道北の旅3 タロ&ジロ編

2020/07/23 - 2020/07/25

第一次南極観測隊のタロ&ジロの足跡を求めて、道北・稚内へ。
歌登からオホーツク沿線より稚内を目指します。
2日目、タロ&ジロの展示が豊富な稚内青少年科学館へ。

エリア 稚内(北海道)

さぁ　やってきました。
稚内青少年科学館。

わっかりうむという愛称で、敷地内には科学館と水族館があります。

稚内市青少年科学館 美術館・博物館

科学館には南極越冬隊の展示が豊富にあり、第一次隊に参加した樺太犬(カラフトいぬ)の資料がたくさんあります。

南極へ旅立つ前に樺太犬達は稚内へ集められ犬そりの訓練を行いました。
その縁なのだと思います。

入り口には南極で使われていた雪上車が。

科学展示などもありましたが、今回は南極越冬隊に関する展示のみ紹介します。

これは第34次隊の個室

犬ぞりです。
時にはこの後ろに何百キロの荷物を積み、犬達が引いていました。

幼い頃に見た、高倉健さん主演の映画.南極物語。

それから置き去りにされた犬達のことはずーっと胸に残りつづけました。

その後、木村拓哉さん主演のドラマ南極大陸ではより犬達の感情が表現されていた気がします。

幼い頃のタロ、ジロ、サブロ。
実はタロジロには弟・サブロがいました。

サブロは南極へ行く前の稚内での訓練中に病死しています。

第一次隊で犬係だった北村さんのコメント映像を見ることができます。

南極へ向かう船
甲板でくつろぐ樺太犬たち

越冬隊に参加した犬達

一頭一頭の写真もあり、全て撮影させていただきまさした。
ここには、一覧をアップします。

それぞれ出身地と年齢が記載されています

全頭記憶している私には本物の姿を見ると涙が出てしまいます。

生存が確認された、再会後のタロとジロ

右がタロ、左がジロ

帰国後のタロは北大植物園で余生を送りました。

別館には、南極越冬隊の居住棟が展示されています。

タロジロが参加した第一次越冬隊の建物

こちらが個室

狭いですね....

タロが亡くなった時の当時の新聞記事

タロジロはそのまま南極で越冬隊とともに過ごし、
ジロは第4次越冬中に南極で亡くなりました。

遺体は保管され、上野の国立科学博物館に剥製がありますね。

これは後日、北大植物園内の博物館へ行った時のもの。

タロの剥製

14歳まで生きたタロ
若々しく生きているかのような、姿でした。

水族館へ移動します。

ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館

アザラシプール

アザラシさん
かわいいお顔

小さな水族館

南極で命を落とした樺太犬たちのことで、頭がいっぱいであまり記憶がありません。

ごめんなさい....

すぐ近くにはノシャップ岬があります

ノシャップ岬 自然・景勝地

ちょうど日が沈む頃

夏でも肌寒いくらいでした。

稚内駅へ移動

稚内駅 駅

線路の最北端

日本の線路の終点です。

駅に併設された道の駅でソフトクリーム
やっとやっと食べたソフトクリーム

道の駅 わっかない 道の駅

この日の宿
温泉大浴場もあり、良かったです。

ホテル　奥田屋 宿・ホテル

部屋も広かった

職場の方から稚内出張では必ずこちらへ来るときいていた、
居酒屋でんすけさんへ

でんすけ グルメ・レストラン

しめさば

おいしい！

タコの唐揚げ

メニューに名物と書いてあった、餃子

マグロのカマ

美味しい稚内の夜でした。