

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

売店とレストランがありました。
朝4時に起きて飛行に乗ったのですが機内食は無く、お腹も減ってきました。
レストランは雰囲気も眺望も良さそうだったのですが集合時間までそれほど時間も無いので売店に決定。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

レストランからの眺望（滝の上流です）水量が多い時ならこの辺りも水煙が凄いはずです。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

売店ではハンバーガーとかホットドックとか

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

オニオンリングを山盛り頂きます。眺望も良く風が気持ちいいのですが、食べていると例のハナグマがやっていて危険なのですが、スタッフの方が追っ払ってくれました。

イグアスの滝 (ブラジル) 国立公園

イグアスの滝観光は昼頃には終了しホテルへ送ってもらい本日は終了。朝早かったのでお疲れです。
ホテルは現地の旅行会社に手配して貰ったコンチネンタルインと言うホテルでイグアスの街の中心にあります。何でもこの旅行会社のお客様はこのホテル利用が多いので都合がいいとの事。
中規模のホテルで朝食付きでした。目の前に日系人が経営するお寿司屋さんがありました。

ホテルの庭にあるジャグジーはチビッ子に占拠されていました。
この時期の南半球にあるブラジルは空でサンパウロなどでも皆半袖で歩いている人など皆無でジャケットやジャンパーを着ていました。イグアスはサンパウロより更に寒くちょっと裸で泳ぐ気になる様な気候では無いのですがチビッ子は元気いっぱいでした。

ホテルのお部屋です。そんなに狭く無いです。

バスルームは異常に大きいのですがシャワーのみでバスタブは有りませんでした。

夕食は北海道とか言う日本食レストランへ。当然ブラジル人の板さんが頑張っていて天ぷらロールとか作っていました。
ちょっと割り切ればブラジルの日本食、意外とお手頃で良いざんす。

翌日はイタイプ水力発電所のツアーに参加します。
水力発電所の入口は結構厳重です。
ここも入場料は各自で購入します。

イタイプー ダム 滝・河川・湖

発電所の敷地は広大で入り口から少し行った所に最近日本で人気のカピバラの大群がいました。バスからの撮影なのでボケボケです。
発電所の敷地内は動物たちの楽園になっている様です。

イタイプー ダム 滝・河川・湖

イタイプ水力発電所はブラジルとパラグアイが共同で作った水力発電所です。
発電した電力はブラジルとパラグアイで折半して使っているそうですが当然面積も広く人口も多いブラジルはここの電力だけでは足らないのですが、パラグアイはここの電力だけで全て賄っても余るので余った電力はブラジルに売っているそうです。

イタイプー ダム 滝・河川・湖

同じツアーの参加者のブラジル美人と記念撮影です。
オジサンも一緒に撮ったはずなのですが半欠けになってしまいました。

イタイプー ダム 滝・河川・湖

ここのダムの凄いところは、中空重力式コンクリートダム、ロックフィルダム、アースダムなど3種類のダムで個性されている事です。
堤頂の合計は7.7キロ以上と凄く長くバスで延々とはしました。

イタイプー ダム 滝・河川・湖

ビューポイントが何か所かありツアーで行くとちゃんとビューポイントで止まってくれます。

イタイプー ダム 滝・河川・湖

中国の三峡ダムが出来るまではこのイタイプ水力発電所が世界一の発電量のダムだったそうですが現在は三峡ダムの次になり世界第2位との事です。

イタイプー ダム 滝・河川・湖

余りにも広大なため一か所で全てを見る事は出来ません。敷地内をバスで延々と走ります。

イタイプー ダム 滝・河川・湖

電力マンの像？

イタイプー ダム 滝・河川・湖