24年ぶりの西安③（〇〇年ぶり旅シリーズ）九寨溝・黄龍・西安 5日目

2021/06/12 - 2021/06/17

待ちに待った九寨溝・黄龍！！（本編は西安編）
何度となく旅行先の候補にあがってはいたものの、なかなかチャンスなく訪れていません。
さあ行くぞ！と思うと四川地震での閉鎖、コロナ禍での外国人お断り。それがやっと5月に解除された。
この時期に個人での訪問には各種リスクも伴うことが予想されることと、最近のツアー慣れ？も相まって、上海発日本人向けツアーに参加することに。
上海から九寨溝への直行便は無く、上海の隣り町的な無錫から飛ぶプラン。帰りの経由地を確認すると西安とのこと。これはいつものパターンで西安で延泊すれば、より充実した旅になるかと思い申し込み決定！

九寨溝・黄龍は初めての地。西安は24年ぶりの再訪。
初めての地はワクワク、再訪の地は昔の思い出との違いでドキドキ。
結果、勿論素晴らしい旅となりました。

HIS上海支店主催
「1度は訪れたい!!憧れの世界遺産!!!九寨溝＆黄龍3日間」＋西安4日間（西安は個人追加）
ツアー参加者24名：男女ペア×4組、男性2～3名×数組、男性1人参加数名

ツアー代金：＠7,990元　3フライト＋ホテル2泊＋食事＋現地ガイド及び移動費用
選択ホテルランク：スーペリア（3ランク中最下段）
グランドパーク西安（個人手配）：1,398元　2人朝食付き3泊

　6/12（土）上海⇒無錫⇒九寨溝
　6/13（日）九寨溝⇒黄龍
　6/14（祝）黄龍⇒西安　※端午節休暇
　6/15（火）西安（兵馬俑）
★6/16（水）西安（陜西省博物館・大雁塔）
　6/17（木）西安（小雁塔・城壁）⇒上海
本編は上記スケジュール★印5日目の西安です。

※上海在住者です

エリア 西安(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【5日目　6/16(水)】

8:40　我が家としては珍しく遅い朝食です。
今朝もいつもの様にいっぱいいただきます。

シーアン ダージン キャッスル ホテル ホテル

麺コーナーも昨日オムレツを作ってくれた女性が担当してくれました。
焼き餃子も出来たてです。

10:30　雨の中、ホテルを出発。
ホテル近くのバス停から701路バスに乗車。携帯のバスアプリではどうしても反応せず、仕方なく現金を投入。
地下鉄は利用できるのにバスは出来ないのは何故？

陜西歴史博物館

陜西歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

バス乗車15分くらいで陜西歴史博物館に到着。
事前に予約していたものの、どこでどうするのかが良く分かりません。あっちこっちで聞いて、正面右側のチケット売り場的な所で入場券を交換。無料です。

コロナ対策の健康コードやセキュリティーチェックを受け入場。

11:00　入口ホールでイヤホンガイドを借りて見学スタート。
30元（日本語なし）

見学ルートの最初の方は、小ツアーの方々で大混雑。先に進むにつれ徐々に解消するも、人気の博物館だけあって全体的に渋滞気味。

年代順に西安近郊で発掘されたものが展示されています。

土器の次は鉄器類。変わった装飾のものも多くあります。

年代が進むと装飾も細かくなり、大きめの器の内側には小さな文字がびっしり刻まれています。

奇抜な形をした金属製の用具なども。

黄金に輝くものや彩色された人形なども。

兵馬俑も数体展示されています。

実際の坑で見る壮観さとは違って、ライトアップされた幻想的なものです。

こちらの博物館も、多くの方々がガラスケースに手をついての観賞なので、ガラス面の汚れがかなり気になります。自身も含めマナーには気を付けたいです。

最後に第5ギャラリーがありますが、こちらは特別展で有料エリア。
入場せず退館します。13:50　
3時間弱見学していました。

近くで軽食処を探すも、この周辺はレストランは多くないようです。
限られた選択肢の中で麺のお店に入ります。時間帯のせいなのか、味や評判のせいなのか、先客は全くありません。

冷えたビールが美味い！
各テーブルには生のニンニクがカゴに沢山入っています。薬味にしては潰すものが無いので、そのまま丸かじりするんでしょうか。

羊肉の串焼きと臊子麺、肉挟〇（ロウジャーモー）
※〇・・・食へんに莫
肉挟莫はこのお店には無く、隣のお店から配達してもらいました。ビール1本含め合計50元。
全体的に味は今ひとつ・・・
徒歩で大雁塔へ向かいます。

14:40　大雁塔北広場
広場の先の方に大雁塔の上部だけ見えてきました。

塔の南側に回り込み大雁塔南広場に来ました。
何と！塔は改修工事中で、上部の一部を残し全体に足場がかかっています。

大慈恩寺　＠40元

大慈恩寺 寺院・教会

大雁塔

大雁塔 建造物

改修工事の影響で塔に登ることが出来ません。高い所が好きなので残念。

足場に覆われた大雁塔

大慈恩寺の中にある大雁塔なのですが、塔の名の方が有名です。尚且つこの寺の本堂等は、総てが真新しいので、歴史を感じることはありません。

どこも金ピカ過ぎて、ありがたみを感じません。

以前訪れた時は息子達がまだ幼稚園児で、いつも走り回っていてゆっくり見物は出来ませんでした。
この塔の前の境内も含めて、塔以外は20数年前の記憶とはかなり違っています。
記憶が薄れているのか、大掛かりな改修工事が行われたのか？恐らく両方だと思われます。

南広場の前は商業施設エリアの大唐不夜城。
夜景で有名らしい所ですが、暗くなるにはまだ早く、雨も降っているので遠くからの観察のみ。
こちらにも漢服の女性がチラホラ。
16:15地下鉄駅へ向かいます。

16:30　地下鉄3号線大雁塔駅から乗車し2号線に乗り換えてホテルへ帰ります。
地下鉄駅でのセキュリティーチェックは厳しく、Ｘ線検査機でカバンの中のペットボトルなどが指摘され、総て液体検査機みたいのにかけられます。
形だけの検査の上海とは大違いです。

グランドパーク西安

1993年開業の旧ANAグランドキャッスル西安が前身の五つ星ホテル。

シーアン ダージン キャッスル ホテル ホテル

ロビーのラウンジ。
吹き抜けトップに明り取りの窓がある関係で、昼間はとても明るい開放感いっぱいです。

上層階から見下ろすと、中央部だけラウンジで使用する贅沢（無駄な未使用区域多い）な作り。

シースルーエレベータ側もゆったりしたスペース。

1階のレストランでケーキをテークアウト。25元

部屋に戻りコーヒーを淹れケーキタイム。

暫し部屋で休憩。
窓からの景色は雑多な街並みですが、向かいビルの外壁ガラスには、永寧門が映っています。

莉小館（四川料理）

西安料理で食べたいものが思いつかず、四川省の九寨溝・黄龍で食べていなかった四川料理のお店にしました。

最初はホテル隣の商業施設の地下で店探し。フードコート的な所しかなく、同じ建物の5階だったか6階あたりのレストラン街を物色し、このお店に入店しました。

ミニきゅうりの冷菜、鶏肉のカシューナッツ炒め、回鍋肉的な炒め物。

お腹もいっぱいなのですが、折角の四川料理なので締めは担々麺。
本場の担々麺は汁なしが定番です。最高に美味しく大満足。合計136元

商業施設1階のLEGOのお店には、等身大の兵馬俑の兵の像が立ちます。

ホテル1階の土産物店で閉店セールをやっています。店主の説明によると、コロナの影響で宿泊客が激減し、経営成り立たなく故郷へ帰るそうです。
工芸品類が各種セットでまとめて2000元。1000元くらいまで値引きするから買ってくれ！と、嘆願されるもそんなに多くは不要。花のデザインの額縁に収まった刺繍を1個購入。200元　安いのか高いのか？
部屋に戻り5日目終了