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白糸の滝に続いて音止の滝まで歩いていこうとしたのですが,ここはいい展望台がないようです。人が崖から落ちないように危険防止の塀で囲まれていて,興ざめでした。

音止の滝は,通行止めの滝?展望台がない?塀に囲まれている?

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2021/06/20 - 2021/06/20

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nomonomo

nomonomoさん

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白糸の滝に続いて音止の滝まで歩いていこうとしたのですが,ここはいい展望台がないようです。人が崖から落ちないように危険防止の塀で囲まれていて,興ざめでした。

旅行の満足度
2.0
観光
2.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 音止の滝は,

    音止の滝は,

  • 背伸びして,

    背伸びして,

  • 木々の間からのぞくだけ。

    木々の間からのぞくだけ。

    音止の滝 自然・景勝地

    滝の落差は25mで,白糸の滝の20mより,大きい。でも,鑑賞しにくい。 by nomonomoさん
  • 望遠でしか,

    望遠でしか,

  • 迫力のある写真が撮れない。

    迫力のある写真が撮れない。

  • 川岸が塀で囲まれている。

    川岸が塀で囲まれている。

  • 危険防止が,

    危険防止が,

  • 観光政策より優先している。

    観光政策より優先している。

  • なぜ,

    なぜ,

  • 展望塔を作らないのでしょうか。

    展望塔を作らないのでしょうか。

  • すこしの高さ。

    すこしの高さ。

  • ナイヤガラもいろいろと策を施しています。

    ナイヤガラもいろいろと策を施しています。

  • それだけの資金力がないのでしょうか。

    それだけの資金力がないのでしょうか。

  • 石碑は立派なのですが。

    石碑は立派なのですが。

    平石屋 グルメ・レストラン

  • 広場の整備にはお金がかからないのかな。

    広場の整備にはお金がかからないのかな。

    シライト ジェネラル ストア グルメ・レストラン

  • ここにも石碑。

    ここにも石碑。

  • 説明板。

    説明板。

  • 白糸ノ滝<br />富士山の湧水からなる滝で,富士講関連の<br />文書によれば,富士講の開祖である長谷川<br />角行(はせがわかくぎょう)が水行を行った<br />場所であるとされ,富士講の信者を中心に<br />人々の巡礼・修行の場となりました。富士山の<br />雪解け水が湧き出し,数百条もの白糸が<br />垂れ下がったように見える優秀な風致景観と<br />特徴のある地質構造であることから名勝<br />及び天然記念物に指定されています。<br />

    白糸ノ滝
    富士山の湧水からなる滝で,富士講関連の
    文書によれば,富士講の開祖である長谷川
    角行(はせがわかくぎょう)が水行を行った
    場所であるとされ,富士講の信者を中心に
    人々の巡礼・修行の場となりました。富士山の
    雪解け水が湧き出し,数百条もの白糸が
    垂れ下がったように見える優秀な風致景観と
    特徴のある地質構造であることから名勝
    及び天然記念物に指定されています。

  • 白糸ノ滝<br />白糸ノ滝は,高さ約20メートル,長さ約150メートルに<br />渡り馬蹄形に広がる崖面に各所から湧き出した水が,数多<br />の白い糸を垂らしたように流れ落ちています。全国的にも<br />珍しい湧水からなる滝であり,見事な景観を持つことから,<br />昭和11年(1936)に国の名勝及び天然記念物に指定され<br />ました。<br />周辺の地質は,上部に水を透し易い地層(白糸溶岩流)が<br />あり,下部に水を透し難い地層(古富士泥流)があります。<br />富士山麓に降った雪解け水などは,上部の地層の内部や層<br />の境目を流れ下っていると考えられており,崖面では上部<br />の地層や層の境目から水が湧き出している様子が観察でき<br />ます。

    白糸ノ滝
    白糸ノ滝は,高さ約20メートル,長さ約150メートルに
    渡り馬蹄形に広がる崖面に各所から湧き出した水が,数多
    の白い糸を垂らしたように流れ落ちています。全国的にも
    珍しい湧水からなる滝であり,見事な景観を持つことから,
    昭和11年(1936)に国の名勝及び天然記念物に指定され
    ました。
    周辺の地質は,上部に水を透し易い地層(白糸溶岩流)が
    あり,下部に水を透し難い地層(古富士泥流)があります。
    富士山麓に降った雪解け水などは,上部の地層の内部や層
    の境目を流れ下っていると考えられており,崖面では上部
    の地層や層の境目から水が湧き出している様子が観察でき
    ます。

  • 「白糸ノ滝」は,国指定(昭和11年(1936)指定)の<br />名勝及び天然記念物として,<br />「白糸の滝」と「音止の滝」を含む周辺地た指定されている。<br />そこで,滝そのものを示す場合は,「白糸の滝」と表記し,<br />指定文化財として指定地全体を示す場合は「白糸ノ滝」<br />と表記し,区別している。<br /><br />白糸の滝は,富士山の湧水が幅約150メートル<br />にわたって噴出しており,源頼朝<br />が富士の巻狩のおり「この上にいかなる姫<br />やおはすらん おだまき流す 白糸の滝」<br />という和歌を詠んだと伝承される<br />(頼朝に仮託しての作か)など,<br />古くからその見事な眺めが人々に愛されてきた。<br />音止の滝にも,富士の巻狩中に関連する曽我兄弟の<br />仇討ちにまつわる伝説が伝えられている。<br />また,戦国時代末から江戸時代初期,富士講の開祖<br />とされる長谷川角行が修行を行った地とされ,<br />富士講をちゅうしんとした人々の<br />巡礼・修行の場となった。<br />

    「白糸ノ滝」は,国指定(昭和11年(1936)指定)の
    名勝及び天然記念物として,
    「白糸の滝」と「音止の滝」を含む周辺地た指定されている。
    そこで,滝そのものを示す場合は,「白糸の滝」と表記し,
    指定文化財として指定地全体を示す場合は「白糸ノ滝」
    と表記し,区別している。

    白糸の滝は,富士山の湧水が幅約150メートル
    にわたって噴出しており,源頼朝
    が富士の巻狩のおり「この上にいかなる姫
    やおはすらん おだまき流す 白糸の滝」
    という和歌を詠んだと伝承される
    (頼朝に仮託しての作か)など,
    古くからその見事な眺めが人々に愛されてきた。
    音止の滝にも,富士の巻狩中に関連する曽我兄弟の
    仇討ちにまつわる伝説が伝えられている。
    また,戦国時代末から江戸時代初期,富士講の開祖
    とされる長谷川角行が修行を行った地とされ,
    富士講をちゅうしんとした人々の
    巡礼・修行の場となった。

  • やっと,「白糸の滝」と「白糸ノ滝」の違いが分かった。まあ,しらけるけど。<br /><br />音止の滝の伝説<br />今から800年も昔,源頼朝が富士山の麓で巻狩を行った。<br />その最中に曽我兄弟によって工藤祐経が殺されるという大事件「曽我兄弟の仇討」が起こった。<br />仇討の前,曽我兄弟が滝の近くで討ち入りの相談をしていると,<br />ゴーゴーと滝の音が響き,声がさえぎられてしまった。<br />兄弟が「心無しの滝だなあ」とため息をつくと,<br />不思議にも激しい滝の音た<br />ぴたりとやみ無事相談が出来た。<br />この伝承から「音止の滝」と呼ばれるようになった。

    やっと,「白糸の滝」と「白糸ノ滝」の違いが分かった。まあ,しらけるけど。

    音止の滝の伝説
    今から800年も昔,源頼朝が富士山の麓で巻狩を行った。
    その最中に曽我兄弟によって工藤祐経が殺されるという大事件「曽我兄弟の仇討」が起こった。
    仇討の前,曽我兄弟が滝の近くで討ち入りの相談をしていると,
    ゴーゴーと滝の音が響き,声がさえぎられてしまった。
    兄弟が「心無しの滝だなあ」とため息をつくと,
    不思議にも激しい滝の音た
    ぴたりとやみ無事相談が出来た。
    この伝承から「音止の滝」と呼ばれるようになった。

  • 修業の場としての白糸の滝<br />白糸の滝は,江戸富士講の修業の場として知られ,<br />上井出上宿の交差点や西富士中学校の東には<br />江戸富士講関係者の建立になる「白糸の滝」の<br />標石が建てられている。<br />富士講というと,富士山登拝を目的に組織された講で<br />各地に存在したが,ここでは長谷川角行を祖と仰ぐ<br />江戸を中心として関東一円に広まった富士講(江戸富士講<br />と仮称)についていう。<br /><br />江戸富士講の白糸の滝修業<br />角行の人穴修業や白糸の滝での水行について記されている<br />角行の伝記は,伝説的な内容があり,角行の白糸の滝<br />での水行については,他に資料がないので確認はできて<br />いない。しかし,そのことは,角行を祖と仰ぐ江戸富士講<br />の人々にとっては信仰上の事実で,彼らにとって白糸の滝は<br />特別な修業の場であった。江戸時代後期には,江戸の<br />富士講先達が白糸の滝で修業した記録を残している。<br /><br />白糸の滝での水垢離<br />江戸時代末,白糸の滝に修業に訪れた江戸富士講先達の垢離の記録に見ると,<br />角行二百回忌に当たる弘化二年(1845)には,白糸の滝に何人もの<br />行者が垢離取りにやってきていたことや,垢離の時に御来光を<br />拝んでいたことが分かる。<br />滝壺での垢離の最中御来光を拝むというのは,どういう情景であったのだろうか。<br />嘉永七年(1854)の垢離のところでは,<br />「五ツ半時の頃より,御来光様誠ニありがたく拝み」とか,<br />「三度宛七度垢離をとり,其度御来光拝み」とある。<br />五つ半と言えば現在の午前9時に当り,その時間帯に御来光で,<br />しかも垢離の度に御来光を拝んでいるので,ここで言う御来光とは<br />日の出を意味するものではない。<br />「栄行真山自伝」の御来光の図を見ると,滝壺内の人物を<br />光彩であろう○は△で囲んでいる。白糸の滝での御来光とは,<br />垢離中の行者が滝のしぶきの中で虹に包まれることだと考えられる。<br />白糸の滝は,行者が滝しぶきの中で不思議な世界に導かれる<br />特別な行場であったといえる。

    修業の場としての白糸の滝
    白糸の滝は,江戸富士講の修業の場として知られ,
    上井出上宿の交差点や西富士中学校の東には
    江戸富士講関係者の建立になる「白糸の滝」の
    標石が建てられている。
    富士講というと,富士山登拝を目的に組織された講で
    各地に存在したが,ここでは長谷川角行を祖と仰ぐ
    江戸を中心として関東一円に広まった富士講(江戸富士講
    と仮称)についていう。

    江戸富士講の白糸の滝修業
    角行の人穴修業や白糸の滝での水行について記されている
    角行の伝記は,伝説的な内容があり,角行の白糸の滝
    での水行については,他に資料がないので確認はできて
    いない。しかし,そのことは,角行を祖と仰ぐ江戸富士講
    の人々にとっては信仰上の事実で,彼らにとって白糸の滝は
    特別な修業の場であった。江戸時代後期には,江戸の
    富士講先達が白糸の滝で修業した記録を残している。

    白糸の滝での水垢離
    江戸時代末,白糸の滝に修業に訪れた江戸富士講先達の垢離の記録に見ると,
    角行二百回忌に当たる弘化二年(1845)には,白糸の滝に何人もの
    行者が垢離取りにやってきていたことや,垢離の時に御来光を
    拝んでいたことが分かる。
    滝壺での垢離の最中御来光を拝むというのは,どういう情景であったのだろうか。
    嘉永七年(1854)の垢離のところでは,
    「五ツ半時の頃より,御来光様誠ニありがたく拝み」とか,
    「三度宛七度垢離をとり,其度御来光拝み」とある。
    五つ半と言えば現在の午前9時に当り,その時間帯に御来光で,
    しかも垢離の度に御来光を拝んでいるので,ここで言う御来光とは
    日の出を意味するものではない。
    「栄行真山自伝」の御来光の図を見ると,滝壺内の人物を
    光彩であろう○は△で囲んでいる。白糸の滝での御来光とは,
    垢離中の行者が滝のしぶきの中で虹に包まれることだと考えられる。
    白糸の滝は,行者が滝しぶきの中で不思議な世界に導かれる
    特別な行場であったといえる。

  • 江戸富士講の開祖<br />長谷川角行(1541-1646)<br />長谷川角行(はせがわかくぎょう)は,戦国時代末から江戸時代<br />初期にかけて人穴で修行し,新しい富士山信仰を興した人である。<br />その角行が,人穴修行に先立って白糸の滝で十七日間の<br />水行を行い,人穴修行中にも,日に三度,夜に三度,白糸の滝で<br />水行を行い,さらには,一昼夜に三十三度白糸の水を呑んで内心<br />を清め,千日間の修行をしたと,角行伝記と言われる<br />「角行藤仏御大行並御出生之事」(御法家赤池家蔵)と<br />「行身の巻」(御法家赤池家蔵)に記されている。

    江戸富士講の開祖
    長谷川角行(1541-1646)
    長谷川角行(はせがわかくぎょう)は,戦国時代末から江戸時代
    初期にかけて人穴で修行し,新しい富士山信仰を興した人である。
    その角行が,人穴修行に先立って白糸の滝で十七日間の
    水行を行い,人穴修行中にも,日に三度,夜に三度,白糸の滝で
    水行を行い,さらには,一昼夜に三十三度白糸の水を呑んで内心
    を清め,千日間の修行をしたと,角行伝記と言われる
    「角行藤仏御大行並御出生之事」(御法家赤池家蔵)と
    「行身の巻」(御法家赤池家蔵)に記されている。

  • 観光施設というより,宗教施設。

    観光施設というより,宗教施設。

  • 駐車場に戻って来ました。こっちは,500円。

    駐車場に戻って来ました。こっちは,500円。

  • でも,

    でも,

  • こっちに入れました。

    こっちに入れました。

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